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†☆天紙★†《天国からの手紙》

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高校生
06/11/19 03:39(更新日時)

主人公『勇気』には、恋人がいた。恋人の名前は『遥』。

ある晴れた夏の日、遥は交通事故あい、命をおとしてしまったのだ…

遥が死んで一年後、真夏の晴れた日に、勇気宛てに一通の手紙が届く。その手紙には
『ユウくんへ 遥より。』
と、書かれていたのだ。

この物語は、主人公『勇気』の不思議な一夏の体験談だ。

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No.224152 06/10/08 01:09(スレ作成日時)

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No.1 06/10/08 01:33
やじ馬1 

いいストーリーだと思うよ!(b^ー°)

No.2 06/10/08 01:34
高校生0 

僕の名前は『成宮 勇気』。
高校二年生だ。
成績イマイチ、運動神経マアマア、ルックス普通~。
こんな僕にも、彼女がいる。
名前は『藤浪 遥』。
学力はいつも学年トップ、運動神経も良く、しかも、僕にもったいないくらいの美人で、皆の人気者だ。

僕は、遥と一緒にいる日々が物凄く楽しかった。一緒に学校行って、一緒に弁当食って、一緒にムダ話して、一緒に笑って、泣いて、ケンカして…一日がとても短く感じる。
こんな日が永遠に続くと思っていた。
だが、その日は突然訪れたのだった。

No.3 06/10/08 02:20
高校生0 

第一話《ワカレ》

今日は、カラっとしたいい天気だ。だが、暑いィ。
僕は、いつもと同じように、近くの公園で遥を待つ。決まって僕が先に到着する。
遥〉『ごめ~ん、待ったぁ?』
僕〉『イイヤ、ぜ~んぜん!』
これが、僕たちの挨拶だ。

それから、いつもどうりムダ話をしながら学校へ向かう。昨日見たテレビ番組の話や、先生の愚痴。
とても楽しい。心が落ち着く。

そして、いつもどうり授業受けて、いつもどうり一緒に帰る。
毎日が同じことの繰り返し。だが、遥といると飽きない。
いや、むしろ次の日が楽しみだ。
翌朝
いつものように、公園で待つ。
遥が来た。
遥〉『ごめ~ん、待った?』
僕〉『イイヤ、ぜ~んぜん(笑)』いつもどうり、話ながら学校へ向かう。
僕〉『そうだ!明日休みだからさぁ、どこか行かない?』
遥〉『いいねぇ!どこ行くゥ?』僕〉『久しぶりに、遊園地とかどう?』
遥〉『エェ~、いいよ!(笑)』
僕〉『ドッチだよ!(笑)』
そして、遊園地に行くことに決めた。

僕はその時、あの様なことになろうとは思ってもみなかった…

No.4 06/10/08 17:54
高校生0 

>> 3 7月4日 日曜日
デート当日
今日も一段と暑い。
僕は、いつもの待ち合わせ場所の公園に向かう。
すると、そこには遥の姿が。
僕は驚いた。いつもは僕が先に到着するのに、今日は遥が先。
遥〉『ユウくん、おはよう(笑)。驚いたでしょ?いつもはユウくんが先だから。』
僕〉『…オ、オゥ。何で早いの?』
遥〉『ん~…。なんとなくって感じ!そんなことより、行こ行こ(笑)!』

戸惑いながらも、遊園地に向かう。
午前11時
遊園地に着く。
僕〉『遥、まず何に乗ろうか?』
と、聞くと
遥〉『じゃあ…アレ!』
と、指をさす。その先を見るとそこには、ジェットコースターが!   僕〉『ヴゥ……』
実は、ジェットコースターが大の苦手なのだ。
遥〉『………フフッ(笑)』
遥は、僕がジェットコースターが苦手なことを知りながらこれを選んだのだ。
遥〉『乗れないの~?怖いの~?』
挑発的な態度
僕〉『そ、そんなわけじゃね~よ!んなモン余裕余裕…』
あぁ。言っちゃった。

券を買い、入口に入る。
足の震えが止まらない!お腹が痛くなってきな。
ソウコウしているうちに、到着。あぁ~、何であんなことを言ったんだ僕は。
席に座り安全レバーを下ろす。
もう逃げられない。
“プルルル………”
心の準備が出来ないままジェットコースターが動き出す。

No.5 06/10/08 22:04
高校生0 

>> 4 (日曜日)ではなく(土曜日)

No.6 06/10/08 23:08
名無し6 

>> 5 続きかいて

No.7 06/10/09 01:06
高校生0 

横目で遥を見ると、何かを企んだような目で彼女もコッチを見ている。
僕〉『こ、怖くねぇよ!』
怖くないわけがない。
遥〉『…楽しみだね(笑)!』
コ、コイツ何てヤツだ!

