-Wind★Music-
∮∮..
興味があって始めた音楽
予想以上の練習量
そして高い難易度
つまずきながらも
徐々に音楽の世界に浸っていった
..∮∮
★こんにちは。暗号系の物語を書いた旅人です。今回は見ての通り【音楽】がテーマです♪
音楽といっても沢山のジャンルがあります。今回はその中の【吹奏楽】を題材にしました。
最後まで上手く進められるかわからないけれど頑張ります!宜しくお願いします(^ワ^)ノシ
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#1
櫁川七海(みつかわななみ)15歳。今日から高校生☆
「いや~なんか大人になった気分~ッ」
私は上着を羽織る。
「朝からうるせぇな-。どう見てもまだ子供じゃねぇか」
悠(ゆう-弟)がグチを言う。
「アンタの方がうるさい!中学生と高校生は違うの!!」
「へぇ、じゃぁ七海が子供に見えるのは例外だからか」
「はぁ?!ガキに言われたくないんだケド!」
「誰がガキだと?!」
ギャーギャーと言い合いが始まる。
「ちょっと七海、初日から遅刻するつもり?」
「お母さん、でもまだ…て、もうこんな時間?!悠の馬鹿!電車乗り遅れる!」
「俺のせい?!」
そして家を飛び出した。
バタバタと慌ただしいいつも通りの朝。でも何かが違う。
新しい生活が始まろうとしていた。
「ローファーキツイ!足痛いw!」
#2
なんとか電車に間に合い無事学校に辿り着いた。
-麻葉高校(あさはこうこう)…私がこれから通う学校だ。
「おはよう七海」
七海に話し掛けたのは中学が一緒で友達の早瀬茉莉(はやせまり)。
「お~、久し振りだね」
「あっちにクラス表があるんだ、行こ!」
七海と茉莉はクラスは違った。でも1組と2組。隣だ。
「ねぇ!七海は部活どうするの?」
部活…
「私入らないよ、高校で部活とか大変じゃん」
「でも七海、中学でも帰宅部でしょ。何か入れば?」
「帰宅部も一応部活さ…」
「またそれか~…」
ため息をつく茉莉。
-でも興味はあるかな…
私の手には部活紹介の紙が握られていた
こんにちは!
はじめまして!
「ヨロコビは鹿と淋に」の一応の著者(笑)、夏みかんです!!
音楽関係の話だということで、楽しく読ませて貰っています!今後の展開も気になります!(≧∀≦)ノ☆
これからも頑張ってくださいね!
それではまた!
#3
入学式から数日後。今日は部活説明会の日だ。
体育館でそれぞれの部の紹介をする。でも良い部活は見つからない。
「やっぱ高校も帰宅部かな」
「えー!入った方が良いって!七海は運動系じゃない?」
茉莉が反発する。でも運動系か…
「茉莉、私運動出来そうに見える?」
「うん!」
茉莉の元気な返事。
「私にバスケやらせたらどうなるかわかる?」
「え?」
「まずはドリブルが出来ないわね。そしてパスはなぜか誰もいない所へボールがいく」
「で…でも練習すればなんとかなるよ!」
「これでも小学校でミニバス1年間やってたの」
「…陸上部とか!」
「中3の100Mの記録どうだったっけな~」
「…」
茉莉の説得は虚しく終わった…
-その時
『こんにちは、吹奏楽部です!』
-吹奏楽?
私は自然とステージの方に目がいった。
そこには中学とは違う迫力があった。
#4
凄い!何て言うか…かっこいい!高校生の音楽って感じ!
「良いかも…」
「へ?」
茉莉はぽかんとしてる。
「吹奏楽だよ!かっこいいじゃん!」
「吹奏楽!?」
茉莉は驚いた。吹奏楽って…
「七海、あそこの楽器息吹けばリコーダーの様に簡単に音が出ると思ってる?」
「?うん」
う~ん、七海が吹奏楽…
「はっきり言って七海は向いてないと思うし…運動部並にハードだと思うよ」
「運動部に入るのと一緒って事でしょ」
「…」
七海、大丈夫なのかな…吹奏楽なんて。しかも初心者が…
「文化部に興味が出たの初めてなんだ。合ってる合ってないは人それぞれだけど1度挑戦してみたいなって」
七海…
「茉莉フルート吹けるでしょ。一緒に見学行こうよ」
茉莉は微笑んだ。
決めるのは七海自信だもんね
#4
「こんにちは-」
早速私と茉莉は見学に行った。茉莉はフルートで私は…
「初心者?色々楽器あるんだけどどれやりたい?」
…どれって言われてもなぁ
私はトランペットをやることにした。すると金属のΥ←こんな形の物を渡された。
「マウスピースっていうの、楽器の吹き口だよ」
マウスピース?
