✨小さな恋の物語✨

日本の人口って、何万人、何億人、居るんだろう？
そんな中で、知り合えるのは、付き合える確率は、９９．９％セント♪
そんな、奇跡って凄いと思う。

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一人の女性が、二人の男性と、恋に落ちた。幸せな日々。
でも、闇は少しづつ近づいていた。

第一章
・紹介

第二章
・運命の出逢い
小さな恋の物語

第三章
・ロード

第四章
・現在

第五章
・メッセージ

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毎日平凡な暮らしの中、ある方の紹介で、知り合った、海一と流星。最初は、緊張して、初めましてと言うのが、精一杯だった。他の人も居たのもあるけれど、少しづつ馴染み仲良くなっていった。
所が、人見知りの為に、大事な電話番号の交換が出来ずじまいで終わってしまった。その日は、お別れになってしまった。流星は、今日の事を思い出していた。

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海一も眠る前に、流星の事を思い出し、また会いたいっと思っていた。次の日、夕方に仕事が終わった流星は、紹介して頂いた人に、電話をして、会う約束をした。そして、一時間後、レストランで、夕食しながら、昨日の話しを切り出し、連絡取って聞いてもらえないか？その旨を伝えていた。明日以降になるけれど一応聞いて見る。相手の返事が、わからないけど…ありがとう。宜しくお願いします。っと言って、再び食事した。
会話は、一時間半くらいして店を出て別れた。

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流星は、次の日の朝も、元気に仕事へ向かった。昼食の時、携帯電話に、一通のメールが届いていた。紹介していただいた方だった。昨日は、ありがとうございます。先程、連絡取って見ました。今夜会えますか？っと言う内容だった。流星は、すぐ返事を返した。こちらこそ、ありがとうございます。今夜大丈夫です。
何時頃にしましょうか？相手から、仕事終わり次第で、お願いします。っと返信が遅られて来た。
仕事が終わり、喫茶店へ向かった。
もう相手は、待っていた。流星は、紅茶を頼み、話し始めた。途中で、店員さんが、紅茶を持ってきた。お待たせしました。どうもっと、流星は言い、紅茶を飲みながら、途切れた会話を元に戻した。
相手の方から、良い返事を、もらった。
家に帰ったら、すぐ電話して。彼の家の電話番号が書かれてるメモを受け取り、飲み物を、全て飲み終え店を出た。
またねっと別れた。

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相手の方と、別れた後、流星は、家路へと急いだ。電車に乗る為、切符を買い、ホームの椅子に座って待ってると、１０分程してから、電車が入ってきた。先に降りる人が沢山いたから、数秒待ってから、車内へ入った。
座席に座り、少したっと電車が動き出した。ご乗車ありがとうございます。この電車は各停でございます。なお、不審物を、お見かけになりましたら、お手を触れずに、お近くの乗務員、または駅員にお知らせ下さい。
最寄り駅に着いた。
車内から、降りて階段を下り、切符を通し、歩いて帰宅した。

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慌てて、カバンから鍵を出し開けた。
ダッシュで、家の中へ入り、部屋着へと楽な格好で、カバンから、大切なメモを取り出し、家の電話番号を確認し、受話器を取り、指でプシュボタンを押した。コールが、七回程鳴ると、彼が、もしもしっと出た。夜も深まる２１時頃、流星は、夜分遅くすみませんっと言い名前を名乗った。海一は、待ってたよっと、嬉しそうに言うと、流星は、ホッとして良かったっと思った。
まず、家の電話番号と携帯電話を、先に教えた。一時間程、楽しく会話して切った。また明日ね。

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今日も、仕事が終わったら、電話する約束をしていた。海一の仕事は、朝が早い時もある。海の側で、船が来たら、荷物を降ろしたりしていた。だから、仕事が終わるのも早い。海一は、早々に、流星が帰って来るのを、家の部屋で待ちわびていた。流星は、夕方仕事を、終えて足早に帰って行った。
電話を掛けたら、お母様が出られた。
緊張感がくる。あのー名前を名乗り、いつもお世話になって、います。海一君は、御在宅でしょうか？お母様は、はい、ちょっと待ってね。っと言い残し、大きな声で、海一っと呼んでいた。
彼が、電話に出た。
ごめんね。
寝てしまってたと‥