“ガタン、ガタン、ガタン…”
僕〉『ヒィ!…』
動き出すと同時にへんな声が出た。
“ガタン、ガタン、ガタン、ガタン!”
頂上についた……

…………ュゥクン、ユウくん!ねぇユウくん!
僕〉『…アッ、ヴッ、な、何に?』
僕は気絶してたようだ。恥ずかしい…

そのあと、近くの売店でホットドッグを買って食べた。

コーヒーカップに乗って、GOカート乗って、びっくりハウスに乗って…
アッというまに午後八時
最後のしめにメリーゴーランドに乗る。
一時して、遥が口を開く。
遥〉『ねぇ、私たちっていつまで続くのかなぁ?』
少し戸惑う。
僕〉『バーカ、ずっとだよ!ず~と(笑)』
遥〉『そうだよね、ずっと一緒だよね!何聞いてんだろ…私。』
僕〉『何心配してんだよ!大丈夫、お前以外の人を好きになったりしねぇから。』
遥〉『約束だよ!』
僕〉『あぁ、約束だ!』
そう言って、指切りを交す。
そうしているうちにメリーゴーランドは、一周した。

No.8 06/10/09 15:20
高校生0 

午後九時
いつもの待ち合わせ場所の公園に到着。
遥〉『今日はありがとう。楽しかった(笑)!』
僕〉『俺も、楽しかった(笑)!』       遥〉『それじゃあ、また学校で!』
僕〉『オゥ!またな!』
そう言って遥とわかれた。

家に帰宅
いつもどうりベッドに寝転がりテレビをつける。

一時すると、救急車の音が聞こえた。
“ピーポーピーポーピーポー”
そう遠くはない。

なんだか少し嫌な予感がした…

“ピーポーピーポーピッ…”
救急車の音が止まった。
すると…
“ピロリロピロリロピロリロ…”
僕の携帯電話が鳴る。
相手は、遥の親友の『智子』だった。
僕〉『…もしもし?』
智子〉『成宮くん!遥が…。遥が!』

裸足のまま外へ飛び出す。
遥の家までは、歩いて10分位だ。
遥の家の近くの交差点に救急車のランプが見えた。
野次馬を掻き分ける…
すると、そこには変わり果てた遥の姿が。
呆然と立ち尽くす僕。
今の状況を把握しようにも、あたまの中がパニクっていて把握できない。
周りを見渡すと、黒の軽自動車が。よく見ると、バンパーが大きく凹んでいる。
かなりのスピードを出していたに違いない。

遥のもとへ歩く。震える足を無理矢理一歩ずつ前に出す

No.9 06/10/09 15:45
高校生0 

遥は、担架に乗せられ救急車の中へ。救急車が走り出す。
僕は救急車の後を追う。この震える足で。
追い付けるわけもないのに…

病院にたどり着く。
遥の父、母、そして弟。
遥の母と弟はないていた
遥の父が僕に気付く。そして、僕に向かって一礼をした。
僕も返す。
遥の父が僕の方へ歩いてくる。
僕は下を向いた。怖い。殴られるんじゃないのか。況しては、殺されるんじゃないのか。そんなことを思っていた。

遥の父〉『…心配かけてすまんな、勇気くん。』
冷静な口調に戸惑う。
僕〉『…すいません…僕が家まで送ってあげればこんなことには…本当に…すいません。』
下を向いたまま、震える声で返す。
遥の父〉『悪いのは君じゃない。だから、君は心配しなくて良いよ。』
何て優しい言葉なんだ。

No.10 06/10/09 16:15
高校生0 

†‡†
ここまでで、何かアドバイスしてもらえませんか?
初めて書くんでこんなんで良いのかどうか…

No.11 06/10/09 16:31
フリーター11 

とても楽しく読ませてもらっています!!文章書くの上手ですね(^o^)早く続きがみたいです☆頑張って下さい(>_<)

No.12 06/10/09 16:57
高校生0 

>> 11 頑張ります!o(^-^)o

No.13 06/10/09 17:29
高校生0 

すると、僕の母と智子が病院駆け付けた。

…バシッ!
大きな音が廊下に響いた。
母〉『………』
泣きながら僕を睨む。
遥の父が駆け寄る。
遥の父〉『落ち着いてください。勇気くんは何も…』

“バタン”

