ちょっと良いなと思った出来事

レス6 HIT数 984 あ+ あ-

名無し（ ♀ ）
2018/02/15 08:14(更新日時)

長文のつぶやき、しかも大した話じゃないので、おヒマな方だけお付き合いくださいな。

関東に大雪が降った先月のこと。
埼玉に住む我が家の娘は、私立高校の併願推薦の試験日でした。

ところが前日に熱を出した娘。
幸いインフルエンザではなく、夜には解熱、翌朝も体調は悪くなかったので、中学校の先生と相談して、予定通り入試に行くことにしたのですが。
私は普段通り仕事の予定でした。
病み上がりの娘を、雪予報の出てる日に、片道1.5時間かかる高校まで1人で行かせるのもなぁ…。
ただ、前の週から雪の予報が出ていたので、上司には天候次第で遅刻や休みになるかも、とは伝えてありました。
結局仕事も少ない時期だったので、上司から休んで良いよと言ってもらい、娘を送迎することにしました。

朝はまだ雨も雪もなく、高速道路を使って40分足らずで高校まで到着。
高校で娘を送り出し、私は一度帰宅、会社に顔を出してから、また迎えに出たのがお昼前。
その頃から雪が降る本格的に降り始めました。
私は怖がりで、通勤で車を使うので、毎年冬タイヤに交換してます。なので、多少積もったところで、運転には支障はないのです。
高校の近くに着いたのは13時前。
ファミレスに入って優雅にお一人様ランチをしていると、娘から試験と面接が終わったとLINE。
娘にファミレスまで来てもらいました。

前日は発熱で、入試に行けるかどうか不安で泣いていた娘も、体調も良くなり、入試が済んだ安心感からご機嫌で、ファミレスでデザートなど食べました。

さて帰ろうか、とファミレスを出たのが14時30分頃。
おお、雪が盛大に降ってるね、なんて娘と言いながら車に乗りました。

自宅から高校までは20kmくらい。
途中高速道路を使って30分、下道でも40〜50分ってとこですね。
迷ったのですが、下道で帰ることにしました。
急いで帰る必要はないし、スタッドレスを履いてるとはいえ、高速道路の下を走れば、雪もないから安心かな、と。

ミスチョイスでした（笑）
高速道路の下は既に大渋滞。
想像以上に動かない車の列。
1時間経っても大して進んでない。

他の道に抜けるか。
と、高速道路から離れたのですが、甘かったです（笑）
やっぱりどこも大渋滞。
少し進んで結局高速道路の下に戻ることにしました。

ナビを頼りに、側道から高速の下道本線に入るルートに入りました。

側道から本線への合流地点まで行くと、私の前を走っていた軽自動車が停止して、男性が降りてきました。
男性は合流地点に停まっていたトラックに近寄ります。

よく自販機の補充にきているような、飲料メーカーのトラックが、合流地点で立ち往生していました。
緩い坂になっているので、雪でスタックしてしまったようです。
軽自動車の男性は、トラックを助けに行ったようです。

もう急いで帰る必要はないし、私も側道に車を停めて、手伝うことにしました。
娘は「私も行く？」と言いましたが、病み上がりなので車で待たせました。

長いのでレスに続きます↓↓↓↓↓

タグ

フカイイ笑

No.2600664　2018/02/11 09:07(スレ作成日時)

ウォッチリストに追加

No.1 2018/02/11 09:36
名無し0 ( ♀ )

続きです。

で、立ち往生のトラックに近づくと、運転手らしき若いおにーちゃんと、軽自動車の男性(私より少し若いくらいかな？)

おにーちゃんが言うには、雪にはまってタイヤが空転するだけとのこと。
私「タイヤに何かか咬まして押しましょう」
おにーちゃん「え？」
私「駆動輪は前でしょ？何か咬ませば動かせるから」
おにーちゃんも軽自動車の男性もピンとこない様子なのは何故？
私が車から取ってきたボロタオルを前輪に咬ませたら、やっと理解してくれた様子。
おにーちゃん「ダンボールならあります！」
なるほど、自販機の補充してるなら、ジュースの入ってたダンボールがあるわけです。
車を押し出す前に、大渋滞中の本線の車に手を振って、トラックが前に出るスペースを確保。
安全確認をしてから、おにーちゃんにエンジンをかけさせ、男性と一緒にトラックを押しました。

おー
脱出成功！

トラックはそのまま本線に合流。
前が空いてたので停まるわけにも行かず、開けた窓から
「ありがとうございましたあぁぁ…」
と聞こえて、トラックは走って行きました。

トラックを押した男性の第一声が
「あー！良かった！」
でした。
満面の笑みでした。

「ホント、良かったですね」
私も嬉しくなりました。

「お疲れ様でした」と頭を下げ合って別れました。

「おかーさん、大丈夫？」
車に戻ると娘がさして心配していた風でもなく（笑）ねぎらってくれました。
「トラック動いたよ。さー帰ろ」

きっとあの大雪の日、関東のあちこちで似たような場面があったんでしょうね。
世知辛い世の中ですが、雪の中、見ず知らずの他人を助けに行って、あんなに嬉しそうな笑顔を見せてくれる人がいることに、私も嬉しくなりました。
娘の入試が無事済んだし、良い人とすれ違ったし、良い日だったなと。

ただ、そこから家までまた大渋滞（笑）
普段混んでも1時間かからない道のりを、トータル3時間かかって帰り着きました。

※皆さんもちょっと良い話があったら、聞かせて欲しいです。
今日はヒマなので（笑）