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ダイハツ・タントという車

No.21　17/03/01 09:47
匿名さん2 ( ♂ ) あ+あ-

ターボとノンターボで、かなり異なります。

20番さんのは、お話の様子からして恐らくノンターボと思われます。

ターボは、殆どの人は「速い」と感じるでしょう。

１ｔ近い車重に64馬力と表記されていますので、数値上は遅そうですが、これにはカラクリがあるようです。

国交省は自工振に対し、軽自動車の最高出力を64馬力以下にするように行政指導しています。

エンジンの最高出力測定は、予め自動車メーカーが出力を自己申告をした上で、国交省職員立ち会いの下で行われるそうです。

この際、申告した数値に達しないと認定が下りないそうですが、達するとその時点でＯＫとなるそうです。

つまり64馬力と申請して、63馬力しか出ない場合は不合格になりますが、上回っている分には80馬力あろうが100馬力あろうが合格になるわけです。

でもだからと言って、あからさまに80だの100などと申告してしまうと、国交省から64以下にするように指導が入るわけです。

タントのターボ車は、こうした国交省の認定上のしがらみとカラクリが複雑に絡み合って64馬力と表記されているだけで、実際の出力はもっとあると思われます。

因みにノンターボは確か58馬力だったと思いますが、これは行政指導ギリギリの数値ではありませんので、ほぼ本当の数値と思われます。

ターボとノンターボでは、数値上は64馬力と58馬力と僅か６馬力の差でしかありませんが、実際に乗ると雲泥の差があります。

勿論、加速感の違いは、過給によるトルクの違いもあるでしょう。

20番さんも試乗車や代車などで、もしタントのターボ車にお乗りになる機会があったら、余りの違いに驚かれるかと思います。