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👑フリードリヒ３世の吸血NACHTBUCH(夜記)♦🌃

No.40　13/08/27 21:20
F.vﾊﾌﾟｽﾌﾞﾙｸ=ﾎｰｴﾝﾂｫﾚﾙﾝ ( ♂ zNfWxe ) あ+あ-

この<永遠の生命力>自体は、我々に備わった動かし難いモノであるが、それを元に超人的な活動を可能にするのは、｢血｣特に｢人間の血液｣である❗

我々は、血液と共に、その人間の生命力を奪い取り、それによって、高度な活動に耐える肉体と精神を維持する♦

無論、人間でなくとも、他の動物の特に人間に近い哺乳類の血液でも、構わないのだが、矢張り十分な活動能力を得るには、人間の血が一番♦

我々は、普通それを、人間の首筋の動脈を噛む事によって、直接、我々の体内に注ぎ込む。

だが勿論、首筋でなく、胴でも手でも足でも、構わない。首筋が一番、効率が良いだけの事♦

なお、我々が少しでも牙を突き立て、血を吸った者は、そのままに放置しておくと、後に述べる<卑しき者>と名付ける、下等な不死者に変化してしまう為、我々はそれを避けるために、少しでも血を吸った相手の首を胴体から切り離す｢処置｣を行わねば成らない❗

これによって、相手は完全に、人間として死に、最早<卑しき者>として蘇り、さまよい、他の人間をむやみに襲って脅威と混乱を世界にもたらす事が、避けられるのだ♦

故に、我々は一度、誰かの血を吸う場合、大量に吸ってその者を死に至らしめてから、その後、死骸の首を跳ねる事が、作法に叶うとされる❗

どの道、首を跳ねねば成らないなら、せめて最後まで吸い尽くすのが、効率的であるし🌀、死ぬ定めの獲物に取ってもそうする事で、敬意を払った事に成るわけだから…😱