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日本を巡る気になるニュース2⃣7⃣

No.19 13/06/19 07:44
匿名0
あ+あ-

≫18

岡本:そういう序列ごのみのルーツが華夷意識であり、それを具現化するものが礼です。
つまり序列・秩序の内容は頭のなかで思っているだけではダメで、礼によって現実に分かるようにしなくてはなりません。
つまり、何らかのパフォーマンス、あるいは、文章表現による視覚的な確認が必要でして、前者の一例が手土産を持って挨拶に行く――つまり朝貢です。
後者はたとえば、朝貢を受けた側が出す「受け取り」――これが冊封です。「冊」というのは文書の意味ですが、ここでは、天子がしかじかの君主に任命してやるという辞令という意味になります。

そもそも礼というのは、多分に虚構・フィクションです。「儀礼的」という言葉もあるくらいで、われわれの日常でも頭を下げたからといって、本当に屈服・従属しているわけではありません。
朝貢も冊封も実質の支配・従属を必ずしもともなわない、まさに儀礼的な関係でした。
しかし実質がともなわないからこそ、「礼」で視覚化される上下関係という建前には、きわめて敏感でした。
逆にいいますと、礼を守り、その建前を守っていさえすれば、実質・本心の支配・従属をしなくとも、平和に過ごしていけたわけです。

そんな彼らにとって、東の果て、海の向こうに「度し難い存在」が1つあるのです。「中華」に朝貢にも来ないし「冊封」も欲しがらない。
つまり「礼」をわきまえない野蛮な奴らがいるのです。

さらにこの野蛮な連中は、文化はもとより力でもかなわないはずの巨大な中国に攻めて来る。倭寇や秀吉です。
一方、強大な兵力で脅されて攻められても、うわべだけの屈服すらせず全力で歯向かって来る。たとえば元寇です。
中国人や韓国人にとって東のはての度し難い存在――日本は理解の外にあるわけです。

それが、20世紀に入る頃、中国人と韓国人は困惑しました。「礼」をわきまえない野蛮な日本が西欧化を通じ、圧倒的な力を持ったのです。そこでやむなく彼らは、日本が先に導入し、グローバルスタンダードでもあった「西欧化」を受け入れたのです。
中国人と韓国人は理念と現実の矛盾に100年の間、悩み続けてきました。表向きは儒教、華夷秩序を捨てました。
しかし、心の奥底には土俗的な意識は残りますから、葛藤があったのです。

ずっと中心であった。にもかかわらず、中心ではなくなったことを自覚せねばならない――。この釈然としない心境の象徴が、たとえば中国にとっては沖縄であり、韓国にとっては対馬です。それぞれ朝貢に来ていたのに、いずれも来なくなったからです。

鈴置:非常に面白い。中国が「沖縄を返せ」というのは「尖閣」に絡めての揺さぶりであり、韓国が「対馬返還論」を唱え始めたのは「竹島」で有利な地位を得るため、と考えてきましたが、それだけではないのですね。

岡本:もちろん、鈴置さんご指摘の外交的な戦略・戦術からでもあることはまちがいありません。とくに今というタイミングはそうなのでしょう。
しかし、「失われた歴史」を取り返すために今、沖縄や対馬の領有権を主張し始めた中国人や韓国人の心の奥底にある、華夷意識という歴史的自尊心を見逃してはいけないと思います。

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