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流星は、彼の事を気づかい疲れているんだねっと言いと、海一は、大丈夫！っと言い、たわいない会話を、一時間位した。今日も楽しかった♪特には、毎日電話を、する約束はしていなかったが、日課になっていた。次の日の夕方、流星は気になっていた事を話し始めた。何故…？携帯電話が、あるのに、メールでは駄目なのか？家の電話で話すのも、今時珍しい。海一は、俺メール嫌いなんだよね。
流星は、えっっ!!しない理由は、それだけっと。用件や二通くらいのやり取りは、いいらしく、流星は電話代掛かるよね。毎日、お互い掛け合っててもっと言った。海一は、後々考えようっと残した。
流星には、恋愛感情はなかったが、友達で仲良くしたいと思っていたから、海一に考えを任せる事にした。

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二人が、出会ってから、１日過ごす流れも変わってきた。毎日の電話も、一週間目になっていた。夕方、いつものような会話をしていた。海一が、流星ちゃんと、話していたら、楽しいし面白いね！俺と付き合ってくれる？っと言った。
流星は、少し戸惑ったが、気持ちが凄く嬉しかった。
んっー返事は待ってほしいと言う流星に対して、海一は、返事は、いつでも良いからね。流星は、考えた末に、一週間待ってほしいと言った。海一は、明るく、うんと返事をし、電話を切った。

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毎日電話していても、会話は尽きない。
むしろ楽しみだった♪一週間立った、夜の事、流星は電話を掛けた。受話器を持つ手が、緊張して震える。彼が出た。あのね、返事したい。これから宜しくお願いします。っと流星が言うと、海一は、こちらこそ、ありがとう！っと言い返した。彼は、東北で、彼女は、関西の、遠距離恋愛が始まった。二人共、何より初めての経験で、上手くいくか不安だったけど…。

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季節は春の中頃。桜も散ったけど、少しづつポカポカ陽気で、眠気が襲う。お互いに仕事が忙しく、海一は、土曜日と日曜日が休みで、流星は、平日が休みな為、なかなか会えなかった。どんなに疲れていても、話す時間が短くなっても、電話だけは、欠かさず毎日した。いつも、同じような事だけど、声を聞くと元気が出た。二人で、来年、桜見ようね。約束した。

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ある日の平日、流星は、休日を一人で満喫していた。久しぶりに街へ出て、ブラブラと買い物をしたり、お茶したりして時間を過ごした。
けっこう、人が多い。疲れて石段の上で、ぼぅ～っとして、行き交う人達を見ていた。そこに、一人の男性が声を掛けて来た。ハイ!!コンニチハ☆片言の日本語？何か怖いっと思った、流星は顔を上げなかった。それでも、何か伝えてくる。ゲンキアリマセンネ。ダメデスカ!?

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しまいには英語でベラベラしゃべってくるけど、読み取れない。このまま、無視も出来なくて、顔を上げた。見ると、背が高くてスラッとして、ハンサムな外人が立っていた。ハイ～！ヒトリデスカ？
流星は、通じるか、わからなかったが、話して見る事にした。はい、今は１人です。でも、ボーイフレンドが居ます。っと言ったら、外人さんが、喜んだ。メール、シタイデス。っと言われたが迷った、あげく交換した。流星には、何で喜んだのか、メールしたいのか？一瞬理解出来ずにいた。外人さんとは別れた。

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その夜、電話で、今日の出来事を、海一に伝えていた。彼は、少し呆れて、ボーイフレンドって向こうでは、恋人って意味でしょう。勘違いしたんじゃないの？って言いながら、怒り気味で、まさか他の男に付いて行くなんてないよね。流星は、ある訳ない。もしかして嫉妬してくれてる？っと言うと、彼は、してないっと言った。メール交換したけど、来ても送らない事を、約束した。