手術室扉が開いた。
遥の母が医者の方へ駆け寄る。
遥の母〉『遥は…遥は、どうなんですか!』
医者は重い口を開く。
医者〉『最善を尽したのですが……』
医者は首を左右に振る。
遥の母は床に崩れ落ちた。

一時して、遥は病室に運ばれた。
医者〉『…皆さん、中へ…』
中へ入ると、白い布を顔に賭けられた遥が。
白い布を遥の父がゆっくりと捲る。
遥の母が『…遥…遥…』と言って、泣き崩れる。

遥の父は、遥の母の肩を抱き、椅子に座らせる。
遥の弟は『お姉ちゃん、どうしちゃったの?』と言いながら、不思議そうに遥の母を見つめる。

僕はジッと遥を見つめたままだった。

No.14 06/10/10 12:34
高校生0 

第二話《タイクツ》
7月5日

遥の通夜が行われた。

午後六時
会場には、遥の家族や親戚、身内、友達、そして智子も。

前には、遥の入っている棺と、遥の楽しそうに笑う大きめの写真。
皆は、大粒の涙を流しながら泣いている。

なのに、僕は泣くことが出来ない。
遥が死んだと言う真実を受け入れられないのだ。

お坊さんが前に立ち一礼をする。会場の皆も一礼をする。
静かな館内にお経がなり響く。

そのあと、智子から遥への言葉。内容はほとんど覚えてない。
遥の真実をずっと見つめたまま立ち尽くしていた。

今度は、遥の棺の前に一列に並ぶ。そして、一人一人一輪の花を渡され棺の中へ添えていく。

僕の番が回ってきた。
花を渡され棺を覗く。
遥の亡骸がめにはいる。
とっても綺麗な亡骸だった。
今にも、起き上がり『ユウくん!』と言って話しかけて来そうだ。
通夜が終わり家族以外の人達が会場から出る。
残っているのは、遥の家族と僕だけ。

僕は棺の前へ歩く。
遥を見つめながら、話しかける。僕〉『…なぁ、遥?ごめんな…』遥〉『………』
返事をするわけでもないし、聞こえるわけでもない。
そんなことはわかっている。わかってるのに…

No.15 06/10/11 22:17
高校生0 

翌日
学校へ行く準備をし、家を出る。いつものように、公園に向かう。
僕〉『……!』
そうだ、遥はもういないんだ。

目頭が熱くなる。
頬に一筋の涙が流れる。
いつもなら、『ごめ~ん。待った?』と、遥の声が聞こえるのに。
涙を拭い、学校へ向かう。
すごく退屈だ。
学校までの道のりが長く感じた。
今まで気付かなかったものが沢山ある。
小さな煙草屋、少し曲がった標識、ヒョロ長い木。
遥がいないと、世界が違って見える。
遥と一緒だと、学校までの時間が早く感じるのに…

学校に到着。
下駄箱の前に立ち、上履きを取りだし下靴を入れる。

 『ヨ、ヨウ!成宮…』
誰かが話しかけてきた。
僕〉『…テル。』

それは、クラスメイトの『火野 輝也』だった。

二人は黙ったまま教室に向かう。

No.16 06/10/11 23:11
高校生0 

教室のそばまで来る。
いつも以上にざわついているのがわかる。
よく聞くと、遥の事についてだった。

教室のドアを開ける。
一人が僕に気付く。
 『…成…宮!?』
すると、全員がこっちを振り向く。一気に教室が静かになる。
僕〉『…おはよう』
呟くように小さく挨拶をする。
 『………』
皆は黙ったまま僕を見ている。

自分の席へ歩き出す。
すると、智子が話しかけてきた。
智子〉『…お、おはよう。成宮くん。』
僕〉『…オゥ』

皆は、僕に気を使ってるようだ。
そんな気遣いやめてくれ。悲しくなるだけだ。

“キーンコーンカーンコーン”
予鈴が鳴り、先生が教室に入ってくる。

HRが始まるり、先生が重い口を開く。
先生〉『…皆も、知っていると思いますが、7月4日に藤浪 遥がお亡くなりになりました。原因は、運転手の飲酒運転だそうです…』教室に時計の音が鳴り響く。