吹いてみたケド…
「スースー…」
…息が通る音しかしない。
「唇を震わせるの。こんな音が出るんだよ」
先輩が吹いてみせる。
「ブww」
へぇー、この小さいのがこんな音出すんだぁ。
「スー…」
う~ん、唇を震わせるってどうやるんだ?
-あそこの楽器息吹けばリコーダーの様に簡単に音が出ると思ってる?-
茉莉の言葉を思い出す。そうか、リコーダーとトランペットは違うのか。難しい…
「んー、じゃぁ楽器付けてみようか」
先輩が言う。そして吹く。
「スー…」
変わらず。
「え、えーとこれは慣れだからすぐ吹ける様になるよ」
私はそれからも頑張った。吹ける様になりたい!その一心で
#5
その後私は何日かかけて色々な楽器を点々と回った。自分に合った楽器を探す為だ。クラリネット・フルート・サックス…後で知ったんだケドこれ等は木管楽器(字の如く木製の楽器)というみたい。
それに対して金管楽器(金属の楽器)はトランペット(ほんのちょ~っとだけ音が出た)・ホルン・トロンボーン…まだ楽器名は曖昧だけどね。
そして今日はユーフォニアムという名前の楽器をやる事になった。
#6
ユーフォニアムっていうのは、えーと…チューバという楽器の小さい版!先輩が言うにBassパートの楽器…一番音域が低いって事かな。
マウスピースの大きさはトランペット・ホルンのより大きくてトロンボーンと一緒だ。
「んじゃ、吹いてみよっか」
ちょっと苦戦したけれどやっと音は出た。
「ボー…」
おぉ!
「音綺麗だねぇ!良かった」
なんかなんか…
私コレ(ユーフォニアム)気に入ったかも!
よくわからない。だけどそんな気がした。
七海はやっと自分に合った楽器を見つけた。
(先輩に褒められたからという七海の単純な考えからだと思うが…)
#7
「私、吹奏楽部に入りたい!」
「はぁ!?」
帰宅後、私は早速相談する事にした。んだケド…
「七海が吹部?楽器?はははっ!タンバリンでも叩いてろ!」
「悠は黙っててよ!てか笑うな!しかもタンバリンて!」
「コラコラ、タンバリンも一応打楽器よ」
「お母さん、私はタンバリンじゃなくてユーフォニアムが吹きたいの!」
「何、そのアルミニウムみたいなのは?」
話にならない…しかも悠もいるからややこしくなる。
「まぁそれは置いといて…」
お母さんの言葉に少しホッとする私。
「七海、前にミニバスやってたよね」
ドキッ
「折角始めたのに1年近くで辞めたっけね。最初は6年まで続けるって言ってたのに…私、中途半端は嫌なのよ」
「お母さん、私今回は頑張るから!お願い!」
しばらくの沈黙。やがてお母さんが口を開いた。
「お父さんが帰って来てから考えましょう。やる気があるのも良い事だしね…」
#8
「私、吹奏楽部に入りたいの!」
「へ?!」
悠と同じ反応をするお父さん(さすが親子…)。
「なんかアルミニアムとやらを吹きたいみたいなのよ」
「違うから!」
つい突っ込んでしまった私。なんでお母さんと漫才しなきゃいけないのよ!
「でも意外だなぁ。七海が吹奏楽…別に良いケドね。やる気あるなら」
ホント!?
「だが…楽器って高いんだろ?」
「大丈夫!楽器は学校のを使うから」
本当は欲しいケド…そんな贅沢な身分じゃないしね。
「楽器代は良いが、七海忘れてないか?」
悠が言う。一体何の事?