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次の日の朝、８時頃、起床した、流星は眠い目を、こすりながら、携帯電話を見た。昨日の外人さんから、全て英語で文字が入っていた。最後に、Ｉ Ｌｏｖｅ Ｙｏｕっと入っていた。やっぱり、私の言い方が悪かったのかな？言葉って難しいっと実感した。
返信は、しなかった。その後、来なくて安堵した。

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付き合い始めて一ヶ月が、たったが、特に記念日とかはなかったが、海一は、俺は、お金ないし嫉妬もするけど、いつか手作りの指輪を渡したいっと、流星に告げた。嬉しい言葉に、待ってる。結婚するなら、３年は付き合いたいな。思い出作りたい。俺も頑張るから‥改めて宜しくね！流星は、手作りの指輪が、婚約指輪・結婚指輪になるなら素敵だなって、思っていた。そんな日が来るのを、夢見ていた☆

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６月、関西はジメジメした梅雨に入っていた。街には、所々紫色・青色・ピンク色の、紫陽花が咲いている。手を繋いで、一緒に見れると良いな！写メを取って送ろう。
喜ぶかな？
何て言うだろう？

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夕方頃、取った写メを、文字と一緒に添付して送った。数分たってから、メールが来た♪ありがとう、綺麗だね!!こんなに、天気が、ジメジメしていても咲くって凄い～

数時間後、二人は電話をしていた。
流星は、海一に、標準語で、しゃべるの疲れるから、関西弁で話していい？っと聞いた。彼は、何だ早く言えば良いのにね！俺、関西弁好きだしね。流星は、嫌キツいかと思ってさぁー。彼は、大丈夫っと言った。

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うっとしい毎日で、天気は、曇りか雨でも、心は晴れていた。半ばに、海一が会いに来てくれる事になったのだ！彼は初めての関西に、緊張感が半端ない。
流星が、海一に、こっちくんのに何時間掛かるん？調べて見る。高速道路使っても、１２時間は、かかるよ。流星は、驚いて、そんなにかかるん大丈夫なん？海一は、休憩しながら大丈夫だよ！心配しなくてもっと言った。流星は、彼にサプライズを考えていた☆

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久しぶりの、ワクワク・ドキドキに、１日が立つのも早く感じる。彼から、車の写メが送られて来た。ジープ？どこの山へ登るんだ？メールで、これで行く！流星の頭は…？？？
古い車だけど、最初会った時は、シーマの黒色だったのだ。
てっきり、それで来ると思ってたから、何でだっと、流星は考えたが、全くわからずで、早速電話で、何で、シーマちゃうん？？これの方が、山登る時は良いしね。へぇー高速道路走ってくんの？うん！まぁ、ええけど。
電話を切った。

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明日は、久しぶりに会える日。どんな服を着てメイクをしょう？いつも以上に、自身に磨きをかける。海一は、なるべく車が混む時間は避けたいっと言っていた。流星は、仕事が深夜に終わる為、その旨を伝えると、車中で待ってるから、ゆっくりしてねっと優しく言った。お互いに早く寝る事にしたから、電話も１０分程で済ませた。
じゃー明日宜しくね。うん、楽しみ♪
おやすみ☆

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朝から、テンションが上がり、流星は出勤して行った。また、有給を取って会いに来る、海一も高速道路で休憩したら、メール入れるねっと行って、東北を出発していた。何か今日は仕事がはかどるなぁ～！
早く終わらして、帰りたいけど、帰れないのが残念。
結局、終わったのが２３時半だった。
急いで、彼にメールを入れる。ゴメン!!今、仕事終わったから、家帰る。もう着いたけど、何処で待ってようか？ここに車止める場所が、あるから待ってて。わかった！必死で帰宅して、シャワーを、浴びて、メイクして可愛い服着て、おしゃれして、バッチリ☆

