元カノ

レス130 HIT数 13457 あ+ あ-


2014/05/29 02:17(更新日時)

彼女に「生理が来ない」と言われた。


避妊という避妊はしてなかった。


外出しが避妊になると勘違いしてた俺。


その言葉を信じた処女だった彼女。


当時、19歳大学生だった。


彼女は2つ下でまだ高2。


産めるはずもなく、焦りまくった。


二人でドラッグストアで検査薬を購入。


一人暮らしだった俺の家に持ち帰り、彼女はトイレへ。


尿をかけてすぐに線が浮かび上がってきた。


陽性。


どうしようという思いだけだった。



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No.2099114 (スレ作成日時)

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No.101

>> 99 続きが気になる… 早く更新してくれ… *主

楽しみにしてくださり、有難うございます。
また後で書きますので、もう少しお待ち頂けると有難いです。

No.102

>> 100 だから…待ちましょうって… *主

すみません。有難うございます。

No.103

>> 102 楽しみにしてるのに 横レス…
主さん制限かけちゃえば?

  • << 105 *主 楽しみにして頂き、有難うございます。 自分しかレス出来ない制限をかけました。

No.104

私も制限かけることをおすすめします。
つぶやき、日記なんだし、主さんの都合もあるでしょう?
主さんのペースでレスしていいと思いますよ?

  • << 106 *主 有難うございます。 制限をかけました。 自分のペースでレスしていきますので、宜しくお願い致します。

No.105

>> 103 楽しみにしてるのに 横レス… 主さん制限かけちゃえば? *主

楽しみにして頂き、有難うございます。
自分しかレス出来ない制限をかけました。

No.106

>> 104 私も制限かけることをおすすめします。 つぶやき、日記なんだし、主さんの都合もあるでしょう? 主さんのペースでレスしていいと思いますよ… *主

有難うございます。
制限をかけました。
自分のペースでレスしていきますので、宜しくお願い致します。

No.107

バイト掛け持ちに学校。


Eの体調次第では買い物に家事まで。


今までの人生の中で、あれほど忙しかった事はない。


今、同じ事をしようとしても体力的にもう無理だと思う。


20歳だったから出来た。


あんなに頑張れたんだから、中絶した赤ちゃんを犠牲にした事を悔やむ。


彼女の言う通り、頑張れば何とかなるもんだったんだ。


俺の自信の無さ、勇気の無さで全てぶち壊した。





No.108

忙しい日々は、あっという間だった。


どんどん大きくなるEのお腹に、不安が募る。


同時に中絶した赤ちゃんも、中絶しなければ成長し、もう生まれていたんだと思うと心が痛む。


俺の両親に経緯を話して認めてもらおうとした。


母さんは何とか理解してくれたけど、父さんとは更に大きな溝が出来てしまい、もう絶縁状態といってもいい程だった。


当たり前だけど、家族からの信頼も失い、彼女も失い、時間も体力も失い、俺は何やってんだろうと考える事もあった。


No.109

年も明け、3月某日。


Eは16時間の陣痛を乗り越え、元気な男の子を出産した。


感動ももちろんあったけど...


あの子を思うと本当に複雑だった。


俺は守る相手を間違えているのは明確だった。


看護師さんに「お父さん、抱っこしてあげてください」と、笑顔で言われる。


お父さん...


事情も知らない他人から見たら、俺らは夫婦に見えて、俺と赤ちゃんも親子に見える。


ハタから見れば、幸せな家族。


俺はおそるおそる抱っこする。


小さい。


軽い。


フニャフニャな赤ちゃん。


俺はこんな小さい、いや、もっと小さい小さい命を奪った。


耐えられない。


最大のあやまち。


No.110

俺なんかより、彼女と赤ちゃんはもっと辛かったはずだ。


自分のした事を後悔しても、もう過去には戻れない。


前を向くしかないんだ。


俺の人生はあの子の犠牲の上で成り立っている。


亡くなった赤ちゃんに恥ずかしくない人生を送らなきゃいけない。


No.111

Eとの赤ちゃんの名前は「海人」でカイト。


Eが決めた。


Eが退院する前に部屋を片付けなきゃいけない。


綺麗に掃除する。


クローゼットの中も整理してみた。


昔、彼女とお揃いで買ったものとか、手紙とか、プリクラもあった。


見てると懐かしい。


まだ会いたい気持ちは消えてくれない。


処分、するしかないよな....


自分の気持ちの整理のためにも全部捨てた。


その方が自分も楽になると信じたかった。


No.112

Eと海人が帰ってきて、新生活が始まった。


俺もミルクあげたり、オムツかえたりと、家にいる時は育児に参加した。


Eも疲れてる様子はあったものの、ちゃんと育児していた。


でも少しずつ少しずつ、何かがズレていった。


俺が新聞配達から帰宅した時、海人が泣いていた。


Eは家にいない。


Eに電話する。


出ない。


どこ行ったんだよ....



