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日本を巡る気になるニュース2⃣8⃣

No.118 13/08/23 14:39
匿名0
あ+あ-

≫117

帝国陸軍について、私は素人戦史マニアとして、多少は詳しい。私は防衛庁戦史叢書(公刊戦史)の『北支治安戦』などを読んだが、上のような事実は記載されていない。
なぜこんな専門書を読んだかというと、防衛省が自衛隊のイラク派遣で、民衆宣布対策で参考にしたためだ。
旧軍は大戦後期の治安戦では兵士の民衆への暴行を取り締まっている。反乱を抑制するなど、軍事上のメリットが大きいからだ。

もちろん旧軍には残虐行為はあったであろう。しかし旧ナチスドイツが欧州で、旧ソ連がドイツ戦で行ったように、組織で統一的な命令の下で残虐行為を展開した形跡はない。
『はだしのゲン』に記されたように、旧軍全体が統一的に残虐行為を行ったという事実が記された戦史書、公文書があったら、教えてほしい。伝聞情報など、あやふやなものしかないはずだ。子どもにいいかげんな情報に基づく、一方的な情報を教えてはいけない。
そして嘘は日中戦争で亡くなった、日本、そして中国の戦死者に失礼である。

また、この本の後半は天皇制についての批判的な言説を繰り返している。
この問題は複雑であり、政治的な主張を年少期に強調して教えるのは好ましいことではない。

広く知られていないが『はだしのゲン』では、前半と後半では掲載誌が違う。
前半で作者は、被爆体験を中心に描き、少年ジャンプに連載された。後半は左派系市民誌『市民』、日本共産党系の論壇誌『文化評論』、日教組の機関紙『教育評論』(いずれも今は廃刊)で連載されている。

後半には政治主張が多く、残虐場面と日本への批判を繰り返し、マンガの雰囲気が変わった。問題のある政治団体の「プロパガンダ」に公立小中学校は加担してはならない。

また教委の判断は、残虐、過激な描写への懸念によるものだ。それも判断として妥当であろう。そしてその残虐、過激な描写を作者は自分の政治主張と一体にして表現している。

一部のネット情報では、極右勢力が松江市の決定に介在したとされる。人種差別、反韓国、反中国のデモや過激行動で目立とうとしている「在特会」という団体などだ。
しかし私は行政取材の経験が長いが、「在特会」という「チンケ」(下品な言葉使い失礼、ただそれしか言葉が思いつかない、つまらん集団だ)な団体の抗議程度で、行政が動くとは思えないし、実際にそうではない。
同教委事務局によれば「市議会での指摘を受け事務局の担当者が読み、各関係者の意見を聞いて判断した。描写が過激だった」という。主張に正当性があることが判断に影響した。

私は記者として、言論の自由は絶対に守らなければならない国民の権利であると考えている。『はだしのゲン』を発禁にすると公権力が行動したら、反対に立ち上がる。

しかし問題は、偏向した主張のある本を教育現場に置かないという程度のものだ。仮に右派の人が「サヨクの残虐行為を強調した本を置け」と騒いでも、私は反対する。そして本の廃棄をした訳ではない。自己決定で読めば良いし、親が買い与えてもいいではないか。そして読みたければ、自由に読めばいい。

ただし学校の図書館に置き、推奨する必要はまったくない。松江市の判断は、許容されるべきものであろう。ただし前半部分だけの自由閲覧をさせてもいいとは思うが。

続きます

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