「部費。結構高いんじゃないのか?」
机にあった部活紹介の紙を目の前でヒラヒラさせる。
吹奏楽の所を見る。部費-…うわ、高っ。
「まぁ入部届けの期限はまだ後だし、もう少し考えてからにしようじゃないか」
結局この話は保留となってしまった…
#9
翌日-…今日は休日だ。
「起きろ!おい!起-き-ろ-!」
「ん…まだ…あと5ふ」
「起きろっつてんだろ!!」
…今日の朝は(も)最悪だ。
「なぁにがあと5分だ!どうせあと1時間は寝続けるんだろ-が!」
「うるさいわねぇ!起きたんだから音量落としなさいよ!」
「人が親切に起こしてやってるんだ!相手がお前じゃなかったら大声出さないで済むんだよ!」
悠の声が耳にギンギン響く。
「も-!高校生は大変なの!放課後は真面目に毎日仮入部に行ってるし!」
「へぇ、入学してほんの数日経っただけでヘロヘロか。こりゃ吹奏楽3年間なんてもたないな」
「……」
私は言い返したい気持ちをぐっと押さえた。悠の言う事は事実だから…
「…悠は?部活どうよ?」
私は話をそらした。
「サッカーか?新学期から忙しいし、大変さ。今日は久し振りの休み」
「そう…」
そりゃ後輩もできるからなぁ…1年生より大変なのだろう。
「悠…私部活入らない方が良いかな?」
しばらくの沈黙。そして言う。
「…どうかな」
は?何それ
「人が決める事じゃねぇ、七海自身の問題だ」
「今まで入るなみたいな事ばっか言ってたじゃない」
「だから何だよ」
何って…
「私、そんなに言うなら諦めるよ。その方が良いでしょ」
本当の気持ちは違うけど、これで良いんだ…私には。
すると…
「ふざけんな!」
!?
「お前は吹奏楽やりたいんだろうが!」
へ?ゆ…悠?!
「ちょ…3年間なんてもたないって言ったのは誰よ!」
「俺が言いたいのはお前のやる気はそんなもんなのかって事だ!人に何か言われただけで諦める。そんな軽い気持ちだったのか!?それなら始めから始めから入るって言うなよ!」
…悠
#10
「でもやりたいってだけで入れるもんじゃないよ…」
その時、ノックする音がした。
「七海起きた?ちょっと良い?」
お母さんだ。そういえばコイツ(悠)は部屋に黙ってドカドカと入って来たのか?
私は横目で悠を睨む。当の本人はしらんぷり。
「部活の事なんだけど、本当に七海は入りたいのよね?」
「そうだけど…でも」
「私達の負担になるって言いたいんでしょ」
お母さんが続ける。
「昨日お父さんと相談したわ。そしたらお父さんが何もやらず卒業するのは寂しいんじゃないかって」
え、それって
「もう1回だけチャンスをあげる、特別よ」
!!
「本当?!でも部費は…」
「そんなに貧乏な家じゃないわよ」
やったぁ!!
「私頑張る!頑張るよ!」
「うるせぇなぁ。本当にガキかよ!」
そうして悠は部屋を出ていった。
「そっけないけど姉思いね~ぇ」
お母さんが呟いた。
#11
そして次の日の朝、私と茉莉は一緒に入部届けを出しに行った。茉莉は中学の時も吹奏楽だったし、フルートも持ってるから都合が良かったのだ。親からも続けろと急かされてたようだ。
「でも良かったぁ。私1人で入部するの、ちょっと不安だったんだ」
「それわかるよ。私も1人で入った時すごい不安だったもん」
それにしても…今日の放課後から吹奏楽部の部室に行けるなんて思っても見なかった。と言うより吹奏楽に入るという事すら予想もしなかった。
その時の私には好奇心とか緊張感で一杯だった。
#12
「七海ちゃんっ!入部してくれたんだね!」
Euph(ユーフォニアム・以下この様に表します)担当の遠藤美樹先輩(えんどうみき-3年生)が話し掛けてきた。
「はいっ、宜しくお願いします!」
前にも書いたけど楽器はそれぞれパートで分かれていて練習はそのパート別にやる。Euphのパートには他にTuba(チューバ)、そして弦楽器のコントラバスがある。
「じゃ、早速始めようか。はいマッピ」
「マッピ?」
「あーごめん、マウスピースのコト」
私はマッピを吹いてると誰かが近づいて来た。
「遅いよぉ、亜美ちゃん!」
コントラバスの平野亜美先輩(ひらのあみ-2年生)だ。
「こんにちは、遅くなってすいません」
そして私に気が付く。
「七海ちゃん!ユーフォ?宜しくネ!」
「はい!宜しくお願いします」
美樹先輩に亜美先輩。2人共優しい先輩だ。
「あれ…あのTubaは誰も…」
「あーまだ決まってないんだよ」
そうなんだ。じゃあ1年生は私のみか。私はユーフォを持ち上げる。
「七海ちゃん持ち方違うよ…」
「え、ん??」
なんか色々大変になるだろうだけど…
頑張るぞ!
