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回避依存症と恋愛依存

No.475　12/02/06 04:43
片思い中さん461 あ+あ-

＞自覚のない多くの回避者は、環境などから弱い自分を認めない(認めたくない)ため他者の支えすら拒否します。人の良心を信用できないのです。私の彼のように、孤独を回避する環境に恵まれている人は強者に化けたプライドから｢余計なお世話｣くらいの感覚です。

この言葉は回避依存者の性癖をとてもよく表していますが，「私が○×してやったのに」という怨念も感じます（ごめんなさい）。

回避依存者は確かに束縛を嫌います。モラ母による束縛，家庭内の不和，父親のDVや性的虐待などを「嫌だけどこれが愛情なんだ」と無理して受けとめていた経験があったりするからです。普段はやさしい父が豹変する，何かの見返りを求め「いい子」でいさせようとする母，喧嘩が絶えなかったり他人の悪口を言い合う家族，家で教えられたことが学校や友達には「ヘン」と言われていじめられる･･･身体や知能の発達が遅れていたり，経済的に恵まれていなかったりすると，さらにひどいいじめや不自由を強いられたりします。そんな経験をしたら他人を信用できなくなって当然です。

そんな家から脱出し，人にできないことをしてみせたり，目立とうとしたり，お金を稼ごうとしたり，ファッションを奇抜にしてみたり，派手な異性関係を持つことは，そんな人たちにとっての「早く自立したい」「自由になりたい」「自分を認めてくれる人や場所が欲しい」という欲求の表れです（一般的な感覚ではつまらない見栄や強がりに見えたりします）。発達障害や精神障害があれば早い段階でそれなりの手助けが得られたかもしれませんが，身体や知能の発達に問題がなければ，そのまま大人になっていったりします。

不幸に見える過去や現状に同情してくれる大人，生活や身だしなみが荒れていることに説教する先生，同情しつつ身体やお金を求めてくる悪い友達などに何度も接していたりします。彼らは一時的に親身になってくれたり楽しい時間を過ごすことはあっても，安定して持続していく家族ではないのです。常に守ってくれたり叱ったり慰めてくれたわけではありません。

それ故に，本当に分かってくれる人，安定した安らげる場所は得られなかったのです。いつしか，「あなたのために」と言われても心の底からは信用せずに自分のやり方で生きようとしたり，自分の殻に閉じこもっていきます。

回避依存者は例えればそんな人だと思います（例えが悪く，偏見に満ちているように見えたら重ねてごめんなさい）。

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