才色兼備になる事が私の復讐

トロ臭く、どん臭く、真面目でうざい、知恵遅れみたいな顔…

なんて言われて来た私だけど、授業がわからない事なんか無かった。
頭は悪くなかった。

ただ、虐める奴らには、私が知恵遅れ並みのバカに見えるらしい。

私は当時、頬デブで、目がトロンと小さく、
『豚まん(笑)』

とか言われていた。

私は勉強してないフリ？しながら、バカ面のまま成績を伸ばした。

ノートなんか、キレイに取らないよ。
『貸せ』と言われて、
盗られるの嫌だから(笑)

成績はすぐ伸びた。あっけない程、教師は私をいじめなくなった（女性は、だけど）。

いじめる女どもは直ぐに鬼の形相になった😁✌

全く、バカないじめっコ女は単純頭で解りやすい。
だから味方が多いのかなぁ(笑)

案の定、私のノートを盗もうとしやがった。私の書きなぐった『登校用のノート』に、アホそうな丸文字で
“いい気になるな❗“
“ブス“
“変わったコのくせに“
“ゴミ“
などの、誉め言葉が書いてあった(笑)

私はそれを読んで、
『バカめ、ざまあ(笑)😁』
と、口に出して言ってやった。
そこに居た女子は、あっけに取られていた。

｢何を言ってるの!?｣

誰かが言ったけど、私は無視して、さっさと帰った。
教室出たら、後ろから、


｢殺してやるー‼｣

というヒステリー声が響いて来た😁

ぶぁかめ‼
ざまあ(笑)

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アナタ
強い人ですね
羨ましいです。
私も
そうなる努力します。

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2さん、ありがとうございます。

私なんて、ちょっとガサツなのかも知れません。

人間、あまりにも酷い言葉を投げかけられると、
案外冷静に、いじめの事実を受け入れ、対策を考えられたりするものです。

今自分を責め過ぎて、苦しんでいる人が居れば、
ガサツな私を見て、楽になって欲しいと思っています😁

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まずは成績上げる事が先決だった。

それは、単に他に出来る事がなかったから(笑)😅
運動神経は中以下、家庭科は邪魔ばっかりされる。成績しかなかった。
中の上から、上の下だった。

意外に思われるかも知れないが、その程度の成績って教師のいじめに遭いやすい。先生って人種は、まぁまぁの成績の子供を見て、その個性が気に入らないと、とたんにいじめる。

所詮教師も、嫌いな後輩をいじめる人間って事か😅(笑)

でもいくら個性的であろうと、クラスで一番、学年で三番以内の優秀作ならいじめない。受験で成果上げるから。そうそう、指導のたまものってヤツ!?

いじめる側のみんなとやらは、その反応に敏感だ。
私はいじめられあざけられ笑われるｺから、普通に仲間外れになった😁私にしては、大した進歩だ。

私は休み時間には教室には居なかった。こっそり抜け出して、階の違うトイレを使い、図書館、学食、そんな人目のちゃんとある所に居た。

だいたい教室で何が起こってるかくらい、想像ついた。私の悪口？ そんなの前からだよ。

次のいじめられッコ選抜。そんな所に居たくもない。止める気もなければ、味方して媚びを売る気もない。
バカは勝手にして欲しい。
廊下で偶然、教室から、

｢秀才交替されんなよ‼
真面目だけが取り柄のくせに❗｣
と、アホグループが、真面目なグループに言ってるのが聞こえてきた。同情なんかしない。その真面目な子達は、私の事を汚物でも見るような目で見ていたから。

もう空気は変わりつつあった。
でも、私はそんな事くらいでは満足も安心もしない。こんなのは初歩の初歩😁

次はちょっと大変だ。
それも、成績と違って悟られないようにしなきゃいけない。途中で邪魔なんかされるわけにはいかない。

それは、ダイエット🈲🍔⚠、しかも目標はマイナス10キロ以上だった。

だから、今はお昼の友達なんか要らない(笑)

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私は"なんとなく太め"という冴えない体型だった。

背が低いのに、55～7キロくらいあった。自分の体重に大して関心も無かった。でも、キレイになりたいと思ったら、不思議と自分の太め加減が気になった。

常に一緒に居る友達もなく、誰からも容姿をチェックされない私にとって、最初の5キロは簡単に落ちた✌
でも50キロを切る頃には、流石に印象が変わって来た。背を丸め、頬を隠しても、もう顔の雰囲気も変わって来た。
一部のこうるさそうな奴が、私の顔を無遠慮にじーっと見る。気が付かないフリをするのに疲れる😱💦
うざいって、こういうのを言うんだろうねぇ😒💧

