怪談

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2014/12/05 21:06(更新日時)

お化けに幽霊都市伝説。

フィクション、ノンフィクション、又聞き、空想etc…。

夏の暑さを涼しくするのは、アナタの秘めた『恐怖』なのです。


なお、純粋に『恐怖』を楽しむ場にしたいので『つまらない』などのレスは控えて下さい。

13/07/18 23:17 追記
某国営放送の子供番組。
着ぐるみや歌や体操のやつ。

そのエンディングコーナーでお兄さんと子供たちが楽しく踊っている中、良く見るとずっと体育座りしてる子供が一人いたらしい。
でも、スタジオは気がつかない様子で、良くみると他の子供がその子を『すり抜けてる』そうです。

13/07/18 23:55 追記
怪談など以外でも、ご存知の恐怖話がありましたらレスをよろしくお願いします。

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No.1976603 (スレ作成日時)

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No.2

>> 1 早速有り難う御座います。

実は私の実家の近所にもあるんですよ、そう言ったいわくのある『神社』がね。

でも地元からしたら普通の神社で、年に一度こじんまりとしたお祭りがありまして、子供が掃除をしに行くと町会の皆さんから貰える『お菓子』が楽しみでした。





…ただ、行ってはいけない日、と言うのも生前の祖父母から聞かされていたのも事実です。

  • << 4 こんばんわ。 その話もっと詳しく聞きたいです~!

No.9

>> 4 こんばんわ。 その話もっと詳しく聞きたいです~! こんばんは。主です。

場所の特定は避けたいので話せる範囲内ですが。

まずは自分の自分の景色は田畑の広がる地域でして、自分の町内も少し歩けば林や森のしげる景色になります。

その林を抜ける道に、白く古い鳥居がぽつんと立っているところがありまして、僕らが幼児期には極普通に走り回っているような神社でした。

ただ、回りの大人からは『入ってはいけない日』と言うものを聞かされていました。

実はここに奉納されている物は変わった『物』が奉納されていまして、それで『おまじない』をする日と聞いたのですが、子供たちは直ぐに『呪い』と気が付き、確かにその日は大人ですら遠回りで帰ったくらいです。実際、その日に前を通った女子高生が『白い着物の女性に教われた』との通報で警察が来たこともあります。


で、ここまでなら普通にありがちな怪談で済むんですけど、ちょっとそれでは済まないんですよね。

次に続きます。

No.10

>> 9 実はここは以前はそこまでの心霊スポットってわけでもなく、回りの小学校や中学生が肝試し程度に話が知れる、良くある田舎町の神社でした。


…なハズなんですよ、あの日まではね。


単刀直入に書きます。

『この神社で『殺人事件』がおきました』

事件は物取りの犯行で犯人は捕まってはいます。
本当に刑事ドラマの様に黄色と黒いロープに仕切られたり、パトカーや警官がたくさん来ていた事は未だに生々しく覚えていますが、ここから更に『男の苦しむ声』や『返せ~』と唸る声が…との話も増えています。
それ以来、心霊スポットとしては上位に上がる神社になってしまいました。


ちなみに関連は無い…はずですが、その後身元不明の死人や、人骨の発見が近年報告されています。

どちらもそう遠くではない場所の出来事ではありますがね。


※もしも場所の予測や特定が出来たとしても、それに関するレスは完全近所します。発見次第、スレは強制閉鎖させて頂きます。

  • << 12 主さん貴重なお話ありがとうございます! とても楽しかったです!(こわかった💦)

No.16

>> 15 こんばんは。主です。

又聞きなので確証はありませんが、私の友人に兄がいまして、その友人が買った『中古車』のエンジンルームに『御守り』が縛ってあったそうです。

No.20

こんばんは。主です。

現在私は、知人の話やサイトなどから怪談や恐怖体験を集めています。

それらは後々UPして行きたいと思いますので、しばしお待ちください。


それでは有名な『キーワード』を一つだけ。

『クネクネ』

検索はあくまでも自己責任でお願いします。

No.24

4さん、11さん、そして皆様お早う御座います。

今の自分にはその上がったハードルが恐いっす💦😨

き、気楽にそこそこにお待ち下さい💧

No.27

こんばんは。主です。

本日は知人からの話を一つ。
なお、今回は怪談ではなく恐怖体験になります。

友人には姉さんがいまして、その方のお話しです。

その姉さんは大学時代に一人暮らしをしていました。

ある夜中に『ピンポーン』ベルがなりました。
夜中に何事かと思い、覗き穴を見るとドアの前に『酔っ払いのサラリーマン』勿論面識はありません。

『…なんですか夜中に、警察呼びますよ』
インターホンで伝えますが、男は『アケミ(仮)~ごめんな~、飲み直そうぜ~』

当然、姉さんは違う名前です。家が違う、人違いと言ってもアケミ~しか言わないのですが、直ぐに『わかった』と言ってその場からいなくなりました。

しかしホッとしたのもつかの間、直ぐに戻ってきて今度は『アケミほら!アケミほら!』と言う姿は何故かスカート姿で、手には缶ビールを持って叫んでいました。

すると隣の部屋の旦那さんが気が付いて外に出て喧嘩になり、その方の奥さんが警察を読んで連行されたそうです。

ちなみに警察が来て初めて玄関の外に顔を出すと、ドアの前の床にはビールが撒かれた様になってたそうです。

  • << 29 主さんこんにちわ! ギャー💦💦 どうしてスカート姿だったんだろう💦 どこから調達?💦💦 こわい💦 昔一人暮らしをしていたんですけど、 大家さんが親切でよくしていただいていたんですけど、ある日 大家さんに近くのテーマパークのチケットを貰ったんですけど、出掛けていたんで、ポストに入っていたんです。 何が どうだったか思い出せないんですけど 大家さんが家に入ったのがわかって 気持ち悪くて💦💦 そのあとすぐ引っ越しました💦 一人暮らしの方は、 十分お気をつけくださいね💦

No.33

こんばんは。主です。

ある女子高生が夢を見ました。

それは学校から帰る途中、電柱の陰に隠れていた変質者の男によって、ナイフでめった刺しにされるという夢だ。

それは、目が覚めてもはっきりと覚えているほど鮮明なもので、学校に行っても忘れることができなかった。

そして下校時、彼女は夢の中で男に襲われた辺りに差し掛かかる。

『すごく嫌な予感がする…』
急に不安になった彼女は、すぐに道を引き返し、母親に電話して車で迎えに来てもらうことにした。

待ち合わせ場所のコンビニで雑誌を立ち読みしていると、誰かから見られている視線を感じたため、彼女は顔を上げた。

すると、店の外には昨日の夢に出てきたあの変質者の男が立っている!

変質者はガラス越しにこっちを見つめ、ニヤニヤと笑みを浮かべながらこう呟いた。











『…夢と違うことするなよ』

  • << 43 主さん、皆さん こんにちは 主さんの女子高生の夢の話、これは正夢、デジャヴとしてありそうな話ですよね😱? 似たような自分の夢 昔の話です 地方に長い付き合いの友達夫婦がいるのですが、奥さんの実母、奥さんとその子供2人を東京巡りに連れて行った事があるのです。 その後、又東京に出て来るから(奥さんの実家が東京)、その時はドライバーとしての約束をしていたのです。 日にちが決まった10日位前なんですが、 <事故に遭う夢>を見たのです😱。 夢に出たのは、当時乗っていた車その物で、中に乗っいたのは友達の奥さんの家族、内容があまりに鮮明で、事故直後に運転席から後部座席を見ている自分がいます😓💧。 とにかく、夢の内容が鮮明過ぎて、車、乗っている人と条件が揃っている事、起きてからもどうするか⁉と散々悩み、考え方ました。 結局、断る事にして連絡を入れたのですが、気まずくなったのは言うまでもありません😣😣⤵。 レンタカーでも借りて車を換える事も考えたのですが、もしも…を思って断ったのは正解だったのか…。 デジャヴはその光景を見た瞬間に、脳が以前見た!と錯覚するとの説?を何かで読んだような気もしますが、そればかりとは思えません。

No.34

こんばんは。主です。

ある新婚の夫婦が結婚の記念に、中古の家を買った。

中古とはいえ、周囲の環境や日当たりは良好なうえ、値段も格安であったため、夫婦はとても満足だった。

ところがそんなある日こと、夫が廊下を歩いている時に、床に「赤いクレヨン」が落ちているのを見つける。

夫婦に子供はまだいないため、夫は不思議に思いながらも、前の住民の忘れ物であろうと考え、何気なくゴミ箱にそれを捨てた。

数日後の朝、夫が新聞を取りに行くために廊下に出ると、この前と同じ場所にまた「赤いクレヨン」が落ちている。

さすがに不思議に思った夫は、そのことを妻に話してみた。

すると、妻は顔を青ざめながら、「私もこの前掃除をしていた時に拾ったの。あなたと全く同じ場所で…」と答えた。

夫婦はこの不可解な現象て壁を叩くと、明らかにそこだけ周囲と音が違った。

夫が慎重に壁紙を剥がしてみると、そこには念入りに打ちつけられた引き戸が隠されている。

夫は釘を全て引き抜き、ゆっくりと引き戸を開けた。

すると中には、ガランとした何もない部屋があった。

薄暗い中、湿度の高いその部屋の白い壁には、赤色のクレヨンでこう殴り書きされていた。














『おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしておとうさんがおかあさんここからだしてごめんなさいごめんなさいおとうさんはおかあさんここからだしてごめんなさいおとうさんおかあさんごめんなさいここからだしておとうさんおかあさんだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして…』



なお、こちら怪談はタレントの『伊集院光』さんが創作し、ラジオで公表した物が都市伝説として広がった話です。

No.36

今宵は『女性』には身の毛も弥立つような話を。

実はこの話しはつい先日私がテレビでみた出来事です。

一人の女性が数人の男に担ぎ上げられ、白昼堂々といきなり車に押し込まれました!

当然女性は手足をバタつかせ暴れまくり、何とか車から逃げようとします。

しかし、女性を乗せた車はその場から走り去って行きました。

実はこれはある東南アジア系の国での『結婚方法』なのです。

拉致された女性も理由はわかっている様で、いきなり花嫁衣装に着替えさせられ、今この瞬間に初めてみた男の妻にさせられるのです。

そして村の風習なので、仕方がなく当人もその親族も、2、3日で諦めてしまうそうです。


なお、現在はこの方法は法律に寄り禁止され、出来なくなったとの事です。

  • << 39 主さん、おはようございます! その風習こわすぎます💦トラウマになる💦💦 今はなくなったんですね💦 良かった〰💦💦

No.37

こんばんは。主です。

次はショートストーリーを4つ

①公衆電話、それも緑色の公衆電話に『111番』を掛けて電話を切るとその公衆電話に電話が掛かってくるという。

その電話に出ると普通は電子音が聞こえてすぐに切れるが、ごく稀に誰かが話してくることがある。

噂ではこれは死者からの電話であり、この電話に繋がった者は死んでしまうという。


②ムーミン
ムーミンの正体、実は核戦争後の地球の話である。

ムーミンたちは核によって侵されて生まれたミュータントであり、スナフキンやミーは人類としての唯一の生き残りである。

スナフキンが旅に出るのは、もしかするといるかも知れない、人類を探しているからだ。

尚、核による兵器理論などは、実はムーミンが出版された後の事なのです、この話しはただのこじつけである。

③一つ前の私のレスで『こんばんは。主です。』の挨拶を入れ忘れた⤵

④何だかんだで話をレスしているのが自分だけである⤵

おそろしや~⤵

  • << 40 子供の頃、 幽霊に繋がる電話番号が流行ったような覚えがあります💦 実際にかけたのかかけなかったのか忘れてしまったけど💦

No.50

こんばんは。主です。

これはタレントで声楽家であります『森久美子』さんの体験談だそうです。

久美子が友人三人と旅行に行った時の事。
とある旅館で一泊する事になっていた。有名な旅館との事。
食事をおおいに楽しむとあとは寝るだけ。
寝床は結構な広さの和室だった。
生け花や掛け軸、日本人形が飾ってあった。
四組みの布団に各自潜り込むと、疲れからか一人、また一人
と眠りに入っていく。
久美子も眠くなって来た。

スーッ、スーッという寝息が耳に心地良い。
ところがふと気付く。
四人で寝ているのに聞こえてくる寝息が多い気がする。
あれ?部屋を見回して見た。
友人達は気持ち良さそうに眠っている。
気の性か。そう思いながら寝返りを打った。

ふと目に入ってきたモノ。
赤い着物の日本人形だった。
最初に見た時は確か舞を模したポーズだったのに何か変だ。

おまけに物音まで聞こえて来た。

『フーッ、フーッ、フーッ』

息苦しそうな呼吸の音。

『バサッ、バサッ、バサッ』

何の音?
目を凝らして人形をよく見てみる。
動いていた。
両手をゆっくり上げては降り下ろす
両手をゆっくり上げては降り下ろす、その繰り返し。
そしてその度にフーッ、バサッ。
久美子は思わず小さな声を上げてしまった。

その声に気付いたのか、人形は久美子の方に向き直る。
そして一言。


「見るな」


久美子は気を失った。

No.51

こんばんは。主です。

これはある大学生の体験談を拾った物です。

自分が学生の時の友達にA君という奴がいた。
A君には中学くらいのときから付き合ってるBさんという彼女がいて、いつもどこに行くにも一緒ってくらいのラブラブっぷりだった。
そんなある日、Bさんが交通事故で亡くなった。
それ以来、A君は前までの明るかった性格が一変し、暗く塞ぎ込みがちになりそのうち大学にも来なくなっていった。

心配した友人一同は何回もA君の住んでるアパートに行ったりもしたんだがA君は大抵留守で、たまに部屋にいても居留守を使われる始末だった。
そして2ヶ月ほど経ち、みんながA君のことを忘れ始めた頃にひょっこりA君は大学にまた来始めた。それは以前のような明るい性格のA君だったのだがどこか影があるように感じられ、実際に顔はやつれて目は落ち窪んでいた。
どこか変わってしまったA君を他の友達は避け始めたが、自分だけはけっこうA君と仲が良かったので付き合いを続けた。
しかしどうもA君の話しがおかしい・・

自分「なあ、A。あんまり考えすぎるなよ。落ち込むのはわかるけどそんなんでこれからどうするんだよ?」

A「大丈夫だよ。毎晩ちゃんとBが俺に電話で励ましてくれてるから。」

自分「え!?何言ってるんだ?」

A「Bってばかわいいよな。俺の気持ちを察して電話掛けてきてくれるんだ。それのおかげでなんとか大学にも来れるようになったんだし。」

A君は虚ろな目で自分を見ながら言う。

自分「しっかりしろよ!Bちゃんは死んだんだよ!」

A「しっかりするのはお前のほうだよ!Bは生きてる。ちゃんと俺に電話もくれるし…」

憤りながらも生気のない声で自分にまくしたてるA君に自分はゾッとした。
自分はA君がちょっと尋常じゃない精神状況にあると感じ、病院に行くことを薦めたが、いっこうに聞く耳もたない様子。
その時は自分も思い余ってつい、
自分「じゃあお前の部屋連れて行けよ!俺がBちゃんと直接話すから!」

今思うとこんなこと勢いで言うんじゃなかったと激しく後悔しているのだが…
その日の夜、自分はA君の部屋に行き普通に飯食ったり、テレビ見たりして時間を過ごした。

その時一緒にいるぶんにはA君に特に変わった様子もなく、ふと時計を見るともう午前2時を過ぎていた。

続きます。

No.52

(やっぱりA君はちょっと精神的に疲れてるだけだな。しばらく様子見ってことで大丈夫だろう。)なんて思っていた矢先だった。
突然A君が立ち上がりながら言った。

A「ほら、来た来た」

自分「え!? 何が?」
ビックリしながら自分は聞いた。

A「何って、話しただろ。Bから電話が来たんだよ。」

そう言ってA君は電話に向かって歩いていく。
そしてA君はおもむろに“鳴ってなどいない”電話の受話器を取るとさも誰かと話しているように楽しげに会話している。よくよく聞くと今日の大学での出来事とか自分が部屋に遊びに来ていることなどを話している。

自分「電話なんか鳴ってないだろ~!!」

急に怖くなった自分は叫びながらダッシュでA君に近づき受話器をもぎ取った。

隣で「何するんだよ!」とか喚き散らしてるA君をシカトして、自分は受話器に向かって大声で言った。

自分「誰なんだよ!イタズラならたち悪いぞ!いい加減にしろ!!!!!」

しかし受話器からは何も聞こえてこない。ウンともスンとも言わない受話器に自分は少しホッとしてA君に言った。

自分「なんにも聞こえね~ぞ。ただの無言電話じゃね~か! いい加減に…」


そこまで言った時にふと気が付いた。自分は“鳴ってない”電話の受話器を耳に当てていた。
普通、鳴ってない電話の受話器を取ると「ツ――――――――――」とかいう音が聞こえるはず。なのに受話器からはひたすら無音だった。

胸の奥から恐怖がものすごい勢いでこみ上げてくる。受話器を耳に当てたまま完全に固まってしまった自分に受話器から女性の、しかし図太く耳障りの悪い声がトドメを刺した。


「オ マ エ コ ソ ダ レ ダ」


自分は受話器を床に投げ捨ててダッシュでその部屋を出た。
何故かA君がその時今までみたこともないような顔でニヤニヤ笑っていたのを覚えている。

それ以来、自分は完全にA君を避けた。しばらくしてA君はまた大学に来なくなり、風の噂で退学したということを聞いた。

  • << 54 主さんこんばんは (別件😱も下の方に記載させて頂きました) 森さんの人形の話は、動く筈のない人形が目の前で動いたり声を発したら、それこそ恐怖ですよね? その物が消える事もなく、目の前にずっと残っている訳ですから。 随分と前に人形の髪が伸びたり?なんてありましたね? 人形は供養される事も多々あるようですし。 主さん、4さん、皆さん、こんばんは 主さんのスレを見付ける以前に、体験等を他のスレに書いたものがあり、宜しければ読んでみて下さい。 得体の知れない女の人の話、他もあります。 スレタイトル 『皆さん幽霊を信じますか?』の レスNO.77 スレタイトル 『霊感って』の レスNO.8もそうです。 自分の体験談なのです。
  • << 55 主さん、こんにちわ! 牡丹灯籠を 思い出した💦💦 A君のその後が気になる💦💦 無事なんだろうか〰💦 森公美子さんの体験もおそろしい💦 人形はなんだか不気味ですよね💦 子供の頃、家にあったケースに入った人形がこわかった💦 動き出すんじゃないかとあまり見ないようにしていました💦 稲川淳二さんの人形の話を知っていますか? 長すぎてまとめられないですけど、こわいです💦 人形にまつわる話はたくさんあるようで、人形だけを供養している神社もあるみたいですね💦

No.59

こんにちは。主です。

いつもは夜に登場しますが、今日はちょっと早めに語ろうと思います。

季節は8月くらい、夏休みの終わりの頃だった。
俺の故郷は、海の近くで海岸線には堤防があり、堤防の近くの土手で、よく仲間と遊んでいたものだった。
その日は夏休みももうすぐ終わろうとしている頃で、俺達はスケボーを持ち出して、その堤防の土手の近くでスケボーをしていた。

しばらくたって俺は喉が渇いたんで、近くの自販機までジュースを買いにいった。
他の仲間達はまだ土手で遊んでいるのが自販機のとこからでも見えた。
ジュースを買って土手のところまで戻っている途中、ふと気づいたんだ。

「・・・仲間の一人がいない。」

俺は、そいつがいないことを他の仲間に言った。
「Yがいないんだけど」
すると他の仲間は、皆知らないみたいで、「さっきまで確かにいたんだけどなぁ。」
ってかんじで、どこにいったのか知らないみたいだった。

その時間、海は満潮で、風もつよく波は荒れていた。
海に落ちたりしていたのなら大変なことになる、そう思った俺らは、急いでYを探し始めた。

土手の下は草が覆い茂っていて、ひどいところでは人の背丈にもなる。
そこをかき分けて、仲間と一緒にYの名前を叫びながら探していた。
そこに仲間の一人の声が聞こえたんだ。
「いたぞーーーー!!」
俺達はその声がしたところに急いで駆けつけた。
そこにはYが倒れていて、そのそばに、叫んだ仲間の姿があった。
Yの顔は真っ青で、左の足首を押さえてうずくまっていた。
顔中汗でぐっしょりで、うわごとのようになにかブツブツ言っているので、俺達はこれはただごとじゃぁないって感じて、すぐそいつをチャリに乗せ、近くの病院に連れて行き、Yの両親に連絡をとった。
Yは、脚を骨折していた。

それが不思議な事に、縦に骨が砕けているような感じだったそうだ。
Yの両親からお礼を言われて、俺達は家に帰った。
二学期を迎えて、最初の日曜日、俺はそのとき一緒だった仲間と共に、Yが倒れていた草むらを探検しに行った。
なぜあんなところにYは倒れていたのか?なぜあんな怪我をしたのだろうか?
・・・・ちょっとした探偵のような気分だった。

しばらく見て回ったのだが、何もみつからない、一緒に探索していた仲間は、飽きてきたらしく、土手に行ってスケボーを
し始めた。
俺もそろそろ飽きてきた。
その時だった。

次に続きます。

No.60

Yが倒れていた場所の少し向こうに草が生えていないところを見つけた。
近づくと、そこは何かを燃やした後のようで、炭になったものが山のように重ねられていた。ゴムが焼けたような嫌な匂いがした。

近づいてゆっくりとそれらを観察してみた。全身に鳥肌が立つのが分かった。
それらはすべて『人形』だった。京人形のようだった気がする。
切れ長の目や、小さな唇が、真っ黒に焼け焦げていて、その人形が全部で50・・・いやもっとあったような気がする。

ひとつだけその山から手前に落ちていた人形が目にとまった。

その人形の左足首が真っ黒に焦げて、解け落ちていた。
あまりにも恐ろしくて、その人形のことは仲間にも言わなかった。
ただ早く家に帰りたくて、仲間をせかしてその場を離れた。
帰宅して、両親にその事を話してみた。
両親は、最初笑いながら聞いていたが、俺が人形を見たというあたりで、顔つきが険しくなった。
俺は両親から、静かにある事を聞かされた。
俺の住んでいる町は昔、海だったこと。
それを干拓して、埋め立てたこと。
その作業は、当時は大変で、多くの人間が犠牲となったこと。
犠牲となった人たちを供養するために、神社に人形をそのつど奉納していたこと。
人形を奉納していた神社は、今は朽ち果てて、誰も訪れる人がいなくなってしまったこと。
そしてその神社が、俺達がスケボーして遊んでいたあの土手の直ぐ近くにあるということ。
誰があの人形をあの場所で燃やしていたのかは分からない。
あの時なにがあったのかをYに聞いても、口を閉ざして何も話さなくなってしまう。

あれからずいぶんと長い時間が流れたが、俺は今でも、人形が嫌いだ。
たとえどのような人形でも、あの時のことを思い出してしまうから。

  • << 62 主さんこんばんわ! 主さんの体験談ですか💦 あ💦詳しくは聞きません💦 Yくんに、なにがあったんだろう💦 疑問がつきない💦 人形はまた人間の霊と違ってというのも変だけど、 なんだろう〰 魂がこもっている個体? うまく言えないけど、 人形にも人格?のようなものがあるような気がして💦 得体が知れないところがよくわからなくてこわい💦

No.63

こんばんは。主です。
今宵もお付き合いの程、よろしくお願いします。

小学校のころ、俺のクラスにユキオ(どんな漢字かは忘れた)っていう奴が転校してきた。
小柄でハーフっぽい顔で、どことなくオドオドした感じの奴だった。
ユキオには両親がいなくて、爺ちゃん婆ちゃんと一緒に暮らしていた。
その辺の事情を先生は教えてくれなかったが、ユキオ本人から聞いた。
みんなは最初のうちユキオをイジメた。
と言っても、金脅し取ったりとかじゃなくて、集会の時にオナラをしたと騒ぎ立ててみたり、まぁ他愛もないものだったと思う。
それでも、本人には辛かったかもしれんけど。

だけど、ユキオは普段オドオドしてるくせに、そんな時は妙に根性を見せて、泣いたりムキになったりすることが無かった。先生に告げ口もしなかった。
だから、あまり面白くなくて、そのうち俺らもイジメたりしなくなった。
ただ、ユキオは良く学校を休んだ。
月にどれくらい休んだのかは忘れたけど、しょっちゅう休んでたっていう印象は残ってる。
その頃、うちの学校では、給食のパンを休んだ奴のところへ、同じクラスで近所の奴が届けるっていうルールがあった。

ユキオの家にパンを届けるのは俺の役目だった。
家はけっこう離れていたけど、同級では一番近かったし、良く通る帰り道の途中だったし。
ユキオの家は木造の文化住宅で、いかにも爺ちゃん婆ちゃんが住んでそうな家だった。
中に入ったことは無かった。何となく暗い感じで、俺的に嫌な雰囲気の家だった。
パンを届ける時は、いつも婆ちゃんにパンを渡してそそくさと帰った。
ある日、またユキオが休んだので、俺はパンを届けに行った。
玄関で呼ぶと、珍しくユキオ本人が出てきた。風邪でもひいているのか、顔色が悪い。
ユキオは俺に、家の中に入るように誘った。
「××××があるから、やろうよ。」とか言って。
そのオモチャは俺の欲しかったヤツだったんで、嫌な感じを振り払って、家の中に入った。

ユキオの部屋に入って、ちょっと驚いた。
そこら中にシールやステッカーがベタベタと貼ってあって、その中には神社のお札みたいなのも混ざっていた。
俺らが入ってきた襖にも隙間がないくらい貼ってある。
「・・・なんだ、これ。」
「おじいちゃんとおばあちゃんがお札を貼るんだけど、それだけだと何となく怖いからシールも貼るんだ。」


続きます。

No.64

「お札破ったらいいじゃん。」「そんなことしたら、おじいちゃんに怒られるし・・・」
ユキオは口籠もってしまった。その日は、ユキオの部屋で1時間ぐらい遊んで帰った。
次の日も、ユキオは学校を休んだ。
先生が俺にユキオの様子を聞いてきた。
なんか調子悪そうだった、と言うと「そうか・・・休むっていう電話も掛かってこないから、どんな様子なのかと思ってな」「電話したら?」
「いや、したんだけど誰も出ないんだ。おじいさんかおばあさんは、居たか?」
「昨日は見なかった。」
「うーん、休むんだったら電話してくれって、ユキオにでもいいから言っといてくれ。」
その日もユキオの部屋で遊んだ。ユキオはオモチャを沢山持っていた。

少しうらやましくなって聞くと、お父さんとお母さんが買ってくれた、と答えた。
「お前のお父さんとお母さんってドコにいるんだよ?」
「死んだ。」ユキオはあっさりとそう言った。
「なんで?」
「交通事故。」
オモチャをいじりながら俯いて答えるユキオを見て、さすがに、これ以上は悪い気がして、話を変えた。
「明日は学校行く?」
「わかんない。」
「お前、大丈夫かよ。」
「・・・・・」
「休む時は電話しろって先生言ってたぞ。」
「・・・ゴメン。」
「俺に言ってもしょーがないよ。おじいちゃんとおばあちゃんは?」
「奥の部屋にいるよ。」
「じゃあ、そう言っとけよな」「・・・眠れないんだ。」
「はぁ?」
「お父さんとお母さんが夢に出てきて、僕のことを呼ぶんだ」「・・・・」
「ユキオ、ユキオって僕のことを何度も呼ぶんだ。それが怖くて、だから眠れないんだ。」
「・・・・」
「昨日は、腕をつかまれた、僕を連れて行くつもりなんだ。」俺はだんだん怖くなってきて、もう帰る、と言うと、ユキオはやけにしつこく引き留めた。
「お前が怖いのはわかるけど、俺がここに泊まるわけにいかねーだろ?」
「なんで?」
「俺ん家はお母さんが心配するから・・」
そこまで言って、「ヤバ!」って思った。
ユキオは俯いて何も言わなくなってしまった。
俺は、居たたまれなくなって、ユキオの家を半ば飛び出すように出ていった。
次の日もユキオは学校を休んだ。
先生は、一緒に行くと言って、帰りに俺を車に乗せてユキオの家に向かった。


続きます。

No.65

先生が玄関で呼んでも、何の返事もなかった。玄関を開けると先生が顔をしかめた。
靴を脱いで家に上がった。台所やユキオの部屋には誰もいなかった。
ユキオの部屋を出ると右手に部屋があった。
ユキオが昨日言っていた奥の部屋というのはそこなんだろう、と俺は思った。
先生がそこの襖を開けた。
そのとたん、先生は立ちすくんで、すぐに襖を閉めた。

その一瞬の間に、先生の体ごしに部屋の中が見えた。
ユキオの血塗れの顔が見えた。
それから、先生が警察を呼んだんだと思う。
その日の、そこから先のことはほとんど憶えていないけれど、警察は来ていた。
次の日、先生がユキオと爺ちゃんと婆ちゃんが死んだことをクラスの皆に伝えた。
けれど血塗れだったとは言わなかった。ただ、死んだと言った。
あとで、俺は先生にユキオの夢の話をした。
先生はしばらく黙って聞いていた。
そして、誰にも言うな、と言って、俺にユキオの両親のことを教えてくれた。
ユキオの親の死因は自殺だった。一家心中を図っていた。
ユキオはその時、運良く生き延びて、爺ちゃん婆ちゃんのところへ引き取られた。
俺はそれを聞いても、そんなに驚かなかった。なんとなく、そんな気がしていた。
何日かして、俺は警察に呼ばれて、ユキオの家へ行った時のことを話した。
ユキオの夢のことも話した。
警官は、俺にその話がウソでないかをしつこく聞いた。
俺はウソじゃないと何度も言った。
「本当に、君はあの家で、ユキオ君からその話を聞いたのかい?」
「うん。」
一緒に来ていた先生が困った顔をしていた。

警官が先生に向かって、ヒョイヒョイと手を振った。
それが合図だったのか、先生はしばらく考えてから俺に言った。
「あのなぁ、俺とお前がユキオの家に行っただろ。あの時・・・」
先生は言いにくそうだった。俺は嫌な予感がした。




「・・・あの時、ユキオ達は、間違いなく、死んで3日は経っていたんだ。」

No.69

>> 68 こんばんは。主です。

レス有り難う御座います。






最近、咳が出ています。

No.70

こんばんは。主です。
今宵もまた、よろしくお願いします。


荷物を片付けるため、夏の暑い日に久々に母方の祖父の家を訪ねた。
といってもその家はすでに誰も住んでおらず、私一人だけでの作業であり、無駄に広い家の為、なかなかはかどらずにいた。

中でもこの家で一番広い部屋には大きな仏壇が置いてあった。

長い間手入れをしていなかった為、埃まみれであったその仏壇を移動させなければならなかったが、あまりの汚れ具合を見かね、あまり使っていなかった雑巾で周囲を丁寧に拭いていた時だった。
仏壇と壁の間には画鋲であるとか、そのほかゴミがいくつか挟まっていたのだが、その暗い隙間から一冊のノートが挟まっているのがみてとれた。
重い仏壇を一人で抱えるのは容易ではなかったが、それでもなんとか手を入れる程の隙間をつくり、手を伸ばしてノートを取るのだった。
かなりの年月が経っていたことがわかる。土色に変色していたり、シワだらけであったり、
どうみても丁寧にあつかったものではない。
目を引いたのはところどころ赤黒く変色した部分があることだった。その染みは表紙だけでなく、表紙をめくった中にもある。瞬間、これは長い年月によって変色した血液ではないのか・・・との思いがよぎった。しかもこれは、まるで血液に浸されていたような染みのつき方であった。
ひどく不快な気分、あるいは得体の知れない気味の悪さを感じたが、興味もあり、ページを
めくっていく。中は墨で書いたと思われる、文字になりきれていない複雑な線と、意味不明な絵が書かれ、そして赤黒い染みによって塗りつぶされていた。

祖父は私が10歳の頃、亡くなっている。祖母は90は越えたであろうが、身体も弱り、認知症もあるため、ある施設にて過ごしている。といっても、もはや歩くこともできず、寝たきりで死を待つのみ。
言葉もなく、起きているのか寝ているのかの区別も難しい程だ。私はもはやろくに面会もしていなかった。
祖父と祖母の家は私にとってそれなりに思

いではあったが、もはや祖母もこの家に戻ってこれる訳もなく、処分しなければならないという事になり、それに先立って私が荷物の整理を任されたのであった。
ノートの事を母に尋ねるかどうか自問したが、このような気味の悪い物のことを親族に尋ねるのは躊躇した。

続きます。

No.71

>> 70 親族であるからこそ、知らないほうがいいことだってあるだろう。おそらくまともな事を言いはしないだろう・・・そんな気がした。
話を訊けそうな人のあてはあった。近所に面識のあるおばあさんがおり、やはり結構な高齢であったが、未だ現役で畑仕事をされており、しっかりした様子の人だ。昔からこの土地に住んでおられ、私が子供のころはお世話になっていたもの。大人になった今でも会えば挨拶は必ず行っていたし、おそらく何かしら知っておられるだろう。
日は傾き、畑仕事を終えて家にもどっている頃合をみて、おばあさんの家を訪ねた。
久々に会って話をするのだが、私のこともしっかり覚えていてもらえており、祖母の近況を交え、事のいきさつを話すのだった。
ノートを見せると、やはり不気味さが先に

たち、おばあさんにも心当たりはないといった様子であったが、しばらく眺めていたあとで、思い出したように話をしてくれた。

次のとおりだ
祖父の親、つまり私の曽祖父は祖父が若い頃に両方とも亡くなっており、また、修二という弟もいた。
修二さんは生まれついての障害があり、耳が不自由であった。当然言葉にも不自由で、それに伴って先天性か後天性かは不明だが、精神的にもおかしなところがあったという。
祖父は修二さんを一人で育てていたが、コミュニケーションが通じにくいことと、奇行が目立つようなり、目を離せず、仕事も満足に行えない生活で、徐々に疎ましく感じていったという。
修二さんは家に軟禁状態で、自分の意思や感情を伝えようと一生懸命ノートに書き記していたという。

