テンション高め？

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名無し
2018/05/27 14:00(更新日時)

ふと考えたのですが・・・今の社会(文明？)って何となく『テンション高め』って感じの人達が基礎を築いたのかなぁ？って。

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No.2651817　2018/05/27 13:17(スレ作成日時)

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No.1 2018/05/27 13:34
匿名1

俺もそう思うよ！

No.2 2018/05/27 14:00
名無し2 ( ♀ )

「ニホンザルの芋洗い文化」ってご存知ですか？
幸島に生息するニホンザルの群れの中で、あるサルが始めた「泥で汚れた芋を海水で洗って食べる」という行動が、見よう見真似で群れの中に広がり、浸透していった現象です。
1950年代のことなので、この初期のサルたちはもう世代交代をしていますが、親から子へ、またその子世代へこの文化は見事に伝承されて今に至るそうです。
これが世界的にも「サルは文化を生み出し伝承していく能力がある（遺伝子にインプットされていない生態行動を必要に応じて生み出し後世に遺していく）」こができることの証明であり、人間社会でも新たな文化が発祥するメカニズムのヒントにもなっています。

この行動を初めにやったのは、実は群れの中でもおとなしくて目立たなくて、年取った親にいつも寄り添っていてパートナーを得ることも子供を産むこともかなわなかった若いメスのサルだそうです。
群れの中でも力が弱く、たぶん、ろくなエサも拾えなかった。泥だらけの潰れたような芋でも、大事に食料にせざるを得なかったような立場。
おそらく、いつもきれいなエサを得ていた群れの重鎮は、洗わなきゃ食べれないような餌に見向くこともなく、この行動を始めるきっかけすら無かったはずです。
つまり。
新しい物って意外に、ひっそりとしたところから、生活に必要な部分から生まれてくるのではないか、ということ。
それに乗じて一気に広げていくのは主さんの言うように「テンションの高い人」かもしれないけど。

ちなみにこの芋洗い文化も、やはり初めに真似したのは子ザルたちで、そこから、ちょうど人間の年齢で言えば10代後半くらいに当たる若い世代が一気に広めていったそうです。さらに言えば、人間の年齢で40代以上位の雄サルたちは、決してやらなかったとか。
この辺りも人間社会の縮図を見ているようで思わず唸ってしまいませんか？

これを話してくれた高校時代の先生は、「新しいものを生み出す」ことに関しては、男性より女性の方が勝っている、と仮定していましたよ。