#13-Rest-
「ねぇ茉莉、この記号何?」
「…」
初歩的な質問をされて困る茉莉。しょうがないか、初心者だし。
「これはヘ音記号。低い音域だよ」
「えー。私ト音記号?の音しか読めないよ!」
「…じゃあこれはわかる?」
茉莉が#を指さす。
「えっと…シャープじゃなかったっけ」
おっ
「半音下げるんだよね」
…ん~
ちょっと疲れる七海と茉莉の昼休みであった…
#14
「コンクール?」
5月の中頃のある休日。今日は部活だ。
「夏休み中にあるの。金賞とか賞があるんだ」
と、美樹先輩。手にはコンクールに吹く楽譜。
「へぇ、なんか緊張しますねッ」
私は楽譜を覗く…これ結構難しくない?
「でも美樹先輩、チューバいないとキツイですよね。今年1年生少ないですし…」
ふと亜美先輩が言った。
「そうだね、このパートは1年生は七海ちゃんだけだから」
…チューバってそんなに大切なのかな。
チューバは学校の管楽器の中で最も低い音域の楽器。ユーフォニアムより1オクターブ低いらしい(これは茉莉から聞いた事であり、七海はまだ理解出来てない)
私は首を回す。あー疲れた。そういえばテストも近いんだっけな…
お久し振りです澪サン♪レスありがとうございます。
私は吹奏楽部なのでこんなわかりづらい文でも理解して貰えて嬉しいです。
ちなみに私も現ユーフォニアム担当です(*^_^*)
今回も面白くかつ分かりやすくを目標に頑張ります★
#15
……ん~
どこかからか雀の鳴き声が聞こえる…
にしてもなんか少し肌寒い。布団布団~…
手探りで布団を探す。無いな。私は目を開ける。
私はなぜかベットではなく机に突っ伏して寝ていた。その机の上にはワーク…
あーーー!
そうだ。昨夜私はテスト勉強を『しようとしてた』んだ。しかし眠気には勝てなかった…
今はいつもの起きる時間(つまりギリギリの時間)。
今日の支度してない!
数学の教科書どこ?!
そういえば宿題してない!
私は猛スピードで家を出た。
テスト1週間前でもある今日。こんな調子で大丈夫なのだろうか…
旅人さん♪こんにちは☆彡夜宵です♪
吹奏楽って凄くカッコ良いですよね!憧れます(≧∀≦)
私も少しやっていましたが…すぐに挫折しました(-o-;)
あと、余談ですが私の学校ではユーフォニアムの事はユーフォニウムと言っていました!地域によって違うんですかね(?_?)では、余談はこのくらいにして…
これからも頑張ってくださいね♪♪長くなりすみませんでしたm(_ _)m
夜宵さんレスありがとうございますヾ★
私も最初はユーフォニアムとユーフォニウム迷いましたιでも顧問の先生とかはユーフォニアムって言ってるからそうかなぁと思いまして。
これからの話はテストとコンクールが七海達を待ってます。そして夏休みーってな感じに進められればと思ってます。
では②、また今度夜宵さんの所にも遊びに行きますね/☆゚.゚
#16
テスト1週間前は部活は禁止である。だからそれをテスト勉強でなく、休憩に利用する人は少なくない。(というかほとんどか)
「も~疲れた~眠い~。帰ったらベットに直行だな。でもお昼時だから食事優先かも」
七海もその1人だ。
「でも七海、数学の時間寝てたでしょ。先生にはバレなかったみたいだけど…大丈夫なの?わかる?」
真面目な茉莉が心配そうに言う。七海は手をヒラヒラさせる。
「大丈~夫☆これでも数学は出来る方さっ。それより今は部活の疲れを取らなきゃでしょ」
「おぉ~」
数学は私の得意分野!高校に上がろうが部活に入ろうが簡単に出来なくなるものですか!夜やれば平気さ!