No.17 06/10/13 00:50
高校生0 

HRが終わり、一時間目が始まる。
勉強する気になれない。
ジッと遥の座っていた席を見つめる。

いつもなら、遥の後ろ姿が見えるのに……

昼休み。
弁当を食べていると、テルが僕の席に近付いてくる。
テル〉『メシ食ったら、気分転換に屋上行こうぜ!』

僕〉『オゥ。』

弁当を食べ終わると、テルと一緒に屋上へ向かう。
“ガチャ”
扉を開き、外へ出る。
テル〉『うっわ!アッチ~なぁ。ごめんな、こんなに暑いのに。』
僕〉『いいや、もうなれた』
僕は、フェンスの下の段差に座る。
テルは、フェンスにもたれてこう言った。
テル〉『何か悩み事があったら、一人で背負わず、オレに相談しろよ!』
僕〉『…オゥ。』
オマエはいつもそうやって僕を励ましてくれる。

僕が遥と付き合い始めたときも、ケンカしたときも。
僕〉『ありがとな、テル』
テル〉『いいんだよ!ともだちだろ?』
僕〉『…(笑)』

No.18 06/10/15 12:08
高校生0 

それから何日かたち、夏休みにさしかかる。

学校では、閉会式が終わり一気に夏休みムード。

テルと帰りながら、夏休みの計画を立てる。
そのあと、テルとわかれ、帰宅する。

何気無く郵便受けを覗くと、一通の手紙が。
その手紙の表には、『ユウくんへ 遥より†』と、書かれていた。
なんだこの手紙は、誰かのイタズラか?と初めはそう思った。
だが、よく見るとこの字は間違いなく遥の字だ。

急ぎ足で部屋に入る。
封筒を開ける、中の手紙を読んでみる。
遥〉《ユウくん、さきに死んじゃってごめんなさい。》

No.19 06/10/24 15:55
見てるだけの人19 

続きが読みたいですm(_ _)m書いてくれたらうれしいです☆

No.20 06/10/27 11:59
負け犬20 

ハヤク続きがょみたいです🎵
すっごくぉもしろぃです✌

サインくださぁ~い))ワラ

No.21 06/11/06 11:31
匿名21 

>> 20 続きモォ書かないのかなぁ😢みたいよぉ🐱

No.22 06/11/07 23:14
高校生0 

>> 21 ごめんなさい…m(_ _)m
部活とかで忙しくて書けませんでした。
でも、なんとか続き書きます!o(^-^)o

No.23 06/11/07 23:44
高校生0 

第三話《テガミ》
僕は驚いた。
死んだはずの遥から、手紙が来るなんて…
信じようにも信じられない。

驚きを隠せないまま続きを読む。
遥〉《急に私から手紙が来たからびっくりしたでしょ?私ね、今、天国にいるの!天国って、凄く不思議なところなの!一面真っ白で、凄く広くて、人が沢山いて…。そんなことより、どうして私から手紙が来たか知りたいでしょ~?実はね、私、神様にお願いしたの。私が神様に“ユウくんに一度でいいから会わせてください!!”って頼んだら、神様が“†会わせる事は出来ないけど、『手紙』だったらいいよ~!†”だって。何だか、どこか抜けてるんだよね。神様。》

No.24 06/11/07 23:53
匿名21 

>> 23 期待してます😃いなくなっちゃったかと思った~💦少しずつでも書いてくださいね💓楽しみにしてます😃

No.25 06/11/09 23:21
高校生0 

自然と涙が出てきた。
嬉し涙と悲しい涙が同時に頬をつたう。
何だか複雑な気持だ。
二枚目を読む。

遥〉《でも、ユウくんに手紙を出せる代わりに、いくつか条件があるんだって。一つは、一日に二通まで。二つ目は、他人に知られてはいけない。三つ目は、夏休みが終わるまで。そんな感じかな。それと、ユウくんからコッチにも送れるみたいだよ!午前中と夕方に、いつも待ち合わせしてた公園のベンチの近くに白い服を着た10才位の男の子がいるから、その子に渡してね!それじゃあ、また送るね! 遥より》

No.26 06/11/12 01:07
高校生0 

僕は、急いで100円ショップへ走り、便箋と封筒のセットを買った。
家に到着すると、自分の部屋に戻り返事を書き始める。
僕〉《遥、本当にびっくりしたよ。死んだ人から手紙が届くなんて、漫画やアニメの世界だけでしかないと思ってた。そんなことより、ごめんな。オレが、遥の家まで送ってやればこんなことにはならなかったのに…。遥が死んでから、当たり前の様にしていたことが当たり前のではないと言うことがわかった気がする。いつもみたいに公園で待ち合わせしたり、話ながら学校行ったり、一緒に飯食ったり、デートしたり…。今まで、これが普通だと思ってたのに。オレは、遥がどんなに大切な存在かがやっとわかった気がする。
って、こんな臭い言葉、オレらしくねぇな。それじゃあ、また手紙書きます。☆勇気より》

