分娩予約とは?予約の時期・タイミング

分娩予約とは?

分娩予約とは、その産院で出産をすることを事前に決めておくことです。産院によっては一日に対応可能な妊婦の人数が少ないこともあり、ベッドの確保が難しい場合もあります。この場合、大幅に人数を越えてしまいますと、容態が急変して産院を頼る妊婦を受け入れることができなくなります。こうした緊急に備えて、産院としては早期に分娩予約をとってもらった方が、あらゆる事態に対応できる為ありがたいという事情もあるのです。

産院でのオーバーブッキングは、ミスの確率を高めることに繋がり兼ねません。分娩は命に関わることだけに、分娩予約は重要視される事柄といえます。

予約を入れるタイミングは?

産婦人科や助産師、医師の数に余裕がある地域ならば、分娩予約は安定期に入った妊娠8カ月程度に入れることが平均です。しかし、産婦人科の数も助産師の数も少ない地域では、妊娠6カ月程度で分娩予約を入れると早めのアクションが望ましいといえます。これは、予約がとれず出産難民となる可能性を回避する為です。

特に里帰り出産を考えている方は、現在かかっている産院とは別の産院へ転院をしなければならない為、転院先、つまり、実家のある地域に産婦人科や助産師の数が多ければ特に問題はありませんが、少ない場合は、早い段階での予約をすることが大切です。

里帰り出産は早い段階で転院先に分娩予約を入れる

分娩予約を入れておかないといざという時に困ります

分娩予約を入れるということは早産になっても、しっかり対処してもらえるということです。どのような理由で陣痛が始まるかはわかりませんし、予定していた時期より陣痛がくるのが遅い場合もあります。

分娩予約を入れておけば早産になってもベッドが確保されていて、陣痛が来なくてもベッドの上で陣痛がくるのを待つことができます。

一方で、分娩予約を入れていませんと、病院に行ったからといって分娩室の確保すらできず、別の病院へ行ってくれとなることがあります。 母子共に危険な状態となりますので、分娩予約は早めにとっておいて損はありません。

子連れだと分娩予約をとりにくい場所もあります。

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