邪・魔・は・さ・せ・な・い・😁

誰がさせるか‼(笑)
まだまだ痩せなきゃならないの😄

どのくらいかって？

ﾅﾝﾄｶっていう雑誌の読者モデルに応募して、
いじめギャルどもも嫉妬しまくってた、
そんな有名な美人上級生と同じくらいにスタイル良くなるまでだよ‼😆🎶

そんな目標は人には言わない。言えない。
だが、意志だけは持っている。

｢ちょっとお!! あんた、
痩せたよねえ!!｣

くそ礼儀知らずが、遠慮もなくそんな事言いやがる😅あんた誰だっけ？

話もした事ない、普通ぽいグループの子だったな？

｢そんな事ないけど｣

私も無愛想この上なく言う(笑)
｢あんたなんかが痩せてどうすんの!? それが似合う？ その方がいいって思ってる？｣

はい、思ってます(笑)
"あんたなんか"ね、
そうだよ、私はずっと、
"あんたなんか"の身分分際だったよ。
嘲られ、いじめられ、笑われ、訳もなく下の分際に置かれる。
その私が、才色兼備になろうってんだ!!
アホがなめるな!!

私｢それが、なんなん?｣

他の女｢なにあんた、最近マジにいい気になりすぎ！｣

私はまた無視して帰った。
ふん、たとえ殴られ、刃物突き付けられても邪魔させないからね。

ぶぁかめ(笑)!!
ざまあ!!

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どこまでが回想なのかわからんが爽快感あるな

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6さん、ありがとうございます。

私も大人になって、やっと当時の冴えない自分と、
それをどうにかしようとして来た事を振り返る事が出来るようになりました。

回想ばかりですが、読んでくれてありがとうございます。

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やった😄✌47キロ🎶

私は、冴えないデブスから普通の容姿になった☀
自分でそう思えるのは、想像以上に嬉しく、強い事だった。
もう、自分の脚や顔を隠したいなんて思わない。

でも、まだまだ😅
私の目標は『普通』ではなく、『スタイルのいい子』なんだから✊‼

私が特別にブスである事に安心していた奴らは、
そりゃ穏やかじゃなかった(笑)😁私に何か言おうと、探しまくっていると、嫌でも耳に入って来る。

私は、見つからないルートを確保していた😁

図書館の中でも、普段先生しか見ないような専門書の奥の死角(バカはまず来ない)、人けない空き教室、
本当に呼び出しいじめに遭いそうになったら、その時はその時だ😅

とにかく、奴らは私を探し回ってエネルギーを無駄遣いしていた。一言、

｢どこに行ってるの？｣

と聞く事もせず…(^皿^)
なんでだろうね、
バカってのは、変な所で
ハッキリしないよね。

もうしばらくは逃げ回る事にする。
対峙する前に、奴らの目的を砕いておかなきゃならないから。私を、再びデブスにするという奴らの希望を完璧打ち砕くまで、

とりあえずは、顔も合わせない事にする。

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眉頭の太い眉を化粧品屋でカットしてもらい、少しずつ抜いていった😆


私はしかめ面のような、習字の一文字みたいな眉をしていた。
唇💋も、口角下がってて丸みが無い。
こうして見ると、ブスって言われる要素って結構わかる。
可愛い、女の子ぽいのとは反対要素のものを見つけては、人って毛嫌いするんだね😅

眉が目立たなくなり、口角をペンシルで描くようになった。そうすると、ますます私の顔から、嫌われる個性的な部分が消えていった😆✌
膨れてた頬はすっかり普通になっていた。

まだ、私の変化は隠していた。銀縁から、プラスチックの縁に替えたメガネに😁
だから、皆は私の顔を時々無遠慮にじっと見ながらも、どことなく変わったのはメガネのせいだと思っていたらしかった(笑)。


髪型はまだ先😁🎶
先の楽しみ❤
だって、私はある日を境に、堂々とブスを卒業すると決めていたのです。

それまでは、外見の変化は伏せたいくらい😄
その日の為に、ダイエットを急がねば!!