ある日、事件は起こる。
修二さんは当時飼っていた鶏を一匹残らず鎌で殺したあと、自身の両耳に箸をつっこみ、死に至ったという。
箸は耳を抜け、ハンマーで叩いたように、頭蓋骨を貫通し、脳まで達していた。
耳はもちろん、目、鼻といった部位からおびただしい出血があったという。
祖父の証言によって、修二さんは自殺ということで処理されることになったが、自ら望んだ自殺であったか、狂った末の自殺であったか、あるいは他殺、つまり祖父が殺したのではないかと当時近所では噂されていたという。
つまり、おばあさんの話では、このノートは修二さんのもので間違いないだろうということだった。
日がくれ、祖父の家に戻った私はこのノートをどう処理するべきか思案した。

続きます。

No.72

>> 71 そのうちに慣れない肉体労働の疲れが出たのか、明日でもかまわないだろうと考え、そのノートを枕元に置き、床についた。
すぐに眠りについたが、どれくらい眠ったのだろう。物音に気づき、目が覚めた。
「ガサガサ・・・カリカリ・・・」
そのような音だっただろう。何かが這うような物音だ。そしてすぐそば、枕元でそれは聞こえるのだ。

そのあたりから生暖かな空気も感じる。
暗闇の中、ようやく目が慣れたてきたころにそれを見ることができた。
修二さんのノート、そのノートから細長い腕が一本上に向かって伸びていた。
まるで植物が自然にはえているようであり、そしてその腕は肘をまげ、畳をかきむしっている。
「ガサガサ・・・カリカリ・・・」
爪を立て、畳を掻く音であった。

「う…ああああああああああああああああああああ!!」
布団から飛びおきると、おそらく腰がぬけていたのであろう、立つに立てない。転がるように部屋の隅へと逃げた。
感じたことのない恐怖でパニックになっていたが、その腕の行方を見ずにはいられなかった。
腕は先ほど私が眠っていた枕まで到達していた。そしてそのノートからは、二つの目が覗いていた。

徐々に、頭全体がみえると、
「オオ・・・ォ・・・」
口から音にならない声が低く響く。何かが口のあたりから吐き出される。おそらく血液だったのではないだろうか。
そのあたりで私の記憶は途切れている。気を失ったようだ。
目が覚めるとそこは身体になじんだベッド。誰かに運ばれたのだろうか。実家に戻っていた。
「何があったの?」
母親はそこにいた。
「何が・・・って」
「何もなかった?」
そう聞いて母親の表情を伺ったが、その夜にあったことを証明する痕跡、血痕や畳を引っ掻く跡などを母親は見ていない様子であった。
そうだ、ノート・・・
「部屋にノートはなかった?」尋ねる。
「何もなかったわよ。連絡がないから心配で行ったら倒れているから、心配したわよ。」

私は頭が混乱してきた。夢だったのか?真実なのか?もう一度行って確認する必要がある。
疲れはあるものの身体に異常はみられない。その日はそのまま朝まで自宅で休み、翌日に再度祖父の家に向かった。今度は母親と一緒だった。
自分が眠っていた、そしてあまりの恐怖に気を失ったその部屋には、ノートや血痕といったものは見つけることができなかった。布団は母親が片付けたという。

続きます。

No.73

>> 72 訝しく思いながらも、母親の力を借り、片づけを終えた。
それから半年あまり経って、祖母が死んだ。
寝たきりになってからは私も母親も心のどこかで覚悟はできており、それほど悲しくもなく、葬儀は祖父の家で行われた。
あの時の奇妙な経験はすっかり忘れていたのだが、祖母の死により、祖父の家に訪れたことにより、再び思い出してしまった。

ふと、ノートを見せたおばあさんの事を思い出した。
あのおばあさんにノートを見せ、相談したことすっかり忘れてしまっていた私は、おばあさんにもう一度話をして真偽を確かめたい、そう思わずにはいられなかった。
古くからの付き合いがあるおばあさんだから、もちろん葬儀に来られているだろう。もし来られていなくても近所なのだから、訪ねてみてもいい。そう思い姿を探したのだが、どうにも見つからない。
母親に聞いてみる事にした。
「近所に畑仕事していたおばあさんがいたよね、あのおばあさん今日きてないかな?」
すると母親から聞いた言葉は驚くべきことだった。
「ああ、あのおばあさんはもう亡くなったでしょう。何年前だったかね。5年くらい前かね。葬式には出られなかったけど、確かそうよ。」

私は何がなんだかわからなくなったが、続けて聴いた言葉はさらに驚くべき事だった。
「近所の人はみんな知ってるはずなんだけど、あのおばあさんは持病があって、自殺だったらしいよ。むごい死に方したらしくてね、両方の耳から箸をつっこんで死んでたらしいわ…」
修二さんとそのおばあさんの関係はなんであったのか、そのノートはなんであったのか、それは結局わからないままになりました。


最後に、おばあさんの家もう一度行ってみましたが、その家はすでに取り壊されていました。

  • << 75 主さんこんばんわ! お話 ありがとうございます。 修二さんの話はどこまでが本当なんだろう💦 本当は 自分の元(おばあさんの所に)ひきよせるきっかけみたいなものだったとか💦 誰もいない場所で 仏壇の整理とかいやだな💦

No.77

こんばんは。主です。
今宵のこちらは夏なのにとても涼しく過ごしやすい晩です。
…なので、少し寒気がするかも知れません。

大学を卒業したAは、寮からも卒業して遂に念願の一人暮らしを始めました。
4月から通う職場からもさほど遠くもなく、近所には商店街が活気付いている場所にアパートを決め、今日は友人二人を連れて引越しの日です。

B『…引越しは良いけど、なんでここ?この立地で安すぎだろ?絶対にヤバいって』

A『俺も最初思ったよ、でもさ、ここ紹介してくれたのCなんだぜ』

この友人C。実はかなりの『霊感』がある事で有名であり、普段から不可解な事は全て彼に相談をしていたくらいだ。
勿論、その9割9分9厘は全く持って関係無い気のせいや偶然であり、何でも霊のせいにするな!とお説教される位だった。しかし、後の1厘は…そう言う事である。

B『なら大丈夫か?とりあえず怖い者と同居はしないで良いんだな』

C『そうだね、ここは空気も軽いし、何かの通り道って事もないからね。だから家賃の話しは不動産屋さんに聞いてよ』

とまぁ不安げな話をしながら3人は順調に引越しをしていました。

それから数日、至って何事もない日々を過ごすAは、会社の飲み会を終えて夜中に部屋に帰ると、そのまま眠ってしまいました。

『…フーッ、フーッ、ガッ!』

Aは飛び起きました。事もあろうか自分の寝息やイビキで目を覚ましたのです。
それからAは仕事も面白くなり、会社の人たちとの毎週金曜日に行われる飲み会を楽しむ様になりました。

そして飲み過ぎて毎回寝息で目を覚ました。

ある金曜日の夜、また同じ様に目を覚ましました。
しかし、Aはある違和感に気がつきました。

A『…俺今日は飲んでねーよなぁ?』

この疑問があるものの、再び布団に入るA。しかし寝息は直ぐに始まりました。

A(まて!俺はまだ起きてるぞ!)

Aは布団から飛び起きようとしますが体が動きません!そう金縛りになったのです。

『フーッ、フーッ、フーッ』

呼吸が荒く近づいて来るのを感じました。

『フーッ、フーッ、フーッ』

どんどん近づいて来ます!しかも呼吸はますます荒くなり、しまいには

『がぁー!がぁー!がぁー!』

と叫びにも似た音で遂に首筋にも呼吸が当たりだしました!

続きます。

No.78

>> 77 『がぁー!がぁー!がぁっ!』

この恐ろしい呼吸がピタッと止みました。
しかし次の瞬間『ドンッ!』息なり何かがAの腹に落ちてきたのです!
Aには暗闇でもソレをハッキリ確認出来ました!



それは髪の長い女性の生首でした!

『う、うわぁぁぁー!』

Aは叫んだつもりですが声は出ません!しかしこの首は声を出していました。

『フーッ、クルシイ、フーッ、イタイ、フーッ、カラダハドコニ、フーッ、カラダハドコニ』

Aはそのまま気を失い、気が付くともう昼過ぎになっていました。

A『なんだよ、あれは!』

AはとにかくCに電話をしようと固定電話に手をやりました。何気なくその時の壁を見ると、柱と壁の隙間に気がつきました。

それを嫌な予感がしながらもAは壁をさわると、実はそこは小さな納戸でした。

Aは恐々としながらも、納戸をそっと開けると、中には小さな小箱がありました。
Aはますます怖くなりましたが、とにかくその箱の蓋をゆっくりと開けると、中からは何枚もの御札に包まれた『首の無い日本人形』が出てきました!

『うわぁー!』

Aはとにかく家を飛び出し、Cに電話を掛けました!
そしてCと待ち合わせをして、再びアパートに戻った時、既に人形も小箱も無くなっていました。

どうやらたくさんの御札に包まれた人形の気配は、霊感の妨げになってしまっていた様です。

  • << 81 主さん、みなさんこんにちわ! 髪の長い女の人の正体は人形だった??💦 おそろしい〰💦 御札でグルグル巻きにしていても、出るものは出るのかな💦 稲川淳二さんの似た怪談を思い出しました💦 稲川さんの友人の借りたアパートの話です。 ちゃんと思い出せないんだけど、ごめんなさい💦 友人が寝ていると 回りを歩き回っている足音がするけど、誰もいない💦 不可解な現象が 続くというのでみんなでアパートにいくことになった。 アパートにあった 洋服ダンスは前の持ち主が置いていったものでそのままになっているという。 洋服ダンスと壁のスキマから奥がみえた?だったか 気になってずらしてみたら、そこは押し入れで中に小さな納戸があった。 開けてみると、 そこには女の子がいた💦 よくみると、 それは人形だった💦 後日大家さんに話を聞くと、以前ここに大学生のお嬢さんが住んでいたけど、病気でなくなったとのこと。 この人形は お嬢さんのものでお嬢さんが人形を探して歩き回っていたのではないか?いや💦 歩き回っていたのは 実はお嬢さんではなくて人形だったんじゃないかという話だったような💦 11さん💦 電気を消して読む勇気はありません〰(笑)💦 最近11さんの洗面所の話を思い出しては洗面所にいくたびにゾクゾクしてます(笑)💦

No.79

こんばんは。主です。

ちょっと気が付いた事があります。

散々怪談を読んだ後、不動産のチラシなど見て下さい。

一戸建てやアパートの写真でも構いません。


…いかがですか?どんな平和な理由で掲載されてる家の写真でも、みんな『訳有り物件』に見えませんかね?

私は旅番組に古い家屋を見た時に思いました。

ただただ、夏の田舎の素敵な風景なのですけどね(笑)

  • << 82 訳あり物件って、 何年か経つと? だったか💦 最初に入居される人には告知義務があるけど、次からは告知しなくていいだったか💦 いつのまにか 訳ありが訳ありじゃなくなるんですよね??💦 知らずに 住んでいる可能性もある💦 ヒャ〰💦

No.84

こんばんは。主です。
それでは宜しくお願いします。

一人暮らしをしていた大学生の頃。

ある日のこと、電話の音で起こされた。

時刻は昼に近かったと思う。

受話器を取ると、電話の向こうから「プツッ」という音とともに、テープレコーダーから発せられているらしい人の声が聞こえてきた。

「違います、違います、違います、違います、違います…」

その一言ずつが、すべて老若男女の、何の規則性も無いばらばらの声で。

寝ぼけた頭でずっと聞いていたが、30人目くらいの「違います」で電話は切られた。

知り合いや、心当たりの人物の声は誰一人としていなかった。

  • << 88 主さんこんばんわ! 今宵も楽しく読ませていただいています。 留守番電話って、無言もなんとなくいや〰な感じがするけど、 30人の声がしかも同じこといってるなんて気持ちわるすぎる💦 違いますってなにが 違うんだろう〰💦

No.85

こんばんは。主です。
今宵の2本目です。

まずは簡単なインタビューを撮影しました。
母親、息子、娘の3人家族だったそうです。

母親や子供達は彼らの計画通り、涙ながらに父親の事を話してくれました。

良いモノが撮れそうだ。番組プロデューサーのAさんは喜んだそうです。

そして、霊視おばさん登場!霊視が始まりました。

父親が着ていた服から霊視、最近の呼び方でサイコメトリーをする様でした。

服を握り締める霊視おばさん。
長い沈黙。

沈黙。

…沈黙。

またまた沈黙。

…困った。

いつもは図々しいぐらいに喋りまくると言う霊視おばさんが、何故か今日は期待に反して、霊視についてのコメントがしどろもどろ…。

コメントを引き出そうとするAさんの努力の甲斐もなく、霊視の良いコメントは撮れませんでした。

…スタッフは沈黙。
これでは番組が作れない。
Aさんはパニック。
(裏山と池の撮影素材ではどうしょうもね~ぞ! やばいな。…やばいぞ! 仕切直しだ!)

帰りのマイクロバス内のスタッフ達は無言。

Aさん一人がエキサイトしながら、電話で誰かと話していました。

そんなAさんに、ゆっくりと近づいて来た霊視おばさん。

Aさんが携帯電話を切ると同時に、霊視おばさんは呟きました。

「…惨殺されてるよ」

「は?」

「惨殺されてるよ、あの家族たちにさ」

「…え!?かっ家族に!」

「殺人一家の前では、わしゃ、言えんよ。…裏山の、土管みたいなもんが有るところに埋められているな」

Aさんは真っ青になり、警察へ電話を入れました。

翌日の新聞は、『保険金にていざこざから、主人惨殺一家』と見出しがついていたそうです。

  • << 89 霊能者にハッキリと指摘されてたら家族はなんて答えるつもりだったんだろう ジョンベネちゃん事件を思い出した💦 最近鶴瓶さんの番組に ジョンベネちゃんのお父さんが出てました。 お父さんも容疑者の一人なんですよね💦 真実はいかに💦

No.86

こんばんは。主です。
それでは3本目です。

丁度今の時期の頃、当時中学生3人が話題になっていた廃院の病院に肝試しに行った。

それはとある大きな川沿いにある『リバーサイド病院(仮)』。

夜中に割られたガラス戸の入り口から入ると、先ずは地下に進み出した。
地下には『霊安室』があるとの話を聞いていたからだ。

そこでその内の一人の少年が、地下にあったある部屋から行ったことを証明する為にカルテを持ち出した。

そして、何事も無く3人は帰途についた。

しかし、その日の深夜。

カルテを持ち帰った少年の家で鳴る電話。

取ってみると、

「こちらリバーサイド病院ですが、カルテを返してください。今から、取りに行きます」

  • << 90 ヒッ💦 よくカルテなんて持ち帰ったよう〰💦 ムリムリ〰 絶対ムリ〰💦 なにかあるに決まってる〰💦

No.95

こんばんは。主です。

皆様いつも訪問有り難う御座います。

また今夜も始めたいと思います。

彼は病院で仕事してるんすけど、夜勤で働いてたらドアがトントンとノックされた時のこと。
「はい?」
でも返事がない。
自分以外にもまだ誰か残ってるのかな、なんて思いながら無視してると、またトントン。
「誰ですか?」
また返事がない。
おいおいなんかの冗談かよ、やめてくれよ…(さすがに夜一人だったので)。
ってな時に、またトントン。

恐くなった彼は、扉までダッシュしてドアを開けました。
誰もいない。
ぞーーーっとなって彼は元の場所に戻ると、帰り仕度を始めました。
するとまたトントン。
「…」
するとまたトントン。
彼はめっちゃ恐くなったんだけど、どうしようもないので
「すいません、誰かそこにいるんですか?」
返事なし。
「本当にいたらもう一回、ノックしてくれますか」
トントン
ぞぞぞぞ。
「生きてる人ですか? もしそうだったらノックを2回してください…じゃなかったら、1回してください」
トン
ぎゃーやめてくれーー。
とは言ってもここでもうやめるわけにもいかず。
「この病院で死んだ人ですか? もしそうならノックを2回お願いします。違うなら1回お願いします」
トントン
「男の人ですか、なら2回してください。女の人ですか、だったら1回お願いします」

……。

あれ? 返事がない。わーもう帰りてぇええ。
「あなたはそこに一人ですか? だったら1回ノックしてください。二人でしたら、2回ノックしてください」
すると、






ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!!!!!!!!!


彼は気を失ってしまって、翌朝同僚に発見されたらしいです。

  • << 100 主さんこんばんわ! いつもありがとうございます☆ コックリさんを思い出した💦 コックリさんってしたことありますか? 流行りましたね💦1回したことあるけど、なんにもなかった💦 残念〰いえいえ💦はまらなくて良かった〰と思っています(笑)💦

No.97

こんばんは。主です。

今宵の2本目です。


とある女性。彼女は一人暮らしをしてるんですが、お風呂に入った後パジャマを着て、髪を乾かそうと大きな鏡の前に座ってクシで髪をとかしていると、鏡に映っているはずの自分の顔が全然別人の女の人で(顔だけ)しかも鏡の中の人はクシで髪をとかすたびに髪の毛が伸びるそうなんです。

そして、髪をとかしながらこっちを見てニタ~ッっと笑ったそうです。

  • << 102 また洗面所に行くのが怖くなりました(笑)💦 自分の顔が自分じゃないってどんな感覚〰💦 お風呂に入っている時にこわい話を思い出すと最悪ですね💦 逃げ道がない(笑)💦 みなさんのお風呂には 鏡ってついていますか? 家にはついていません。 最初は不便 と思ったりしたけど、 今はついてなくて良かった~と思っています (笑)💦

No.105

こんばんは。主です。
今宵もお付き合いの程、よろしくお願いします。

あるところに、一人の女の子がいました。
お人形が大好きな女の子です。女の子の部屋の中には、いくつものお人形が 置いてありました。
ある日のこと、学校の帰りが遅くなってしまった女の子はいつもと違う道を通って近道をすることにしました。
近道をするにはお墓を通らなければなりません。
もう日も暮れて怖かったのですが、仕方がありません。

うつむきかげんに女の子はお墓に入っていきました。
敷石を敷いた細い道の両側に冷たく並んだお墓の石、その後ろは鬱蒼とした竹林です。
なるべく、周りを見ないように、石畳ばかり見つめて歩いていきました。
と、女の子の目に何か気になるものが飛び込んできました。

・・・人形です。

すぐ右側のお墓の上に、おかっぱにしたかわいい日本人形が置いてあったのです。
何日か前に、お母さんと一緒に通った時には置いてありませんでした。

「かわいい・・・」

女の子は思わず足を止め、ついついその人形を手にとってしまいました。
黒いつぶらな目が、まるで「連れていって」と言っているようです。

「誰が置いたんだろう。このままだと野良犬に持ってかれちゃう。雨が降ったら濡れちゃうし・・・」

ほんの少しだけ迷いましたが、<今日だけでも>と思った女の子は、その人形を抱いていってしまいました。

「トゥルルルルル・・・」

その日の夜、女の子の家の電話が鳴りました。
お母さんはお父さんを駅まで迎えに行って留守です。
女の子が電話をとりました。
受話器からは、今まで聞いたこともないような女の人の声が聞こえてきました。

「あなた・・・いまお人形持ってますね。それは、お墓から持ってきましたね。」

びっくりした女の子は、叱られると思いましたが、正直に答えました。

「・・・はい」

「いまからあなたの家に行きます」

そう言うと、電話は「ガチャン」と切れてしまいました。

けれどもしばらくすると、また電話が鳴ります。

「いま、あなたのマンションの前にいます」

同じ女の人はそれだけ言うと、すぐに電話は切れました。

続きます。

No.106

>> 105 が、またしばらくすると、
「トゥルルルルルル・・・」と鳴りはじめました。

女の子は受話器を持って、黙って耳につけました。

「いま、あなたのマンションの二階にいます」

すぐに切れました。少したつとまた鳴りはじめます。

「いま、あなたの家の下の階です。階段を登ります、一歩、二歩、三歩・・・ ほら、もうあなたの家の前に着いた」

受話器を置きながら女の子は震えはじめました。

すると、女の子の手の下で、電話が鈍く鳴ります。

「いまあなたの家の玄関です」

誰もいない家の中で、女の子はもうどうしていいかわからなくなりました。

涙がこぼれそうです。

そして、電話のベルが・・・。

「いま、あなたの部屋の前にいます・・・」

魔物でも見るように、女の子は白い電話を見つめました。

・・・すぐに鳴りました。
「いま、あなたの後ろにいます・・・」

驚いて振り返った女の子の前には、青白い顔の髪の長い、和服を着た女の人が 立っていました。

「きゃぁー!!」

と叫んだ女の子は、気が狂ったように泣き叫びながら、
「ごめんなさい!ごめんなさい!この人形返すから助けて!ごめんなさい! ごめんなさい!なんでもするから!なんでもするから!」
と、人形を差し出しました。


「・・・なんでもするのか?」

女の人は、冷たい声で聞きました。
女の子は震えながら、こっくりと頷きました。

すると突然、女の人は女の子の手を取りました。
その手は細くて、氷よりもっと冷たく感じられました。

女の子は、もう声も出なくなって、ただ、その手を振り払おうとするのですが、その手は女の子が振りほどこうとすればするほど、女の子の腕に食い込んでくるようでした。

「なんでもするというのなら・・・それなら、おまえを人形にしてやる・・・」

女の人はそう言うと、そのまま女の子を連れていってしまいました。

その日から女の子は消えてしまい、どんなに探しても、誰にも見つけだすことはできませんでした。

ただ、あのお墓の上には、今も女の子そっくりの人形があるそうです。

あなたの家の近くのお墓に人形があったら、それは、あの女の子かもしれません。

No.117

こんばんは。主です。

今夜は皆様に合わせて系統の違う話を。

UFOと言えば有名な一件として『ロズウェル事件』があります。

簡単に言いますとアメリカのロズウェル地方にUFOが墜落、それを米軍が秘密利に回収しているって話です。


ただ、僕は別の見解をして見ました。

このロズウェル地方、実はアメリカが『核実験』を行なっていた地域でもありまして、もしかしたら、UFO墜落なんかよりも、実はもっともっと大掛かりな事故を、敢えてUFOの墜落としてでっち上げてたら…と思ってしまった時期があります。

そう思うと、世界各国のUFOの件、実は何かのカモフラージュであり、それを隠蔽するためにUFOのせいにしている、そんな事があるのかも知れません。

某大統領の射殺、これらの暴露だったのでは…?

  • << 122 主さんこんばんわ! いつもありがとうございます☆ 主さんと同じような事を考えたりしてます 昔はよくUFOの特集が組まれていましたよね☆ MJ12〰(笑)💦☆☆ 当時はUFOの墜落 としか考えていなかったけど、今は陰謀じゃないかな~と思ってます💦 あの有名な宇宙人も創作で、まだUFOの実体も宇宙人もだれも掴めていないと思っています〰

No.125

こんばんは。主です。

本日は『都市伝説』ではなく、『実話、真実』を語りましょう。

漫画にも曰くと言うものは様々あり、有名な物は『トトロのサツキとメイ』の話や、サザエさんの最終回など多数あります。

ドラえもん

てか

銅羅衛門

…この表記にピンと来た方は中々のマニアとお見受けいまします。

藤子・F・不二雄

いえ、『日野日出志』です。

もう30年以上昔になりますか、当時は『パロディ』作品が割と多く商業誌に載る事も多々あり、銅羅衛門とは日野日出志の書いたドラえもんなのです。

ただこれは相当な『問題作』であり、一度も単行本にはなっていないのです。

その内容ですが、まずパロディらしくキャラクター名が多少かえられています。

・のび太=のぶた
・ジャイアン=しゃいあん

と言う具合に。


話しはこうだ。

まず『のぶた』が『ひひひ』と笑いながら暗い部屋で何かをしている。
良く見れば『絵に書いたシャイアンの顔をペンで突き刺している』。


そこで一悶着あり、銅羅衛門が道具を出す。

それは『地獄一式』だ。

あまり詳しくは書かないが、スネ夫は『石臼』で磨り潰されると言う話です。

興味があれば
『日野日出志 銅羅衛門』
で検索して見てください。

血走った目をした銅羅衛門が、シャイアンの生首の上で逆立ちして待っていますよ。

  • << 127 主さんこんにちわ! おとぎ話が一瞬にしてオカルトに〰💦 ドラえもんの狂暴な顔が頭に浮かんだ〰💦 そんなドラえもんいやだ💦 グリム童話の裏側みたい💦グリム童話も実はおどろおどろしい話だったりするみたいですね💦 そうだ☆☆ ハイッ!ごろーさん! 『ほん怖』 8月17日にやるようです~☆ あと噂では、8月25日の深夜から怪談噺があるようですよ~☆ 楽しみ~楽しみ~☆↗↗↗☆

No.128

こんばんは。主です。
今宵は早めに語りましょう。

幼い頃の話だ。
私の家には和室があった。
普段から、あまり使われることがない場所だった。
暗くて、ほこりまみれで、誰も手入などしていない。
そんな和室の隅に三面鏡がある。
古いもので、母の嫁入り道具だったらしい。
不思議なことに、三面鏡の観音開きの戸は、いつも右側だけ開いてある。
私がいくら閉めても、なぜか気がつくと、開いている。
不気味ではあったが、母が鏡を使ったあとに閉め忘れているんだと、勝手に納得していた。
ある日、私はその三面鏡の前で足の爪を切っていた。
何でそんなうす暗く、居心地の悪いとこで爪を切ることにしたのか、理由は覚えていない。
例によって、三面鏡の右の戸は開き、鏡の向こうの自分が私を覗き込んでいるだけだった。
どれくらいか、時が経った。ふと人の気配を感じる。
何だろう、私はうしろを振り返る。しかし、誰もいない。
ほこりにまみれた、洋服ダンスが立ちすくんでいるだけだ。

おかしい。

たしかに、人の視線があったのに。私は気にしないことにして、再び爪の手入を続ける。
しばらくすると、また視線が。うしろを振り返る。何も無い。
変だなと前を向いたその時、それは居た。
三面鏡に私が映っている。
そのうしろに、見たこと無い、がたいの良い男の黒い影が私を見下ろしていた。
私は固まってしまい、動けない――いや、爪きりを持った、右腕だけが動いた。
しかし、それは私の意志ではない。
何者かに右腕をつかまれ、無理矢理動かされているような、とにかく右腕だけが私の意志に反して、動く。
右腕は勝手に、私の足の爪に伸びる。
気づいたときには、遅かった。
これも不思議なことだが、右腕が勝手に切り落とした足の爪が、いきなり飛び上がって、目の中に入ったのだ。
爪を切ると、爪が飛ぶことはままある。が、この場合は、真っ直ぐ私の目を目掛けて、普通ではあり得ない動きをして飛び込んで来た。
私は爪の入った右目を反射的に抑えた。
すぐに、取り除かなくては。
そう思い、立ち上がる。

私は和室をあとにした。そして、もう二度とその三面鏡の前に座ることはなかった。
幸い爪は無事取り除くことができ、目に異常もなかった。

あの時、最後に私が、三面鏡の中を覗いたあの時、黒い男は右目から血の涙を流していた。

No.129

こんばんは。主です。
2話目、宜しくお願いします。

私の知人Uの体験談を書かせて頂きます。
夏、Uは友人4人と川魚を釣るため、渓谷のコテージに泊まる事になった。
コテージに到着し、管理所でコテージの鍵と調理器具一式を借りていると、管理所のオヤジが、話し掛けてきた。

「あんたら、釣りしに来たのかい?それとも、怪談話かい?」
U達は、
「怪談話?」
と思いながら、こう答えた。

「釣りだよ。まー、季節が季節だから怪談話もするかも知れねーな。」
オヤジは、更に質問してくる。
「酒は、結構持ってきてるのかい?今夜は飲み明かすのかい?」
U達は皆、大酒のみで缶ビールをワンケースと焼酎を持って来ていた。
「あぁ。結構飲むと思うよ。でも、明日も釣りをするから、早めに寝ると思うけどな。」
その問いにオヤジは

「・・・そうかい。ならまぁ・・」
と答えた。
どうもオヤジの様子がおかしい。
U達は、気になり、
「なんだい?怪談話をして、遅くまで起きてると、なんかあるのかい?」
とオヤジに聞くと、オヤジは手の甲を胸の前で垂らし、こう答えた。

「いやぁー、男だけで泊まりに来るとなぁ、たまに出るんだよ。特に怪談話をしていると、出やすいらしい。それ目的で来る客も多いんだがなぁ。結構前になるが、知らないで泊まりに来た客が、見ちまってな。そんで、ショックでぶっ倒れちまって救急車で運ばれちまった。だから、一応忠告しておこうと思ってな。」
そして、オヤジは続けてこう言った。

「…あんたら、見たいかい?」
Uは、
「ちょっと見てみたい。」
と思ったが、周りの4人は反対の意見だったようで、

「勘弁してくれ。見たくねーよ。」
と口を揃えて即答されてしまった。
それを聞いたオヤジは、
「そうかい。そうかい。見たくないかい。」
そう言うと、少し離れた高台にある小屋を指差した。
「ほら、あそこに小屋があるだろ。あれが共同便所なんだが、あそこで出るんだよ。
何が出るかってーと、“手”が出てきよる。で、覚えておいて欲しいんだが、夜中に便所に行ったら、必ず便器をにらみ続けてくれ。」

Uは、
「へぇ~」
と興味津々で便所を見ていた。オヤジは更に話を続ける。
「便器をにらんでれば、その“手”は出てこない。少しでも目を逸らすと、“手”が出てくるからな。引きずり込まれないように、にらみ続けるんだよ。」
続きます。

No.130

>> 129 今まで怪現象の体験をした事がなく、幽霊等には興味津々のUだが、さすがに、
「汲み取り式に落ちるのは、勘弁。」
と思ったらしく、オヤジに
「気を付けるよ。」
と言い残し、管理所を離れた。
コテージに着くと、やはり格安だった為、単なる掘っ建て小屋で、便所は付いていなかった。
その日の釣果はそこそこで、持参した食材と釣った魚で飯を食い、あまった魚を肴に酒を飲み始めた。
ビールの利尿作用が聞き始め、Uの仲間4人は便所に行き始めた。
そして、便所から戻るたび同じ事を口にする。
「あの便所こえーよ。マジ出ても不思議じゃねぇー。」
Uは、4人の胆の小ささにゲラゲラ笑っていた。
当のUは、何故かその日は便所が遠く、もよおさなかった。

酒も入り、悪乗りしたUは、
「そんじゃー、そろそろ怪談話でも始めるか!」
と言い出した。
仲間の4人は、慌てて止める。

しかし、Uはそんな事お構いなしで、一方的に話し始めた。
Uが話し終わると、仲間の4人も観念したのか、それとも酔っていた為か、怪談話を順番に話し始めた。
一通り怪談話も終わると、
「そろそろ寝るか。」
という事になった。
ビビりまくっている4人は、床に着く前に
「もう、あの便所には行かない。」
とコテージの周りの草叢で立ちションをした。
しかしUは、寝る前も尿意は無く、結局1回も便所に行かずに寝る事となった。
深夜Uは、ふと目を覚ました。
起きた瞬間、半端ない尿意が襲ってきた。
膀胱が悲鳴をあげている。
「やばい、洩れる!」と布団から飛び起きると、Uはコテージを飛び出し、洩らさないように内股小走りで共同便所へ向かった。
便所に飛び込み、引き戸を閉めた。
さすがに、これは恐い。
裸電球の明かりは揺れ、壁はシミだらけでシミと木目は人の顔の様に見える。
管理所のオヤジが言っていた事をUは思い出し、和式の便器をにらむ。
しかし、Uにはもう余裕がない。
一気にジャージとパンツを膝まで下ろし、膀胱に貯まっていた尿を排泄した。

「はぁぁ・・・。」
決して、オヤジが言ってた事を忘れたわけではない。
放尿の快感が、気を緩ませたのだろう。
いつものクセが、出てしまった。
Uには、放尿中「はぁぁ」と息を吐きながら、うっとりと見上げてしまうクセがあった。
便器から目を離した事に気付き、「あっ、しまった!」と思ったその時。
まどろむ瞳に何かが、映った。
青白いモノ。

女の顔?

