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葉月日記・二冊目♣

No.228 22/11/04 12:25
葉月 ( iGijye )
あ+あ-

やがて、退院後の定期治療も終わった頃、作者はまた猫を保護する。
公園のホームレス氏の飼い猫、猫疥癬を患っている子猫である。
猫かいせんというのは、猫にも人間にも感染する皮膚病で、簡単には治らない。
ホームレス氏も、「引き取ってもあなたの出費が大変だよ」と、飼い猫を譲ろうとしない。
だが、作者の、子猫を救いたいという熱意で、子猫は引き渡される。

作者は、以前修羅場を過ごした仕事場に子猫を隔離して、猫用トイレ、治療用のビニールエプロン、ゴム手袋、マスク、さらに自分の頭部用バンダナ、消毒用アルコール、、等々、徹底的に感染対策をして、愛猫たちがいる自宅と子猫の隔離部屋を徒歩で行き来する。
このあたりは、後年、コロナ発生した時に専門家、医療機関が対応した事を個人で考えて先に実行しているようだ。

やがて、子猫は目が見えない事も判明して、いい加減な動物病院から親身な動物病院にアドバイスを切り替え、作者も看病疲れが出てきて、、
それでも、猫を救いたい作者の意思は揺るがない。
皮膚病でも、目が見えなくても人懐っこい子猫を見て、ホームレス氏の動物愛にまで思いを馳せる。

空前のペットブームの今、いろいろな考え方があるだろうが、作者の動物を救いたいという意思と実行力に敬意を持った。

大島弓子作品も、昭和の香りと、今に通じる若者のジレンマがさらりと描いてあって、面白いです。

🐈️

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