…他の教科はどうなのさ、と突っ込みたくなる様な七海の考え。
-夜
どうしよう…やり方がわからない…
塾に通ってない七海にとって得意なモノが出来ないのは苦痛な事だ。
「駄目、落ち着こう…」
と自分に言い聞かせる。1度違う事を考える事にした。違う事…ユーフォニアム…シ♭が何も押さないでドは4番(指の番号の事)、レは~…アレ?何番??
七海はその後勉強と音楽の2つと葛藤し続けた。
#17
「問題用紙と解答用紙は全員分あるな、始めっ」
-な…
何コレ、全くわからん~!
あれから…あっという間に1週間が経ってしまった。テスト勉強は1週間以上前からやろう!という学年通信の紙の目標は七海には無謀な事であった。
キーンコーンカーンコーン…
チャイム…終わったぁ…
喜びと共に浮かぶ後悔の2文字…
テスト期間はあと2日。明日は…うわ、嫌いな社会だ。七海は暗記系が苦手なのだ。
は~…
思わず私はため息をついた。
主の旅人です。勝手ながらこの物語を続ける事が出来なくなってしまいました…最後まで頑張るというのが目標だったのに情けないです(p_`)でもまた新しい物語を作る予定です。今度は絶対諦めない様頑張りますので宜しくお願いしますm(_ _)m
はじめましてm(__)m
吹奏楽部、経験者です。
主さんのお話、毎回たのしみにしていました。
吹奏楽の話ってなかなかないですから、
とても期待していたんですよ。
なぜやめちゃうんですか?
残念です。
>> 32 すいませんm(_ _)mなかなか話の続きを考えるのが難しくて…まとまらないんです。読みにくくないですか?
- << 35 こんばんは 読みにくくないですよ。(^_^) お話の続きを考えるのは大変そうですね。 友人に聞いたのですが、プロのマンガ家でも、吹奏楽の話は難しいそうです。 登場人物がどうしても多くなってしまうからだそうです。 合奏もので、それなりにまとまった物をあげると「ここに泉あり」(群馬交響楽団の創設の話)や「ブラス」や「スインガールズ」等があると思いますが、主要キャラは5人ぐらいにしぼって描かれているそうです。(すみません、友人談です) 吹奏楽は大人数で作り上げるものですから、その世界を伝えたいと思うと、登場人物を増やしたくなりますし、エピソードも色々と入れたくなりますね。 ちょっとだけ寂しいですが、次のお話、頑張って下さい。 楽しみにしています。 でもいつか、この続きも書いていただけたら嬉しいです。
>> 33
すいませんm(_ _)mなかなか話の続きを考えるのが難しくて…まとまらないんです。読みにくくないですか?
こんばんは
読みにくくないですよ。(^_^)
お話の続きを考えるのは大変そうですね。
友人に聞いたのですが、プロのマンガ家でも、吹奏楽の話は難しいそうです。
登場人物がどうしても多くなってしまうからだそうです。
合奏もので、それなりにまとまった物をあげると「ここに泉あり」(群馬交響楽団の創設の話)や「ブラス」や「スインガールズ」等があると思いますが、主要キャラは5人ぐらいにしぼって描かれているそうです。(すみません、友人談です)
吹奏楽は大人数で作り上げるものですから、その世界を伝えたいと思うと、登場人物を増やしたくなりますし、エピソードも色々と入れたくなりますね。
ちょっとだけ寂しいですが、次のお話、頑張って下さい。
楽しみにしています。
でもいつか、この続きも書いていただけたら嬉しいです。
#18
え~と…
あれから1週間後。もう全て返却されてしまった。
「皆一体どこで勉強してるの?」
しかも順位標まで手元にある…ほとんどの人が部活入ってるのに何この差は?!
