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No.293　22/06/15 12:03
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“文通費”見直しまた先送り　自民「参院選後」に野党反発
6/14(火) 22:03

国会議員に毎月100万円支給される「文書交通費」から名前が変わった「調査研究広報滞在費」をめぐり、自民党の高木国対委員長が、使い道の公開などについての結論を、参議院選挙後に先送りする考えを示し、野党が反発している。

自民党・高木国対委員長「（文書交通費は）議論を続けるということです。（参院）選挙が終わってしかるべきということで、国会が始まってからになるでしょう」

「文書交通費」について、与野党は、支給を日割りにして、名称を「調査研究広報滞在費」に変更する法改正を4月に行い、使い道の公開や、使わなかった分の国庫への返納については「今の国会で結論を得る」ことで合意していた。

高木国対委員長が結論の先送りを表明したことに、野党は反発している。

立憲民主党・馬淵国対委員長「自らが発した言葉を、これをほごにする。こんな無責任な国会運営を行う自民党、これは大変厳しくしっ責されるべきものだ」

国民民主党・玉木代表「極めて消極的だと言わざるを得ないので、甚だ遺憾ですね」

日本維新の会・遠藤国対委員長「できないなら、やる気がないなら最初から言わないでと。それに尽きますね」

また、共産党の穀田国対委員長も会見で、「4月にした約束について、自民党が放棄した。けしからん」と批判した。