続きます。

No.131

>> 130 Uは、
「管理所のオヤジが、驚かせる為に、天井にお面を貼り付けたのか??」
と思った。

が、その時、青白い“女の顔”の閉じていた目蓋は開き、ニタニタと笑った。

「あが、あが」

悲鳴をあげたい、なのに口は開いても、悲鳴が喉に詰まり口から外に出てこない。
尿が止まらない! 
でもジャージを上げなきゃ!
そして逃げなきゃ!
右手はジャージを持ち、左手は引き戸にかけた。
「今だ、逃げろ!」
と思った矢先、Uの見開いた目と青白い“女の顔”の白内障のような濁った灰色の瞳と目が合ってしまった。
「あっ」
0コンマ何秒の空白。
いきなり、青白い“女の顔”が、ところてんを押し出すように、どぅるぅんと垂れ落ちてきた。
Uの視界を青白い“女の顔”が塞ぐ。
Uの喉を塞いでいた悲鳴は、固形物のように吐き出され、左手は渾身の力で引き戸を開いた。
「あがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
Uは、獣のような悲鳴を上げながら便所から勢いよく飛び出した。
しかし、ジャージとパンツが膝の動きを封じ足が前に出ない。
Uは、そのまま高台を転げ落ちた。
朝、管理所のオヤジにUは起こされた。
起きたUは、下半身丸出し、ジャージはびしょ濡れ、そして共同便所から5mほど離れた所で倒れていた。
Uは、慌ててジャージを穿くと、オヤジは笑いながら、
「あーあ、あんだけ念を押したのに。 あんた、見ちまったんだろ?」
Uは、がくがくと頭を縦に振り、
「あ・・あ・・あぁ、み・・見た!」
と答えた。
「そーか。 まー安心しろ。俺も何回か見てるけど、その後、呪われたり恐い思いはしてねーからさ。」

とオヤジは言うと、手を差し伸べ、Uを起こし上げた。
立ち上がったると、体中打ち身や擦りキズが出来ているのか、ズキズキと痛んだ。
Uは、オヤジに、
「あれは何だ?」
と聞くと、オヤジは、
「知らね。何年か前から、いるんだよ。迷惑だから、お前さんが持って帰ってくれると、良いんだがね。」
と、洒落にならない事を笑って言った。

以上が、知人Uの体験談です。
Uは、この話を私にした後、ぼそりと呟いた。


「この話を聞いて、お前が持って帰ってくれると、良いんだがね。」

  • << 134 ギャ〰〰💦 でた〰!!💦💦 手だけじゃないし〰(笑)💦💦 おもいっきりでてるし〰 (笑)!!💦 知らないで 見てしまうのと 知ってて見てしまうのとどっちがいいかな〰💦 知らないで 見るほうが まだいいかも〰(笑)💦 Uさんも怖いものしらずですね〰(笑)💦 そんな場所で怪談話始めてしまうとは〰💦 自分なら 即効帰ります!💦 最後のオチは 爆笑ですね(笑)💦 Uさんは笑い事じゃなかったと思うけど〰(笑)💦 川や海、水場には 霊が多く集まるようですね💦 状況が頭に浮かんできます💦 豆電の明かりって〰💦 いやだいやだ💦 おばあちゃんの家の トイレも豆電に汲み取り式で、かなりこわかった💦

No.141

こんばんは。主です。

ある休日、Kさんは部屋の掃除をしていました。

乱雑に本が並んでる本棚を整理しようと思い、本を全て本棚から取り出す作業をしていました。

三段目の棚の本を抜き取った奥に何かあります。

それは、未現像のインスタントカメラでした。

Kさんには、そのカメラは記憶になかったそうですが。

好奇心も手伝い、現像に出して見る事にしたそうです。

残数を見ると、あとフィルムが一枚余ってます。

Kさんは何か適当に撮ろうかと思ったのですが、回りには特に撮るものもないので、カメラを自分の顔の前に持ってきて、カシャッと自分の顔を撮ったそうです。

それから数時間後…

Kさんは現像して貰った写真を店から受け取ると、近くの喫茶店に入り、現像された写真を見ました。

そこには…Kさんを含む5人の男女が観光地みたいな所で、写ってる写真でした…

Kさんは思い出したそうです。
その写真は大学の友達と旅行に行った時のもので、もう5、6年も昔の事なので、すっかり忘れていたそうです。

どの写真もその旅行の時の物で、友達の懐かしい顔が並んでいます。

??…ふと、妙な違和感を感じたそうです。

3人までは知っている顔なのに、最後の一人は記憶にないのです。

髪が長く、陰気な感じの女で、みんなが笑っている中、無表情な顔をしているその女をKさんはどうしても思い出せなかったそうです。

もう一つ変だと思ったのは、何泊かした旅行なので、写真によっては、みんな服装が違うのに、その女だけは、どの写真も灰色ぽい、ワンピースを着ていたそうです。

…あっ!!Kさんは全て思いだしました。

その旅行はKさんの当時つき合ってた彼女と、Kさんの男の友人とその彼女で行った旅行だったのです。

だから計4人なのです。

灰色のワンピースを着た女は全然知らない女なのです。

髪の長い女は、Kさんの写っている写真には、必ず写っていて、Kさんの隣によりそう様に写っている…

偶然写ったとは考えられない…何とも言えない恐怖がKさんを襲ったそうです。

おそる、おそる最後の一枚…

今日、適当に自分を撮った写真を見ると…

Kさんの顔の隣に、あの髪の長い女のニヤリと、笑った顔が写っていた…

唖然としているKさんの所に、水を持ったウエィトレスが来る。

コトッと、テーブルに水を2つ置いて行きました。

No.156

こんばんは。主です。

本日は怪談ではありませんが、私の友人の『実際に』体験した話を語ります。

彼は私の幼なじみであり、家業が農家の家に婿養子として継いでいましたので、彼も職業は農業になった訳です。

そしてなにぶんこの暑さですから、毎朝涼しい4時には起きて畑に出ていました。

その日は『草刈り』をしていました。
草刈りと一言に言っても、小学校の校庭くらいある敷地です、肩に掛けて丸いノコギリを回して刈る『草刈り機』を使っていました。

ある朝、いつもの様に早朝の畑に軽トラックて到着すると、見掛けない年寄りの男がいました。
友人は何気なく挨拶をすると、年寄りは『妙な事』を話しかけて来ました。

『あの、その草刈り機貸して貰いたいんだけど』

友人は『は?』と返すと、また喋り出しました。

『家の庭が草だらけで困ってて、キレイにしたいから草刈り機かしてくれないか?』

友人は様々な事が不思議になりました。

まずこんな早朝にいきなり物を借りに来るなんて不自然だし、まず徒歩でいるからには近隣の人間だろう?しかしここはほとんど畑ばかりの土地であり、歩いてここに来れるところに住んでいるならば、その家も確実に『農家』なので草刈り機は当たり前にあるはずだ。

友人は当然断った。
しかし年寄りは

『じゃあトラック借りれるか?他に草刈り機借りに行ってくるから』

とにかく不自然だ。
友人はなおも断るが、アレコレと理屈を並べては何かを借りようとする。
年寄りの手は常にトラックの荷台を『逃がすものか』と握っていた。

イラついてきた友人は年寄りに名前や家の場所を聞くが、そうするとはぐらかして来た。

そして年寄りも痺れを切らせて動き出した。

『アンタなんなんださっきから、人がワザワザ早起きして来てるのに、そんな機械くらい「はいどうぞ」ってくらい言えねぇのか?』

これは年寄りの言葉です。

当然友人はこの逆ギレに怒りました。
しかし年寄りも引きません。

『若い者はすぐそうやって年寄りをイジメる、意気地も根性も無いくせに虐待は平然としやがる、アンタろくな死に方しないぞ』

友人はとにかく頭に来て警察を呼ぼうと言い積めましたが年寄りは平然と言いました。

『誰も泥棒も何もしていないのに警察呼んでも使い物にならないわ』

続きます。

No.157

>> 156 …泥棒?

友人はハッと思いました。

実は近隣農家や地域消防団の倉庫から、最近機械関係や電気関係の物が『盗難』に合う被害が1、2件ではありますが発生していたのです。

友人は言いました。

『…テメーか泥棒は?』

年寄りは一瞬固まった様に見えましたが『無礼者』と言って立ち去ろうとしました。

もちろん現行犯ではありませんし、証拠は無いため手荒な真似は出来ませんが、とにかく友人は『泥棒!盗んだ物どうした』とか声を浴びせましたが、年寄りは『うるせえ!』しか言わなくなりその場を去りました。

しかし、この年寄りはトラックに『指紋』を残していたため警察を呼ぶと、それが別宅の物置の指紋と一致したそうで、手掛かりの一つになったそうです。

その年寄りはいまだに捕まってはいませんが、畑には当然女性や、70歳を超えたお爺さんやお婆さんもいますので、この日友人ではなく、そう言う方だとしたら、また別の被害や一件になってたのかも知れません。


(この話しは先月に実際にあった話を友人から聞き、私か構成した実話です。内容もほぼ同一で間違いないそうです。)

No.160

こんばんは。主です。

今日は『ほん怖』の放送ですね。見てますか?

では今夜もお付き合い下さい。

会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。
亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。

「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、ということだった。
俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろといったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKはきっぱり言った。
いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。
Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んでしまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後本当にKは死んでしまった。
クライミング中の滑落による事故死で、クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。
通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。
一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に見せることにした。

続きます。

No.161

>> 160 さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たのでちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。
俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、再生した。

ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?
「えー、Kです。このビデオを…るということは、僕は…んでしまっ…いう…ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本…ありが…」
Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。
「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアァ死にたくない!死にズヴァアァにたくないよおおおおヴヴァアアアァ、ザッ」

背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。
これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、Kの父親は俺を殴りつけた。
奥さんの弟が、K兄さんはいたずらでこういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげでその場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。

翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったがそこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。
そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来ならあの直後に事故にあって死んでたはずだと言われました。

No.164

こんばんは。主です。

お盆も過ぎまして、また普通の生活に戻りますが、怪談はまだ続きます。

では今夜も始めます。


俺が小学5年生の頃。
これ以上の体験は、後にも先にも無い。
内容が内容だけに信じてくれない人も居るが、俺は確かに見た、と思っている。
そして見たのは俺一人じゃない。
親の後に付いて山中の獣道を歩いてた。
季節は夏。周囲は夕闇が迫って来ていた。
陸自空挺レンジャー出身の親父が先導していたので、疲れはしていたけど恐怖は無かった。

頼れる親父であった。
聞こえる音といえば二人の歩く音と木々のざわめき、種類は分からないが鳥の鳴き声と、谷を流れる川の音…だけだと思っていた。
何か、人の声が聞こえた気がした。
でも、特に川の音などは人の声に聞こえる場合もある。
最初はそれだと思っていた。
けれども、気にすれば気にするほど、人の声としか思えなくなってきた。

「とうさん…誰かの声、聞こえない?」
「……」
「誰だろ、何言ってるんだろ?」
「いいから、歩け」
言われるままに、黙々と歩いた。
だが、やっぱり声が気になる…どこからしているんだろう?
周囲をキョロキョロしながら歩ていると、谷底の川で何かが動いているのが見えた。
獣道から谷底までは結構な距離がある上に、木や草も多い。

そして夕闇が迫っているので、何かが居たとしてもハッキリ見える筈は無い。
ところが、ソイツはハッキリと見えた。
獣道と谷底の川は距離があるものの、並行したような形になっている。
そして、ソイツは谷底を歩きながら、ずっと我々に付いてきていた。
「お~い、こっちに来いよぉ~!」谷底を歩く坊主頭の男は、我々に叫んでいた。
ゲラゲラ笑いながら、同じ台詞を何度も繰り返している。
それだけでも十分異様だったが、その男の風体も奇妙だった。
着ているものが妙に古い。時代劇で農民が着ているような服だ。
顔は満面の笑顔。だが、目の位置がおかしい。頭も妙にボコボコしている。
そして、結構な速度で移動している。
ゴツゴツした石や岩が多い暗い谷底を、ものともせず歩いている。
大体、こんな暗くて距離もあるのに、何故あそこまでハッキリ見えるんだろう?と言うより、白く光ってないか、あの人?

小学生の俺でも、その異様さに気付き、思わず足を止めてしまった。


続きます。

No.165

>> 164 「見るな、歩け!」
親父に一喝された。
その声で我に返る俺。
途端に、恐ろしくなった。
しかし恐がっても始まらない。
後はもう、ひたすら歩くことだけに集中した。
その間も谷底からは、相変わらずゲラゲラ笑いながら呼ぶ声がしていた。
気付けば、俺と親父は獣道を出て、車両が通れる程の広い道に出ていた。
もう、声は聞こえなくなっていた。

帰りの車中、親父は例の男について話してくれた。話してくれたと言っても、一方的に喋ってた感じだったけれど。
「7,8年位前まで、アレは何度か出ていた。でも、それからはずっと見なかったから、もう大丈夫だと思っていた。お前も見ると思わなかった」
「呼ぶだけで特に悪さはしないし、無視してれば何も起きない。ただ、言う事を聞いて谷底に降りたら、どうなるか分らない」
「成仏を願ってくれる身内も、帰る家や墓も無くて寂しいから、ああして来る人を呼んでるんだろう」
大体、こんな感じの内容だったと思う。
その後も、その付近には何度か行ったけれど、その男には会ってない。


今度こそ成仏したんだろうか?

  • << 167 主さんこんばんわ! いつもありがとうございます☆ 主さんの 小学生の頃の話なのかな💦 山には霊だけ じゃなくて 獣や不審者もいるかもしれないんですよね💦 恐怖の塊〰💦 レンジャー出身の お父さんは 心強いですね! 坊主頭の男が頭に浮かびます〰💦 ちょっと『ひょっとこ』のような感じで 満面の笑顔〰💦 こわい💦💦 こわいけど 寂しいから呼んでると 思うと気の毒な気もしますね💦 その後 会わなくなったのは成仏したからかな〰 おばあちゃんの家は 山奥の中の山奥にあるんですけど、 山道は昼間でも かなりこわいんです〰 ちょっと開けた道には 親戚の家や お店(といっても小さな商店が1件だけです) があるんですけど そこへ行くのに 獣道のような山道を 延々と下らないと いけないのがこわかった💦 帰り道もまたこわくて💦 でも、まだ子供の時のほうが恐怖はましだったかも💦 今はもう無理です(笑)💦 想像が豊に なりすぎりました〰💦

No.168

こんばんは。主です。

それでは今宵も宜しくお願いします。


これはまだ、僕の妹が小さかった頃の話。

このての話題には良くある話だ。
でも、それが現実だと死ぬ程怖かった。

ある日妹が泣きながら俺を呼びに来た。


「戸棚の中に誰か居る…」


今はまだ昼の2時。
両親は共に仕事で出掛けて不在だった。

僕は妹に背中を押され、誰かがいると言う戸棚の戸をゆっくりと開けた。

…その中で妹が泣いていた。

「お兄ちゃん、誰かが戸を押さえていて、出られなかったんだよぅ」


…ちょっとまて。
今、僕の背中を押しているのは…。

  • << 173 主さんこんばんわ! ひ💦 どっちが妹〰?💦💦 でも わからないけど 戸棚にいるほうが 得体の知れないものの 気がするのは気のせい〰?💦💦

No.169

こんばんは。主です。

では2話目です。

『嫌な物見たぜ…』

そう言いながら事故に遭い2ヶ月近く入院していた友達が退院後に話してくれた。

彼は毎日夜中に健康のためにジョギングをしていたのだがある日後ろから来た車に轢かれ重傷を負った。

その時彼を轢いた車は彼を助けることも無く逃げ去った。

時間は夜中の1時過ぎ片田舎の街道には通り過ぎる車も人も無く彼は独り道端に倒れ込んだまま動けずにいた。

あまりの激痛に声も出せず意識も朦朧としかけた時目の前の路上に女性の足が見えた。

彼は『助かった…』と思い出せる限りの声でその女性に『救急車を呼んでください!』と叫んだそうです。

しかし女性は返事をすることはおろか彼の目の前に腰を降ろし顔を覗き込みながら

『私と一緒に行くんだよ…』

ヘラヘラと笑っていたそうです。

その顔は確実に生きてる人間のそれでは無かったと…。

彼はあまりの恐怖におそらく失神したらしく気付けば救急車の中だったと言います。

そのまま入院となり何日か経過し彼は『あの女はもしかして夢だったのかも知れない』と考えていました。

しかし入院中にたった一度だけあの女を見てしまったそうです。

それは身体の具合もだいぶ良くなった頃夜中にトイレに行きたくなりベッドから身を起こそうとした時ベッドを囲むカーテンの向こうに人の気配を感じ彼は『あぁ看護師さんの深夜の見回りか…』と思ったそうです。

しかし起こそうとした体が全く動かず金縛り状態頭の中に忘れかけていた女の顔が浮かび恐怖のあまり目をギュッと瞑り気配が消えるのを待っていました。
するとカーテンがサッと開く音が聞こえひんやりとした空気と共に耳元で

『ここに居たのか…』

と女の声で囁かれ思わず目を開けると事故現場で見た女の顔が目の前にあったそうです。

彼は振り絞る声で『俺はテメーと一緒になんか行かねえよ!』と言うと女の気配は消えていったそうです。

それからは女の霊が現れることもなく無事に退院出来ました。
彼が轢かれた場所で以前女性の轢き逃げ事件があったのは言うまでもない事実です。

  • << 174 いやだ〰💦💦 もし入院とかになったら どうしましょ〰💦💦 こわすぎ💦 強く突っぱねる気持ちが 必要なのかな💦 そんな時 咄嗟に突っぱねたりできるかな〰💦 う〰💦 想像がとまらない〰(笑)💦💦

No.170

こんばんは。主です。

3話目、宜しくお願いします。

小学校1年生のとき。祖母の家に1週間ほど泊まったときのこと。

「鏡にへんなものが映るけんど見たらあかんで」と言われた。
あてがわれた6畳の部屋には、年季の入ったらしき鏡台が…。

そこは昼間でも暗く、電気をつけても大して明るくならないような部屋だった。

寝泊りできるように中を片付けたさい、私は祖母の忠告も忘れて、鏡にかかっていた布を何となく取り払ってしまった。

何しろ、貼れるものは貼り、剥がせるものは何としても剥がしてしまうような年齢である。

ある朝…

詳細はよく覚えていないが、確か鏡台に乗せていた瓶か何かをとろうとして、そちらに手を伸ばしたのである。

私の手が鏡に映った。

ぶよぶよとした青白い手だった。

え、と思って鏡を反射的に見た。

確かに自分の影がうつっている。

影、というのは部屋が暗かったからだ。

窓から弱い明かりが差しているので、そばで目を凝らせばよく見えたが、はっと顔を上げた時には輪郭くらいしか確認できなかった。

たたずまいといい、身体の角度といい、自分の影に間違いない。

細部までよく見えずともそういうことはわかるものだ。

鏡に正対してまったく動かないということはない。

肩や腕のゆれなど、ささやかな動きの一つ一つまでまるっきり私と同じ動作だった。

だが、その影は自分のものではなかった。

着物を着ていたのだ。

輪郭しか見えなくても、自分の衣服と違うことはわかった。

そして目がじっと慣れてくれるにつれ、自分は坊主頭のはずなのに、鏡像が何だか変にもじゃもじゃした髪型をしていることも明らかになった。

私は電気をつけようとした。
鏡像がまったく同じ動作をした。
顔を確認したかったのだが、何故かふと思いとどまり、私はそのまま部屋を出て行った。


続きます。

No.171

不思議なことに当時は、余り怖いと思わなかった。

祖母の忠告は覚えてはいたが、その時の私は、もっとずっと視覚的に異質でいびつな何かこそ「変なもの」だ、と信じて疑わなかったのだ。

特撮や漫画の影響だったのだろう。

祖母はもう亡くなったので、彼女が何に対して警告を発したのか、もう知ることはできない。
今となっては、電気をつけなくてよかった、と胸をなでおろすような、ぞっとする体験なのだが、ある人に以下のように言われて、震えが止まらなくなった。

言われてみたら、それは「鏡に映っていた」のだ・・・




「顔見とったら、目と目が合うとったやろな」

  • << 175 こわい〰💦 最近は お風呂も手身近に💦 鏡の前に立つのも手身近に💦 早々に退散してます〰(笑)💦 影〰〰〰💦 気になります〰(笑)💦💦 自分だけど自分じゃない💦 気のせいか? ってのは 馬鹿にできないと 思ってます〰💦💦 やるせなす中村さん (芸人) の話ですけど 彼は霊の存在 を信じてなかった らしいのですが、 霊感のある人や 場所に仕事で 出かけてるうちに 霊感が強くなってきた そうです〰💦 霊感の強い人に 霊を感じる方法を聞いたそうですが、 目を瞑って まわりに注意をしてみるそうです。 自分以外に 誰かいると 気配を感じるらしい〰 それを 繰り返すうちに 見えるようになったそうです💦 試す勇気はありません〰💦💦 昨日の夜も 妙に 聴覚が冴えて なかなか寝付けませんでした〰💦 気配〰💦 いやだいやだ(笑)💦💦 意識はしません したくない〰(笑)💦

No.179

こんばんは。主です。
それでは今宵も宜しくお願いします。

もう15年以上も前の実話。

その日、俺の妹は彼氏とケンカしてそいつの家を飛び出した。

実家が近づいてから「そういえば、親とケンカして家出してたんだった・・・」と思い出し、おまけに酒も飲んで運転していたので親にバレるとまたケンカになる、と思い閉まってるラーメン屋の駐車場で酔いを醒まそうとしたらしい。

そして少し眠ってしまったらしく、ふと目を覚ますと自分の車がぐちゃぐちゃに壊れている。
助手席では血だらけの人間がうめき声をあげている。

「うー うー・・・」

夜中に妹が泣きじゃくりながらタクシーで帰ってきてそんな話を聞かされ、「酔っ払いのアホ話だな」とかるく流し、翌朝妹の車を取りにいった。

案の定、彼女の軽自動車は無傷だった。

乗り込んでから、昨夜言ったことを思い出した。

「嘘と思うなら、助手席のシートの下を見てよ!」

割れたガラスの破片が1コ。

パニックになりながらよく調べると、シートの隙間に幾つもの、どう見てもフロントガラスとしか思えない破片が数個・・・。

どうやら事故車をつかまされたらしい。

中古車屋に行ったがシラを切られた。

妹が半泣きになって叫んだ

「助手席は私より年下でデニムのスカートの女の子!」

それが今も忘れられない・・・。

  • << 186 主さんこんにちわ! うわ〰💦 いやだ〰💦 デニムの女の子〰💦💦 今は車がないけど、 前は中古車に 乗ってました💦 もういやだ(笑)💦 でもお店の人ひどいですね💦 買う前に言ってほしいな〰

No.180

こんばんは。主です。
では2話目です。

兄の家に泊まったときのこと。
その夜はふすまを隔てた隣同士の部屋で私と兄はそれぞれ寝ることになりました。

眠ってからどのくらい経ったころでしょうか。

ふと目を覚ますと、ふすまとは反対の方向にあるその部屋の入り口の方に何やら気配を感じました。

何だろうと目をそちらへ向けようとしたとたんに金縛り状態となりました。

その何かが近づいてくるのが分かりました。

するとそいつは私の寝ている布団の周りをぐるぐると回り始めたんです。

異常な重力に押しつぶされそうな感じで、私は苦しくて仕方がありませんでした。

しかし動くこともままなりません。
うめき声を上げるくらいしか出来ませんでした。

と、その時ふすまががらりと開き、兄が飛び出してきました。
「この野郎!何してやがる!」

その瞬間、金縛りが解けて体が自由になりました。

部屋の明かりを点け、少し落ち着きを取り戻すことが出来ましたが、なんともいえない異様な空気がまだ漂っていました。

兄の話によると、私のうめき声で目が覚め、何やら異様な気配を感じたのでふすまを少し開けて覗いてみたそうです。

すると、私の布団の周りを山伏の格好をした人がぐるぐると歩き回っていたそうです。

兄は直感的にヤバイと感じ飛び出してきたそうです。

あんまり気味が悪かったので、翌日知人が親しくしているという霊能者の人を紹介してもらい相談してみることにしました。

そこで思っても見なかったことを言われたんです。

その霊能者の話によると、私に呪いをかけているものがいるとのこと。

兄が見た山伏は、その人に依頼を受けて私に呪いを実際にかけている人だったそうです。

兄が飛び出してこなかったら、恐らく私は命を奪われていたとのことです。

しかし私には全く呪われるなどの心当たりがありません。

その霊能者の方は、私がかなり危険だということで呪い返しの祈祷をしてくれ、また、本来は極秘とされているという身を守るための呪文を決して他人に教えないという条件で伝授してもらいました。

これで呪いは全て呪った本人(山伏に依頼した人)へ跳ね返って行くとのことでした。

その後、しばらくは呪文のおかげか何事もなく日々が過ぎて行きました。

続きます。

No.181

>> 180 そんな折に、私の会社の同僚が突然、心不全で亡くなったんです。

全く健康な人だと思ってたので、皆本当に驚きました。

しかし私はそれに加えて、どうしようもなく恐ろしくなりました。




もしかしたら、あの人が私のことを・・・?


今となっては確かめようがありませんが、どうにもすっきりとしない気分が今も続いています。

  • << 187 う〰 呪い💦💦 おそろしいですね〰〰 知らないうちにかけられてるとかこわい💦 京都の貴船神社は 丑の刻参りで 有名らしいです〰 いたるところに 釘(わら人形?)が 打ち付けられているとか〰?💦 思うんですけど 丑の刻参りを 見てしまうのも こわいけど する方も 丑の刻参り って 夜中に神社に 行くんですよね💦 こわくないのかな〰💦 ってそれをする位だから もう普通の感覚じゃないのか💦 こわすぎる〰💦

No.182

こんばんは。主です。
それでは3話目です。

「七不思議」というものを知っているだろうか。

理科室の人体模型が動くとか、とある場所の階段をある時刻に上ると一段増えているとか、音楽室のベートーヴェンの目が動くとか、言うならば学校限定の怪談話みたいなものだ。

それに関係する恐ろしい体験をした覚えがあるので、この場を借りて話そうと思う。

3年生の卒業が間近になった頃、俺の学校ではしばしば奇妙な出来事が起こっていた。

教室の机から一斉に物が無くなったり、生徒が何もない場所で大ケガをしたり、体育館の天井の骨組みを成す鉄パイプが落下したり、火事が起こったり、といったような具合だった。

そういう事が起こる度に教員らは「よく注意しなさい」と言うのだが、あまりに常識の範囲を越えた事ばかりが立て続けに起こるので、生徒の間では変な噂が流れるようになっていた。

その噂によると、昔からどこでもよく耳にする「七不思議」というモノがこの学校にもあるというのだ。

全くくだらない。初めはそう思っていた。

しかし、ある事故が起こった時、俺は心の底から七不思議に恐怖を覚えた。

あろうことか、学校で、友人が事故で死んでしまったのだ。

その事故が起こる前、彼は数人の仲間と一緒に、去年の末に廃棄が決まった屋上のプール場で遊んでいた。

あまり詳しい事は分からないが、彼らは「七不思議」に興味を持って手掛かりを探していたそうだ。

数日後、廃棄プールの中で彼は死んでいた。

プールに溜まっていた水を一杯に飲み込んで、腹がパンパンに膨れあがり、底に生えていたコケや汚物をも飲み込んで、腐乱しかけた状態で見つかった。

あまりの出来事に、俺や仲間たちはただ唖然としていた。

その友人は運動神経が抜群だっただけではなく、行動力はあるが決して無鉄砲な真似はしない、賢さを備えたやつだった。

そんな友人が、たかが廃棄プールに行ったくらいの事で死んでしまった。

あまりにバカげてる。

仮に不注意だったとしても、普通、プールに落ちただけで死んでしまうものなのだろうか。

運動神経の良い彼なら、尚更そんな事は有り得ないはずだ。

「七不思議」

彼が興味を持ったこの言葉こそ、彼の死の直接の原因かもしれない。そう思っていた。

多分、俺だけではなく仲間の全員が、プールで何が起こったのか、程度は違えど恐ろしい想像をしていたに違いないと思う。
続きます。

No.183

>> 182 仲間の顔は皆、ひどく青白くなっていた。

それから数日後、仲間の間では、彼の死についての話題はタブーとなっていた。

皆、彼の葬式に出て、彼について気が変になるくらい散々訊ねられ、精神的に疲れきっていた。

仲間の中でも神経質だったKは、耐えられないところまで来ていたのか、教室に入ってくるなり教卓とイスを思いきり蹴り飛ばし、血走った目でギョロリと皆を睨みつけ、「もう嫌だ」と言い放ち、それっきり学校に来なくなった。

仲間の誰もが、Kのことを笑うことはできなかった。

事故から2週間くらい経ったある日の放課後、俺は教室にいた。

夕方6時くらいだった。

日はすっかり暮れてしまい、辺りは薄暗かった。

そういえば、七不思議って結局何なんだ?何となくそんな事を考えていた。

これまで大きな事件があったのは、机から物が大量に無くなった2年生の教室、生徒が大ケガをした3階の廊下、鉄パイプが落ちてきた体育館、火事で全焼した1階の倉庫室、そして例の廃棄プールだった。

5つか。

もし七不思議が本当なら、残りの2つはどこで何が起こるんだ・・・?

想像できるはずもなかった。

大体、事故の場所や起こる事の程度も、何もかもがデタラメだった。
ふと俺は時計を見てみた。
6時を過ぎたばかりだったが、周りはもう真っ暗だった。
何故か急に気味が悪くなった。
先日の事故と「七不思議」という言葉が頭から離れずにいたせいで、俺は周囲にとても敏感になっていた。

教室はひどく不気味だった。

この時間、いつもなら4,5人の生徒が残って自習をしているはずなのだが、気がつけば誰一人としていない。

きちんと整頓された机の列がやけに怖かった。

突然、ガラッと音がして黒板側の扉が開いた。心臓が止まりそうになるほどびっくりしたが、現れたのは級友だった。

級友は俺の方をちらりとも見ることなく、スタスタと真っ直ぐ窓際の机に向かい、横に掛かった黒いカバンを取ると、すぐに教室を出ていってしまった。

なんだ、脅かすなよ・・・少し安心したが、なんか嫌な感じがした。

今の級友は、何かがおかしかった。

どこか、様子が変というか、それ以前に・・・・

それが何だか理解した俺は、あまりの恐怖で歯がガチガチと鳴り始めていた。

さっきの級友が向かった机―――そして、取っていった黒いカバン。

どちらも、廃棄プールで死んだ、あの友人のものだった。


続きます。

No.184

>> 183 教室を出ていく時、彼はこちらを見て笑っていたような気がした。

気がおかしくなりそうだった。

一刻も早く教室を出たかったが、もう一度「彼」と会ってしまったら、と思うと、足がすくんでしまった。

ゆっくり深呼吸をして、手の平に「人」という字を書いて飲み込み、もう一度深呼吸をした。

時計を見ると、やはりまだ6時を過ぎたばかりだった。

俺は何とか教室を出ようと思った。

簡単なことだ。「彼」とさえ会わなければ良いのだから。

そう言い聞かせ、俺は教室を飛び出した。

誰もいない各クラスの教室を横目に廊下を走り抜け、階段を駆け下り、あっという間に下駄箱の並ぶ出口に辿り着いた。

そこで俺は硬直した。

下駄箱の辺りに誰かがいた。

しかも、よく見るとそいつの手にはさっきの黒いカバンがあった。

もう沢山だ・・・すると、そいつがこっちを振り向いた。

Kだった。

「もう嫌だ」と言葉を残し、学校に来なくなっていたやつだった。

俺は「K!」と叫んで駆け寄っていた。

「ああ、お前か」

意外にもKの様子は普通だった。

手に持っていた黒いカバンを除いては。

俺は自分を抑えることが出来ず、つい聞いてしまった。

「そのカバン、どうした?」

するとKは、まるで時間が止まったかのように俺の目を見たままピタリと動かなくなった。

俺はぞっとした。

Kはクククと笑い出し、「そんなに知りたいか?」と言った。

俺は怖くなったので、「俺もう帰るから。じゃあな」とだけ言って、急いで靴を履いて、そのままKと別れた。

早足で自宅に戻り、制服のまま布団に入って寝た。

次の日、学校に行くと何やらクラスがざわついていた。

俺は既に嫌な感じがしていた。

まず教室に入ると鼻をつく異臭に気付いた。

何とも形容し難い、排水溝かドブみたいな臭いだった。

教室の後ろで、クラスメートが集まっていた。

そこは俺の席がある場所だった。

見ると、俺の机の上が緑色に染まっていた。

どす黒い、気持ちの悪い緑色だった。

続きます。

  • << 188 こわすぎる💦💦 主さんの体験談ですか💦💦 転校できて 本当に良かった💦 その学校は今でも存在しているのかな💦 トイレの花子さん レベルじゃないですね💦 廃プールは 集まってきて たまり場になっているのか 元々曰く付きの場所 なのか💦

No.185

>> 184 何だコレ・・・。

近づいてよく見ると、細かい粒々がびっしりと敷き詰められているのが分かった。

紛れもなくそれはコケだった。
俺は吐き気がして、思わず口を押さえた。

廃棄プールだ。

確信はなかったが、ほぼ間違いなくこれはKの仕業だと思った。

一体何のつもりでこんな事を・・・。

仲間に聞くと、やはり皆俺と同じ考えだった。

しかし肝心のKが教室にいない。

仲間と一緒にKを探しに廃棄プールに向かうと、屋上に続く階段の辺りの「立ち入り禁止」のプレートが、コケでぐちゃぐちゃに汚れていた。

仲間と顔を見合わせ、扉に手を掛けるとカギは掛かっていなかった。

扉を開け、一歩踏み出そうとした瞬間。

「ギャアアアアアアアア!!」

ものすごい叫び声がした。Kだ。

皆で走って廃棄プールの中を見ると、そこにはコケまみれのKが、奇声を発しながら飛んだり跳ねたり、手を振り回したり、狂人のように暴れていた。

Kは昨日も持っていた、あの黒いカバンを乱暴に振り回していた。

まるで何かを払いのけるかの様に。

俺たちはその光景をただ見ている他なかった。

その後、生徒に知らせを受けた教員がやってきて、Kは押さえつけられ、そのまま連れていかれた。

あの光景の恐ろしさは今でも目に焼きついている。

その後Kがどうなったかは知らない。

七不思議が結局何だったのかも分からない。

俺はあの後、両親に頼んで転校手続きを済ませてもらい、違う県の学校に転入した。

そこでは何も変わったことはなかったが、今でも黒いカバンを見ると、あの時の放課後、教室に入ってきた不気味な級友と、Kの狂った表情を同時に思い出してしまう。

No.189

こんにちは。主です。

この様な時間に突然ですが、今回は有名人の不思議な体験をまとめてみました。

1・寺門ジモンのマンションにジモンの兄が泊まったところ、着物を着た女の幽霊にほっぺを触られた。あんまり怖くはなかったのだが、やめてくれというと「ごめんね」といいながら幽霊は消えた。翌朝マンションの前の広い道を兄とジモンが歩いていていると、向こうから着物の女の人が来る。「幽霊がいるとしたらあんな感じかな」というとすれ違いざま女が「どうしてわかったの」と声をかけた。