「七海ちゃん七海ちゃん…」
振り向くと茉莉だった。
「あ-…ごめん、ボーとしてた」
「そう、大丈夫?」
「全然。」
スマイルで応える私。
「…それよかさ、今日新入部員が入るじゃん」
「え?そうなの」
「どうやらチューバらしいよぉ」
ふーん…どんな子だろう。
私は少しだけワクワクしていた。テストの事はどうしても頭から離れなかったが。
#19
部室に行くと皆もうパー練(パート練習)を始めていた。
「新入部員さんもパー練始めてるかもね」
と、茉莉。その瞬間、私はもう既にその場にいなかった。
「もう…ホント七海は新しいモノ(人だけど)好きなんだから」
そう呟いて茉莉は楽譜を手に七海の後を追った。
「こんにちは」
パー練の教室に向かう途中、私は亜美先輩に出会した。息を少し切らしながら私は尋ねた。
「こんにちは!あの、新入部員さんはもう来てるのですか?」
すると亜美先輩は微笑んで言う。
「何?七海ちゃん早速狙ってるの?」
……
狙っ…?
「もう来てるよ。私はちょっと譜面台取って来るから」
「…」
呆然と立ちつくす私をおいて先輩は離れて行った。
初めましてm(_ _)m
あたしも今、茉莉チャンと同じフルート吹いてるんで(ブラスで)思わずレスしたくなりました(*^o^*)/
見てるだけだったので、やめるって聞いた時はビックリしたけど、再開して良かったです(^O^)/
#20
教室の方から低い音が聞こえて来る…チューバだ!
さっきの亜美先輩の言葉が少し気になったが「新しい友達を作りたい!」という気持ちが大きかった為普通に教室のドアを開けた。
私は馬鹿だった…そりゃこの間のテストで既にもう自覚してたけど。
「…こんにちは」
「あ、七海ちゃんこんにちは」
そこには先輩とあともう1人…
「紹介するね」
と、言って先輩はその人の隣に立つ。その人も立ち上がる。
「チューバを担当する日比野凌(ひびのりょう)君で~す」
また来てしまいました。m(__)m
男の子キャラ登場ですね。
吹奏楽部では貴重な男子! (^o^)/
ぜったい逃すな七海ちゃん…って、ちょっと違うか…(^_^;)
パー練とか懐かしいです。
遠い昔に練習した教室の匂いまで思い出します。
文章の雰囲気が変わって来た様な気がします。スランプ脱出ですね。(^v^)
#21
日比野凌…君。
そうか…吹奏楽は女の子オンリーじゃないんだ…
「でも良かったよ!今年はTubaなしのコンクールかと思ってたから」
美樹先輩は嬉しそうだ。
全くっ…やっと、同じパートにニューフレンドが出来るかと思ってたのに…
「宜しく」
と、日比野君。
もう…男なんて興味ないよぉ…
#22
「そういえば新入部員、男の子だったねぇ。どうだった?」
部活終了後。茉莉が興味深そうに尋ねた。どうやら覗いてたらしい。
「別に…女の子期待してたのにな」
はぁ…もうどうでも良いよ…テストの成績は駄目だし、友達は出来ないし…運悪っ
「男の子のニューフレンドでも作れば?」
「女の子が良いよ…」
実は七海にはまだ少ししか友達が出来てない。この高校にはギャルっぽい子が多い。七海が一番苦手な性格だ。
「…中学に戻りたいよ」
私は呟いた。
澪さんレスありがとうございます★☆
共感出来ると聞いて嬉しかったです!やっぱりギャルっぽい子って苦手ですよね…
ここから話を大きく広げていくのですが、果たして上手くいくのか…
頑張ります💦澪さんも頑張って下さいネ
🎵~🎵~🎵~🎵旅人
#23
「そういえばさぁ…」
帰宅してすぐにお母さんに言われた一言。なんでこの一言で私の心臓が飛び上がったのだろう…
「な、なんでしょーかぁ?」
私の言葉も変になる。
「いやぁ、そろそろ結果が来てもおかしくないんじゃないかしらってね。お母さんちょっと期待してるのよ」
『結果』ね…
私は1枚ずつゆっくりと『結果』を出していった(隣でお母さんが「さっさとお出し!」と急かしてたが無視)。
「勉強した?」
率直に聞くお母さん。ええ、しましたとも。これでも!
「計画はしっかり企てないと駄目ね、高校の勉強は難しいから」
お母さんは参考書に書いてある事をそのまま言う。そしてしばらく考え込む。どうせ塾の事だろうが、塾なんて入ったら部活に行けないじゃない。絶対嫌だ。まだ全くEuph吹けてないのに。
あ~もう…ここのへんストレスがたまってるのかな…ムカムカする。
勉強・友達・部活…
七海はとても疲れていた。
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