No.27 06/11/12 01:41
高校生0 

時計を見ると、午後4時。
遥と待ち合わせをしていたいつもの公園に向かう。

公園に到着すると、辺りを見回しベンチを探す。
見つけた。すると、そこには白い服を着た10才位の男の子が本当にいた。
僕がベンチに近付くと、その少年は僕に気付いたらしく、コッチを向いて手を振っている。

身長は140センチ位で、髪の色はシルバーで、いかにもヤンチャそうな顔立ちだ。

少年〉『初めまして。僕の名前は“ジン”といいます。お待ちしてました。』

以外にも、礼儀正しい子だ。
ジン〉『ハルねぇから、勇気さんのことは聞いてます。しかし、勇気さんもやりますね!あんな綺麗な彼女がいるなんて。勇気さんには、もったいないくらいですね!(笑)』

初対面なのに、なんだこの馴れ馴れしさといい、話かたといい…本当に子供か?と、疑いたくなる。

No.28 06/11/18 21:11
高校生0 

僕〉『あっ、そう言えばこれ…』
僕はジンの前に手紙を出す。
ジンはその手紙を受取り、僕の顔をニコニコしながら見上げる。
ジン〉『はい!かしこまりました!この私ジンが命を張ってでもお届けします!って言ってももう死んでるんですけどね!』
笑えない冗談だなぁ…おい。
ジン〉『それでは、また!』

すると、急に強い向かい風が吹いてきた。僕はとっさに手で目をかばう。段々と風が弱くなり、僕は腕を下ろし目を開くと、そこにはジンの姿はなく純白に光る羽が一枚ヒラヒラと降ってきた。
辺りを見回しても、ジンの姿は見当たらない。
驚きつつも、本当に手紙が届くのか心配だ。

No.29 06/11/18 23:26
高校生0 

次の日
朝7時に起き、すぐに郵便受けをチェックしにいく。
新聞やチラシに紛れて白い封筒が。
封筒だけを取りだし、部屋に戻る。
封筒を開封し、手紙を取り出し読む。
遥〉《ユウくん。手紙届いたよ!も~、そんなに誤らないでよ。ユウくんはなんにも悪くないよ。ユウくんらしくないなぁ。私はユウくんに出会えただけでも幸せだよ。私はユウくんの隣にいるだけで気持が安らぐっていうか、落ち着くっていうか…。そんなことより、智子どうしてる?ここだけの話、智子ってテルの事が好きみたいで「告白する!」って言ってたんだけど、結果を知る前に死んじゃったから、今、どうなってるか気になってんだ。ンじゃ、そこんとこ~、ヨロシク~! †遥より》

No.30 06/11/19 00:20
高校生0 

僕は、朝ごはんそっちのけで手紙の返事を書く。
僕〉《オッス、遥!手紙読んだよ。智子とテルの事ですが………ヤツらは、付き合ってま~す!なんか、智子が夏休みが始まった時、テルに告ったみたいだよ!智子は、夏休みが始まる前にオレに相談してきたんだよ。「テルくんって、好きな人いるのかなぁ?」って。オレは、テルも智子の事が気になってる事知ってたから、「ん~…いるかどうかはわかんねぇけど、気になる人はいるみたい!このクラスらしいよ。」っていったら「そうなんだぁ…」って、少し落ち込んだみたいな様子で帰っちゃた。でも、何日かたってテルから「オレ…智子に告られた…」って言われたから「それで、オマエはどうしたの?」って聞いたら「OKした…けど、どうやって接したらいいかわかんねぇよ。」だって。

No.31 06/11/19 03:39
高校生0 

だから、オレは「最初の3日間は一生懸命話しかけろ。そうすれば、向こも話しやすいし、安心する!」ってアドバイスしたら「やってみる…」少し弱気でへんじして。今は、すごいラブラブだよ。そんじゃ、また! ☆勇気より》
そして、僕はランニングに短パン姿で公園に向かう。
ジンの姿を見つけた!
ジン〉『おはようございます。お早いですねぇ。』
僕〉『オウ!ジン、これ頼むわ!』
そう言って、僕は手紙を渡した。
ジン〉『了解しました!では、また会いましょう。』
僕に向かって敬礼したあと、前と同じように向かい風が吹きジンは姿を消した。

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