2・ウルトラマンガイア第3巻の第2話目「宇宙戦闘獣コッヴ登場」という回ウルトラマンガイアが去ったあと 女優さんの左肩に霊の顔が浮かぶ。

3・大和田伸也は子供の飼っていたチロの夢を見た。すると映画「犬神家の悪霊」(いぬがみけのたたり)という映画のオファーを受けた。しかし、撮影中、子役が犬にかまれたり、プロデューサーが犬に襲われたり事件が続いた。最後には映画に出演中の二匹の犬の写真をスタッフがとったところ、一匹が首だけ、もう一匹は首なしで写った。

4・「リング0~バースデイ」「カンゾー先生」に出演した麻生久美子は、ホラー映画の撮影に入ると何故か耳鳴りがするという。窪塚と競演した映画「魔界転生」では耳鳴りはなかったが関係者の事故・怪我が相次いだという。また金縛りにあいやすい体質なのだが、リモコンによるテレビをつけると金縛りがとけるという。
以前金縛り中に目をあけると、男なのか女なのかわからない白いものが足元から体を踏みながらあがって、胸元にくるとしゃがみこみ、首を絞め始めた。しかもその白い物体は耳元に口を寄せると低い声でうめくような声をあげた。

5・鬼束ちひろの「infection」というシングルジャケットに霊障?鬼束が正面を向いている写真があるのだが、左の耳が奇妙にねじれているのだ。

6・加藤夏希は、ある撮影で某スタジオに入っていた。するとどこからか電話の呼び出し音が聞こえる。誰の携帯だと騒ぎになったが誰でもない。ふとスタジオを見るとコードが抜かれたはずの公衆電話が鳴っている。スタッフの1名が勇気を出して出てみたがきれてしまった。こんな奇妙な事があいついた。

続きます。

No.190

>> 189 7・映画「千年の恋」に奇妙な霊体が写っている。少子と紫式部が、仲むつまじく話をしておりシーンがる。そこに、二人を嫉妬するかのごとく、にらんだ男がみえる。

8・ザ・ビートルズのレットイットビーの1分7秒くらいに、意味不明の妙なうめき声が入っている。

9・徳永英明の「壊れかけのRADIO」のカラオケ映像に異変が!!徳永が唄ってる会場の2階に男の顔悲しげに映っている。

10・つまみ枝豆は、師匠ビートたけしのマンションで、師匠のタバコの補充をとりに行こうとして幽霊に足をつかまれた。師匠のたけしはそんなものは信じてないと思って、話さなかったが、そのマンションを引き払う時に、たけしから「あのマンション幽霊が出るんだよ」と言われた。

11・デビット伊東は、中学の野球部時代、一年生だったのでベンチで応援していたのだが、どうもこのベンチがいやでしょうがない。後で聞くと、日射病で亡くなった子供が寝ていたベンチだそうだ。また高校時代ラグビーの練習の後、仲間たちが学校のプールに行ったのだが、デビット伊東はいかなかった。どうしてもいやな感じがしたからである。すると浮浪者の遺体があったという。他にも無人島で自分でカメラを持っていき、一人で暮らすと企画があったが、ある時、子供物の靴が流れ着いているのを見た。いやな感じがしたが、そのまま時間が経った、深夜何故か目が覚めたが左半身だけが汗をかいている。帰ってビデオの編集を見せてもらうと、自分の横に子供の姿が写っていたという。またイギリスでは老夫婦の呪いのある家を見た。

12・ネプチューン名倉の体験。桜金造とネプチューンが心霊スポットの沼に夜9時頃取材に来た。金造・掘健、そして名倉、最後は原田という順番で歩いていたが、途中名倉が原田に肩を叩かれたと言って怒っている。しかし、原田は名倉の肩を叩いてなかった。後日スタジオで検証すると名倉の肩にオレンジ色の鬼の顔のようなものが写っていた。

13・林家正蔵が子供頃、年の離れた姉がいた。年令が離れていたので、母親のように甘えていた。ある時、姉が養女として他家に行ってしまった。その後、肺病をやんだ姉を母親や祖母が見舞っていたが、ある夜、8.9才の正蔵は、長屋に姉が訪ねてきた姿が見えた。病のためか顔もやつれている。「ねえちゃんだきた」と大騒ぎしたが、母や祖母は信じない。すると、姉が死んだという連絡が届いた。
続きます。

No.191

>> 190 14・1990年7月日本テレビの思いっきりテレビに亡くなった美空ひばりの顔が映ったと視聴者から電話が殺到した。出演者の稲川淳二、アグネスチャンの間の背後の空間に美空ひばりの霊が写ったというのだ。実は廃棄予定だった美空ひばりのパネルが偶然スタジオに残ってしまったからだというのが真相であった。
だがそれでも不可解な点はあるという。一度確かに捨てたはずなのに、再びスタジオに戻ってきている点、また番組中にひばりの顔の角度が若干変わるという点である。

15・美輪明宏がある時、関西の知人の事が、妙に気になって仕方ないので電話したところ、その家の奥さんが泣きながら「主人が今、病院で白血病だと告げられた」と訴えた。早速仏間で行をやると、「刀のサワリで、その刀に斬られた人の呪いである。その刀は雲月と雲龍という刀である」という事がわかった。すぐさま奥さんに確認すると、確かに「雲と雷」の刀がある事が判明。更に美輪が霊視すると、天草四郎の教育係の磯部山善右衛門が出てきてこう告げた。このご主人の前世は細川候の家臣で、鍋島候から贈られた名刀の試し切りでキリシタン男女18人をこの刀で斬ったのだという。その怨みを現世でかっているのだ。美輪は急遽大阪に飛び、観音経をあげながら、刀を白い布でまき、札を書いて清めた。するとご主人は元気になって退院してきた。

16・前田日明は高校時代最後の思い出づくりに仲間5.6人でバイク旅行にでかけた。妙見山を越え、愛宕山にさしかかった時には日が落ちかかっていた。ふと見ると中学生ぐらいの女の子が泣いているのだ。不審に思い仲間と引き返したが、誰もいない。女の子いた場所には慰霊の後があった。

17・山瀬まみは子供の頃から心霊体験が多い。子供の頃、母親と歩いていていたときの事。体を斜めにして歩く山瀬まみに母親が聞いた。
「なんでそんなポーズで歩いているの?」
「地面から手が出てきてひっぱるの」

18・山田まりやの子供の頃、実家の近所に「ばけだん」と呼ばれるお化け団地があった。一家が一晩で消えたりする団地だったが、ある時山田と友人はそこで男の子の足だけの幽霊を目撃した。必死に逃げたが自宅に入ってふと天井を見ると女の首が浮いていた。

No.194

こんばんは。主です。
今夜はこちらは雨が降っています。
では今夜もお付き合い下さい。

当時私は都内某所の店舗勤務でした。

夏に転属したばかりで、慣れない環境に四苦八苦する毎日でした。

ガス抜きの意味もあったのでしょう。
店のアルバイト君たちが私の歓迎会を企画してくれました。

当時アルバイト君たちの間では怖い話や心霊スポットにまつわる話が盛り上がっており、私もそういう類の話は大好きでしたので、ならばという事で心霊ツアー企画という運びとなりました。

場所は、当時少し騒がれていた、神奈川県内の湖に架かる、とある橋です。

総勢8名、深夜11時出発、車2台分乗という事で話はまとまりました。

思ったよりも早く神奈川県内に入ってしまったので途中ファミレスで食事する事にしました。

皆んなでその橋にまつわる話をしているうちに段々ヤバイんじゃないか?となり…。

でも来た以上はとりあえず行ってみようという事で皆んなでファミレスを後にしました。

現場の橋に着いたのは深夜1時半頃だったと思います。

2台の車を橋のたもとに置き、8人で連なって反対側まで歩いてみる事にしたのです。

見た目では何て事はないただの大きな橋です。

薄暗くはありますが、明かりも灯いているので、さほどの恐怖心はありませんでした。

ただ、ここは飛び降り自殺の名所で、落下防止の金網が高い位置まで設置されているのですが、その金網の至るところが引き剥がされたように破れているのです。

そして、欄干の至るところには何かで彫ったような跡でこんな書き捨てがありました。


"お父さん、お母さん、ごめんなさい。皆んなごめんね。さようなら…。"


『おい、これ遺書じゃねぇの…?』

『…・・』

その文面からは、とても誰かがイタズラ半分で捏造したとは思えないような情念が伝わってきました。

噂には聞いていましたが、現実にそういう光景を目の当たりにして私たちは皆んな言葉を失ってしまい、もう帰ったほうが良いだろうという事で皆んなで車に戻る事にしました。

車まで引き返すと、さっき駐車した時には誰も気付かなかったような廃車がひっそりとありました。

しかも車全体が丸焦げになっていて、なぜか助手席のドアだけが全開になっている状態で…。

その光景を見てとてつもなくイヤな想像が頭をよぎりました。

続きます。

No.195

>> 194 『心中…?』

皆、この場の異様な雰囲気を充分感じ始めていて一刻も早く退散しようという事になってすぐに8人全員で2台の車に分乗しました。私は後続車のハンドルを握りました。

急いで橋を後にして、500メートルも走った頃でしょうか…。

突然私の車の屋根に『ドンッ』という凄まじい衝撃があり、ビックリして急停車しました。

『何!?何か落っこってきた!?』

前の車の連中に連絡を取り、2台とも停車して降りて屋根を確認しました。

いくら見ても、何もぶつかった跡なんかありません。

よく解らず、再び車に乗り込もうとしたその時…。

『ねぇ~…ぇ…ねぇ…ねぇ…』
『!!!!!!』

『何だ今の声!?』

『……』

その声のようなものが聞こえたのはほんの一瞬です。

『誰かいるんじゃねぇのか…』

生身の人間が実際に居たほうが却って安心という妙な気持ちもあり、私たちは声がした方を探す事にしました。

明かりがなかったので、私が懐中電灯を車のトランクから取って来る事になりました。

ズボンに結び付けていたキーでトランクを開け中を見渡したその時です…

全く見覚えのない、わけの解らない子供の靴がびしょ濡れになってトランクの中にあったのです。

一瞬、何があるのかさえ全く把握出来ませんでした。

理解出来ず『これ誰のだ?』

などと皆んなに聞いても誰も知らないと…。

すると、またかすかにあの声が聞こえてきたのです!

『ねぇ~…ぇ…ねぇ…ねぇ…』
皆んな、今目の前で起こっている事態が理解出来ずにパニック寸前になって車に飛び乗りすぐに逃げました。

落ち着く為に再度ファミレスに寄り、明るいところに車を寄せトランクを開けてみると…。

まるで何事もなかったかのように、さも当たり前のように歴然として靴はそこにあるのです。

『何なんだ、この靴…』

夢でも何でもありません。
なぜなら、私たちの目の前にその靴はあるのですから…。

『あの焼け焦げた廃車と何か関係あんのかな…』誰かがそう言いました。そうです、私もそれを考えていたのです。

勝手な想像ですがあの車で何かがあって、もしや助手席から女性と子供は逃げようとしたんじゃないか?

でも、逃げれなくて焼け死んでしまったんじゃないかって…。そう考えてました。

焼け死んだ親子が何かのメッセージを伝えたくて私たちに声を掛けてきたんじゃないか、今はそう思っています。

  • << 203 主さんこんばんわ! いやだ〰 誰の靴〰💦💦 物体が目の前にあるって 避けようのない恐怖ですね💦 神奈川県の湖 といったら T湖かS湖かな💦 中でもT湖は出る💦 ので有名ですよね💦 そっち方面には たまに出かけるのですが その橋を通っているのかいないのか💦 こわい〰💦 湖にも 行ったことがなくて いつも車で 通りすぎるだけですが、 静かな雰囲気が 不気味でゾクゾクします💦

No.197

こんばんは。主です。
また今夜もお付き合い宜しくお願いします。

数年前、私は妹と二人で二人暮らしをしていました。

元々は二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると一軒家が借りられるという事に気付き、都心から多少離れてはいるものの、広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。

ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。

風呂場から
『ギャアアアアアーッ!』

という物凄い悲鳴が聞こえました。

ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと濡らして裸のままで廊下に立っていました。

何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら「どうしたの?」と聞くと、青ざめた顔で

「……風呂場、見て来て、お願い」
と言います。

言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。

脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子がうかがえた以外は。

取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました。

いつものようにお風呂に浸かっていると、「ヒュー……ヒュー……」という誰かの呼吸する音を聞いたというのです。

周りを見わたしたのですが、誰もいません。

風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。

湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって髪を洗います。

手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、髪を揉むようにして洗いました。

そのとき、ある事に気付いたのです。

…髪が、長い。

妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。

そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出してしまったそうです。

後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。

それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ずドアの外で私が待機するようになりました。

私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。

しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。

  • << 205 ひ〰 気持ち悪い💦 またお風呂が こわくなりました〰(笑)💦💦 曰く付きの部屋ですね💦💦 髪は気のせいでごまかせたとして〰💦💦 背中に鼻とか絶望的💦 もし、いる💦💦って 気付いても シャンプー中とか だったら最悪💦 出るに出られない〰💦 ふ〰💦 落ち着こう💦

No.198

こんばんは。主です。
では2話目です。

正直、今でも文字打つだけで鳥肌が立つもんなんだけど、これは去年付き合ってた彼女の友人、Tっていう女の子の話。

Tは非常に霊感の強い家系の育ち。

幼少期におばさんからウサギのぬいぐるみを貰ったそうだ。

Tはそのぬいぐるみを大事にしていたんだって。

だけど高校上がってからの話。

もうボロボロで、目もほつれてポロンってなっちゃってるうさぎのぬいぐるみ。

それだけ大事にしてきたんだろうね。

ある日、お母さんが掃除をしてる最中にこんな事を言ったらしい。

「ねえ、このぬいぐるみ覚えてる? 昔おばさんにもらったうさぎのぬいぐるみ」

Tはびっくりしたらしい。

だって、うさぎのぬいぐるみは今自分の部屋のベッドの上にいるのだから。

お母さんが持ってきた真新しいウサギのぬいぐるみは、ちょっと小さくて、まだボロボロじゃないきれいな状態。

お母さんが言うには、おばさんにもらったのはこれで間違いないらしい。

気味の悪くなったTは、今までもってた人形を押入れにしまったらしい。

ある日、お母さんがTの部屋を掃除しにきたとき。

ゴトッ

押入れから何かが落ちた音がした。

開けてみると、あのぬいぐるみが落ちてきたようだ。

お母さんは元の位置にぬいぐるみを戻すと、再び掃除を再開した。

ところが…

ゴトッ

再びぬいぐるみが落下していた。

元に戻す。

ゴトッ

何度もそれが続くため、気味が悪くなり、今度は物置状態のベランダの隅にブルーシートをかけて置いたそうだ。

そのベランダの隅っていうのが、またTの部屋のところにあるんだけれども。

ある日、Tはふとベランダに目をやったんだ。

すると、ブルーシートの上にあのぬいぐるみがこちらを向きながら置いてある。

気味が悪いからシートの下へ戻す。

しかしまたこちらを見てる。

今度はとうとうゴミ捨て場に棄ててしまった。

しかし再び人形はTの部屋にあった。

Tの家族はさすがに恐ろしくなり、人形を供養に出したそうだ。

  • << 206 うさぎの ぬいぐるみも 意思があって動いてたら可愛くない〰(笑)💦💦 やっぱり人形やぬいぐるにも念が籠ってたりするんですね💦 家には熊の ぬいぐるみが ちょっとだけあります💦 動きませんように〰(笑)💦

No.199

こんばんは。主です。
それでは3話目です。

あるタクシー運転手がいた。
仕事は人並みにこなす普通の運転手だった。

ある日、そのタクシー運転手はラジオをかけてタクシーを走らせていた。

いつもは何気なく音楽番組やニュースをかけていたが、その日はたまたまトーク中心の番組を聞いていた。

『続いてのハガキはこちら…』

『こんばんは。私は怖い話が大好きです。今日は都市伝説について話したいと思います。ある雨の晩、夜中にタクシーを走らせていると…』

ちょうど雨の日だなぁ、と運転手は思った。

なんとも似ているシチュエーションに少し戸惑う。

『…タクシーを走らせていると突然、雷が鳴り始めます。運転手はそろそろ引き上げようと思い、人気のない、車を走らせやすい土手の近くを走りました。すると、また雷が鳴りました。その時、運転手はあることに気付きます。バックミラーごしに雷の光で照らされた後部座席に、女の人が座っているのです』

運転手はラジオに釘づけになっていた。

そしてつられてバックミラーを見た。

そう。

女が居るのだ。

体を全身濡らした髪の長い女が、バックミラーからこちらをじっと見つめている。

背筋が凍り付き、そして恐怖に体を締め付けられ、声もでない。出しても仕方がないのだが。

しかし女はすぐにバックミラーから消えた。

しかしすぐに気付いた。

バックミラーから消えただけだった。

今度は横にいる。

すぐ横に座っている。

女は男の方を見て、口元を吊り上げてニヤつくように言った。

「一緒に来て……」

車は勢いよく横転し、運転手は即死。

もちろん女の死体は出てこなかった。

横転した直後、まだラジオ番組は続いていた。

『背筋も凍る話をありがとう。さて最後に、この話を聞いている人にメッセージです……』

『あなたは死にましたか?』

  • << 207 事故が もしかして 事故じゃない💦 ってこともあるかも しれない💦 『都市伝説』って 元になる話があって 今にいたる〰?💦 『都市伝説』 というと 消えた村? の伝説があるようで 気になります。 詳しく知らないけど💦 この前TSUTAYAで 借りた怪談の中の 一つですけど 女の子は 山や自然が大好きで 休みを利用しては 出かけていたそうです。 写真をとったり 山を満喫していたのですが、いきなり 男に鎌をもって 追いかけられるんです。 どこまでもどこまでも💦 出会った村人に 助けを求めるも みんな知らないふりで 男に女の子の 逃げた先を指差すんです〰 やっと山を抜け 道路に出たところで 通りかかった車に 助けてもらう。 助けてもらった人に 聞いたそうです。 あそこらへんは この辺の人でも なかなか立ち入らない 場所なんだよと💦 そういう場所って あるのかな〰💦

No.201

こんにちは。主です。
今日はまだ日が高いのですが、始めようと思います。

俺の親戚に元刑務官って人がいる。

その人が言うには、刑務官の仕事って受刑者を監視する事じゃなくて、受刑者に人の温かみを教えるのが本当の仕事らしい。

そんな叔父は、時間があれば受刑者の話を聞いていた。

話す内容のほとんどは受刑者の犯した罪についてがダントツで、自首した受刑者なんかは、どうして自首するに至ったかを話すらしい。

ある受刑者をAとして話を進めます。

Aは元々は普通のサラリーマン。

その彼が刑務所にいる理由は殺人。

殺害されたのはこの人の奥さんで、殺害後、遺体の処理に困ったAは、自宅の冷蔵庫にバラバラにした奥さんを保存していた。

会社から帰ってくると冷蔵庫から身体を一部を出し、肉は細かく切り、骨はミキサーで粉々にして、部屋のトイレから流していった。

そんな日々が何日か続いて、身体のほとんどがトイレから流れていった。

最期に残ったのが頭部で、やはりこれを細かく刻むのには踏ん切りがつかなかったらしい。

頭部だけが冷蔵庫に残された状態が何日か続いたある日、Aは夢を見た。

その夢の中で、殺した奥さんが部屋のテーブルに俯いて座っている。

かなり深く俯いてるらしく、表情は伺えない。

でも、テーブルに置かれた手がカタカタと左右に震えていた。

次第にその震えかたが素早くなっていき、爪が、そして指がテーブルの周りに飛散しはじめた。

みるみる内に肘から先がなくなり、ちぎれた。

腕からは真っ赤な血が迸り、骨がカタカタのテーブルを叩いていた。

そこで目が覚めたAは、全身を汗でべっとりと濡らし、あまりのショックに身動きが取れなかった。

ようやく落ち着き、リビングへと向かう。

すると冷蔵庫が少し開いており、そこから首だけの奥さんが睨みつけていた。

驚いたAは冷蔵庫と閉じ、扉をガムテープで閉じた。

この時にはまだAは自首を考えなかったらしい。

その日、冷蔵庫の中にある頭部の処理に手つかずのAは、仕方が無く新しい冷蔵庫を購入することにした。

一人用の小さい冷蔵庫で、店からの配達は頼まず持ち帰ったので、ガムテープ付きの冷蔵庫の存在が公になることはなかった。

続きます。

No.202

>> 201 その日の夢も同じ場所で奥さんが座っていた。

違ったのは、昨日の終わった時点から夢が始まっていること。

テーブルについている奥さんの腕からは真っ赤な血が滴っている。

今度は足が床を蹴っていた。
その動きが激しくなり、床をける音も

ドン、ドン、ドン、ドン

ドンドンドンドン

ドドドドドドドド!!

と激しくなっていく。

次第に床に血がにじみはじめ、足の肉が飛散しはじめる。

テーブルの上では腕が振り回され、血をまき散らしている。

Aの頬にも血が飛んでくるが、身動き一つ取れずにその光景を見ている。

頭の中では「はやく目覚めてくれ」と叫んでいたが、夢が終わることはなかった。

部屋中に飛び散った血がいやらしく光っていた。

突然、四肢を動きを止めたと思うと、俯いていた顔が少しずつ上がりはじめた。

垂れていた前髪が頬にへばりついていく。

髪の隙間からは、上目遣いでAを睨む目が見える。

顔が完全に上がった時、「ああああぁぁぁぁぁぁぁっ、私のからだを、返せぇぇぇぇぇぇぇ」

と絶叫が響いた。

この声にAはようやく目を覚ますことができた。

やはり全身に汗をかいていた。

この時、Aは冷蔵庫にある頭部の処理をしようと腹をくくったらしい。

ベッドから飛び出し冷蔵庫の前に行くと、その気持ちは完全に消えた。

あれほど頑丈に止めていたガムテープが全て千切れ、奥さんの頭部が冷蔵庫から転げ落ちていた。

その目は見開かれ、Aを睨みつけていた。

ここでAは逃げられないと観念したらしく、自首したそうだ。

叔父曰く

「殺された方の無念はいつまでも生きてるもんだ」

らしい。

  • << 209 顔が歪んでしまいました〰(笑)💦 こわい〰💦💦 夢もこわいけど 死体を切ったり 流したりって その過程がおそろしい〰💦 何年か前の事件を 思い出しました💦 女性を 隣のマンションの 男が襲って 自分の部屋で 女性の遺体を処理した 話💦 気持ち悪い〰〰〰 やっぱり ただでは すまないですよね💦 自首したからって 監獄に入って すむはずがない〰

No.213

こんばんは。主です。
実は今朝から頭痛が治りません。気候のせいか?それとも…

それでは始めます。

霊感持ちの友人の話です。

友人が急性胃腸炎になって救急車で地元(埼玉県入間)の総合病院に運ばれました。

そのまま入院ということになり、個室に入ったそうです。

その日の夜、ベッドでぼーっとしていると子供の声がどこからか聞こえてきました。

友人の部屋の床のほうから聞こえたので、下の階に入院している小さな男の子が騒いでるんだなと友人は思いました。

それにしても消灯時間を過ぎているのにその子は静かにならず友人はうるさくてなかなか寝付けなかったそうです。

数日だけの入院でしたが毎晩その子の笑ったり、泣き叫んだり、走り回ったりと騒ぐ物音で睡眠を邪魔され、退院の日に看護婦さんにちょっと言っておこうと思い、毎晩子供がうるさくてなかなか眠れなかったと言ったら、看護婦さんは

『はぁっ??』という顔をして、『うちには小児科も入院してるお子さんもいないですよ?』
という返事…。

聞いてみたら、小児科どころか産婦人科や新生児室など子供がいそうなところはなかったのです。

それに泊まりの家族なども子供はいなかったしそんな夜中に騒いだらさすがに注意するし…。

後半は看護婦さんも『やだーもぅ』という感じで答えていたそうです。

そして荷物をまとめて、忘れ物は無いかな?と部屋をザッと調べていたら、

ベッドの真下にポツンと人形が落ちていたそうです…。

古びてところどころ汚れたお人形…。

今までまったく気づかなかったし病院のベッドは簡素でそんな所に物があったら看護婦さんたちも気づくはずです。

友人はなんとも言えぬ恐怖とともに、

『これだ!!』

と直感したそうです。

それが男の子の声の主だったのでしょう。

友人は脱兎のごとく大慌てで病院を逃げ出したそうです。

  • << 217 主さん、こんにちわ! ひ〰💦 最後の最後に やっぱりきたか〰💦 存在感たっぷり〰💦 気のせいで 終わらせたかったのに〰💦ですね💦💦 その人形は そのまま 誰にも見つからずに まだ病院を徘徊してるのかな〰💦💦 でも小児科も 産婦人科もないのに 子供って💦💦 交通事故で運ばれたとか💦? 病院いやだ〰💦 看護婦さんとか 色んな体験してそう💦 でも気にしてたら 仕事できないだろうな〰💦💦

No.214

こんばんは。主です。
では次をどうぞ。

今朝は会社によらずに直接顧客のところに直行く日だったんだけど、営業先の駅の改札を降りたところで変なモノに気づいちゃったんだよね。

なんか改札の外にピンク色のホットパンツとピンク色のタンクトップ姿の女の子(背格好から小学校高学年ぐらいの)がいたんだけど、その子を見た瞬間なんか妙に頭の中がざわざわしたわけよ。
なんかすごい強烈な違和感があるのよ。

んで、かばんの中のスイカ探すふりしながらちらちら見てて気づいたんだけど、なんかいろいろ変なのよ。その子その子の手足がすっげー細くて長いの。

長いって言っても化け物って程じゃなくて、ギリギリ人間レベルでなんだけど、よくいえばモデル風、悪く言えば栄養失調児みたいな感じ。

なんか妙に色も白くて生気がない感じ。

そんでその子が隣にいる二十歳ぐらいの男の子の鞄に一生懸命何か入れてるのよ。

男の子はどこにでもいる様な男の子で、隣にいる友達となんか談笑してるんだけど、おかしくないか?

自分のカバンに何か入れられてるのに気づいてないんだぜ。

一瞬妹かとも思ったけど、それも変だと思わない?

だってこれから男の子が妹連れて朝にそんなとこにいるかな?

なんか変じゃねぇかって思ってたら男の子達が歩き始めたんだけど、その子その男の子たちについていくわけでもなくその場に残ってんだよね。
うつむいて地面をじーっと見ながら。

俺それ見た瞬間にすっげー背中に鳥肌が立って怖くなったんだけど、朝だし人はそれなりにいるから何かあっても大丈夫だと思ってその子の近くの改札通って様子を確認しようと思ったわけよ。

そんでその子の目の前の改札通りながら、携帯で時間を確認するふりしながらその子のほうをチラミしたんだけど、心の底からやめときゃよかったと思ったよ。

その子が手に持ってたのはネズミの頭のミイラっぽいので(今思えばはく製とかおもちゃかもしれないけど、それでもやっぱりおかしいと思う)、しかもその子うつむきながら
「ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ ゲ」
って笑ってるのよ。

髪で顔は見えなかったけどすっげーだみ声で。

小便洩らすかと思ったよ。マジで。

そのあとメールチェックしてるふりしながら早足で通り過ぎたんだけど、追ってくる様子もなかったから心底安心したよ。

続きます。

No.215

>> 214 帰りは怖くてタクシー捕まえて会社に帰ったんだけど、明日もまた直接顧客のところに行かなきゃいかないんだよね。
マジで怖くてたまらん。

で、やっぱりいたのさ。

同じ所に同じ姿でさ。

でも、今日は何もしないでただじっとしてるだけでね。

それから3日間、同じ様に見えるけど、動かなかった。

相変わらず『ゲ ゲ ゲ…』とは言ってるが。

そして4日目、アレはいなかった。

正解には『電車内にいる』

それからは一度も見ていない。

もしかすると、電車で出かけて、他の駅にいるのかも知れないなぁ。

  • << 218 ゲゲゲ〰💦 気持ち悪い💦💦 ネズミの頭を 入れられてるのに その鞄の持ち主には 見えてない〰💦 知らぬが仏?💦 ねずみいらない(笑)💦 知らないうちに 入れられてたら〰💦 って いやだ💦 考えない(笑)💦 どこ行ったんだろ〰💦 最寄り駅に いませんように💦

No.220

こんばんは。主です。

今夜は箸休めから参ります。

アリたちは、春も夏も秋もずっと一生懸命働いていました。

キリギリスはその間、ずっと遊んでいました。

冬になりました。

食料無くなったキリギリスは、とってもおなかが空いてしまいました。

オマケに寒波襲来で寒くて寒くて。

キリギリスは、何か分けてもらおうとアリたちの家に行きました。

コンコンコン、とドアを叩くキリギリス。

外は猛吹雪、凍えてしまいそうな寒さです。
おなかもぺこぺこで目眩がします。

がちゃ、とドアが開きました。

「やあ、キリギリスさん、どうしたんだい?」

アリたちは笑顔です。

「あの、ボクはおなかぺこぺこなんです。何か分けてくれませんか?」

キリギリスは、ひもじそうな声で言いました。それを聞いたアリたちは、とっても困った顔をしました。

だって食料は自分たちアリの分が精一杯。
一年中働いてもせいぜいそれだけ溜め込むのがやっとです。

「いや、キリギリスさん。ボクたちもやっとなんだ。君に分けてあげる余裕はないんだよ」

アリは口調な丁寧であったが、はっきりとキリギリスの申し出を拒絶しました。

「そこを何とか!このままじゃボクは死んでしまう!」

キリギリスは血走った目で、必死にくいつきます。

「でもねキリギリスさん、君はボクたちが一生懸命働いている間、遊んでたじゃないか。ちゃんと働けばよかったんだよ」

そう言ってドアを閉めようとします。

「待ってください!お願いします!お礼はしますから何か恵んでください!」

キリギリスはドアに縋りつき、必死に懇願します。

困ったアリたちは顔を見合わせました。

そしてなにやらゴニョゴニョと話し合いをしました。

数分経って、アリたちはキリギリスに向き直りました。

みんな満面の笑顔です。

「わかったよキリギリスさん。とりあえず中にお入り」

そう言ってアリさんは、寒さに震えるキリギリスを巣穴に迎え入れました…。

…その日の夜。

アリたちの晩餐のテーブルに並んだのは、あのキリギリスでした。

キリギリスはアリたちに殺されてしまい、羽や足、あの美しい歌声を出す喉も丁寧に調理され、アリたちはそれらを心ゆくまで味わいましたとさ。

めでたし、めでたし。

  • << 225 主さんこんにちわ! ひ💦 アリさん達の ご褒美になったんですね💦 ただよりこわいものはない💦 『注文の多い料理店』 を思い出しました〰

No.221

こんばんは。主です。
それでは本格的に参ります。

某所のある古いアパートで一人暮らしをしている。

このアパートは二階建てで、各階四号室までの、ごく普通のアパートだ。

ちなみに俺は104号室に住んでいる。

ある日、いつものスーパーに晩メシを買いに行こうと外に出たら、アパートの前にはパトカーが数台止まっていた。

何だろうと思いながらも、そのままスーパーに足を進めた。

そして、そこでたまたま隣に住んでいるYさんに会った。

Yさんは俺に何とも奇妙な事を聞いてきた。

『お宅の部屋、何ともない?』

『いや、別に今の所は…Yさんの部屋では何かあったのですか?』

俺は聞き返した。

するとYさんは重々しい口を開き、しゃべり始めた。

『実は昨日の夜中、201号室の人と101号室の人が、ほぼ同じ時刻に目玉と首を取られて死んでるんだって。
それで、102号室の人が言ってたんだけど、夜11時頃に、電話の鳴る音が聞こえたんだって。
しばらく経ってその音が消えたと思ったら、何て言ったか聞こえなかったけど、201号室から、数分後に101号室から、決まった三文字の言葉が聞こえたんだって。

それと同時に意味不明な叫び声が…
それで、102の人がすごいおびえてて、次は自分なんじゃないかって…だから今日はうちに泊めてやる事にしたのさ。若い女性だから、一人じゃやっぱり不謹慎だろうからねぇ。

まあ空手五段のバリバリ主婦のあたしがついてればまず大丈夫だと思うけどね。
けどもし何かあったら助けに来るんだよ!一応隣さんなんだからさ!』

『は、はい…どうも…。』

俺がそう言うと103の主婦は買い物を済ませ、部屋に戻っていった。

俺も、晩メシを買い、部屋に戻った。

しかし、いつの間にそんな事件が…俺昨日は早く寝たからな…よし、今日は念のため遅くまで起きてるか。

まあ、おそらく何かの偶然だと思うが…

しかし、ほぼ同時に電話が来たといい、三文字の言葉といい…何か不気味だな。

これでYさんたちに何かあったら洒落にならないぞ…
そう思いながら晩メシを食べ、それから黙々と雑誌を読んでいた。
…気付けばもう11時か。まあ30分ぐらい布団かぶって待って、何も無かったらそのまま寝るか…

そしてしばらく待って、10分経ってから眠くなってきた。
もう良いだろうと思い、眠りに落ちようとした時、ある音によって一瞬で目が覚めた。

続きます。

No.222

>> 221 『プルルルル』

103からだ。そしてよく耳を澄ますと、斜め隣の203、その隣の202号室からも聞こえてくる。おそらく102号室も鳴ってるであろう。

こんな事があろうか。

同時に4つの部屋の電話が鳴るなんて…すると上の方の電話の音が消えた。何も知らずに取ったのであろうか(まあ俺もあまり分からないのだが)そして上からかすかに声が聞こえた。

それは確かに三文字だったが、上の方だったため、よく聞き取れなかった。

しかし、それは確かにその声は三文字だった。しかも、何かボソッと呟くような…

今まで半信半疑だった俺も、いよいよ怖くなってきた。

Yさんの言ってた事が、今のところ現実に起きている。

…ところでYさんたちは?まだ電話は鳴っている。警戒して取っていないのか。その方がおそらく正解だ。

『上は死んだな』何故か俺はほぼ確信していた。

しかし、まだ102と103はまだ電話が鳴っている。俺は、二人がいる103号室に行くことにした。

急いで靴を履き、外に出た。まだ電話は鳴っている。お願いだ、取らないでくれ…取らないでくれ…

そう思いながら103のドアを開けた。

『その電話を取るな!』

ところがもう遅かった。恐怖に耐えかねた主婦のYさんが、電話を取ってしまったのだ。

すると、はしばらく受話器に耳を当て、しばらくして、主婦は例の三文字の言葉を放った。

『はたよ』


………何て意味不明な言葉だ…何かかなり意味深いものを感じ、何故かものすごい寒気がしてくる…。

そして、102の若い女性がいつの間にかいなくなっていた。

102に戻ったのか?危ない!102はまだ電話が鳴っている!取ったら…おそらく…!

