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原作面白かったのに、映画は違ったってありますか?

No.17 13/12/18 18:41
秋扇公主 ( WOEx1b )
あ+あ-

≫6

馳星周原作、李志毅(リー・チーガイ)監督の「不夜城」(1998年)は、本当に残念というか、全般に消化不良な部分の目立つ作品でしたね。

日台ハーフの主人公劉健一に同じ日台ハーフの金城武を据えたキャスティング自体は、当時としてはベストだったと思います。

しかし、邦画特有の「映倫に引っ掛かりそうな残虐描写・汚らしい映像は極力省く」という過剰な消毒的傾向に加えて、監督の李志毅が香港でもラブロマンス的な作品をメインに撮る人だったせいか、主人公の彼からノワールな迫力が今ひとつ感じられません。

整髪料で常にかっつり纏められている髪型といい、黒系で統一された汚れ一つない服装といい、見た目からしてこぎれい過ぎるんですよね。
大人しげな口調といい、とても、裏社会でずっと生きてきた底辺の男には見えません。

役の設定からすれば、もっと崩れて荒んだ雰囲気でなければおかしいし、その方が物語として彼の悲劇性により説得力も出てくるはず(出番は少なくても、元相棒役の椎名桔平やボス役のエリック・ツァンの方がこの辺りはよく表現出来ていたように思います)。

相手役の山本未來についても同様です。

この人、デザイナーの山本寛斎氏の娘で、本人も三ヶ国語を操る才媛とのことですが、そうした知的で品の良い雰囲気は、本作の夏美役に関しては全く相応しくない。

不遇な残留孤児二世の生まれで教育にも恵まれず、売春に近い行為もしながら生き延びてきた女性ならば、もっと退廃した雰囲気であって然るべきであり、原作の夏美もそういう女性として描かれています。

裏切って姿を消したと思っていた夏美が実は健一へのバレンタインチョコを買っていた場面や最後に彼女が見せる哀しい笑い、空になった助手席に小雪が舞い込むカット等、部分部分は必ずしも悪くないだけに、余計に残念さの目立つ作品でした。

17レス目(52レス中)
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