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日本を巡る気になるニュース2⃣4⃣

No.466 13/03/16 12:38
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●カナダとメキシコが極めて不利な追加条件を受諾してまでTPPに喜んで参加する本当の理由

 話をTPPに戻します。

 まずTPPの実態を時系列に正確に検証し、その目的が日本のメディアが主張する「アジアの成長を取り込む」(日経社説)ものではまったくないことを事実として抑えましょう。

 シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの原加盟国9ヶ国の国別市場規模をIMF・国際通貨基金の公表資料(2010年)・国の国内総生産順リスト (購買力平価)からまとめてみます。

■表1:TPP原加盟国9ヶ国の国別市場規模
(画像)
図1:TPP原加盟国9ヶ国の国別市場規模
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 ご覧のとおり、17兆6385.3億US$の市場規模のうち実に85.4%の15兆648.2億US$が米国市場であります。

 中国、韓国、インド、タイ、インドネシア等アジア主要国が全く参加していないTPPが「アジアの成長を取り込む」ことなど未来永劫ありえないわけです。

 日本が参加しないTPP市場は、すでにアメリカと自由貿易協定を結んでいるメキシコとカナダにとってはまったく魅力のない市場だったのです。

 以上、NAFTA参加国であるメキシコとカナダが当初TPP参加に消極的だったのは極めて単純な理由であることが理解できます。

 メキシコとカナダがTPP参加に傾斜するのは、ズバリ野田民主党政権となり日本のTPP参加が現実を帯びてきたからです。

 メキシコ、カナダ、そして日本が加わるとするとTPPの市場規模は大きく変化します。
■表2:TPP参加表明国11ヶ国+日本の国別市場規模
(画像)
図2:TPP参加表明国11ヶ国+日本の国別市場規模その1
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図3:TPP参加表明国11ヶ国+日本の国別市場規模その2
(画像)
 過去20年に渡りNAFTAによりアメリカと自由貿易協定を結び苦労してきたカナダとメキシコにすれば、TPP参加国の中で魅力的な市場は日本だけです。

 カナダとメキシコにしてみればそもそも最大の市場である米国とはNAFTAで細かく協定を結んでいますから、実は「極めて不利な追加条件を先行9ヵ国から押し付けられているにもかかわらず、難なくそれを受諾してTPP参加しようとしている」のはそもそもハードルが低いからです。

続きます

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