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山本太郎が国会に爆弾を投下

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ニュース速報
15/09/19 12:34(最終更新日時)

「この国の政策はアメリカの対日要求に沿って決められているのではないか」。
「永田町ではみんな知ってるけれど、わざわざ言わないことを質問していきたいと思います」。

多くの人が知っているけれど、誰も怖くて言えなかったことを、国会という公の場で山本太郎が言いました。

山本太郎は「第3次アーミテージ・ナイリポート～日本への提言9項目（2012年8月）」を特大のフリップで掲示しました。

「第3次アーミテージ・ナイリポート」には「原発再稼働」に始まり「TPP参加」「戦時の米軍と自衛隊の全面協力（今回の集団的自衛権）」「ホルムズ海峡の機雷掃海」「国家機密の保全（秘密保護法）」「PKOの法的警護の範囲拡大（今回の駆けつけ警護）」などがすべて記されています。

集団的自衛権もＴＰＰも秘密保護法も原発再稼働もホルムズ海峡の機雷掃海もすべてアメリカの要求によるものでした。安倍政権はアメリカの指令により法案を可決させているにすぎず、安倍首相はそれを遂行するためのロボットだったのです。

図星を突かれた政府側の答弁は苦しいものでした。

岸田文雄外相は「（アーミテージリポートは）あくまでも民間の報告書ですので政府の側から逐一コメントすることは控える」としながらも「ご指摘の報告書（アーミテージリポート）を念頭に作成したものではない」とシラを切りました。
中谷元防衛相は「結果として重なっている部分もあるが、あくまでも我が国の主体的な取り組みとして検討、研究をして作った」。中谷大臣は少なくとも同一であることを認めました。

山本太郎は質問の最後を次のように締めくくりました。

「これだけ宗主国様に尽くし続けているのにもかかわらず、その一方でアメリカは同盟国であるはずの日本政府の各部署、大企業などを盗聴しその情報を外国に流している。いつまで都合のいい存在で居続けるんですかってお聞きしたいんですよ。いつ植民地をやめるんですか？」

「中国の脅威というなら自衛隊を世界の裏側まで行けるような状態を作り出すことは、この国の護りが薄くなるっていう事ですよ」。

山本太郎はアーミテージ・ナイリポートを国会で暴露しました。しかし、テレビも新聞もこの重大な質疑を取り上げず黙殺しています。それだけ国民に知られては困る情報だということです。

山本太郎「いつ植民地をやめるんだ今でしょ」
https://www.youtube.com/watch?v=ZG3RAtAgBUM