それからもう１つ大事な用事がある。
ちょっと目立つ黒子を取り、
奥二重の小さい目を、クッキリ二重にする事だった。人が、私の顔を、イメージとメガネで見ているのは幸いな事😁

さてと、そろそろ髪をちゃんとする練習をしよう。
なんとなく伸びて来た…と思われているバサバサ髪を、ちゃんとしたロングにカットしてもらわなきゃね。色は卒業までは黒のまま、前髪は、長めに流す。

そう、そうして、あの日に、私は急に変わる事に決めている。

文化祭初日に😁🎶🎶🎶🎶

楽しいなo(^o^)o⤴

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主さん続きが知りたいです😃

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ありがとうございます😆
仕事が暇な時には、ちゃんと書くことにします😆

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我ながら、凄い勇気かもしれないと思う。
私は某有名美容整形外科の待合室に居た。出て来た時には、腫れぼったい地味な目が二重になっているだろう。目立つ黒子が無くなっているだろう。 今となっては、なんだかこの顔が名残惜しい。
でも、捨てるって決めたんだ。この顔でも良かった、愛されれば。でも迷惑がられ、嫌われ、軽蔑されるだけだった。だから仕方ない。さよならしよう、可哀想なこの顔に。
この顔でも、本当に心から人と仲良くしたかった、愛されたかった私はここで死ぬんだ。瞼の脂肪と、黒子の残骸と共に、ゴミとして捨てられるのだ。
そう、私はゴミだった。
でもこの先は、ちゃんと生きる。人として。
どちらの私が真に美しいのかなんて、もはやどうでも良い……

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そして、帰路につく頃、
私のそんな感傷は微塵も無くなっていた❗😄

晴れやかだった。
私の目は…可愛い(笑)💕
自分で思うくらいだから、他人はきっと…バレバレだろうねえ(笑)
でもそれでもいい、それくらい嬉しい😄そんなもん。
今はちょっと目が充血気味だが、それも少しの間だ。明日の私は、きっと可愛い💠
そう確信し、私は帰宅した。
いよいよ文化祭かぁ～、
午後から登校、その前には美容室だった。
今度は髪だ。

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>> 13 主さ～ん(」゜□゜)」

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翌日、早くから目が覚めた私は早めに家を出て美容室に行く前にカフェに寄った。
人の反応が嫌な感じじゃなかった。むしろ悪くない。以前のように、意味不明の笑い声が響いたり、
ジーっとこっちを見る同年代の集団が、目が合うといっせいにソッポ向くとか、そんな嫌なことがない。
そんな事、普通かも知れないけど、私には生まれてから今までで一番幸福に感じること。
わかんないだろうねぇ…人には。

と、1人制服の男の子が声掛けて来た。
｢すんませ～ん、いきなり。○○女子の人ですか？｣
言うまでもないが、こんな事は生まれてから初めてだ。
｢ﾊｲ、そう…です…｣

と、なるべく硬くならないように答えたつもりだった。密かに、生きてて良かったと思った🚩🚩😄🚩🚩⤴

｢あーそう、やっぱりあの学校は可愛い子多いわ～｣
やっぱり生きてて良かったね😄
｢今日から文化祭でしょ？
友達と行く予定なんだけど、行ったら声掛けていい？｣
｢うん、いいよ😄｣

ローラくらい明るく言ったつもりだったが、ぎこちなかったかも知れない。
私は、茶道部という気楽な平和な部活だった。幸いたいした準備もない。そこには特に敵もいない。
部活に感謝❤

その子と、連れの男の子とメアド交換した。
初めて男のメアドが携帯に記録された。やったね😄

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考えてみれば、一緒に男の子としゃべるような友達なんて居たっけ(笑)!?

居ないなぁ…
でも考えてもしょうがない、昔の同級生とでも言えばいい。
とにかく前進あるのみ、次は美容院😄✂✨

やっぱり、高いお金払ってでも、おしゃれ感のある店でなきゃ…
そう思った。
第一に店員の態度が違う。いくら昔偉い大先生に師事しようが、技術的経験的に勝っていようが、
客をジロリ睨み付け、上から小言を言い、こっちの希望無視でダサい頭にするようなオバサンじゃ意味が無い。
気分良くてナンボじゃん😄美容院なんて受験じゃない、オシャレなんだから。

で私を見た美容師さんは、対応が良かった。
ダサいと思われると、こっちにもちゃんとわかる。
ろくなスタイルにもしてくれなかった。でも今回は違うらしい。

｢えーと、前髪長めで…斜めで、ハーフアップしやすいようにして下さい｣

そんな事言うのは生まれて初めてだった。いかにも[いつもみたいに]言ったつもりだけど(笑)😅

｢はい、じゃー裾は少し軽くして…………な感じでいいですね？｣

やった✨😍✨
オーダークリア🆑😄✌🎶

｢はーい｣

私は、人生の大きな課題をクリア🆑出来たような幸福感に浸っていた。

生きてて良かった🎵

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