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癒し専用ルーム 99

No.251　17/09/14 01:03
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＜大阪駅周辺＞大型の再開発ビル建設相次ぐ　ヨドバシも着工

　大阪市のＪＲ大阪駅周辺で、大型の再開発ビルの建設が相次ぐ。２０２０年の東京五輪に向けて、急増する訪日外国人観光客（インバウンド）を取り込もうとホテルや商業施設が増える。

　家電量販店を運営するヨドバシホールディングスは１３日、大阪駅の北側で大型ビル「ヨドバシ梅田タワー（仮称）」建設に着工した。旗艦店であるヨドバシカメラ梅田店の北隣で、地上３５階、地下４階建て。１９年冬の開業を目指す。

　地下１階～地上８階は商業施設、９階以上はホテルとなる。ホテルは１０００室規模で、ヨドバシカメラ広報は「東京五輪までに開業したい」。観光バスが発着するターミナルも整備。ビルの外周には回遊デッキを巡らせ、大阪駅や、複合施設「グランフロント大阪」とを結ぶ。

　１３年４月開業のグランフロント大阪は今年３月、２億人の集客を達成するなど、周囲のにぎわいをけん引している。その西側の「うめきた２期」では街づくりや新駅開業も控える。

　訪日客の増加で、大阪府の宿泊施設の６月の客室稼働率は８０．６％（観光庁調べ）と全国１位。ＪＲ西日本は訪日客を取り込むため、グランフロント大阪の東隣にあった大阪弥生会館跡地に４００室程度のホテルを１８年春の開業を目指して建設中だ。

　大阪駅南側では、阪急阪神ホールディングスが、阪神百貨店が入る大阪神ビルと、隣の新阪急ビルの建て替えを進めており、２２年ごろまでに、百貨店やオフィスフロアなどを備えた３８階建てのビルを整備する。