そう思ってた矢先、電話の音が消え、また聞こえた。

『はたよ』

…もう終わりだ。すると、俺の部屋からも電話の音が聞こえてきた。

まさか、このアパート全体に…!?まあいい、そんなの取らないに決まってる!まず女性の所に…!

そう思って102のドアを蹴飛ばした!

…女性は無事だった。電話を取った後、部屋の隅でうずくまっていた。
ひとまずホッとした。しかし、俺は忘れていた。あの主婦は…?
俺は急いで103に向かった。

続きます。

No.223

>> 222 った後、部屋の隅でうずくまっドアを開けると、…驚いた。

主婦も無事だ。小刻みに震えながらやはり部屋の隅でうずくまっていた。僕は逆に不思議に思った。

何故電話を取った二人が助かったのか…?ただのイタズラだったのか?

いや、それは無い。実際にそれで101と201の人は目玉を取られて首を刈られ殺されている。

………待てよ?101と201の人は電話を取ったのか?

…もしかして、取ったから死んだんじゃなくて、

『取らなかった』から死んだんじゃ…。

ものすごい寒気がした。まだ俺は電話を取っていない!まだ電話は鳴っている。

『急げ!』

俺はあせりながらも、急いで自分の部屋に戻った。

『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』

よかった、まだ電話は鳴っている!あれを取れば……助かる…助かるんだあ!

俺は急いで電話を取った。だが、それは自分が予想していた三文字とは全く違う言葉だった。

『おそい』

そしてノックの音がした。


  • << 226 💦💦 電話をとるのが 遅かったのが まずかった〰?💦💦 早くでて💦 早く💦早く💦 焦ってしまいました(笑)💦 無事だったのかな〰 『はたよ』 ってどういう意味なんだろう💦

No.227

こんばんは。主です。
では今宵も宜しくお願いします。

旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。

暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。

ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。

擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌をペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。

不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。

暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。

窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を畳に落としていました。

…遠くで電車の音が響きます。

目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。

「カップラーメンあったな」

私は体をだるそうに起こし 散らかった求人雑誌をかたずけました。

ふと、偶然開いたのでしょうかページがめくれていました。

そこには某県の旅館がバイトを募集しているものでした。

その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。

条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、というか全然高くありません

でしたが、住みこみで食事つきというところに強く惹かれました。

ずっとカップメンしか食べてません。

まかない料理でも手作りのものが食べれて、しかも行きたかった場所。

私はすぐに電話しました。

「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」

「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」

「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」

受けつけは若そうな女性でした。

電話の向こう側で低い声の男と(おそらくは宿の主人?)小声で会話をしていました。

私はドキドキしながら、なぜか正座して待ってました。

やがて受話器をにぎる気配がしました。

「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」

「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」

「あーありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつからこれますか?」

「いつでも私は構いません」

「じゃ、明日からでもお願いします。すみませんお名前は?」
「Aです」

「A君ね。はやくいらっしゃい、、、」

とんとん拍子だった。


続きます。

No.228

>> 227 運が良かった。

私は電話の用件などを忘れないように録音するようにしている。

再度電話を再生しながら必要事項をメモっていく。

住みこみなので持っていくもののなかに保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。

その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。

こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。

私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということもあってホっとした。

しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながらカップメンを作った。

何か鼻歌もおかしく感じる。

日はいつのまにかとっぷりと暮れ、窓から湿気の多い生温かい風が入ってくる。

私はカップメンをすすりながら、何がおかしいのか気付いた。

条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。

旅館なら出会いもあるかもしれない。

だが、何かおかしい。

暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。

なぜか、まったく嬉しくなかった。

理由はわからないが私は激しく落ちこんでいた。

窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。

次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪か?

私はふらふらしながら歯を磨いた。

歯茎から血が滴った。

鏡で顔を見る。ギョッとした。
目のしたにはくっきりと墨で書いたようなクマが出来ており、顔色は真っ白。

…まるで…

バイトやめようか、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。

しかし、、気がのらない。

そのとき電話がなった。

「おはようございます。○○旅館のものですが、Aさんでしょうか?」

「はい。今準備して出るところです。」

「わかりましたー。あの、体調が悪いのですか?失礼ですが声が?」

「あ、すみません、寝起きなので」

「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」

「あ、、だいじょうぶです。でもありがとうございます。」

電話をきって家を出る。
あんなに親切で優しい電話。
ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。

続きます。

No.229

>> 228 「と、とりあえず、旅館までつけば…」

私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。

やがて雨が降り出した。

傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。

激しい咳が出る。

「…旅館で休みたい…」

私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。

その時自分の手を見て驚いた。

カサカサになっている。

濡れているが肌がひび割れている。

まるで老人のように。

「やばい病気か…?旅館まで無事つければいいけど」

私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。
何度も休みながら。

電車が来るまで時間があった。
私はベンチに倒れるように座りこみ苦しい息をした。

ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。

手足が痺れている。
波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると足元に血が散らばった。
私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。
そして霞む目でホームを見ていた。

「はやく…旅館へ…」

やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。

乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。
腰痛がすごい。

フラフラと乗降口に向かう。

体中が痛む。
あの電車にのれば…

そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が突進してきた。

どしん!

私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが再度襲ってきた。

私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。

悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。

「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」

「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」

老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。

「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」

やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。

電車は行ってしまっていた。
私は立ち上がることも出来ず、人だかりの中心で座りこんでいた。

やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。

「おぬしは引かれておる。危なかった。」

そして老婆は去っていった。


続きます。

No.230

>> 229 私は駅員と2~3応答をしたがすぐに帰された。

駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。

鏡を見ると血色がいい。

私は不思議に思いながらも家に帰った。

荷物を下ろし、タバコを吸う。

落ちついてからやはり断わろうと旅館の電話番号をおした。

すると無感情な軽い声が帰ってきた。

「この電話番号は現在使われておりません、、」

…?…とりあえず押しなおす。

「この電話番号は現在使われておりません、、」

私は混乱した。
まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。

おかしいおかしいおかしい。

私は通話記録をとっていたのを思い出した。

最初まで巻き戻す。

、、、キュルキュルキュル、、、、、ガチャ

再生

「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」

…あれ、?私は悪寒を感じた。
若い女性だったはずなのに、声がまるで低い男性のような声になっている。

<「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」

「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」

ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。

巻き戻し、音声を大きくする。

「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」

巻き戻す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、、、むい、、、、こご、そう・・だ・・・・・・・・」

巻き戻す。

「さむい、、、こごえそうだ」

子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が唸っている声が聞こえる。

うわぁ!!私は汗が滴った。

電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。

「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつからこれますか?」

「いつでも私は構いません」、、、
記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。

そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。

「Aくんね、はやくいらっしゃい」

そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。

続きます。

No.231

>> 230 外は土砂降りの雨である。

金縛りにあったように動けなかったが私はようやく落ちついてきた。

すると、そのまま通話記録が流れた。

今朝、掛かってきた分だ。

しかし、話し声は私のものだけだった。

・・・・・・

「死ね死ね死ね死ね死ね」

「はい。今準備して出るところです。」

「死ね死ね死ね死ね死ね」

「あ、すみません、寝起きなので」

「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」

「あ、だいじょうぶです。でも、ありがとうございます」

私は電話の電源ごとひきぬいた。
かわいた喉を鳴らす。

な…なんだ…なんだこれ…なんだよ!?どうなってんだ??

私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。

震えながらそのページを探す。

何かおかしい。
……ん?

手が震える。

そのページはあった。

綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにかシミが大きく広がり少しはじが焦げている。

どうみてもそこだけが古い紙質なのです。まるで数十年前の古雑誌のようでした。

そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。

そこに記事が書いてありました。

『死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから料理の際に炎を出したと思われる。泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。』

…これ…なんだ…求人なんかじゃない…

私は声もだせずにいた。

求人雑誌が風にめくれている。

私は痺れた頭で石のように動けなかった。

そのときふいに雨足が弱くなった。

一瞬の静寂が私を包んだ。




電話がなっている…

  • << 233 主さんこんばんわ! その話〰 どこかで聞いたか 読んだような記憶があります〰💦💦 こわいですよね〰💦 遠隔操作〰?💦💦 途中 記憶がとんでいた 箇所が結構ありました〰 最後の箇所は しっかり記憶に 残ってます〰💦 しねしねしね💦💦 古ぼけたしわしわの ページ💦 旅館の記事💦 う〰こわい💦 稲川淳二さんの 怪談映画のビデオが あるんですけど それがまた こわいんです💦 その中でも 稲川さんが 青森かどこかへ 夜行列車でむかう 途中に出会った 二人組の女性から 聞いた話を元に 再現した話があるんです💦💦 二人組の女性の うちの一人が体験した 旅館の話で その旅館は 二人の姉妹が 経営しているんです。 実際には その旅館は何年も前に なくなっていたんです。 旅館に行った 二人のうち 一人の女性は 病院に入院したか、 あちらの世界に 連れていかれたか 記憶が曖昧なんですけど。 今もその旅館は どこかで お客さんを呼び寄せているかもしれません💦 もう内容も ですけど俳優さん達の 演技や映像の空気が 半端なくこわいんです〰〰💦 今はDVDばかりだから TSUTAYAにも置いてない と思うけど 機会があったら 是非みてほしいです〰 (笑)💦

No.237

こんばんは。主です。

皆さんお気付きでしょうが、どうやら私の話しは長々となってしまうようです。

なので今夜は短編物をご用意しました…


その昔、大阪のミナミにある千日前ビルで、117人もの死者を出す火災事故があった。

そのせいもあるのかこの周辺には今でも様々な怪奇現象があるようだ。

ある会社員が大阪の千日前の地下鉄の出口から出ると、外は雨が降っていた。

傘を広げ、行き交う人をよけながら歩き出したが、何故かは分からないが街には凄く嫌な雰囲気が漂っていた。

それにすれ違う人も、どこか変だった。

雨なのに誰も傘を差してない。

しかもみんな無口で、暗い顔して、同じ方を見ながら歩き去って行く。

と、少し離れたところで急にタクシーが止まった。

運転手は会社員の方に手を振りながら「こっちへ来い!」と言う。

会社員は「いえ、タクシーには乗りませんから」と言ったが、運転手の「いいから、とにかく乗って!」という勢いに押され、まあ雨も降ってるし、嫌な雰囲気もしていた事だし・・・と思いその場から逃れるようにタクシーに乗った。

しばらく走った後、運転手さんは真っ青な顔をして言った。





「いやあ、あんたが

“誰もいない道”を、

“誰かをよけるように”

して歩いてるもんだから、これは助けなきゃと思って…」

  • << 246 主さんこんにちわ! 長編でも短編でも ウェルカムです~!☆☆ いつもありがとうございます☆ 千日前は色々な噂が あるようですね💦 やっぱり 無念はいつまでも 残るものなんですね〰 ホテルニュージャパン は千日前ビルとは 別物ですよね?💦 どこの地域にあったか わからないけど 被ってしまう💦

No.238

こんばんは。主です。
では2話目です。

関西と中心に人気を誇るバラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」。

一見無謀な視聴者からの依頼に対し、お笑い芸人扮する探偵が出向いて依頼を解決するというスタイルを20年近く続けている長寿番組である。

そんな長寿番組に寄せられた大量の依頼の中でただ一つだけ「捜査打ち切り」になったものがあるという。
(以下は2ちゃんねるのナイトスクープのビニールひも事件スレッドより抜粋)

それは1992年2月~3月頃に起こった。

大阪の鴻池新田界隈のガードレールや電柱に、梱包用の硬いビニールひもが多数 くくりつけてあるという。

一体誰が何の意味でやってるのか 全く不明。この不思議な事件(事件というほどのもんでもないが)の依頼を受け、「探偵ナイトスクープ」が動いた。

現地では確かにビニールひもがかなりいろいろな場所にくくられており、かなり張り込んで朝まで調査したものの、ひもは増え続けたらしい。

ものの10分前に通った時には何にもなかった とこにひもが現れたりするなど、

普段の依頼と違う不気味さにスタジオの空気も変わってきたそうだ。そして、最後はとあるガソリンスタンドの裏に数百本のひもがくくられているのが見つかり、スタジオは悲鳴・・・。

結局、番組史上唯一の「捜査打ち切り」になってしまい、しかも「以後本件に関する情報は一切受け付けません」というテロップが出たそうだ。

放送当時、うわさとしては立て看板をしばるためのひもではないかという意見が多かったそうだが、この近所の人が 言うには、「うちの前の電信柱にも硬質のひもがくくられてたが、今まで一度もこの電信柱には立て看板がかかったことはない。」・・・との意見もある・・・。

また、ナイトスクープに出ているタレントが自分のラジオ番組内で、「ああいう結界の張り方があるらしい」と話していたといううわさもある。

また、放送の後、役所の人がそこにあった何百ものヒモを全部回収したそうです。

結局、誰が何の為にやったのかはまだ不明。




…ではあるが、実際はくくりつけている人が判明したそうである。

「どうして、ビニールひもでくくるの?」

「なんのためにこんなことするの?」

と聞かれても

「わからへんでも、くくらなあかんねん、、、、」

  • << 247 ひ〰 気持ち悪い〰💦 そのお蔵入りになった ナイトスクープ 見たいなぁ💦 結界という説は ありそうですね💦 でもそんなに 貼らないと ダメなものって💦💦 もう意味がないような💦 完全に 取り憑かれてそうですよね〰💦

No.239

こんばんは。主です。
3つめ行きます。

とある男性が友人と市外の山奥にある廃旅館にきもだめしに行った。

地元では有名な心霊スポットで壁には落書きがひどかったという。

その中にかなり怖いものがあった。

「シシシ死シシシシシ死シシシ死死ししししし 死シシ死し視ししし視しししししししし死ししし シ死シシシシシ死し視シ死シシ視し死シシ死」

執拗なまでに部屋を埋め尽くす赤い塗料で書かれた文字。

天井にまで「死」。

寒気がした。

そして何より…




その文字はまだ乾いていなかった。

  • << 248 ひぇ💦 どこかに潜んでる〰💦 沢山の字が並んでる って物凄く不気味ですよね💦 死と視 何か意味があるのかな〰💦

No.240

こんばんは。主です。
4話目です。


動揺『シャボン玉』

1.
しゃぼん玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた


2.
しゃぼん玉きえた
飛ばずに消えた
うまれてすぐに
こわれて消えた


3.
風風(かぜかぜ)吹くな
しゃぼん玉とばそ


野口雨情・作詞、中山晋平・作曲の「しゃぼん玉」

実はこの曲には悲しいストーリーが存在する。

このしゃぼん玉というのは作詞をした野口雨情の夭逝した娘を歌ったものである。

特に2番はそれを歌ったもので、1番では屋根まで(つまり無事に成人できた)飛んだものが、生まれてすぐに壊れて消えた(生まれてすぐに亡くなってしまった)というストレートな歌詞で表現されている。


******


童謡系都市伝説の中で、様々なものがあるがこれは実話である。

  • << 249 その話 聞いた事があるようなないような〰 あらためて詳しく 知りました〰💦 小学生の時に 習った合唱なんですけど 大きな虹を渡った時~ チコたん死んだ バイク (だったかトラック) に引かれて チコたん死んだ って 嘘のような 本当の話なんですけど 〰💦 思い返すと ちょっと衝撃です〰

No.242

こんばんは。主です。
では今夜もお付き合い下さい。


ずっと前に霊感ある母さんが言ってた話。

うちってマンションなんですが、おれが住んでるのが五階で15年くらい前に六階で飛び降り自殺があったんだって。

それから二年くらいしてそこには新しい人が入ったらしくて
(以後Aさん)母さんはAさんとおれの幼なじみのお母さんのBさんを通じてなかよくなった。

でも母さんはAさんの家の前に行ったりしたら変な感じがするから家に入るのは避けてた。

それから1ヶ月くらいしてからBさんがうちの母さんに上から水漏れがして気持ち悪いって相談しにきたらしい。

そん時は母さんはAさんの家からは嫌な雰囲気はするけどあんまり気にしてなかった。

それからちょっとしてAさんが『今度生まれてくる子どもにピアノ買ったから見に来ない??』と言われた。

しぶしぶ家に入って水漏れの件も見てみようと思って台所に入ったら部屋の上の隅が黒いモヤモヤっぽいのがあるのを感じたらしい。

『こりゃおるな』と思って出ようとした時に思わず上を見ちゃったんだって。

ひょろっとした顔色の悪い中年男が壁にしがみついて

『じぃ~っ』

て母さん達をみてたらしい。

そしたら母さんは気分が悪くなって帰宅。

それからはAさんの家には近づかなかったんですが、その後、Aさんは流産しAさんのお父さんが続けて亡くなった。

母さんは今でも『あそこの部屋はいったらあかんよ』って言ってる。

  • << 252 そんな〰💦 ひどい💦 もし自殺した人の霊 だとしたら Aさん一家は とんだとばっちり ですよね〰💦 あ〰💦 クーラーのせいかな〰 ゾクゾクします〰💦

No.243

こんばんは。主です。
…また頭痛がしています。

今回はショートを2話続けてお送りします。


その1
神奈川の友人から聞いた話。

県内のある小学校に『動く絵』っていうのがあった。

で、あるグループが確かめる事にした。

休み時間ごとに絵を写真に撮り、放課後までそれを続けた。

しかし絵は同じ場所に掛けられたまま・・・

『嘘だったんだ』と皆が思った時、一人が叫んだ。

『動いてるよ・・・!』皆が見ると絵そのものは移動していないが絵の中の時計の針が動いていた!





その2

実家に居た頃だからもう10年近く前やけど、俺の部屋(2階)で居眠りしてたら、下でなんかやってたおかんが・・・

「家の中でバタバタ走るな、うるさい」て言いに来たんよ。

で、知るか!て言い返してんけど、その後同じような事が何回かあって、オヤジもおかんも俺も「おかしい、まさかなんか居るんと違うか?」とか言うとってんけど、ある夜、家族揃って1階でテレビ見とったら2階から子供がバタバタ走る足音がして、家族全員マジで凍りついた!

  • << 254 人物画は 飾りたくないな〰 目が気になって仕方なくなりそう〰(笑)💦 今テレビ見ながら スレを読んでいます けど たまに音量が大きくなるとビクッとするので 音量を下げました〰 (笑)💦 主さん 頭痛は大丈夫ですか?💦 寄ってきてるのかも〰 って💦 ほんこわごじぎり〰(笑)💦💦

No.244

こんばんは。主です。
それでは4話目です。

生徒「先生、知ってる?うちの学校の怖い話」

先生「なんだ、それ?知らないなー。」

生徒「なんか幽霊見たって人がいるらしいよ」

先生「ほんとに?どこに出るの?」

生徒「なんか聞いた話なんだけど、真夜中過ぎに当直に回ってた先生が見たって」

ちょうどその日が宿直当番だった先生は、からかってるんだなと思いつつも話の続きを聞くことにした。

生徒「この建物の3階から4階に登る階段の踊り場にある鏡の前に、零時きっかりに立つと、自分の肩越しに人が指を指して笑ってるのが見えるんだって」

先生「ほんとか?よし、それが本当かどうか今日見てみるよ」

もともとあまり怖い話など信じないタイプの先生だったが、生徒から聞いた話が妙に気になったらしい。

そうこうしているうちに夜になった。


職員室でデスクワークをしていた先生が、壁に掛かった時計を見ると、あと数分で0時になりそうなことに気づき、とりあえずその踊り場へと向かった。

誰もいない校舎を歩いているとなんともいえない気持ちになったらしいが、ここで引き返すわけにはいかず、問題の鏡の前に立っていた。

腕時計を見てみるとちょうど0時。

しかし映っているのは自分の姿だけで、何も変わったとこはない。

「やっぱり騙されたか」と苦笑しながら、その日は当直室で眠りに付いた。

翌朝、その幽霊話をした生徒を見つけると、先生は

「昨日、ちゃんとその時間に例の鏡見たけど何もなかったぞー」と自慢げに言うと、

その生徒はちょっとびっくりしたような顔で、

生徒「先生、3階と4階の踊り場に鏡はもともとないんだよ・・・」

No.256

こんばんは。主です。
正直体調が良くなる節はあまり感じません。
…ちょっと考えてしまいます。
それでは今宵も宜しくお願いします。


当時私は、都内の専門学校に通う学生でしたが、受験のために上京しており、最寄のビジネスホテルに泊まっていました。

夕食はよく知る食堂で済ませ、ホテルに戻ったのは確か8時頃だったように思います。

お風呂に入って、書店で買ってきた雑誌をめくりながらくつろいでいると、隣の人も入室したようで、意味は解らないのですがガヤガヤと騒々しく廊下を通り過ぎていきました。

そのまま私は寝てしまったんですが、しばらく経って壁越しに中年男性の声がして目が覚めました。

時計を見ると12時を回っており、慌てて電気を消し、寝る体制に入ったのですが、男性の声が向こうの部屋で休み無しに喋っているのて、とうとう参考書を読む事にしたのです。

その時の私は『うるさいなぁ・・・隣の酔っ払い』くらいに思っていました。

翌朝、洗面を済ませて、いざチェックアウトしようと荷物を持ち上げた時、なにげなく壁にかかった絵がずれている事に気が付きました。

で、直してあげようと持ち上げた時、片隅に貼られたモノに気付きました。

―――そう、それは『お札』でした。

で、部屋を出た時、私は思い出したのです。

私に用意された部屋は角部屋であり、奥に部屋がない事を。

  • << 262 主さんこんばんわ! あまり体調よくないみたいですね〰💦 無理しない程度に 続けて下さいね💦 お札〰💦出た〰💦 後で わかるのって 嫌ですね〰💦💦 いつまでもゾクゾクしそう〰〰

No.257

こんばんは。主です。
それでは2話目もお付き合い下さい。


これは私が高校2年生の時、夏の出来事です。

あの日の夜、私の地元は何年ぶりかの大きな台風に見舞われました。

私は何をする事もなく、ただ家で時間を潰しているだけの一日です。

やがて日が暮れ、特にする事もなかったため、仕方なくいつもより早めに床につくことにしました。

夜中―、何時だったかは分かりません。急に目が覚めました。

ですが、何か変なんです。

この時目は間違いなく閉じていました。

でも周りの映像がはっきりと認識できるんです。

そこはいつも通りの自分の部屋でした。

しかし自分の体のパーツは、どの部位も動かせません。

あぁ、これが金縛りか。

と思った瞬間、急な寒気とともに奇妙な笑い声が聞こえてきました。

はじめは台風の風の音かと思いましたが、だんだんその笑い声は大きくはっきりとなっていきます。

そして、笑いは私に向けられている様でした。

まるで私を馬鹿にするような高笑いでした。

動かない体を震わせ声が大きくなっていくのを聞いていると、ふと部屋の隅に何かの影が…。

私は怖くなって、そちらに意識を向けまいと必死に努力しました。

でも、いくらそうしても頭の中に映像が入ってくるんです。

その影は、次第に人の顔をかだどっていきます。

その顔は血だらけで、明らかに私の方を睨んで、そしてこういうのです。

『……殺シテヤル……オマエヲ殺シテヤル……』

しかも顔は一つじゃないんです。九つありました。

みな順番に私の前まで飛んできては、

『殺ス、殺シテヤル……』

と囁くのです。

私はただただ恐怖の虜でした。

すると突然、庭の方で

『バキッ!』

木の枝が折れるような音がしました。

そして、それと同時に私は意識を失いました。

翌日は前日の台風が嘘のように良い天気でした。

私は嫌な夢を見たものだと思いながら、雨戸を開け、何気なく庭を見てみると――

確かに庭に有った木が折れているのです。

1週間ほど経つとその庭の木は完全に根本から枯れ果ててしまいました。

後に父から、折れて枯れた木は我が家にとって大切な木である事を聞かせれました。

その木は、私の死んだ姉が生まれた年に苗木されたものだったのです。

あの晩、ひょっとして死んだ姉が私を助けてくれたのでしょうか?

私は今もそう思うんです。

  • << 263 危険な目に遭った 時に 大切にしている お守りや お札が真っ二つに 割れたとか いう話はよく 聞きますよね💦 木が折れる位って 凄いエネルギーですよね💦 やるせなす中村さん が、 テレビや電気を パチンと消すのにも 物凄いエネルギーが いるんだよ と話していたのを 思い出しました〰

No.258

こんばんは。主です。
では3話目です。

5歳の時だったと思います。

僕はその日、買ってもらったプラスチック製の刀のおもちゃで和室の床の間にかかっていた掛け軸を敵に見立て、独りでそれを斬りつけて遊んでいました。

その様子を見ていた母親に、掛け軸を破いた事に対してひどく叱られました。

そして、床の間には神様が宿っているのだから、ずかずか乗ってはいけないという事も厳しく教えられました。

その日の夜、僕ら親子は当時その部屋で三人で川の字になって寝ていたので、

その日もいつもの様に床に付いたのです。

そして、奇妙な『夢』を見たのです。

昼間自分が破いた掛け軸と床の間が浮かびました。

『ああ、そういえば昼間、破いちゃったんだっけな。』
と、
それを見ながらぼんやりしていたのもつかの間、破れた隙間から勢いよく、明らかにこの世のものではない女性が飛び出し、天井をぐるぐるぐるぐる物凄い速さで回りながら、

ゲタゲタと恐ろしい声で笑い、その鋭い眼光は僕の顔を常に睨みつけていたのです。

ふとした瞬間、いきなり降りてきたかと思うと、僕の腕をつかみ、床の間の方へ一気に引っ張ったのです。

鋭い爪が僕の腕に食い込み、
最初は痛さと恐ろしさのあまり声が出なかったのですが、壁の中にどんどん引きずり込まれていき、顔まで壁の中に引き込まれそうになった時、寝ている両親が見えたのでそこで初めて

『お父さ~~ん!助けて!』
と言えたのです。

それに気付いて飛び起きた父が壁に埋もれている僕を見ると慌てて僕の片方の腕を凄い力で引っ張り戻してくれたのです。

その瞬間、化け物の手が離れ、部屋に吹っ飛び戻された直後目が覚めました。

『ああ、夢だったのか。怖かった。』

と思ったのですが、現実の僕の左腕は父が凄い力で握ったまま眠っており、右手にはひどいひっかき傷が出来ており、血がにじんでいたのです。

翌朝、両親にこの事を告げたのですが
『寝ぼけたんでしょ。』
と、取り合ってもらえませんでした。

父も全く記憶にはない様子でした。

ただ、床の間の壁に、雨漏りで出来た様な、薄気味悪い目玉のしみが数日後浮かびました。


僕はそれ以来、床の間には近寄りませんでした。

  • << 264 床の間に どんな意味が あるのか よく知らなかった💦 (お恥ずかしい〰💦) 神聖な場所で 上がってはいけない 意識はありました〰💦 目覚めたら 腕にくっきり 手形がついていた〰 とかいう話は 聞きますね💦 自分ではどうしよう もないし 消えるまで 恐怖を引きずりそうで いやだな〰💦

No.259

こんばんは。主です。
さてさて、それでは今日も始めます。


あるお寺の住職が亡くなりました。

詳しい事は判りませんが、別に不審な亡くなり方では無かったようです。

早速 住職の檀家さんを含む 友人 知人が集まって葬儀を執り行いました。

日ごろからとても人に慕われていた住職の葬儀は、大勢の人が集まり滞り無く終わったそうです。

そして納骨の日 又大勢の人が集まりました。

納骨も無事終わり、皆で集まってお茶を飲んでいたとき住職の奥さんが写真の束を持ってきてこう言いました。

「この前の葬儀の時、写真を撮っておいて頂いたんだけど・・・・・・変な写真があるのよ・・・」

それを聞いた人々は興味も手伝って、皆で手分けして写真を調べ始めました。

ところが特別知らない人物が写っている訳でもなく、ボーっとしたいわゆる心霊写真のようなモノが写っている訳でもありません。

皆が首をかしげて、別に不審な物は写っていないと奥さんに言うと、奥さんは一枚の写真を選んで皆に見せました。

それは皆で棺桶を担いで出棺しようとしている所の写真でした。

皆も調べた写真だったし、別に不審な物は写ってなかったはずだと首をかしげていると奥さんがこう言いました。


「一番前で棺桶を担いでいる人が居ますよね・・・・・・・・それ 本人なんです」


皆が驚いてもう一度良くみると、なんと亡くなった住職本人が自分の棺桶を担いでいる姿がはっきりと写真に収められているではないですか!

・・・住職は大変律儀な方だったそうでその場に居合わせた人は怖いと言うよりも

「あ~ あの人らしいや~」
と納得してしまったそうです。

  • << 265 こわいけど 微笑ましい〰(笑)💦 律儀な方ですね〰💦 亡くなってまで(笑)💦💦 人柄がわかる こわい いい話ですね☆(笑)

No.260

こんばんは。主です。
では2本目です。

現在は、旦那の実家のある大阪に住んでいるのですが、結婚してしばらく、私の実家の東京に住んでいた時の事です。

私ども夫婦はよく飲みに出掛ける事が多かったのですが、その日も駅前のカフェバーで心ゆくまで飲んだ帰り道の事です。

駅から歩いて当時の自宅まで帰る時、必ず実家のあるマンションの前を通るのですが…

この日も「さぁ次の角を左に曲がってマンションの通りだ。」と、思っていた私の歩調とは裏腹に、旦那の歩みが妙にトロイのです。

「なんだこいつ、そんなに飲んだっけ?」と思っていると、旦那が顔を青くしながら、じっとある方向を見ていたのです。

曲がり角には、外観は綺麗だけどやる気の無いタバコ屋があるのですが、彼はこの店の前を食い入る様に見ていました。

「変な奴」と思った瞬間。旦那は足早に自宅へ戻ったのです。

やがて、後から文句を言いながら帰った私に、改めて彼は、聞いてきたのです。

「おまえ、あの店過去に何かあったのか?誰か亡くなっているとか?」

突然、何を言い出すのかこの酔っ払いがと思ったのですが、私には高校時代からの地元ですが、大阪人の彼はこの土地の事は分かりません。

旦那が見たものに、私は愕然としました。

「あのなぁ、若い男がいたんだよ。あの店の前で。悲しそうにずっと店を見てるんだよ。やばいと思って、急いで帰って来たんだ。」

もちろん、私もいたわけですがわたしには見えませんでした。

しかし、彼が嘘をついて無い事を私自身がはっきりと分かりました。

高校時代の私は、先ほどの実家のマンションから通学していましたが、その頃のこのタバコ屋は、立地条件も良い事もあって繁盛しておりました。

マンションから通勤通学する人々に、お店を開けながら毎朝元気に挨拶してくれる、若いお兄さんがいたのです。

当時(これでも)シャイな女子高生だった私は、恥ずかしいのですが、毎朝声を掛けてくれるお兄さんを嬉しく思ったものです。


続きます。

No.261

>> 260 ところがしばらく姿が見えないと思っていたら、店舗兼自宅のあのタバコ屋で葬儀があったのです。

お店とはアカの他人の私に、連絡があるわけではなく、

「ああ、お店のおじさんが亡くなったのだな。」と思っていたのですが、お店はおじさんもおばさんも健在で開いていました。

思い切って、おばさんにお会いした時、お兄さんの事を聞いてみたのですが、感激され、どうか二階にあがって息子さんにお線香を上げて下さいと言われました。

お兄さんは亡くなっていたのです。

交通事故だったそうです。

しかし、後々、地元の知人から聞いた話に寄ると、何が原因かはさだかではありませんが、お兄さんは自殺したそうです。

例の二階で首をつり、父親に容疑がかけられたというのです。

容疑は晴れましたが、お店は立地条件もいいのに、開店休業状態になってしまいました。

たぶん、旦那が見た若い男というのは、このお兄さんである事が容易に推測出来、真面目に心霊体験とか霊感体質とか信じる様になったのでした。

自殺は、業が深いというのは本当の事みたいですね。

  • << 266 身近な人から 体験談を聞くのは 衝撃的ですよね💦 前に働いていた 会社の 仲の良い先輩 なんですけど 結婚して 最初に住んだ アパート での話です。 昔聞いた話なので 詳しくは 忘れてしまったんです けど その部屋で 金縛りに遭ったり 人魂を見たり したそうです。 ある日 荷物を 整理していたら 押入れの上の天袋ありますよね、そこに 古い服が入っていた そうです〰💦 気持ち悪い💦 そのアパートには 何度か遊びに 行ったこともあって 聞いた時は ゾクゾクが 止まりませんでした〰💦 そのアパートの すぐ側には踏み切りも あって そっちからかも という話だったけど 古い服は〰💦💦? って💦💦 こわかったです💦

No.267

こんばんは。主です。
今夜の話しですが、原文のまま載せますので御了承下さい。


860 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 20:59
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー---って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。
でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。


861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 21:30
>860
あなたの文章、とても恐いです。
意味が全然わかりません。
このスレで一番こわい・・・・・・・。

その数年後、関連すると思われる興味深い話が投下された。


続きます。

No.268

>> 267 『通学バスの老夫婦』
503 名前:1/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:24
友人から聞いた話です。
彼は神奈川のある高校にバスで通っていたんですけど、そのバスによく乗ってくる奇妙なおばあさんがいたそうです。

別に見た目が奇妙とか、気が狂っているとか、そういう奇妙さじゃなくてなんというか、不気味な気配が漂っているけど何が変なのかはわからない、そんな感じのおばあさんだったそうです。

見た目は良家の未亡人風というか(「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の第二部に出てくるジョジョのばあちゃんみたいな感じだといっていました) 毅然とした感じの寡黙なタイプで、でもこの世の人ではないような、そんな おばあさんだったそうです。

彼は霊感があるわけでもなく、それまでに怪談めいた体験をしたわけでもないのですが、このおばあさんがバスに乗ってくると、いつも「これから何かあるんじゃないか」という言い知れぬ恐怖感に襲われたと以前からよく言っていました。

504 名前:2/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:26
冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、おばあさんが乗ってくると既にバスに乗っていた乗客の一人がおばあさんに話しかけました。

話しかけたのは帽子をかぶってシルバーシートに座った、老紳士といった感じの人で、その人の連れらしい、同じような恰好の40代くらいの男性が二人大きな鞄を持ってそばに立っていました。

老紳士とおばあさんが何を話したのかは友人には聞こえませんでしたが、ふたことみこと会話を交わしていたようです。

そして突然老紳士のほうが「それだけはさせません!!」とバスの中で大きな声をあげました。

見ていた友人だけでなく、周りの人たちも何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたがそのときには老紳士の連れの人が鞄から何か丸いボールのようなものを取り出していました。

それがなんなのかはわからなかったそうですがとっさに友人は、自爆テロでバスが爆破されるというようなニュースを思い出しまさかそういうような恐ろしいことが起きるのかと思いましたがしばらくは何も起きず、老紳士とおばあさんはにらみ合いをしたまま黙っていたそうです。

そのまま何分か何秒かはわかりませんが、バスの中で気まずい沈黙が流れていたところ突然バスが急ブレーキをかけました。

続きます。

No.269

>> 268 運転手さんがアナウンスで「急ブレーキで大変ご迷惑様です。この先緊急工事ですので迂回いたします」みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。

しばらく行くと急に外が暗くなって「あれ、トンネルかな?」と思ったところでふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。

505 名前:3/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:27
実は友人は、道で倒れているのを通行人に通報され、友人は意識のないまま病院に運ばれたようなのですが、友人が入院したのは小さな病院でバスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスはどうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。

翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですがとくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。

というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのかちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていてこの事故のエピソードも二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを僕がまとめたもので、本人の口から聞いただけでは何がなんだかわからずじまいでした。

直後にいったんは退院して、あちこちにこの話をして彼なりに詳細を確かめようとしたみたいですが「インターネットでも相手にされなかった」というようなことを言っていました。

その後また日に日に具合は悪くなり、亡くなりました。

  • << 272 主さんこんにちわ! なんとも いや〰な感じですね〰💦 その一番最初に 投稿していた彼は本人〰💦? 意味がわかるような わからない所が 不気味〰💦 あなたの話が この中で 一番こわいと 言ってるレスも 彼の投稿の 不気味さを物語っていて こわい💦💦

No.270

こんばんは。主です。


…あの、突然なのですが、

『ケセランパセラン』

ご存知ですか?