No.113

30分くらいたった頃、Eが帰宅した。


俺「どこ行ってたんだよ。めちゃくちゃ泣いてたぞ!!」


E「ちょっと...コンビニ。」


俺「俺が帰ってからでも良かったじゃん!海人置いてって、何かあったらどうすんだよ!!」


E「はいはい、すいませんね。」


完全、開き直り。


No.114

こんな事が頻繁に起こるようになった。


産後3ヶ月たった頃、


俺は久々にEを誘い、エッチしようとした。


Eは完全拒否。


胸を触るのもキスするのも拒む。


産後だから仕方ないのかと諦めた。


でも産後だからじゃなかった。


産後だからじゃなく、他に理由があった。


これは後々わかることになる。

No.115

エッチはEがその気になるまで待つ事にして、産後4ヶ月、5ヶ月と過ぎて行った。


俺はいつものようにバイトを終え、新聞配達に向かう途中、頭がクラクラして立っていられなくなり、道に座り込んだ。


睡眠不足、疲労、食欲低下、体重減少。


もう俺の体も悲鳴をあげていた。


気付けば、掛け持ち生活を始めた頃より10kgも落ちていた。


元々172cmの64kgだったのが54kg。


筋肉質だった体もガリガリに。


俺が倒れたらEと海人はどうなる...


その日は新聞配達は休んで帰って休む事にした。





No.116

フラフラしながら家に辿り着いた。


玄関を開けると、男物の靴がある。


俺のじゃない。


嫌な予感がした。


おそるおそる部屋に入る。


リビングには海人が寝かされていた。


ぐっすり寝ている。


寝室の方から音がする。


声もする。


聞きたくない声。


そっと覗くとまさに最中。


男「また中でいい?」


E「いいよ、まだ生理来てないから妊娠しないよ。中に出して」


俺は怒る気力もなく、急に吐き気に襲われ、トイレに駆け込んだ。




No.117

吐けない。


気持ち悪いけど吐けなかった。


男「旦那帰ってきたらやばくね?」


E「大丈夫!まだ仕事中。バリバリ働いてるから。」


男「お前、まじひでー女だよな。妊娠中だからとか、産後だからって、旦那が働いてる時に中出しセックスw俺が旦那ならお前捨てるわw」


E「だってただの金蔓だし。アイツ、エッチしたいみたいだけど、思い切り拒否ったw」


男「鉢合わせしたらやべーし、帰るわ」


E「じゃあそこまで送ってく」


Eと男は俺がトイレにいるとも気付かず、海人が起きないように電気もつけずに、出て行った。


No.118

俺はこっそり後をつけた。


二人は下に路駐してある車に乗り込み、キスし始めた。


遠くからだからよく見えなかったけど、また車の中でやったみたいだった。


俺は先に家に入った。


数分後、Eが帰ってきた。


No.119

Eが電気をつけた。


E「うわっ!!」


E「えっ、いつ帰ってきたの?新聞配達は?」


俺「体調悪くて休んだ。」


E「えっ、いつからいたの?」


俺「お前が男とやってる時から」


E「.......ごめんなさい!!さ、寂しくて。」


俺「へぇー寂しくて妊娠中から中出しさせてたんだね。」


E「........」


海人が動き、泣き出した。


E「あーごめんね。おっぱいかな?」


Eは知らない男に舐められたおっぱいをそのまま海人の口に加えさせようとした。


俺「辞めろよ!!汚ねぇ乳やるなよ!!」


E「は?海人飲みたがってんじゃん」


俺は海人をEから奪い取り、さっさとミルクを作り、海人に飲ませた。




No.120

E「海人の父親でもないくせに!!ずっと面倒みてんの、私だから!!何もしてないくせに偉そうにすんな!!」


俺「は?ふざけんな。誰のために必死こいて働いてんだよ。その間、お前浮気三昧だろ?アホらしーわ。」


E「人の気持ち、何もわかってないね!バカじゃねーの。もう話かけないで!」


俺「俺だって話したくねーわ。顔も見たくねー。次妊娠してたら俺もう知らねーからな。」


Eは家を飛び出した。


No.121

また男か。


海人置いて男に逃げるとか、最低だな。


本当に今までがアホらしい。


この努力は何だったんだろう。


俺だって逃げ出してーよ。


もうEとはうまくやってけそうにない。


あんなの見せられたらもう無理だよ。


俺はいつの間にか海人と一緒に寝ていた。


目が覚めると、寝室にEが一人で寝ていた。


俺は二人を起こさないようにして学校に行った。




No.122

それから1ヶ月以上、必要最低限以外、全く話さなかった。


冷めきってた。


食事も作ってくれなくなり、俺は自分で作る事に。


俺は朝から自分でご飯を炊いて、目玉焼きとウインナーで食べようとしていた。


寝ていたEが急に起き上がり、「気持ち悪い...」と。


トイレに入り、吐いていた。


まさか...


