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九転び一起き」

No.485　17/04/02 16:51
名無し ( 60代 ♀ ) あ+あ-

徒歩でスーパーに買い物に行き、帰りは裏道を通り散策してきた。
野鳥や白鷺、水鳥などが、空を飛び、雪どけの剥き出した田んぼには白鷺が数羽、群れを成していた。

春だなぁ、生き物達の恋のシーズン。

出産ラッシュが始まるんだね。

これからの子育ての時期、必ず一羽か２羽、産毛の雛が巣から落ちて死んでいる姿に遭遇する。

希に生きていても巣に戻すと元気の良い雛が落とすのだ。

必ず巣から落ちるのは小さな雛、親の口から受ける餌は平等には親はやれないから元気の良い雛が我先と奪いあいをはじめる。

当然、奪いあいに負ける雛は小さいままで、元気で強い雛に邪魔にされ落とされる。

生き物の世界は残酷のようだけど自然界を生き抜くためには産まれた瞬間から強さを求められる、そうしないと、厳しい自然界でいきぬけないから。

いつも春の生き物たちの生命のやり取りをみていると、涙しながら私も強くならなきゃと自分を励ましてきた。
誰も、こんな年で強くなりたくなんかないわ。

でも強くならないと生き延びれないものね。
年を取ってる暇などないほど普通の１日なのに私には熾烈な１日で始まり終わる繰り返し、こんな事に慣れてしまえば嫌でも強く逞しくなっちゃうわよね。本当は弱いんだけど。