妖怪とか、妖精の類いと言われてますが…


先ほど捕まえてしまいました。

今、私の部屋の机の瓶の中にいます。

実は何度か見掛けた事はありましたが、気が付いたら部屋をフワフワと漂っていました。

…どうしよう…。




種明かしをしますと、これはアザミの仲間などの植物の毛だそうです。

確かに触れそうで届かない様子は妖精と言われても納得です。


…コレが植物でしたらの話ですがね…。

  • << 273 化粧品なら知ってるけど〰(笑)💦 妖精にあった とか小さいおじさん を見たと言う人も 結構いるようですね。 芸人の誰だったか 忘れたけど 埼玉の神社に 妖精がいるそうで 後利益がある と連れて いってもらった と話をしていました☆ 秋本?秋吉? 名前忘れました💦 女優さんは冷蔵庫の 豆腐に手をのせて ポーズを取っている (笑) 小さいおじさんが いるのを見た とか(笑)💦 釈由美子は お風呂場に 小さいおじさんがいて 排水溝に流れた? らしい〰(笑) 的場浩司さんは 夜寝ていたら 小さい人達に 囲まれたそうです💦 そして 自分の短い髪を 結ばれたそうです💦 朝起きたらやっぱり 髪が結ばれて いたそうです〰(笑) こわいような オチャメな話でした〰 (笑) 小さいおじさんや 妖精だったら 会ってみたいような〰☆

No.275

こんばんは。主です。
少し空けてしまってすみません、ちょっとですね・・・・

まぁ私の事は置いといて。
早速始めます。


斎藤君が全寮制の予備校で受験勉強に励んでいたときのことです。

夏も終わりに近づき大きな模試が終わった後、寮の仲間と肝試しに行きました・・・ 

場所は寮から程近い裏山にある廃屋で、かつてそこで高校生が自殺したという噂がありました。

廃屋の中は他に多くの人が肝試しにきたらしく、散らかってあまり不気味な印象もなく斎藤君たち4人は強がって、
「せっかく来たのに、何もいないじゃん」
と毒づいて寮に帰りました。

4人が寮の斎藤君の部屋でくつろいでいると、荒木君の携帯電話が鳴りました。

「さっきはせっかく遊びに来てくれたのに、いなくてごめん。これからそっちへ遊びに行くから」

そう声の主は言ったそうです。

荒木君は電話の内容をみんなに伝え、斎藤君の部屋を飛び出しました。それを見て中山君と安田君も逃げるように部屋を出ていきました。

「おいおい!」

斎藤君が3人を追いかけて行こうとしたとき、斎藤君の携帯電話が鳴りました。

「お前だけは逃がさない」

声の主は怒りを押し殺したような沈んだ声で言いました。

斎藤君はその日のうちに携帯電話の番号を変えましたが、しばらく勉強が手につかなかったといいます。

しかし受験がいよいよ迫って、いつの間にか肝試しをしたことを思い出す余裕もなくなっていたそうです。

そして春、斎藤君は念願の大学に合格しアパートで一人暮らしを始めました。

斎藤君が部屋に電話を引き、最初の留守番電話のメッセージを再生した時、

「これでゆっくり、お前の部屋に遊びに行ける」

と例の声が聞こえたそうです。

  • << 279 主さんこんにちわ! お久しぶりです〰!!☆体調悪いのかなと 心配してました〰💦 お元気でしたか? 留守電💦 気持ち悪いですね〰💦 すっかり忘れた頃に〰💦💦 遊びにこなくていい〰💦💦 誰かの歌に 見知らぬ誰かの声が 録音されていたりと いうのはよくあるようですね〰 電気系統へのアプローチがお得意💦

No.276

こんばんは。主です。

それでは2つ目です。


Y介は温厚で愉快だが勘違いされやすい男だ。

一途なのにチャラ男、根は真面目なのにいい加減。学生時代には「どんな娘でも抱く」そんな噂さえたてられていた。
ただ面倒見が良く、人を切り捨てるということが出来ないだけなのだが。

そんな彼も大学を卒業して以来、赤坂にある映像制作会社に勤めている。

「番組で使うからさぁ、後輩にポラロイドカメラを用意しておくよう言ったんだよ」

現場から戻るとポラロイドカメラは机に置いてあった。

ポラロイドカメラは学生の頃以来だった。
デジカメを使うようになってからはすっかり使う機会もない。

Y介はカメラを自分に向けた。

不具合なく使用できるかテスト撮影を行おうとしたのだ。

シャッターボタンを押すと
「じじじ……」
と真っ黒の写真を吐き出した。

確かポラロイドカメラは白いフィルムが出て、徐々に撮影したものが浮き上がるはずだった。

首を傾げ、もう一度押す。

同じだった。

まるでレンズに手をかざしたように黒い写真だった。

「チッ……」

きっとフィルムが古いのだろう、そうY介は予想した。

仕事の帰り、家電量販店でフィルムを購入するとまっすぐに家路についた。

アパートの近くにはいつもの猫がいた。

首輪をしているところから近所の飼い猫なのだろう、人懐こい猫をY介は「ピピ」と勝手に名づけ可愛がっていたそうだ。

その日も撫でていこうとするも、ピピはY介に近づかない。

 それどころか一定の距離を保ち、にぃにぃと鳴いている。

猫の視線はY介の後ろに投げかけられていた。 

そして翌日の出勤時、いつものように電車で立っていると、前の座席には赤ん坊を抱えたお母さんがいた。

気づけば赤ん坊は目を見開いてY介を見ていたという。

「けど猫と同じ。向けた視線は俺じゃないんだよ。目が合わない。俺の後ろ辺りを赤ちゃんはじっと見てて」

母親は愛想よく「どうもすいません」と笑みを浮かべたが、Y介は眉をひそめた。

まるで知らないうちに周囲から嫌われているような、静かな異変をY介は肌に感じた。

気味の悪さから苛立ちもあったとY介は言う。

職場に着くと後輩にポラロイドの件で、普段では考えられないトーンで怒鳴りつけた。

「カメラ使えないの持ってくんなよ。お前何年目だよ!」

後輩はキョトンとした顔を浮かべた。

続きます。

No.277

>> 276 「使えますよ。テストもやってますし……」

「ならこれはなんだよ」

 そう吐き出すと同時に、Y介はポケットから昨日撮影した真っ黒な写真を取り出した。

「いや…なんですかね、ソレ」

「いいよ。新しいフィルム買ってきたから」

込みあげてくる得体のしれない感情を押し殺し、Y介はカバンを探った。

しかしフィルムは不要だった。
別の人間がさっとポラロイドカメラのスイッチを押すと、「じー」という音とともに職場を写した写真は出てきたからだ。

「問題ないですよ。これ。」

Y介は気まずい思いをしながら、曖昧に頷くしかなかったそうだ。

その日は仕事を終え、仲の良い編集マンと「軽く一杯」と立ち飲み屋に寄った。

池の澱みのような不快さをアルコールで吹き飛ばしたかった。

Y介が壁を背にして呑んでいると相手の目が一瞬、彷徨った。

(まただ……)

不吉な予感しかしないが、それでも堪えきれずY介は思い切って尋ねた。

「なんですか?」

「いいえ……」

「気になりますよー。後ろになんかいます?」

あえて笑いながらY介は昨日からの出来事を話した。

面白く話そうと努めた。

ジェスチャーも交え、道化のように話した。しかし相手の目は笑っていなかった。

「疲れ目ですから、気にしないでください」

「気にしませんから。言うだけ言ってください」

「…さっきY介さんの肩に、手が伸びてるように見えて…」

後ろから捕まえるように、黄色く変色した指が五本、かけられていたという。

――その後は半ばヤケになり深酒したせいか、帰り道はあまり覚えていない。喉の渇きで目が覚めると、自分の部屋でキチンと寝巻きに着替えていた。

ただ妙に部屋が冷えていたという。

枕元に置いてあったペットボトルを飲み干すと、便所に行きたくなった。

携帯を開くと時刻は二時を指していた。

カリカリカリカリカリ……。

ベッドから起き上がると音が鳴っていることに気づいた。

嫌な予感はしたが、一人で暮らしている以上、確認しない訳にはいかない。

Y介は玄関へと続く戸に手をかけた。

昨日から続く『厭な感じ』は最高潮だった。

音は一層激しくなっていった。
まるですぐ目の前で起きているようだった。

ガリガリガリガリガリガリガリと板に爪をたて掻き毟る音だったという。

口がからからに渇いていた。

ノブを掴み静かに戸を開ける…

続きます。

No.278

>> 277 そこには『焼かれたように髪がない女』がいた。

溶けた黒飴のような目玉がY介を見つめていた。

黄色く変色した、小枝のように細い指がY介に頬をざわざわと撫でる。

女は細指を自分の目玉に突き刺し、粘膜を掻き混ぜた。

Y介の鼻腔に養豚場のような匂いが飛び込んだ。

女は腐臭を漂わせながら胸に飛び込んできた。

『ぬちぇ』とべたつく感触があった、Y介は喉を潰したような悲鳴をあげ、そこで気を失うことができたそうだ。

後日後輩にポラロイドカメラの入手先を聞いたところ「ネット通販です」と答えられたそうだ。

出品者の名前を調べたところ、同じ苗字の女性が半年前に放火で亡くなっていることがわかったそうだ。

「ただの偶然かもしれないよ」

慰めるつもりで私はY介に言った。

むろん私は遺品を残された家族が出品したのだろうと思っていた。

「そうだったらいいけど……」

はっきりとした姿はその晩以来見ていないが、三度ほど異変があったそうだ。

「アパートに着くだろ?外から電気ついてない部屋の窓見るとさ、白いのがふっと動いてんだよ」

その度に阿佐ヶ谷の友人宅に泊まりにいくという。

Y介はこの夏、引越しすることを決めているそうだ。

  • << 280 気持ち悪い〰💦 黄色い指が頭にこびりついてます(笑)💦💦 その女の人は Y介さん自身に 恨みがあるのか💦 それとも 通販からお取り寄せしてしまった〰(笑)💦💦? ネット通販って オークションかな~。 やっぱり持ち主の念が宿ってると思うと いくら良い物でも 考えちゃいますね💦 自分の背後を見られてるってこわいですね〰💦 目線が合わないって 気になる〰💦 そうそう💦 最近気になることが あって よく使う駅なんですけど、改札口が5つあって、 出口用の2つなんですけど、一つに人が集中していてもう一つはガラガラなんです〰?? 特に車椅子が通れる ような 幅広いタイプの 改札口ではないから 空いてる理由も 思い付かないんですけど 何か意味があるのかな~ 誰も座ってない席には 霊がいるというのは 聞きますけど、 そんな理由だったら いやだな〰(笑)💦 ちょっと気になってます〰

No.283

こんばんは。主です。

私の地域も今夜は台風が来るのですが、嵐の前の静けさでしょうか、今は虫の声が聴こえて来ます。

それでは今宵も始めます。


くねくねっていう話がありましたよね。

あれを読んだ時、自分も同じような体験を思い出したので、ここに書いときます。

今から10年ほど前の事である。

私は家の前にあるりんごの林でいつも遊んでいた。

林と言っても、周りが充分見渡せるくらいの広さである。

ある日、いつものように遊んでいたときのことである。

その日は晴れていて、とても暑い日だった。ふと気づく。

遠くりんごの林の向こうに、誰かがいた。

歩いていた。しかしおかしい。

ビデオで早送りしているような歩き方である。

いや、たぶん歩いてはいなかった。

動いていた。

動き方がグチャグチャだ。あまりにもおかしい。

座視していた自分も、だんだんその異様さに気づいてきた。

近づいていく勇気はなかった。
怖いとも思わなかった。

ただ、気持ち悪いほどおかしい・・・・・・・

思わず、家に逃げた。

もう1度見てみるという勇気がわかなかった。

後から考えてみると、あれは人には出来ない動きだった。

そんな、ものすごく奇妙な体験です。

今思うと、とても不気味です。

あれはいったい………。

  • << 286 主さんこんばんわ! こちらも驚くほど静かな夜ですよ〰 被害がないといいですね💦 くねくね💦って 一体なんだろう〰💦 気持ち悪い💦 色々な目撃談がありますね。 実体がいまいち掴めないのがおそろしい💦

No.284

こんばんは。主です。
それでは2話目です。

鏡の中の話だ。

小さい頃、俺は何時も鏡に向かって話し掛けていたという。

もちろん、俺自身にはハッキリとした記憶は無いが、親戚が集まるような場面になると決まって誰かがその話を始める。

近所には同じ年くらいの子供が居なかったので、寂しくて鏡の自分に語りかけていた。

そういう事になっている。

事実は違っているが親や親戚に話せるはずも無い。

だから、ここに書いてみようと思う。

他の板なら頭がオカシイと思われるだろう。

でも、この板のこのスレッドなら平気だ。

俺はただ、誰かに話したかっただけで、相談に乗って欲しいわけじゃないし、暇つぶしに読む人も居るかもしれない。

どうせ誰にも解決できない。

小さい頃の記憶は曖昧なので書きようが無い。

はっきり鏡に人影らしきものが映るようになったのは、中学の頃だった。

昼も夜も無い。

鏡を見ていると、俺の後ろに誰かが横切ったり、誰かが覗き込んでいるような顔が映るようになった。

そうなると人の視線を感じたり、気配を感じるようになる。

落ち着けないし、深い眠りにつくことも出来なくなった。

気の所為かもしれないが、俺は自分の部屋から鏡を無くした。

それは一月程で消えた。

すっかり見ることも無くなって忘れていた。

十年経って、俺は一人暮らしを始めた。

先週の事だ。

夜中に車を運転していてルームミラーに目をやると、そこに人の顔があった。

急ブレーキで停車し、後部シートを振り返ったが誰もいない。

だが、ミラーの中の顔は消えずに俺を見ていた。

不思議なことに、前髪がミラーから生えてユラユラ揺れている。

やっと気がついた。

鏡に映っている訳じゃない。

鏡の中から俺を見ていたんだと。

車をそこに置き、一時間かけて歩いて帰った。

今、テレビから這い出してくる貞子の映画を思い出している。

正直言って



正気でいる自信が無い。

  • << 289 いやだ〰💦 貞子みたいな人が写ったりしたら失神する💦💦 また鏡がこわくなりました〰💦 最近は 携帯が暗くなった画面に顔が写るのもドキッとしたりしてます(笑)💦 急いでボタン押して 明るくしたりしてます💦

No.285

知り合いの看護婦に聞いた話。

彼女が勤務していたのは個人病院。

ターミナルケアの老人が半数を占める病院だったそうだ。

ある夜、彼女の担当している病室からナースコールがあった。

呼び出ししたのは老婆。痴呆が進み、ほとんど植物人間状態の患者だった。

「どうしたの?おばあちゃん」

彼女は耳元で声をかけた。すると、

「○ ○ さ ん 、あ ん た も 連 れ て く よ」

その老婆は、瞼をかすかに開けて、静かに呟いたそうだ。

「何?おばあちゃん、何て言ったの?」

彼女は良く聞き取れず、もう一度訊ねた。

すると、老婆はもう一度呟き、完全に眼を閉じたそうだ。

○○さん?彼女は聞き覚えがあった。

老婆の見舞い客の一人に、その名前の中年女性がいたことを思い出した。

彼女の危惧していた通り、翌日老婆は亡くなった。

それからしばらくして、ナースルームに老婆の息子夫婦が折り菓子を持ってきた。

案の定、息子の奥さんの名前が○○さんだった。

彼女は病院を去ろうとする奥さんに、老婆の最後の言葉を伝えるべきか迷った。

それは非常識だし、縁起でもないことだったので、結局言えなかったそうだ。

一週間ほど過ぎたある日、彼女は救急当番のシフトについていた。

深夜ナースルームで待機していると、コールサインが鳴った。

救急車が到着し、緊急治療室に一人の女性が運ばれてきた。

なんと、あの○○さんだった。

彼女は姿を見せない研修医を呼びに、休憩室に走ったそうだ。

「急患です。急いでください」

彼女は休憩室の扉に手をかけて呼びかけた。

そして扉を開けた瞬間、彼女は失神したそうだ。

結局警備員に起こされて、彼女は意識を取り戻した。

一時間近く気を失っていたそうだ。

その間、○○さんは心臓疾患で亡くなった。

新人の看護婦と研修医の医療処置がどうだったのか分からない。

ただ、彼女は自分のミスだったと感じたそうだ。

研修医も待機中に寝入ってしまったと、彼女にだけ告白した。

『実は、自分は金縛りにあっていた』と。

さて、彼女が見たものは何だったのか。

  • << 291 え〰💦💦 そんな〰💦 わかってて助けられなかったのは辛いですね💦 お婆ちゃんは 連れていった人に恨みでもあったのかな〰💦 う〰💦 なんだかな〰💦

No.288

こんばんは。主です。

先ほど3話目にいつものセリフを入れ忘れてしまいましたがお気になさらずにお楽しみ下さい。

それでは4話目です。


友達(A)から聞いた話

Aは学生時代、友人Bと他県の教習所に通っていた。

(なぜかというと、県内で免許を取ると学校にばれるから)

そこで地元の女の子2人組、C子、D子と仲良くなった。

教習所に通っている間、いつも4人で遊んで仲良くやっていたが、AとBには地元に付き合っている彼女がいた。

C子とD子とはその場限りの遊びのつもりだったので、免許が取れた後はすっかり会わなくなった。

何度か電話がかかってきたが、居留守を使ったりして話す事すら無かった。

それから暫くしてAの夢の中にC子が出てきた。

C子はうつむいて

「もっと沢山遊びたかったのにねー・・・せっかく仲良くなれたのにねー・・・」

と呟きながら消えていった。

AはC子になにかあったのかなと思いC子に電話してみたが繋がりらない。

D子にも電話しましたがこっちも繋がらない。

連絡が取れないならしかたないと、あまり気に留めていなかった。

それかまた暫くしてD子から電話がかかってきた。

D子は沈んだ声で言った「C子死んじゃった・・・」

なんでも2人で歩道を歩いていたら、そこに居眠り運転のドラックが突っ込んできてC子は即死、D子も意識不明の重態に。

幸いD子は順調に回復し退院となったが、退院してすぐC子が亡くなった事を聞かされ、なぜ自分だけが助かってしまったのかと、半ばノイローゼ気味になっていた。

Aはこの事をBにも話さなきゃなーと思っていた矢先、別の友人からBがバイクで事故ったと聞かされた。

前の車を追いこそうと反対車線に出たところ、対向車と正面衝突。

Aは急いで病院に行ったが、Bは意識不明のまま1週間後に亡くなった。

AはBが死んだ事をD子に話すべきか迷ったが、4人のうち2人が死んでしまい、少し心細かったせいもありD子に電話してみた。

しかしまたしてもD子の電話が繋がらなかった。

不安になったAはD子の実家に電話をかけたところ、D子は行方不明となっていた。

ちょうどC子の事で電話をかけてきたすぐ後から。

この時からAは少しおかしくなってしまった。


続きます。

  • << 290 なぜ自分だけが今生きているのだろう。 皆に申し訳無い。 そんな思いに毎日押しつぶされそうになっていた。 その後、何日間かの記憶はもうろうとしてはっきりと思い出せなかった。 その何日間かの出来事を母親が教えてくれた。  ~母親から聞いた話~ Aはすっかり生気をなくし、食事もろくに取らず部屋の篭りっきりだった。 ある日Aが部屋から出てきて、 「かーちゃん、友達が来てるからお菓子持ってきてよ」 と言いながら、ジュースとグラスを4つ持って部屋に戻っていった。 母親は「いつの間に来たんだろう」と思いながらも、お菓子を持ってAの部屋に。 部屋のドアを開けると、誰もいないテーブルにジュースの入ったグラスが4つ。 窓の方に目をやると、Aが窓から身を乗り出し今にも飛び降りそうになっていた。 Aの住んでいるマンションは8階、落ちたら即死である。 母親は慌ててAをつかみ部屋に戻そうとした。 Aは「みんな待ってくれ!俺を置いて行かないでくれ!」 と叫びながら宙に手を伸ばしていた。 なんとか部屋に引き戻したものの、同じ事が何日も続いた。 さすがの母親もこれにはまいり、人づてで結構有名な霊能師を紹介してもらいお払いをする事になった。 霊能師によると、 「成仏しきれない霊にもう少しであの世に連れて行かれるところだった」と。 それからAは正気を取り戻し現在に至るのだか、この話の最後にAは言った。 「D子は未だに行方不明だけど、もう死んでるよ。 だって時々3人で来るから・・・」

No.290

>> 288 こんばんは。主です。 先ほど3話目にいつものセリフを入れ忘れてしまいましたがお気になさらずにお楽しみ下さい。 それでは4話目です。 … なぜ自分だけが今生きているのだろう。

皆に申し訳無い。

そんな思いに毎日押しつぶされそうになっていた。

その後、何日間かの記憶はもうろうとしてはっきりと思い出せなかった。

その何日間かの出来事を母親が教えてくれた。



 ~母親から聞いた話~


Aはすっかり生気をなくし、食事もろくに取らず部屋の篭りっきりだった。

ある日Aが部屋から出てきて、
「かーちゃん、友達が来てるからお菓子持ってきてよ」

と言いながら、ジュースとグラスを4つ持って部屋に戻っていった。

母親は「いつの間に来たんだろう」と思いながらも、お菓子を持ってAの部屋に。

部屋のドアを開けると、誰もいないテーブルにジュースの入ったグラスが4つ。

窓の方に目をやると、Aが窓から身を乗り出し今にも飛び降りそうになっていた。

Aの住んでいるマンションは8階、落ちたら即死である。

母親は慌ててAをつかみ部屋に戻そうとした。

Aは「みんな待ってくれ!俺を置いて行かないでくれ!」

と叫びながら宙に手を伸ばしていた。

なんとか部屋に引き戻したものの、同じ事が何日も続いた。

さすがの母親もこれにはまいり、人づてで結構有名な霊能師を紹介してもらいお払いをする事になった。

霊能師によると、

「成仏しきれない霊にもう少しであの世に連れて行かれるところだった」と。

それからAは正気を取り戻し現在に至るのだか、この話の最後にAは言った。

「D子は未だに行方不明だけど、もう死んでるよ。 だって時々3人で来るから・・・」

No.292

こんばんは。主です。

気がつけばもう9月も半ば、秋の夜長と言うことで、もう少しお付き合い下さい。


3年前、家族でI県の海岸にあるキャンプ場に遊びに行った。

キャンプ場は崖の上にあり、そこからがけ下まで階段で下りると綺麗な砂浜があった。

私達の他にもたくさんキャンプに来てる人がいて、その砂浜自体も名所なのかたくさん車で乗り付けてきてる、とても人の多い場所でした。

弟は当時中学2年生、反抗期だったのかこの家族旅行にも参加したくないとゴネていたが父が無理矢理に車に乗せて、キャンプ場まで連れてきた。

皆で海で泳ごう、という段になっても、私や兄とは別れて、崖の真下の岩場や少し沖の遊泳可能範囲に浮いてるブイの所まで一人で泳ぎにいっていました。

正午辺りから泳ぎ始めて、一時間程経った頃、沖のブイの所で弟が何やら叫んでいた。

ゴムボートで弟に近づくと段々ブイにしがみついて、顔を真っ青にしてガクガク震えている様子が見えてきました。

変だなと思い、ボートを漕いで弟に近づきながら聞いてみた。

「何してンのー?足でもつったの?」

「……人っ!人が!腕ひっぱって!」

「人?…誰かに悪戯でもされたん?」

「ぎゃー!…子供!服着てるっ!」

言ってる事がさっぱりわからない。

とりあえずブイにしがみついてる弟をボートの上に引っ張り上げた。

よく見たら弟の左腕二の腕の辺りから結構な量の出血が。

弟にその場で話を聞こうとしても、「人が人が…」とずっとブルブルしてて全くわからなかったのでとにかく岸までつれていった。

崖上のキャンプ場まで兄に担いでもらってテントに休ませ、簡単な腕の手当てをした。

傷口自体は2cm程だったが、その傷は腕を貫通していた。

少し落ち付いた所で弟に再度話を聞いた。

ブイにつかまって沖から海岸を見てぼーっと浮いてたら、

同じように離れたブイの辺りに浮かんでいる子供を見付けた子供一人でこんな沖まで出て大丈夫なんかなと、思った途端何か嫌な雰囲気(気配?)を感じてすぐに目を逸らした。

弟曰く

「何かよくわからんけど、絶対目を合わせたらダメだ。気持ち悪い、死ぬ!」

と思ったそうな。

目を逸らした途端、その嫌な雰囲気がドンドンと弟のトコに近づいてきた。


続きます。

No.293

>> 292 目を開けたらまた子供を見てしまう、早く逃げないとこの嫌な雰囲気に追いつかれたら死ぬ気がする。

しかし、弟は怖くて泳いで岸まで行く事が出来ず、ブイにしがみついて必死に岸近くで遊んでいた私達に助けを呼んでいたんだそうだ。

私の声が聞こえるまで終始目を瞑っていた弟が、私の声に返事をした瞬間目を開けた時、

「俺の左腕に、顔が半分溶けてる子供がしがみついてたん。指が腕にめり込んだんだ。髪の毛がべったり俺の体にくっついてて巻き付いてて、あのブイなかったら俺死んでた」

弟の体をボートに引き上げた時にそんな体に髪の毛がついてなかったし、腕の怪我は貫通していた。

だからブイにくっついて浮かんでる時に寝てたんだろと、その話をまともに相手にしなかった。

腕の傷は、稀に潜水服とかを貫通する程鋭い体をもった魚がいると聞いた事があったのでそれじゃないか、という事でまったく弟の話を夢扱いにした。



キャンプ場から帰って2週間、弟の腕の傷は一向によくならずそれどころか膿んで物凄く腫れあがってきた。

医者に行って念の為にレントゲンをとると、どうやら傷口の中に何か異物が入っていて、それが原因で膿んでいるらしい。

簡単な手術で摘出すればすぐに治るとの事だったので、すぐに手術をしてもらった。

「異物は全部取り除きました。これで怪我も治るでしょう」

「先生ありがとうございました。」

「…つかぬ事を聞きますが、この傷はどうやってつきましたか?」

「?…どうかしましたか?」

「いえ、中に入っていた異物なんですが…」

そういってお医者さんがバッドに乗せてもってきた「弟から腕から摘出した異物」は




「たくさんの長い毛の塊」と
「引き剥がしたような生爪」でした。

その後、弟は特に何事もなく過ごしていますが、海には絶対行きたがりません。

弟の言った子供の事は今でも信じられませんが、弟と一緒に医者で見た血に塗れたあの髪の毛の塊と生爪を思い出すと今でも背筋が寒くなります。

  • << 295 うわ〰💦 気持ち悪い〰💦 無事で本当に良かった💦 海も浅瀬だといいけど、あまり深い所には 行きたくないですね💦 底が見えないのが 気持ち悪い💦 何かがいそう〰💦 海難事故には 不可解な話もよく あるようですね💦 稲川順二さんの 怪談ですが 海でなくなったサーファーの遺体に もう一体別の老婆の遺体がしがみついていた という恐ろしい 話があります💦 そのサーファーは 連れていかれたとしか 考えられないですよね💦

No.297

こんばんは。主です。

9月も半ばを過ぎまして、段々と秋めいて来ました。

それはともかく、今宵も始めますのでお願いします。


俺には幼馴染の女の子がいた。

家も近くて親同士の仲も良く、俺とその子も同い年ってこともあって小さいうちから一緒に遊んで(遊ばされて)た。

まぁだいたいそういう関係ってのは、歳をとるにつれて男の側が気恥ずかしくなって疎遠になってくものだけど、例に漏れず俺もそうだった。

小学校の高学年ぐらいになると道ですれ違っても

「よう」

「やあ」

ぐらいのあっさりした関係になってた。

で、中学2年のときの夏休み、その子が突然、うちに来た。

とうもろこし持って。

たぶん、向こうの親にうちに届けるように頼まれたんだろう。

俺はそう思ったし、向こうもそんな雰囲気だった。

あいにくその時、うちの親は外出してて、俺一人だった。

とうもろこしもらってハイさよなら、ってのもなんだかなー、と子供ながらに気を利かせて

「あがってく?」と彼女を家に入れた。

麦茶を出して、まぁあたりさわりのない会話をした。

担任がどうとか夏休みの宿題がおわんねーとか。

だんだん打ち解けた雰囲気になってきた時、彼女が不意に

「今度○○神社行かない?」と言い出した。

○○神社は、うちから自転車で10分ぐらいのところにあって、周りが木々で囲まれてて昼でも薄暗い、用がなければあんまり入りたくないところだった。

当然俺は「え、なんで?」みたいな感じで聞き返した。

そしたら彼女は

「あ、怖いんでしょ。」

と、ちょっと馬鹿にしたような顔で笑いながら俺をみてきた。

そーなると、

「そ、そんなことないやい!」

的なノリになり、まぁ結果的に彼女の術中にはまってしまったわけで。

さすがに夜は怖いんで、何とか理由つけて(夜は家族で外食するからみたいなバレバレの嘘)次の日の昼間行くことにした。

で、当日。現地集合ってことで、俺が神社に着くと、彼女はもう着いてて俺を待ってた。

真っ白いワンピースと真っ白い帽子。

普段絶対しないカッコで、恨めしそうに石段に座ってた。


続きます。

No.298

>> 297 「おっそーーい」

昨日とはうって変わってフレンドリーな第一声をもらいつつ、神社の前まで二人で歩く。石段を登る途中、彼女は俺にいきなり

「○○君は、霊って信じる?」と聞いてきた。

普段しないようなカッコで、人気のない神社に誘われ。

多少なりとも別のことを想像してた俺は、安心半分、がっかり半分(幼馴染とはいえ、目がおっきくてちょっと釣り目で、猫みたいな感じのかわいい子だったからちょっとがっかり)ぐらいの気持ちで