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もう、深夜０時半を、過ぎた。流星は、海一にメールを、入れた！今から車へ向かう♪わかった。周りは、寝静まって小さな音も響く。玄関の鍵を閉める。階段を音を立てないよう降りる。彼は、車から降りて待っていてくれた！おもわず嬉しくて抱きついた。久しぶり、元気にしてたと海一が言う。流星は、笑いながら、毎日電話してるし長い事、話してるやんっと、突っ込む。
彼は、助手席のドアを開けて、お姫様どうぞっと言ってくれた。静かにドアを閉め、彼も運転席へ乗り込んだ。

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さぁー何処へ行く？ったて、真夜中で店も開いてないし、ドライブする事にした！えっ!?ガソリンあるん？満タン入ってるから大丈夫だよ。ずいぶん走ってるけど、海一疲れてない？？ちょっとね。じゃー休憩しよっか。夜景見に行こう！そこなら駐車場あるし車中寝れる。山の上へ登って行く。着いた～車から降りて少し歩く。うわぁー見て綺麗な夜景。一面に星のような輝きが広がる。さすがに山の上は肌寒く感じる。彼が自分の服を、そっと被せてくれた。何分くらい居ただろうか？二人は、車に戻り、座席を後ろに倒して毛布を掛けて寝た。

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夜明けと共に目覚めた。う～ん、眠いな。空気を吸いに車外へ出る。やっぱり、気持ちがいいな。朝一番の空気はっと流星が言うと、海一が、お腹すかない？何か食べに行こうよ。うん！車内に戻り、山を下って行く。マクドナルドに行こう。車を走らせ店に入る。とりあえず、朝マック注文。食べながら、二人で話す。全国どこでもあるから便利。そうそう、ポテトじゃなくて、ハシュードポテト。彼はコーヒー、彼女は、紅茶を飲みながら、ゆっくり過ごす。一時間たち、店を出た。

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車に乗り込む二人。太陽が、少しづつ登ってきて眩しい。朝は、通勤時で車も混んで、時折渋滞にはまる。水族館へ行く事にした。他府県まで出なくてはいけない。高速道路の渋滞は避けたい。一番はトイレが心配で、下道は混んでも、近道も出来るし何分、店も開き始めて、コンビニもあるから便利。とりあえずナビゲーションを付けて、検索する。念の為、地図も広げで見てみる。早くても二時間くらいは掛かりそうで、海一は、のんびり行けばいいじゃんっと言う。

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道は所々混むけど以外と進む。海一は、信号機の多さに、少し驚いていた。まぁね、今あってすぐあるからね。ナビの言う通り進む。うるさいけど(笑）音楽を聞き流がら、テンションが上がる！もう、そろそろ着くで。駐車場は、周って停めるみたい。横で流星が携帯電話で検索して伝える。目的地に着いた。休憩も一回で済んだから、思ったより早く来れた。

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車を駐車場に停めて降りた。水族館への入り口へ向かい、入場券を買う。機械に通すと小さな穴が開いて出て来た。館内は薄暗い。ただ大きな水槽の光だけ輝いて海水がキラキラしてる！流星が、海一の手を引っ張り『見てー』そこには巨大なシャチが泳いでいる。二人は、手を軽く繋ぎ見ていた。
ゆっくり歩き時には立ち止まり見て行く。虹色に輝く魚。流星は『何の魚やろ？』っと言いながら、見る。海一が『ここに書いてあるじゃん』っと言いながら、読んでくれる。

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二人で、過ごす時間は、とても幸せで、刻々と過ぎて行く。
長い通路も、出口にさしかかった。楽しかったね！また二人で魚達を見に来たい。水族館を後にし、駐車場へ向かい、車に乗り越んだ。海一『さて夕食何が食べたい？』流星『う～ん、ハンバーグ』海一『じゃーファミレスで良いよね』流星『うん』車が走り出す。

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