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愛知　中3　刺殺

No.12　21/12/01 00:17
寡黙な人さん12 あ+あ-

ネットの怖さはミクル雑談を読んだだけでも分かる。
今回の被害者は反論すら出来ない場所に逝ってしまった。百歩譲って逮捕された加害者の供述が全て真実で、大人の支援を受けられずに凶行に及んだとしてもだ。2人分の若い将来を葬り去ってしまった代償はデカすぎる。
活発だった被害者にも大人しかった加害者にも､逃げ道はあった筈だ。
折しも、今日は1年前に小６の女子児童がチャットへの嫌がらせや誹謗中傷が原因で、自殺をした日である。当時大きなニュースだった｡学校側は、遺書で名指しされたイジメっ子達を被害者の保護者にすら、｢加害者とか、問題児呼ばわりしないで欲しい｣と未だに言うそうである。彼等からしたら、被害者も加害者も大事な教え子かも知れないが、親御さんからしたら娘の敵の悪童でしかない。
日本人は優しいようで実は陰湿だ。本音と建前が激しく異なる。
いみじくも、レイプ被害を受けたとされる女性記者が、ネットの目に余る書き込みに対して、損害賠償請求で勝訴した。しかも訴えられたのが女性漫画家他２名(男)だったそうだ。｢女の敵は女｣とはよく言ったものだ。
秋篠宮の会見の言葉ではないが、雑誌であれネットであれ、他人を奈落の底に突き落とすような､人権と尊厳を完全に否定するような行為は、理由が何であれ容認出来ない事だ。思春期の子供の命もマトモに守れないIT社会は､便利さと血の通わない暗闇が並立しているようだ。