「信じるわけないじゃんw」と即答。

「じゃあ、今日で信じるようになるかもよ?」ととんでもない事を言い出す彼女。

「私、霊とかそーいうの、好きなんだ」

おいおい電波ですか。

「会いやすいように、白ばっか着てきたんだ」

そーゆーことですか。

唖然としながらとうとう神社に到着。

快晴ならまだしも、ご丁寧に石段を登り出したあたりから曇り出し、嫌ーな暗さの神社一帯。

「じゃあ始めようか?」大きな目を更に大きく開いて、彼女が笑う。

彼女が言うには、神社の周りを二人が取り囲むように走って回る。

二人の合流地点で、すれ違いざまに霊が見える、といううわさがあるらしく、実験の相手を探してたんだと。

「1周ぐらいだと見えるかどうか微妙らしいんだけど・・・」
けど何ですか。

「8周回ると、二人とも連れて行かれちゃうんだって」

勘弁してくれ。

とはいえ、男と女、幼馴染、同い年。

断れない条件は揃っている。
引いたら負けだ。という心理には勝てず、結局やることに。
神社の入り口を出発点に、互いに時計、反時計回り。

ちょうど 神社の裏に松の木が生えていて、そのへんが合流地点となる。

「行くよ・・・よぉーい、どんっ!」なんでそんなに明るい。
内心半ベソ状態で走り出す。

神社の脇を抜け、松の木へ。

反対側から彼女が走ってくる。

手を振ってるし、笑ってる。

周りには何も見えない。

霊の姿なんてどこにもない。

彼女とすれ違いざま、彼女の「全然(見えない)」という声だけが聞こえた。


続きます。

No.299

>> 298 1周目はつつがなく終了。

そのまま2周、3周目に突入。

1周目で何も見えなかったこともあり、俺も心に余裕ができ、向かってくる彼女に手を振ったり、

「いねーじゃん!みえねーじゃん!」と笑いながら叫んだりしていた。

対照的に彼女は、2周目、3周目と数を重ねるごとに笑顔が消え、すれ違うときも無言になっていた。

「このぶんだと、8周したって全然おk」

そう思いながら迎えた7周目。
彼女が俺とすれ違う瞬間、強烈なラリアットを俺にかました。

不意の急襲に喉をやられ、悶絶する俺。

彼女は苦しむ俺の手を強引に引っ張り、「早く!」と神社から逃げるように走り出した。

わけもわからず一緒に走る俺。
石段を下り終え、止めた自転車もそのままにして更に走る。

神社が見えなくなったあたりで、彼女はようやく足を止めた。

喉の痛みと走ったあとの息切れが収まり、ようやく彼女に文句を言った。

「何でラリアット???」

彼女が答える。

「見えてなかったの?」

は、何がですか?別に何も、と答える俺。彼女は首を振りながら

「○○君の後ろ、2周目あたりから手とか顔とかが追いかけてきてたの。だんだん数が増えてって・・・7周目には○○君に絡みついてた。○○君がそんなだったから、8周目はやめとこうと思って。」

もし8周してたら・・・と俺がつぶやくと同時に、俺の背後から小さく




「ちくしょう・・・」

呻くような声がはっきり聞こえた。

その声を聞いたかどうだか、彼女は

「私はともかく、○○君はやばかったね。家帰ったら、背中みてみな?」と、笑った。

彼女に言われるまでもなく、帰ったとたん、母親に

「あんた、どーしたのその背中?」

どーしたもこーしたも、シャツには手形がびっしり。

その一件以来、彼女にはいろいろと協力をさせられている。

No.301

こんばんは。主です。

それでは涼しげな今夜も、お付き合いをお願いします。


ある若い女性の話。

彼女は1年前に夫と結婚して妊娠中であった。

田舎へ帰省するため、夫が運転する車で山道を走っていた。

渋滞につかまってしまい、夜遅くなってしまった。

細い道を急いで走っていると、いきなり目の前に黒いものが現れ、衝撃とともに彼女は気を失った。

意識をとり戻すと、フロントガラスにヒビが入り、べったりと人の顔が貼りついている。

「やってしまった・・・」

人を轢いてしまった。

運よく通りすがりの車に発見され、彼女たちは病院に担ぎ込まれた。

彼女とお腹の子は無事だったが、夫は返らぬ人となった。

その夜は、ひたすらに泣いた。

病院側は、今回の事故は警察に通報しなかった。

その後、引越して別の地に移り、彼女には息子が生まれ、すくすくと育った。

小学5年生にあがったころ、彼女は息子のために携帯電話を買ってやることにした。

息子も欲しがっていたし、何より愛する息子の安全を考えてのことだった。

「最近、お友達とは遊んでるの?」

ある日、彼女は息子に聞いた。
息子はあまり出かけず、友達もあまりいないようなので、心配なのだ。

「うんん。遊んでるよ。今日もいっぱい話したよ」

「あら、いっぱい話したの?」
「ケータイでいっぱい話すんだよ。」

どうやら近所の友達ではないようだ。

その子はケイちゃんという名前だそうだ。

毎日のように、息子はケイちゃんと携帯で話していた。

不思議なことに、息子は通話の最後に決まってこういうのだった。

「お母さん、ケイねぇ、あと120キロだって」

「え?なあにそれ?」

「あと120キロだって」

意味はよくわからなかった。

夕食の時、彼女は聞いてみた。

「ねぇ、タカちゃん。ケイちゃんってどんな子なの?」

「えっとねぇ・・・ケイはねぇ・・・んふふ~。」

息子が顔を赤らめたので、彼女はガールフレンドでもできたのだろう、と思った。

「ケイねぇ、遠いんだよ。」

少し自慢げに息子は言った。

やはりケイちゃんの話になると、息子は良く分からないことを言った。


続きます。

No.302

>> 301 そんな感じで、毎日のように息子は友達と話し、決まって最後はこういうのだった。

「ケイねぇ、あと120キロだって」

「ねぇ、タカちゃん。ケイちゃんといつもどんな話するの?」

「ケイねぇ、会いたいけど動けないんだって。」

彼女は夏の余暇を利用して、息子と実家に帰ることにした。

息子はおばあちゃんの家に泊まりたいというので、1週間ほど実家に預けることにした。

いつになく、息子は嬉しそうに携帯の友達と話しこんでいた。
実家から帰るとすぐ、彼女は母に電話をいれた。

「タカは大丈夫?一週間よろしくね。タカの声が聞きたいわ」

「はいはい。ちょっと待っててね~」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お母さん!あのね!聞いてよ!」 しばらくすると息子の嬉しそうな声が受話器から聞こえた。

「なあに、どうしたの?」

「ケイねぇ、ちょっと動けるようになったんだって!あと10キロだよ!近いんだよ!」

「そうなの、良かったわね。」

「・・・・・・・こっちきてる・・・」

いやな予感がした。

こんな夜中に「きてる」って、どういうことだろう?

「タカちゃん正直に言って。ケイちゃんってどんな子なの?」
「交通事故だって。」

次の日の朝、実家から電話がかかってきた。

息子からだった。

「お母さん。ケイねぇ、今日こっちきた。」

「え?」

「お母さんにも会いたいって。あのね、あのときのことで話したいって」

彼女は思った。

ケイちゃんとは、事故で亡くした夫ではないかと。

夫の名はケイイチロウ・・・

「タカちゃん、待ってて!いまそっち行くわ!」

その日は仕事を休み、実家に急いで行った。

そして、息子を連れて事故現場へ赴いた。

彼女は、花をたむけ、夫を供養した。

「・・・ごめんね。あたし、あなたと話したいわ。」

そのとき携帯が鳴った。

「・・・はい。」

「お母さん、あのね、」  

後ろを向くと、なぜか携帯を使って、息子が彼女に話しかけている。

山では圏外のはずなのに。

「ケイねぇ、いま病院だって」

彼女は、近くの病院へ車を走らせた。

そこは彼女と夫が運ばれてきた病院だった。

当時の担当医はすでに転勤していたが、事故当時の詳細を聞くことができた。


続きます。

No.303

>> 302 夫は亡くなる間際、しきりに何かを訴えていたのだという。

彼女は夫と話しがしたかった。

次の日、知り合いに頼み、彼女は霊能者に相談をした。

霊能者は会ったとたん、いきなり彼女に詰め寄った。

「夫さんと話しがしたいそうだけど、それよりあなた、大変なことになってるわよ!」

そのとき、携帯が鳴った。

家にいる息子からだった。

「お母さん、ケイねぇ、もう歩けるから、こっちくるって。」

その通話を聞いて、霊能者の顔色が変わった。

「いますぐ切りなさい!」

「お母さん、ケイねぇ、あと100キロだって。」

「いますぐ切りなさい!息子さんにもいますぐ切るように言うのよ!」

「お母さん、あと99キロだって。」

霊能者は無理やり彼女を車に乗せ、息子のもとへ向かわせた。
「急ぐのよ!早く!」

運転中も携帯は鳴り続けていた。

家に着いて玄関を開けると、息子が携帯を片手に立っていた。

続きます。

No.304

>> 303 「お母さん、ケイねぇ、お邪魔しますって。」 

お邪魔します?ただいまじゃなくて?

霊能者は、彼女と息子を連れて車を発進させた。

「奥さん、あんなモノ轢いちゃ駄目じゃない!・・・病院はどこ?あなたが担ぎこまれた病院よ!」

事故の被害者は、タカハシ・ケイという若い男性。

当時、彼女たちと一緒に運ばれてきた。

すぐ亡くなったが、そのあと担当医は転勤。

みな、ケイという人物について多くは語ろうとしなかった。

むしろ、彼女と息子に対して冷たい視線が当たっていた。

「そのケイさん、供養しましょう。」

霊能者がそういった。

供養の儀式をしているとき、一人の看護士が彼女にそっと話しかけてきた。

「奥さん、オバコサマってご存知ですか・・・」

「はい?」

「この辺りの、ずっと昔からの古い・・・」

途中でほかの看護士に止められ、話しは中断した。

その後、息子にケイと名乗る人物から電話は来なくなった。

彼女はその日も、いつものように仕事を終えて家路を急いだ。
家では、夕食を待つ息子がいる。

家に着いて玄関のポストを見ると、封筒が入っていた。

切手も何も貼っていない。

封筒を開けると、手紙が入っていた。

読もうとしたとき、携帯が鳴った。

「奥さん!」

霊能者からだった。

「いますぐ息子さんを連れて家から離れて!」 

ふと手紙の文章が目にはいる。
『もしもし、お元気ですか。こっちも動けるようになりました・・・』

「ごめんなさい!被害者のケイさんは関係なかったのよ!問題はケイさんの中に入ってたモノだったの!病院であなたを診察した医者はもう・・・」

『がんばって着きました。おかえりなさい。中で待ってます。』

「逃げて!あたしの力でも駄目なのよ!」

『お話しましょう。中で待ってます。ナカで待ってまああす。』

彼女はその場に立ちすくんだ。
家の中から声がする。

「おかあさん、おなかすいた」
息子以外の姿があった…。

  • << 306 怖かった(;゚д゚) 取り付かれたって事??(*_*; 私の体験談をば…(o_ _)o そもそも霊感なるものはありませんでした。 それが子供を産んだ辺りから、聞こえない筈の声や姿をみるようになりました。 今から11年程前の話なのですが、旦那と子供と私の3人家族なのですが、夜12時過ぎた頃だったとは思いますが、旦那も子供もとっくの前に寝室で寝ていました。 明日の朝の準備を済ませ、もうソロソロ寝ようと水を飲んでいたら、キッチンに隣接する子供部屋から子供の声(多分2~3才位の男の子)が聞こえ、まさか子供が起きて遊んで?…まさか と、思い子供部屋へ見に行って見ると部屋は当然真っ暗。私の子供は旦那と寝室でスヤスヤ…。 ましてや、うちの子は女の子で声も違う。 でもハッキリ聞こえました。 『一緒に遊ぼー』 って。 まだありますが、又聞いてやって下さいな(*_*;

No.312

こんばんは。主です。

いつの間にか、秋の虫が鳴いています。
本格的に秋の訪れを感じます。
それでは今夜も宜しくお願いします。


今年の五月の連休に大学のクラブの合宿で八ヶ岳のふもとにある温泉付き合宿所へ行った。

建物は飾りもないコンクリ三階建てでいかにも保養所といった風情だが、後ろには雄大な山と下を流れる清流、そして前には湖となだらかな盆地の景色が広がる素晴らしい立地だ。

現地集合ということで俺ら学生寮のグループ(同期の奴2人、後輩3人の計6名)が午後早い時間に到着したときはまだ誰も来ていなかった。

がらんとしたロビー。

フロントに行きチェックインする。

「えー、○○大バドミントン部の方ですね?11名さまでご予約ですね。お部屋は二階の欅の間と白樺の間、続き間でございます。」

おーさすが信州らしい名前やなーと言いながら部屋へと向かう。

売店の前を通り過ぎ階段を上り二階へ。

廊下の突き当たりは非常階段でその右手奥から2部屋が俺らの四日間の我が家だ。

廊下の左手はずっと奥まで窓になっていて山々の緑がすがすがしい。

部屋は12畳ほどの和室が2つ真ん中をふすまで仕切られた造りだ。

古い建物で決して綺麗とは言えないが 、こちらも二方ある窓からの眺めが素晴らしい。

「なぁ、もうクラブなんかせんと、ここで三泊ゆっくりしたいよなぁー。」

同期K尾が畳に寝転がって言う。

「お前先輩にしばかれるぞ。まぁ今のうちにゆっくりしとけ。どうせ先輩らは車やから夕方までは来んやろ。」

後輩3人は部屋の隅で集まって携帯をいじっていたが、1人が言う。

「先輩、ここめっちゃ電波悪いっスわ。」

そりゃ山間だから仕方ない。

あー、明日早朝から先輩のキツイしごきが三日間続くのかぁ・・・。

しかし先輩大丈夫かなぁ。
五人乗りで京都を明け方に出発して交替で運転しながら来るそうだが。

と、思った瞬間俺の携帯が鳴った。キャプテンのK崎先輩からだ。

「あ、Y田?もう着いたんか?実は途中で・・・して・・・サービスエリア・・・夜中には・・・悪いけど先に飯・・・」

途切れ途切れの声。

「今どこなんスか?・・・もしもし?」

切れた。
見ると携帯の電波が一本点いたり消えたり何か胸騒ぎがした。
鳥肌が立っている。


続きます。

No.313

>> 312 窓の傍に移動して電波の入る場所を探した。

部屋の皆は俺の様子にちょっと驚いた様子で見守っている。

ようやく電波三本確保できる地点を探し当て、着信履歴を押した。

「え?!」そんなバカなことってあるのか。

たった今受信したはずのK崎先輩の履歴が三日前になっている。
いや、正確には最後の先輩からの電話は三日前練習の後に飯をおごってもらったときのものだ。

つまりさっきの通話の記録が消えてしまっている。

俺のいやな予感は確実なものになっていた。

とにかくリダイヤルを押す。

『お掛けになった電話は、電波の届かないところにあるか、・・・』

I山先輩、O野先輩・・・俺は五人の携帯に次々掛けた。

ようやくN川先輩の携帯の呼び出し音が聞こえたが、いくら呼んでも一向に出ない。

俺はフロントに行き、係の人にの番号をすべてピックアップしてもらった。

俺の尋常でない様子に係の人も気付いたようで、親切に調べてくれた。

部屋へも戻らずその場で片っ端から掛けて、該当する故障車がないか訊いてみる。

その中の1つのサービスエリアの人が、ついさっきこちら方面車線で十数台が絡む追突事故が起こったようだがまだはっきりした情報はない、と告げた。
「まさか・・・」俺はガタガタ震える膝を両手で助けながらようやく階段を上り部屋へと転がるように走った。

皆は俺の恐ろしい表情を見て真っ青になっている。

「せ、先輩が、じ、じ、…」

あまりの恐怖に歯の根が合わず、言葉が出ない。

「事故ったんか?事故ったんやな?」K尾が俺に言う。

俺は呼吸を整えて答える。

「まだはっきりわからん。けどやばいことになってるかもしれん。どうしよう。なあ、どうしたらええねん!」

すがりつく俺。

皆泣きそうな顔で声も出ない。「警察に訊こう。それが確実や。」

普段から冷静なY野が言い、俺は頷いた。Y野と俺はフロントへ行き事情を伝え、警察に連絡を取ってもらった。

詳しい状況がわかり次第、宿に知らせてくれるらしい。

部屋に戻って連絡を待つ。

飯の時間も忘れて皆ただ無言で突っ伏している。

俺らの事情を察して、宿の人がわざわざ部屋まで食事を運んできてくれた。

残しては申し訳ないと思い味わうこともできずに食事をしていると、部屋の電話が鳴った。


続きます。

No.314

>> 313 「!」

一番近くに座っていた俺は受話器に跳びつく。

「もしもし、警察ですが。○○大の人?えーっと、本日午後3時15分、東名富士インター手前3キロ地点で複数台の追突事故発生しまして、現在のところ救急搬送された方13名、うち死者7名です。死亡者のうち確認できた方は5名、いずれも○○大の学生と・・・」

力が抜けて受話器を持つことができない。

「もしもし?大丈夫ですか?ご遺体は搬送先病院より現在△△台警察署に向かっております。ご家族の方には連絡済でして、こちらに向かっておられます。」

「そう・・・ですか。」

「あのー、非常に申し上げにくいんですが、ご遺体がですね、えー、損傷が激しいものでして、ただ学生証をそれぞれ携帯なさっておりましたので暫定確認はできておりますが、ご家族の方に最終確認をお願いするわけです。ご友人の方にはご遺体対面は遠慮いただくということでお願いします。」

「わかりました・・ありがとうございました。」

受話器を置く。

俺の周りに集まって耳を澄ましていた皆にも今の報告は聞こえたはずだ。

悲痛な面持ちでただ座り込んでいる。

先輩・・・三日前一緒に飯を食い、ビールを飲んだのに。

明日からまた練習で一緒に汗を流すはずだったのに。

俺の脳裏には先輩たちの笑顔が浮かんでは消えた。

信じられない。

そんな・・・みんないっぺんに死んでしまうなんて。

Y野が口を開く。

「とにかく明日一番で帰ろ。通夜の準備もせなあかんやろうし、俺らも手伝ったろう。な。」
その夜は皆なかなか寝付けなかった。

布団に入ってあれこれ先輩たちの思い出を語り合った。

新歓バーベキューや練習試合、思い出は語り尽くせないほどあった。

そのとき携帯が鳴った。

母だった。

「伸一?今ニュースで事故のことやってて、もうお母さん心臓止まるかと思ったわ。K崎さんとかあんたの先輩の人やろ?あんた大丈夫なんか?」母の声を聞いて俺は涙がどっと溢れてきた。

「お母ちゃん、俺、・・・怖かったんや・・・怖かったんや」

そうしてひとしきりただ子供のように泣きじゃくり、「明日帰るから。気をつけるから。」

と言って電話を切った。

流れる涙を枕で拭い、枕元に電話を置いた。

そのとき、ふと俺を得体の知れない違和感が襲う。

何かおかしい。

ずっと無意識だが心に引っかかっていたことだ。


続きます。

No.315

>> 314 俺はもう一度携帯を開き発信記録を見た。

K崎先輩への最後の発信記録を。

先輩からの着信が切れて2,3分後に掛けたその時間は

『3時20分』になっていた。
「K崎先輩!」俺はこらえきれず叫んだ。

恐怖というのではない。

ただ先輩にお礼が言いたかった。

「いつも俺に優しくしてくれて、俺にご飯食わせてくれて、怒ってくれて、ありがとうございました、ありがとうございました・・・」

俺にとって、後にも先にも、これが唯一の不思議な出来事であった。

  • << 326 主さんこんばんわ! いつもありがとうございます☆ 待ってる後輩が 心配で電話をかけてきてくれたんですね💦 先輩からの着信は 残ってないけど 自分からかけた履歴は 残ってた(足跡を残してくれた)んですね。 後輩想いの優しい 先輩だったんだろうな~☆☆

No.319

特にすることもなかった僕らは部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。

今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。

嘘をつきながら喋る。

そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。

くだらないゲームだ。

だけど、そのくだらなさが良かった。

トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。

初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は嘘をつくことはできない。

僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、背中に水子は背負っている。

どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。

見抜けないからこそ、楽しい。

そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。

そいつは申し訳なさそうにこう言った。

「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ、作り話をするよ」

「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」

「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」

そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。

どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。

ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。

しばらく呆然としながら状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。

古いスピーカーだったんだろうノイズがかった変な声だった。

声はこう言った。

『これから進む道は人生の道であり人間の業を歩む道。選択と苦悶と決断のみを与える。
歩く道は多くしてひとつ、決して矛盾を歩むことなく』って。

で、そこで初めて気付いたんだけど僕の背中の側にはドアがあったんだ。

横に赤いべったりした文字で
『進め』
って書いてあった。

『3つ与えます。
ひとつ。右手のテレビを壊すこと。ふたつ。左手の人を殺すこと。みっつ。あなたが死ぬこと。ひとつめを選べば、出口に近付きます。あなたと左手の人は開放され、その代わり彼らは死にます。ふたつめを選べば、出口に近付きます。その代わり左手の人の道は終わりです。みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』



続きます。

No.320

>> 319 めちゃくちゃだよ。
どれを選んでもあまりに救いがないじゃないか。
馬鹿らしい話だよ。
でもその状況を馬鹿らしいなんて思うことはできなかった。

それどころか僕は恐怖でガタガタと震えた。

それくらいあそこの雰囲気は異様で、有無を言わせないものがあった。

そして僕は考えた。

どこかの見知らぬ多数の命か、すぐそばの見知らぬ一つの命か、一番近くのよく知る命か。

進まなければ確実に死ぬ。

それは『みっつめ』の選択になるんだろうか。嫌だ。

何も分からないまま死にたくはない。

一つの命か多くの命か?そんなものは、比べるまでもない。

寝袋の脇には、大振りの鉈があった。

僕は静かに鉈を手に取ると、ゆっくり振り上げ

動かない芋虫のような寝袋に向かって鉈を振り下ろした。

ぐちゃ。

鈍い音が、感覚が、伝わる。
次のドアが開いた気配はない。
もう一度鉈を振るう。

ぐちゃ。

顔の見えない匿名性が罪悪感を麻痺させる。

もう一度鉈を振り上げたところで、かちゃり、と音がしてドアが開いた。

右手のテレビの画面からは、色のない瞳をした餓鬼がぎょろりとした眼でこちらを覗き返していた。

次の部屋に入ると、右手には客船の模型、左手には同じように寝袋があった。

床にはやはり紙がおちててそこにはこうあった。

『3つ与えます。ひとつ。右手の客船を壊すこと。ふたつ。左手の寝袋を燃やすこと。みっつ。あなたが死ぬこと。ひとつめを選べば、出口に近付きます。 あなたと左手の人は開放され、その代わり客船の乗客は死にます。ふたつめを選べば、出口に近付きます。その代わり左手の人の道は終わりです。みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』

客船はただの模型だった。

普通に考えれば、これを壊したら人が死ぬなんてあり得ない。

けどその時、その紙に書いてあることは絶対に本当なんだと思った。

理由なんてないよ。ただそう思ったんだ。

僕は、寝袋の脇にあった灯油を空になるまでふりかけて、用意されてあったマッチを擦って灯油へ放った。

ぼっ、という音がして寝袋はたちまち炎に包まれたよ。

僕は客船の前に立ち、模型をぼうっと眺めながら、鍵が開くのをまった。

2分くらい経った時かな、もう時間感覚なんかはなかったけど、人の死ぬ時間だからね 。


続きます。

No.321

>> 320 かちゃ、という音がして次のドアが開いた。

左手の方がどうなっているのか、確認はしなかったし、したくなかった。

次の部屋に入ると、今度は右手に地球儀があり、左手にはまた寝袋があった。

僕は足早に紙切れを拾うと、そこにはこうあった。

『3つ与えます。ひとつ。右手の地球儀を壊すこと。ふたつ。左手の寝袋を撃ち抜くこと。みっつ。あなたが死ぬこと。ひとつめを選べば、出口に近付きます。あなたと左手の人は開放され、その代わり世界のどこかに核が落ちます。ふたつめを選べば、出口に近付きます。その代わり左手の人の道は終わりです。みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』

思考や感情は、もはや完全に麻痺していた。

僕は半ば機械的に寝袋脇の拳銃を拾い撃鉄を起こすと、すぐさま人差し指に力を込めた。

ぱん、と乾いた音がした。ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。

リボルバー式の拳銃は6発で空になった。

初めて扱った拳銃は、コンビニで買い物をするよりも手軽だったよ。

ドアに向かうと、鍵は既に開いていた。

何発目で寝袋が死んだのかは知りたくもなかった。

最後の部屋は何もない部屋だった。

思わず僕はえっ、と声を洩らしたけど、ここは出口なのかもしれないと思うと少し安堵した。
やっと出られる。
そう思ってね。

すると再び頭の上から声が聞こえた。

『最後の問い。3人の人間とそれを除いた全世界の人間。そして、君。殺すとしたら、何を選ぶ』

僕は何も考えることなく、黙って今来た道を指差した。

するとまた、頭の上から声がした。

『おめでとう。君は矛盾なく道を選ぶことができた。人生とは選択の連続であり、匿名の幸福の裏には匿名の不幸があり、匿名の生のために匿名の死がある。 ひとつの命は地球よりも重くない。君はそれを証明した。 しかしそれは決して命の重さを否定することではない。最後に、ひとつひとつの命がどれだけ重いのかを感じてもらう。出口は開いた。おめでとう。おめでとう。』

僕はぼうっとその声を聞いて、安心したような、虚脱したような感じを受けた。

とにかく全身から一気に力が抜けて、フラフラになりながら最後のドアを開けた。

光の降り注ぐ眩しい部屋、目がくらみながら進むと、足にコツンと何かが当たった。

三つの遺影があった。


続きます。

No.322

>> 321 その遺影、なんと父と、母と、弟の遺影でした。

これで、おしまい。

彼の話が終わった時、僕らは唾も飲み込めないくらい緊張していた。

こいつのこの話は何なんだろう。

得も言われぬ迫力は何なんだろう。

そこにいる誰もが、ぬらりとした気味の悪い感覚に囚われた。

僕は、ビールをグっと飲み干すと、勢いをつけてこう言った。

「……んな気味の悪い話はやめろよ!楽しく嘘の話をしよーぜ!ほら、お前もやっぱり何か嘘ついてみろよ!」

そういうと彼は、口角を釣り上げただけの不気味な笑みを見せた。

その表情に、体の底から身震いするような恐怖を覚えた。

そして、口を開いた

「もう、ついたよ」

「え?」





『ひとつ、作り話をするよ』


おわり

  • << 332 ひぃ〰💦 途中から頭がこんがらがってきた〰(笑)💦 ってことは〰 作り話じゃなかった〰💦 気持ちわるい💦 作り話にしてはあまりにも具体的すぎる💦 いや〰 なんだろ〰💦 このスッキリしない感じ (笑)💦

No.323

こんばんは。主です。

本日の一話目に挨拶を入れ忘れてしまい申し訳ありません。

二話目は簡単な足し算です。



18782(いやなやつ)

18782(いやなやつ)

さて答えは?

No.328

こんばんは。主です。

では三話目です。


聞いた話なんだけど…

ある小学校に体の弱いB君って子がいてさ。

運動会とかには参加できなかったんけど、小学生最後の運動会だから先生に無理言って参加させてもらうことにした。

最後のメートル走の時、彼も参加して走ることになった。

案の定、他の生徒がゴールしていくなか最後まで残ってしまってさ。

苦しそうに走っていても、あきらめずがんばろうとする彼に暖かい声援が飛び交った。

彼がゴール手前に着たとき、あふれんばかりの拍手が。

そして彼はゴールしたが・・・・・

運動会とは直接関係はなかったが、その後、病状が悪化して彼は帰らぬ人となってしまったんだ。

先生は彼がゴールするときの瞬間を写真でとっており、その後現像してクラスのみんなで見たとき誰もが言葉を失った。

彼がゴールする時、周りの拍手が皆、手のひらをぴったり合わせ合掌した状態で写っていたんだ。

それはまるで彼の未来を案じているかのようだった。

  • << 335 この話知ってます〰💦 偶然にしては みんなの行動が 一致しすぎていて 否定のしようがないという💦

No.329

こんばんは。主です。

昨夜はいきなり、強烈な吐き気に教われました。

今はスッキリしていますけどね。
それでは今夜の1話目です。


小さい時の話です。

ある日、兄がカブト虫の幼虫を沢山取ってきました。

僕も、欲しくなり何処で取って来たのか、聞きましたが教えてくれません。

僕は、裏山だと思い、次の日友達と2人で裏山に行きました。

幼かった僕たちは、カブト虫の幼虫がどんな所にいるか、判りませんので手当りしだいに掘って行ったのですが、もちろん取れません。

僕たちどんどん山の奥に、入って行きました。

すると、ちょっと土の色が違う所を、発見しました。

「きっとここだよ!」

僕たちは嬉しくなり、掘り出しました。

すると、急に後ろから

「君たち何やってるの?」

と声がしました。

振り返ると、見知らぬおじさんが立っていました。

僕たちは「カブト虫の幼虫見つけてるんだ」言うと、おじさんは

「そんな所にはいないよ。他を探したらいいさ」と優しく言いました。

でも僕たちは「掘った跡もあるし、きっといるよ」と掘り続けました。

・・・・・・・・少し間が空き不意に静かな声でおじさんが、言いました。

「それ以上掘ると、オバケになっちゃうぞ」

オバケの言葉にびびって掘るのを、止めるとおじさんは、ニコニコしてカブト虫の幼虫の取れる所に、手を繋いでつれて行ってくれました。

おじさんの手が震えていたのを、憶えています。

今思うと何が埋まっていたのか、そして、オバケがでるぞ!じゃなく『オバケになるぞ』は、言い間違えただけなのかは判りません。

総ては、裏山の中に、埋まっています・・・。

  • << 336 こわい💦💦 ゾゾッとする💦 掘らなくて良かった💦💦 いい子いい子💦 これが大人だったら 間違いなく オバケになってた?💦💦 いや〰〰〰💦

No.330

こんばんは。主です。

それでは2話目です。


夫と妻、二人暮らしの夫婦がいた。

夫は1ヶ月くらい前から毎日毎日、夢かどうかもわからない、毎日同じ、おかしな夢ばかり見ると言う。

“真夜中、ふと目が覚める。

すると天井に自分と全く同じ姿の人間がしがみついて、首だけ自分の方に向けて


『お前はもう十分生きただろ、変わってくれよ』


と言ってくる”

と言うものだった。

だから夫は、まるで朝の挨拶みたいに、また今日も見ちゃったよ…と毎日毎日妻に相談していたから、妻も心配していた。

でもある日さ、その夫、起きてもおはよう、しか言わないの。

妻があれ?っと思って、あの変な夢、見なかったの?って聞いたら、夫はさ、




『な ん の こ と だ?』

  • << 337 え〰💦 夫を返して💦💦 って何者かと すりかわってしまった 〰??💦💦 たまに こわい夢を 見たりするけど 同じ夢を何度も見るって嫌だな〰💦💦

No.339

こんばんは。主です。

また台風が迫って来ていますが多少反れた様です。
大きな被害にならないと良いですね。

では今夜の1話目です。


友人Mが大学生だったころのお話です。

名古屋の大学に合格したMは、一人住まいをしようと市内で下宿を探していました。

ところが条件がよい物件はことごとく契約済みで、大学よりかなり離れたところですがようやく一件見つけることができました。

とても古い木造アパートで、台所やトイレなどすべて共同なのですが、家賃がとても安いためMは二つ返事で契約を交わしました。

引っ越しを済ませ、実際住み始めてみるととても静かで、なかなか居心地のよい部屋での生活にMは次第に満足するようになったそうです。

そんなある晩のこと、Mの部屋に彼女が遊びに来ました。

2人で楽しくお酒を飲んでいると、急に彼女が「帰る」と言い出しました。

部屋を出ると、彼女は「気を悪くしないで聞いてほしいんだけど、この部屋なにか気味が悪いの」とMに告げました。

彼女によると、お酒を飲んでいる間、部屋の中に嫌な気配が漂っているのをずっと感じていて一向に酔うことができなかったというのです。

「気を付けたほうがいいよ」という心配そうな彼女の言葉をMは一笑に付しました。

もともとその手の話を全く信用しないMは「そっちこそ気を付けて帰れよ」と、彼女を見送ってあげたそうです。

しかし、結果的にこのときの彼女の言葉は取り越し苦労でも何でもなく、その部屋はやはりおかしかったのです。

このころから、Mは体にとてつもない疲れを覚えるようになりました。別段アルバイトがきついというわけでもないのに、部屋に帰ると立ち上がれないぐらいに力が抜けてしまいます。

また、夜中寝ている間に、誰かが首を絞めているような感覚に襲われ、突然飛び起きたりしたこともありました。

そのせいでMは食欲も落ち、げっそりと痩せてしまいました。

きっと病気だろうと医者に診てもらいましたが、原因は分からずじまいでした。

心配した彼女は、「やはりあの部屋に原因がある」とMに引っ越しを勧めましたが、あいにくそのような費用もなく、Mは取り合おうともしませんでした。

そして、そのまま2週間ほど経ったある晩のことです。

その日、Mはバイトで大失敗をしてしまい、いつにも増してぐったりとしながら夜遅く部屋に帰り、そのまま眠ってしまいました。

続きます。

No.340

>> 339 真夜中、ものすごい圧迫感を感じて急に目を覚ましましたが、体は金縛りのため身動き一つとれません。

ふと頭上の押入れの襖(ふすま)に目をやりました。

すると、閉まっている襖がひとりでに…数センチほど開いたかと思うと次の瞬間、ぬーっと真っ白い手が伸びてきて、Mの方へ伸びてきたそうです。

Mは心の中で≪助けて…≫と叫ぶと、その手はするするとまた隙間へと戻っていきました。

しかし、ほっとしたのもつかの間、今度は襖の隙間から真っ白い女の人の顔が、Mをじっと見つめているのを見てしまったそうです。

Mは一睡もできないまま、朝を迎えました。

やがて体が動くようになり、Mは部屋を飛び出しました。

そして、彼女をアパート近くのファミレスに呼び出し「どうしようか」と2人で途方に暮れていたそうです。

ちょうどそのとき、少し離れた席に一人のお坊さんが座っていました。

そのお坊さんは、2人のことをじっと見ていたのですが、いきなり近づいてきたかと思うとMに向かって、

「あんた、そんなものどこで拾ってきた!」

と一喝したそうです。

Mが驚きながらも尋ねると、Mの背中に強い念が憑いており、このままでは大変なことになると言うのです。

Mは今までの出来事をすべて話しました。

するとお坊さんは、自分をすぐにその部屋に連れて行くようにと言ったそうです。

部屋に入ると、お坊さんはすぐに押入れの前に立ち止まり、しばらくの間その前から動こうとしません。

そして突然印を切るといきなり襖を外し始め、その一枚を裏返して2人の方へ向けました。
その瞬間、Mは腰を抜かしそうになったと言います。

そこには、なんとも色鮮やかな花魁(おいらん)の絵が描かれていました。

舞を舞っているその姿は、まるで生きているようで、心なしかMの方をじっと見つめているように感じたそうです。

お坊さんによれば「どんないきさつがあったかは私には分からないが、この絵にはとても強い怨念が込められていて君の生気を吸って次第に実体化しつつあり、もう少しで本当に取り殺されるところだった…」と告げたそうです。