俺「つわりじゃねーの」


E「さぁ...」


俺「検査薬やってみろよ!」


E「....実はもうやった。陽性だった。」


俺「はぁ?何で早く言わねーの?」


E「だって...言ったら捨てられると思って言えなかった。」


俺はご飯も食べず、そのまま家を出ようとした。


E「待ってよ。今捨てられたらどうすればいいの?」


俺「知らねぇよ」


E「赤ちゃん、また殺すの!?」


俺「......またって?」


E「Aちゃんとの赤ちゃん殺したじゃん。後悔してんじゃないの?この子も殺すの?」


俺はEをその場に押し倒し、無理矢理キスした。


舌を無理矢理入れて、着ていたTシャツをまくりあげ、左胸を揉み、右胸に吸い付いた。


E「やだ!!やめてよ!!」


Eはめちゃくちゃ抵抗してくる。


それでも俺はやめない。


E「やめてよ!!気持ち悪い!!無理!!」


Eが俺の股間を蹴った。





No.123

痛い。


痛すぎてうずくまった。


E「ごめ.....」





俺「ほら、もう無理だろ」


E「ちがっ....ごめんって」


俺「お前が俺を拒否ってんだよ。もう無理だって。俺ももう限界だわ。」


俺は荷物をバッグに入れて、最後になるかもしれないから、海人をしばらく抱っこして、Eに渡し、部屋を出た。


No.124

俺は学校には行ったが、バイトは休んでしまった。


行く気になれなかった。


行くとこないし、何となくTの家に行ってみた。


T「うわ!ビックリした!久しぶりすぎるなw」


俺「ごめん、しばらく泊めてくんね?」


T「いいけど、何かあった?」


俺は全部話した。


T「うわ、それはひでぇわ。冷めるのも仕方ないし、家出も仕方ないな。」


俺「もうやってけねぇわ。」


T「だろうな....」


T「まぁ汚いけどゆっくりしてけよ!」


傷ついてる時、人の優しさが身に沁みる。







No.125

俺「なんか飲み物ない?」


T「冷蔵庫にお茶とコーラとビールある」


俺「ビールもらってもいー?」


T「勝手に取ってー」


ビールを取ろうとしたとき、冷蔵庫に貼ってあるプリクラが目に入ってきた。


Tと、A!?


付き合ってんのか.....?


俺は意を決してTに聞く。


俺「ねぇ、あれ、Aと付き合ってんの?」


T「あープリクラ?遊んだ時に撮っただけだよ。やっぱりお前に未練タラタラ。精神的にもかなり病んでる。でも少しずつ俺に心開いてくれてる感じかな。二人で遊んだり、ご飯行ったりとかねー。」


俺「そっか....」


そうだよな。





No.126

めちゃくちゃ飲んだ。


飲みまくった。


俺もTも酔いつぶれて寝ていた。


久々にいっぱい寝たからか、目覚めのいい朝だった。


Tも起きた。


俺「家帰るわ!ちゃんと話し合う。また家出したらよろしくw」


T「だな、どっちにしてもちゃんと話し合えよ!家出いつでもどーぞw」


なんかTのおかげで色々とふっきれた。


海人いるし。


今、投げ出しちゃダメだ。


ちゃんと向き合おう。


No.127

俺は自分のアパートに帰った。


E「えっ何で?」


俺「ちゃんと話し合おうと思って。」


納得いくまで話し合った。


浮気はもうしない事を約束した。


あと半年。


あと半年ちょっとで卒業だから。


そしたら社会人になって、少しは今より時間も出来るし、睡眠も取れるようになる。


実習と就活、かなり頑張った。



No.128

Eとの関係も落ち着き、就職も決まり、お腹の子も順調。


海人もすくすく成長中。


俺も複雑ではあったけど、海人の弟だから。


全て受け入れる覚悟をした。


No.129

海人1歳。


俺は卒業&就職。


バイト掛け持ち生活にも終止符を打った。


海人も歩けるようになり、休日には三人で散歩するようになった。


もう浮気されないためにも、三人の時間を大切にした。


Eの事、愛してるかと聞かれたら、女として愛してはいない。


ただ、守ってあげなきゃいけないって義務感にとらわれてた。


でも愛そう愛そうと、努力はしていた。


No.130

本格的に社会人として働き始めた俺。


学生のうちに子持ちになり、理解してくれる人は理解してくれたけど、偏見もあった。


でもやりたかった仕事に就けて、充実していた。


就職して1ヶ月。


Eが第二子出産。


今度は安産で、陣痛も2時間。


またまた元気な男の子。


海人に弟ができた。


名前は、真人でマサト。


俺はあっという間に二児の父になった。


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