お坊さんは、襖の花魁の絵の周りに結界を張ると

「すぐ家主に了解を得て、明日自分の寺にこの襖絵を持ってきなさい」
と言い残し立ち去りました。

次の日、彼女とともにお寺に赴きました。そしてその襖絵は護摩とともに焼かれ、供養されたということです。

No.341

こんばんは。主です。

体調はイマイチですが大丈夫です。有り難う御座います。

それでは2話目になります。


私が学生の時に、実際に経験した話です。

その当時つき合っていたある女友達は、ちょっと不思議な人でした。

弟さんが亡くなっているんですが、彼女の家に遊びに行くと、どこからかマンドリンの音が聞こてくるのです。

すると「あー、またあの子が弾いている」と彼女もお母さんも当たり前のことのように言うのです。

そのころ、私は頻繁に奇妙な夢を見ていました。

彼女に似た丸い顔をした男の子が十字架に掛かっているという夢でした。

その話をすると、彼女は「弟は白血病で死んだので、薬の副作用で顔が丸くなっていた。それは私の弟だ」と言って泣くのです。

そのうち、夜になると私の家でも何かが侵入してくるような気配が感じられるようになり、彼女にお札(フダ)をもらって部屋の四隅に張ったりしていました。

でもまだ若かったせいか、そういうことも別段異常なことだとは思わずに日々を過ごしていました。

大学2回生の夏に鳥取まで遊びに行った時、そんなことを言っていられない目に遭いました。

みんなで車に乗り、山を越えるときには夜になっていました。

山中の夜のドライブというだけで、十分恐い気もしていたのですが、山の途中で車がガタガタいいだし、止まってしまいました。

「え、こんなところで…どうしよう?」

と思ったのもつかの間、彼女が運転席で、

「ゴメン、誰かを乗せてしまったみたい…」


と言いました。

「え、うそ?」と私はパニック状態に陥りました。

私は助手席に乗っていたのですが、恐くて後ろを見ることができません。

「どこか行きたいところがあるみたいだから、送ってあげる」

彼女がそう言ったとたん、車がまた動きだし、しばらく走った後ガタガタといって止まりました。

「ここみたいね…」

「そんな落ち着いた声で恐いこと言わないでちょうだい」

という私の言葉も聞かず、彼女は冷静に、

「降りてください…」

と、ドアを開けて言いました。

私はもう「神様仏様、お願いですから降りてもらってください…」と念じるだけ。

必死の願いが通じたのか、車の後部座席から何か白いものが飛ぶような速さで前方の一角に消えました。

彼女がライトで照らすと、そこにはお地蔵さんがあったのです。


続きます。

No.342

>> 341 「ここに来たかったのね…」

と彼女はどこか悲しげな表情で呟きました。

私はもう何も言えず、とにかく山を越えて無事目的地に着くことばかりを祈っていました。

うってかわって鳥取では砂丘を見て海で泳ぎ、平穏に過ごしました。帰りは格別恐いこともなく無事に家に到着。

彼女とはその後、だんだん疎遠になりました。

それ以後、私の夢に彼が現れることもありませんでした。

  • << 346 真夜中に山奥で 車がとまってしまう とか最悪ですね💦💦 車に乗ってきたのは 弟とはまた違う誰かなのかな〰💦 主さん 体調優れない みたいですね、 無理しないで過ごして 下さいね。

No.343

こんばんは。主です。

それでは今夜も宜しくお願いします。


「ただいま」

少年はランドセルを自室に置くと、リビングへ直行した。

台所では、トントントンと包丁を叩く音が響いていた。

少年は16:00~19:00までビデオゲームをしていた。

覚えている限り、少年は2度トイレへ行き、ゲームの攻略法を聞きに、台所前の廊下(玄関から続く)にある電話の子機を取りにリビングを離れた。

ちなみにゲームをしていた時刻は概算ではあるが、少年はほぼ間違いないと言っている。

「お母さん今日の夕飯なに?」

少年はテレビに目を向けたまま、母親にたずねた。

母親は料理の準備をしているのか、返事もせず包丁で叩き続けていた。

少年は母親はあまり機嫌がよくないと思い、無視されても気にしなかった。

ゲームに飽きた少年はテレビ番組を見つつ、19:35あたりに風呂に入ろうとした。

風呂釜には水も張っておらず、文句を言おうとしたがやめたという。

風呂がわきテレビを見るのをやめ、20:00ほどに少年は風呂に入った。

風呂場で遊びながら、少年は空腹を感じたという。

風呂からあがって上半身裸のまま、少年は台所へ向かう。

「お母さん、晩ご飯まだ?」

少年はそのとき、初めて違和感に気づいたという。

「……おばさん、誰?」

本官が近隣住民からの通報で駆けつけたとき、少年と女性は向き合っていた。

女性は目を見開き、口をいっぱいに開いて痙攣させながら笑っていた。

その間も手は包丁を叩き続け、キャベツは二つに割れていたままだった。

  • << 347 ひえ〰💦 こわい〰〰💦💦 誰💦💦 帰宅してから何時間も 気付かなかったんですよね💦 想像したら ゾッとする💦 昔、知らない誰かが 主のいない間に アパートに住み着いていた話があったのを 思い出しました💦 押し入れの中にいたとか💦💦 こわいな〰 ところで!!💦💦 お母さんはどこに行ったんだろう💦💦

No.344

こんばんは。主です。
それでは2話目に参ります。

ウチの実家のあたりで昔からの迷信みたいなもので「きじょさん」って呼ばれてるモノがいる
葬儀帰りに家に入る前に清めの塩を振るってのがあるが、地元では、葬儀帰りに塩で清めた後必ず履物を外側に向けて揃えて脱いで家に上がるという風習がある。

そうしなければきじょさんが家まで上がり込んで来てしまうことがあるのだという仮にきじょさんが家に上がり込んで来てしまうとどうなるか?

葬儀の夜、その人間の夢枕に黒く塗りつぶされた顔に黒尽くめの喪装の人物が現れる夢枕に立ったその人物(きじょさん)は問いかける

「汝、きじょ也しや?」

その問いかけの答えを待つことなくきじょさんは姿を消して夢から覚めるその後はしばらく何も起こらないが、四十九日の真夜中に今度は夢枕にではなく実際の枕元に再びきじょさんが現れ問いかける

「汝の右腕、如何にして動かしたるか?」

その問いに呼応して右腕が動かなくなる続けてきじょさんは問いかける

「汝の左腕、如何にして動かしたるか?」

その問いに呼応して左腕が動かなくなる

続けてきじょさんは問いかける

「汝の右足、如何にして動かしたるか?」

その問いに呼応して右足が動かなくなる。

続けてきじょさんは問いかける。

「汝の左足、如何にして動かしたるか?」

その問いに呼応して左足が動かなくなる。

最後にきじょさんは問いかける。

「汝の心の臓腑、如何にして動かしたるか?」

その問いに呼応して心臓が止まる。

このようにして翌朝には原因不明の心不全の死体が出来上がる。

ただ、きじょさんが家に上がりこんでしまった場合の対処方法も存在する。

きじょさんが最初に夢枕に立った翌日から四十九日までの間毎日帰宅した時に履物を外側に向けて揃えて脱いでから家に上がればいい、そうすると四十九日の真夜中にきじょさんは現れるが「努々些事を疎かにすること莫れ」と言い残して何もせずに去ってゆく。

地元でずぼらな人間に対する戒めが迷信と化したものだと個人的には思ってるがウチの爺さんが

「ここ最近きじょさんが夢枕に立ったって話をめっきり聞かなくなったなぁ、もしかして余所にでも行ったんかいの?」

と言ってたのが少し気になる。

  • << 348 きじょさん💦 ドキドキする💦 響きがこわい💦 きじょさんが 上がりこんでしまった 翌日から四十九日の 間に1日でも 忘れたらどうなるんだろう💦💦 わるいごはいねが〰〰 ナマハゲ を思い出した〰(笑)💦 ナマハゲ みたことありますか? ないですけど 会いたくないな〰(笑)💦

No.349

こんばんは。主です。
それでは今夜も宜しくお願いします。


高校の頃、寮生活だったんだが、その寮がいわくつきの寮だった。

なんでも、昔自殺した人が居たとか。

詳しいことは良く分らなかったけど。

ある日、夜中の2時頃物音がして目が覚めた。

なんだ?って思って、でも気のせいみたいだったからまた寝ようとしたら、コンコンってドアをノックする音がした。

夜中に誰だよってムカムカしながら、ドア開けたけど誰も居ない。

気のせい?不思議に感じながら布団に向かったら、またコンコンって鳴った。

ちょっとドキドキしながらドアを開けてみたけど、やっぱり誰も居ない。

さすがに怖くなって布団を頭からかぶっていたら、またコンコンと鳴った。

無視していたら、ノックの音が絶え間なくコンコンコンコンコンコンコンコンコンって続くようになった。

やばいやばいと思っていたら、なんだか、音が移動していることに気がついた。

ドアのところから、ゆっくり、ゆっくりと壁伝いに移動しているのだ。

自分は隅っこが好きな人間で、寝るときは部屋の角に布団敷いて寝る。

明らかにこっちに向かってる。

緊張のせいか、金縛りのせいか分からないけど、体が動かない。

近づいてくる!うわぁ!ってなってたら途中で音が消えた。

良かったと安心した瞬間耳元で、バンバン!って壁を思いっきり叩く音がした。

びっくりした拍子に体が動いて、一目散に部屋を出て友達の部屋に入れてもらった。

後日談、その寮の友達数名とファミレスで怖い話をし合ってる時にさっきの話をした。

「ま、多分寝ぼけていたんだけどねw」

とか言いながら、霊なんて居るわけないし、とか喋ってた。んで、トイレで用をたしている時、トイレの壁がコンコンって鳴った。えっ!って思った瞬間、凄い低い声で

「いるよ」

って言われた。
そっこうトイレ出て皆のところに逃げました。

ちなみにそこのファミレスは3階の位置にあり、トイレの外は数十センチ先に隣のビルが隣接してる。

だから、人がトイレの外に居ることはありえない。

  • << 353 主さんこんにちわ! ひえ💦 寮からファミレスまで ついてきた💦 呪ビデで こわいのがありました、 仲間何人かアパートに 集まって怪談話をして いるんです。 仲間の内の一人が 『お化けなんていないよ!』 って言ったら 『いるよ…』って女の人の声がボソッと💦💦 そこには男性しか いません💦 そのビデオには ベットだか、何かの下に 得体の知れない 顔色の悪い女の人が 写りこんでました💦 うう💦 思い出してしまった💦💦

No.350

こんばんは。主です。

皆様、たくさんの閲覧に書き込み有り難う御座います。

実は私の不思議な話も、スレッド画面から数え『九十九話目』になります。

このスレッドもこれで最後の話になります。

最後の『百話目』は貴方自身のすぐ側にあるかも知れません。

それでは最後の話です。


これは、とあるロックバンドに参加している、マユコさんから聞いた話。

少し前、彼女はバンド活動に便利な新宿近辺へと引っ越しをしようと考えていた。

その時、不動産屋から薦められたのが東新宿にあるマンションの一室。

「新宿駅まで歩けて、こんなに安い家賃は掘り出し物ですよ」

バンドマンに金持ちはいない。
マユコさんも例外ではなく、二つ返事でその物件に決めてしまったのだそうだ。

しかし住んでみてすぐ、奇妙な点に気が付いた。

マユコさんのいる3階フロアには、彼女以外の誰も住んでいなかったのだ。

確かに、ほかにも部屋はあるのだが、全て倉庫代わりか事務所のテナントなどで、昼間しか人が出入りしていない。

つまり夜になれば、住人は彼女1人だけになってしまう。少し不安に思ったマユコさんだったが

「ビルの1階に管理人さんも住んでますし、防犯に関しては大丈夫ですよ」

…という不動産屋の言葉を信じることにした。

それでも、夜にバイトから帰ってくれば、自分以外には誰もいない無人のフロアが待っている。

静かなのは結構ではあるけど、少し心細い。そのせいだろうか、彼女は毎晩のように変な夢を見るようになった。

いつも決まって同じ夢で、自分の部屋のベッドで寝ている自分を、天井から見下ろしているというもの。

なんとなく、これが夢だという自覚はあるようで
(ああ、寝ている自分を夢に見ているんだな)
…そう思っているうちに、部屋の隅に見知らぬ女が立っているのに気付く。

キッチンだったりドアだったり場所はまちまちだが、異様に痩せ細った女が、寝ている自分のことをじっと見つめている。

夢と分かっているとはいえ、女の佇まいがいやに恐ろしい。

なんとか夢から覚めようと身体の力を振り絞ると、ハッとベッドの中で目が覚める。


続きます。

No.351

>> 350 ケータイを確認すると、いつも決まって深夜の2時ごろ。

そして決まって、ドアの外からシャッ…シャッ…と、ホウキで廊下を掃く音がしてくるのだ。

(ああ、管理人さんが掃除しているんだな)

普通なら、こんな深夜に掃除なんて非常識だ、と怒るところではある。
しかし、怖い夢を見た直後でもあり、すぐ近くに人の気配を感じるだけでも、一安心できたそうだ。

この一連の出来事は、毎晩続いた。

寝ている自分を見下ろす夢をみる。
その部屋のどこかに痩せた女が立ち、ベッドの中の自分を無表情で見つめている。

怖いと思って目を覚ますと、いつも深夜2時ごろ。

そしてドアの外では、シャッ…シャッ…ホウキで床を掃く音が響いている。

(なんで、こんな変な夢ばっかり見ちゃうんだろう)マユコさんの不安は、次第に募っていった。

そんなある日、バイトに出ようとしたマユコさんは、マンションの入り口でたまたま管理人と出くわした。

「いつも夜中にお掃除、大変ですね」

ありがとうございます、という気持ちで話しかけてみたのだそうだ。
すると管理人はキョトンとした顔で「え? なんのこと?」と返してくる。

「いえ、いつも夜の2時ごろ、廊下を掃いてくれてるじゃないですか」

「いやあ、そんなはずないよ、俺なんてもう爺さんだから、十時過ぎたら寝ちゃうんだよ」

テレビの音でも聞き違えてるんじゃない、と言われたのだが、まさかそんなはずはない。

だとすると、あのホウキの音はいったいなんなのか……。

その夜、マユコさんはまた同じ夢を見た。
いつものようにベッドに寝ている自分と、それを見つめる痩せた女。
ただ、いつもと違う点が一つ。
女は、マユコさんのベッドのすぐ枕元にいた。

寝ている自分の顔を、上からジイッと覗き込んでいる。

(なにこれ、怖い怖いっ!)

そう思っているうち、女はいきなり寝ているマユコさんの腕をつかむ。

そして、ぐいっ、ぐいっと引っ張りだしたのだ。

マユコさんの体はどんどんベッドからずり落ちそうになってくる。
体ごとさらっていこうとしているのか、女は無表情のまま、マユコさんの腕を引き続ける。

(やめて!)

夢の中で、そう叫んだか、叫ばなかったか。

ふと気付くと、マユコさんは、ベッドから体を起こしている自分に気が付いた。

体は冷や汗でぐっしょりと濡れている。


続きます。

No.352

>> 351 (……なに、今の夢)

はあ、と溜め息をついた瞬間。

ぐいっ、と体が横に引っ張られた。

見ると夢の女がベッドの脇に立ち、ぐいぐいぐいぐい、右腕をつかんで引っ張ってくる。
それと同時に、刺すような痛みが腕に走った。

女の爪はどれも異様に長く延びていて、それがこちらの皮膚に食い込んでいる。

「いやああ!」

悲鳴をあげて腕を振りほどき、跳ね起きたまま一目散にドアに駆けよって、なんとか廊下に飛び出す。

走って走って階段までたどり着いたところで、ふっと振り向くと。開け放したままの、自分の部屋のドア。

そこから、女が四つん這いのようにして上半身だけをのぞかせていた。
そして両手の長い爪で床をひっかきながら

シャッ…シャッ…シャッ……

聞き覚えのある音をたてていたのだった。

その後すぐ、マユコさんは不動産屋にマンションを引き払う旨を伝えた。

すると向こうは質問の一つもせず、『そうですか』と即座に敷金どころか礼金まで、全額返してきたそうだ。

  • << 354 ひ〰💦💦 こわい〰💦💦 よく考えたら 夜中の2時にほうきで 掃いてること自体 あり得ないけど その時は『管理人さん』と思ってるから 平気なんですよね(笑)💦💦 自分以外にフロアに 入居者がいないなんて 耐えられない💦💦 よく頑張ったな〰(笑)💦

No.357

>> 356 11さん

こんばんは。主です。
その節は何度も脚を運んで頂きまして有り難う御座います。

まぁこの様に完結した次第で御座います。

また新たにスレ立てるかはわかりませんが、『また』がありましたらその時はよろしく御願いします。

No.362

4さん、11さん。

こんばんは。主です。

僕は基本、ずっと語り部でしたのできちんと絡むのは初めてですかね😁

その節は皆さんに脚を運んで頂きまして、何とか九十九話語る事が出来ました🙇

怪談の基本は『百物語』として百話で、そして九十九話で区切るのは当初からの予定だったのですよ😁
他の皆さんの話もあったので予想以上のレス数になったのは有り難い事でした🙇

終わってからも、時々ヒット数が増えてたり、御二人の様にレスして頂けてるのは、僕にとってある意味『怪談』です😁😁

本日は御礼としてと言いますかある種『ボーナストラック』として特別に1話、用意させて頂きましたのでレスさせて頂きます。

それでは久々に語らせて頂きます・・・。

  • << 365 主さん こんばんはm(_ _)m こちらこそ長い間数多くの話をありがとうございました😄。 『百物語』と言うのは知りませんでした(^^ゞ。 なんか終わりと思うと、妙に寂しい気分になりまして、これからもたまには『お元気ですか😉?』コールを入れます。 今晩も久々に怖い話ですね? 後程読ませて頂きます😄。 主さんは、一時体調が悪いようでしたが、今は大丈夫ですか😞? 冬本番、これから寒さも厳しくなりますからお体には気を付けて下さい。m(_ _)m
  • << 368 主さんこんばんわ! 『百物語』でしたか~☆☆ 粋ですね! もし最初に 聞いていたら 怪奇現象が起きるかも〰💦💦 かなりびびってたかも しれません〰(笑)💦💦 『ボーナストラック』 ありがとうございます☆ 早速読ませてもらいます☆ ここでの怪談が なくなってから 離れてしまっていたので 久しぶりの怪談です! また始める時は声をかけてくださいね☆

No.363

こんばんは。主です。

初めましての方、御無沙汰の方といろいろと覗いて下さり有り難う御座います。

冬に差し掛かる今宵ですが、

『早すぎる怪談』

として1話、語らせて頂きます。
これは漫才コンピ『サンドウィッチマン』さんがある番組で語ったお話です。


サンドウィッチマンの伊達さんの相方の富澤さんですが、本人は霊感があるとか無いとかという話は特にしないのですが、お化けにちょっかいを出される所がちょっとあるんです。

例えば、駐車場でバイトしている時、車の鍵がガチャガチャと開いたり締まったりしてるのを見たりとか、伊達さんと二人でゲームをしていると、富澤さんのコーヒーに差してあるスプーンが2回転くらい勝手に周り出したりという事があり、伊達さんも実際に目撃しました。

富澤さんはのほほんとしていて、そんな事があっても『霊がかき混ぜてくれてるんだよ』と言って気にしていなく慣れているようですが、伊達さんは気持ち悪いなと思っていました。

サンドウィッチマンの二人は9年間同じアパートに同居していましたが、ある日その部屋に仲間の芸人が遊びに来ていたときの事です。

その日はとても寒い日だったのですが、暖房をガンガンにかけてもぜんぜん暖まらず、お金が無くて窓にカーテンをしてなかった事もありましたが、その部屋の中はいつもにまして寒かったのです。

No.364

『ほんとこの部屋寒いよな』

と誰かが言い出し、外の方が暖かいくらいだからこの部屋に霊がいるんじゃないかという話になりました。

伊達さんと富澤さんは
『もう結構長い事住んでいるしいないよ』と言いました。
するとしばらくして、隣の部屋に置いてあった富澤さんにメール着信音が鳴りました。

富澤は携帯を取りに行き、メールを見ながら部屋に戻って来ましたが、ちょっと嫌な顔をしていました。

『どうしたの?』と聞くと携帯の画面を見せ、そこには

『いるよ』

と書いてありました。

霊がいるかいないかの話をしている時にメールが来て、『いるよ』とだけ書いてあり『何これ?』という話になりました。

そのメールを送ってきたのは富澤さんの友達でした。
富澤さんは『何?「いるよ」って?』とその友達に聞くと

『お前から「いないよ」というメールが来たから「いるよ」と送った』という事でした。

しかし、富澤さんのメールの送信履歴にはその友達に送った形跡はありませんでした......

  • << 371 ひ〰💦こわい💦 送信履歴がないのに💦 実際に送った記憶が 自分にないのに 送られてるって どんな気分だろ〰〰💦💦 って あまり気にしてない 様子なんですね(笑)💦 のほほんって〰💦💦 冨澤さんが 黒髪の人ですよね? 霊が かきまぜてくれてるんだよって (笑)💦 いいですね(笑)☆ 主さん ありがとうございます☆ 楽しかったです☆☆

No.386

こんばんは。主です。

皆さんお久しぶりです。

先日の番組自分も見ました。

現実?ヤラセ?正直私はこだわらず、1番組として楽しみました。

まぁいると主張してる方も、確固たる証明が無いまま『いる』と確証づけ、いないと言う側も100%『いない』理由は言えませんからね。

いくらスタジオで実験証明しても例えば全く同じ建物で、全く同じ『心霊現象』と言われる事をしてる訳ではありませんし、最終的に『気のせい』と『精神的』などと並べられても、子供の言い訳にもならないですからね。

それにこれだけ個人的に映像修正などが出来る時代に、番組として『否定』はしませんよね?まぁ番組だから当然ですが、廃校などでも全部肯定、全て心霊のせいにされて霊もたまったものじゃ無いですよね。

ただ私はその『心霊現象』などの話や映像に引かれたり、怖くなったりと、言葉としては適度ではないですが『楽しんで』いるわけですけどね😁
(こんな言い方してバチ当たらないだろうか❓🙏)

でも、正直な話やはり気になるんですよ『…このビデオはここで途切れていた』って良くあるセリフ。
霊に教われてプツッて映像が切れて砂嵐になってね。

そしたらそのビデオは誰がどうやって持って来たんだって⁉
ちょっと冷める一言です。
演出もっと考えて欲しい☝


では明日はクリスマスイブですので年末年始、風邪などこじらせる事ない様にお過ごしください👍

ではまた顔出します👌

  • << 388 主さん こんばんは(^o^) お久しぶりです。 怖い番組、昨夜の超常?番組はまだ見てないんです😅💦。 もう録画が増える一方です😄💦。 今日も裏を録画して他を見てまして…。 又、お邪魔しますね😄。風邪、健康に気を付けて過ごして下さいね😉
  • << 389 主さんこんばんわ! お久しぶりです☆☆ 久しぶりに会えて 嬉しいです☆☆ 主さんも 見てましたかー(笑) ほんとだ〰💦💦 砂嵐になったあと どうやって誰が 持ち帰ったか〰💦💦 考えたことなかったけど 疑問ですね(笑)(笑)💦 うん☆でも楽しめたら オッケーですよね(笑)☆ もうすぐクリスマス なんですね☆ って今日 デパ地下でケーキが 沢山売られてるのをみて あ、そうだ。 クリスマスだって 思いました(笑) ありがとうございます☆ 主さんも みなさんも 体調に気をつけて 寒い冬を乗り越えて くださいね☆

No.391

>> 388 主さん こんばんは(^o^) お久しぶりです。 怖い番組、昨夜の超常?番組はまだ見てないんです😅💦。 もう録画が増える一方で… 11さんこんばんは。主です。

昨夜の番組、自分は楽しめましたよ👍

ただ番組よりも、例えばミクルやそれ以外でも、ヤラセやら作りやらとヤケに力一杯否定するレスとかありまして。

その否定っぷりにですねぇ、

『実はコイツって、逆ギレしてるけどビビってんじゃね?』

ってのが割りとありまして😁

やはり季節外れでも、怖い物は怖いぞって事で👍

No.392

>> 389 主さんこんばんわ! お久しぶりです☆☆ 久しぶりに会えて 嬉しいです☆☆ 主さんも 見てましたかー(笑) ほんとだ〰… 4さんこんばんは。主です。

人間の範疇を超えた矛盾は怪奇物としたは良いのですが、編集とか番組の作りの粗は頂けませんからね💧

まぁ他にも『オイオイ』と思う箇所はありますが、別に粗探ししたい訳じゃありませんからね。

No.405

皆様明けましておめでとう御座います🌋🎍

昨年は本当に御世話になりました🙇

今年もまた皆様と楽しめたら嬉しく思います。

では改めましてよろしく御願いします。

No.412

こんばんは。主です。

え~この度、私本格的に風邪をひきまして咳のし過ぎで声が出なくなると言う1日でした。

しかし、実際はずっとイマイチな体調加減で、ゆっくり下ってたのが行きなりガクッとコケた感じです。

変に話付けるつもりはありませんが、このスレ立てしてからこんなんなのですよね。

あと今年厄年なんだよなぁ。

No.415

こんばんは。主です。

4さん、11さん、有り難う御座います。
とりあえずガッサガサですが何とか声は出ます。

あとは咳とふらつきと腹痛と、まだまだ先は長いかもです。
病院には行きましたし、薬は飲んでますが、正直あまり変わらないかな?

まぁ明日も1日寝て過ごします。

No.417

>> 416 こんばんは。主です。

御心配有り難う御座います。

今日は軽いふらつきと頭への鈍痛、何となくの吐き気がありますね。

1日ゆっくり休みたかったのですが、午前中は用事がありましたが午後は丸々薬で爆睡してしまいました。

明日からはしばらく仕事は休めそうも無いのが辛いけど、仕方無いと諦めています。

No.423

こんばんは。主です。

4さん11さん、御心配有り難う御座います。

いや~。長引いてますねぇ😁

血液検査の結果も変な病気ではなくて、扁桃腺に来てるから長引いてるとの事らしいです。

手術までは行かないので、点滴したりで様子見ています。
そっちの方が飲み薬より良いらしくて。

慌ててもなおりませんから、なるべくゆっくり休むようにはしています。

No.425

>> 424 こんばんは。主です。

徐々に体調が戻り、何とか熱も落ち着いて来ましたね。

まだ薬は飲んでますし、声もガラガラですが、まぁ良くなって来ました。


自分も関東ですね。
海が山かと言われたら山ですが同じ位の時間で海にも着きますね。

No.429

こんばんは。主です。

今まで御心配有り難う御座いました。

とりあえず復帰しましたのでご報告します🙇


それにそろそろここも満レスになりますね🙏。

No.433

こんばんは。主です。

皆様いつも御心配有り難う御座います🙇

体調は結構長引きましたが、今は元気です👍

ですが、先日『金縛り』に掛かりました💦

コレが霊的な事なのか、科学的に疲れや緊張からか、若しくは気のせいや夢なのかはわかりませんが、とにかく『来た!』ってなりましたね。

それでテレビはリアルに映ってましたしね。

No.435

>> 434 こんばんは。主です。

言葉足らずですみません。

テレビは時間通りの放送状態でした。

No.440

こんばんは。主です。

最近古本屋で『うしろの百太郎』と『恐怖新聞』を見つけました。

どうしようかと悩んでいます。

No.442

>> 441 こんばんは。主です。

私がたまに覗く古本屋でセット売りされていました。

両方とも昔クラスメートが持っていたのを読んでました。

自宅に置きたく無かったので買ったり借りたりはしませんでしたね。
正直、今でも抵抗あります。

その友人のお姉さんがブームだったらしく怪奇物などが好きで、昔の少女マンガのホラー作品とか、楳図かずおの作品『猫目小僧』とか『おろち』とか所有してた方でした。

今読んだらギャグマンガと紙一重だと思いますが、小学生の私にはトラウマクラスの恐ろしさがありましたね。

No.444

>> 443 お早う御座います。主です。

昨日また古本屋に行きました。

良く良く見れば、百太郎はともかく、恐怖新聞はちょっと状態が厳しいので購入は止めておきました。

私はマンガは暇つぶしでめくるくらいはしますが、雑誌等は買うほどでは無いですね。

後々の処分が面倒ですので。

No.446

>> 445 こんばんは。主です。

私が店頭で見た本はプレミアも付いてますし、ページはあるのですが剥がれている箇所があったので止めた次第です。

体調は疲れがありますがそれなりに元気です。
2月、3月は日にちも少なく年度末なので忙しくなりますからね。

No.451

こんばんは。主です。
少々間が空きましてすみません🙇
特別何かあった訳ではありませんが、レスはきちんと読んでいました。

最近の私は特に何事もなく、体調も悪くはないのですが、身内の結婚などで財布の中身が大ピンチを迎えております😨
下手な心霊現象より、明らかなリアルな事のため、現実としてこっちの方がめちゃめちゃ怖くてなりません💸😂

さてさて、昔は怪奇マンガってたくさんありましたよね、楳図かずお作品は言わずと知れた代表ですし、つのだじろうも大人気で。

他にも『エコエコアザラク』とか、友人のお姉さんがいくつか持ってた覚えがあります。

怪奇物ではありませんが、手塚治虫の火の鳥の話で『八百尼』の話があるのですが、あれが凄く怖かったですね。

No.454

>> 453 こんばんは。主です。

4さん、火の鳥の『八百尼(八百比丘尼)』は

『火の鳥 9 生命・異形編』

に収録されています。


火の鳥は全体的に読んで見るのをオススメします。

いろいろと考えさせられますし、やはり手塚治虫は凄いと感じますよ。

文庫本はBOOK・OFFでも良く見掛けますしね。

No.456

>> 455 こんばんは。主です。

最近はまた地震多いですね。

ただ悪い意味で馴れてしまったのか、少々みんな危機感は薄れているとおもいます。

アレだけ騒がれた避難袋はちゃんと備えてあるのか?
避難経路はわかっているのか?

このままでは何も変わらないまま被害が出るだけです。


ってテレビでやってました。

この話、概ね当たってると思います。

No.460

こんばんは。主です。

いつの間にかGWですが、日に日に暑くなって来ました。

季節の変わり目は体調も崩しやすいので皆様お気をつけ下さい。

さてさて『火の鳥』と言いますか、手塚治虫作品ですが、意外とホラーありますよね。

ジャンルとしてホラーではなくても、内容がゾクッとしたり、考えてみたら…とか。

今はそんなの売れないんでしょうけどね。

No.464

こんばんは。主です。

最近暑いですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そろそろか。

No.466

>> 465 お早う御座います。主です。

今日から6月ですし、もう長袖の服や靴下は休憩になりそうですからね。

・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりそろそろ・・・・・・・・・・・・・・・。

No.467

こんばんは。主です。

今年も半分が過ぎまして、夏本番に差し掛かろうとしています。


その夏と言えばやはり…今年もこのブログの第二段を立てようと思います。

近日中にまたレスしますので、その時にはよろしくお願いします。

No.468

こんばんは。主です。


皆様お待たせしました。

先ほど『怪談’2014』

立ち上げましたので宜しかったら覗いて見てください。


皆様のレス御待ちしております。

No.471

>> 470 こんばんは。主です。

…怪談をしたかったんですけどね。

何やら否定な方も…。

ん~?

No.480

>> 479 こんばんは。主です。

11さん有り難う御座います。
やはりこちらのスレの方が面白い話がなる気がします。

こっちは一軍の話を多様し過ぎてしまった。


番組の事有り難う御座います。気が向いたら見てみます。

No.486

こんばんは。主です。

皆さん、いまだにこちらへのレス有り難う御座います。

パート2は1に比べてかなり集客が落ちますが、何とかあと少しで目標の九十九話になります。

きちんと目標数まで続けますので、最後までお付き合いの方、宜しくお願いします。

てかスゲーハイペースで更新し過ぎたってのはありますかね😱

No.493

こんばんは。主です。
皆さん、こちらのスレも御贔屓頂きまして有り難うございます。

パート2も残すところ数える程になりましたが、そちらも最後までお付き合い頂ければと思います。

さてさて、先日の番組見ましたが、最近は慣れてしまったと言いますか、相当冷静に見ている自分がいまして、いい加減この道、私も長い者ですから😁見たことある現状ばかりでちょっと拍子抜けでしたね。

とまぁこちらのスレもレスが終わりに近づきましたので、終了したらパート2で雑談して構いませんのでよろしくお願いします。

No.498

こんばんは。主です。
先週ですが、このスレのパート2も遂に終了となりました。

継続で観覧していただいた皆さん有り難う御座いました。

そしてこのスレも、もう間も無く終了になりますが、パート2の方も変わらぬお付き合いをしていただけましたら幸いです。

ではパート2でお会いしましょう。

No.499

あ、そうそう。

私も近日中にスマホになるかも知れませんので、トラブルで上手くレス出来ないかも知れませんのでご報告まで。

No.500

それでは終了です。
有り難う御座いました。
🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇

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