題名のないフィクション

レス15 HIT数 1186 あ+ あ-


2006/04/14 17:06(更新日時)

>>男性は男の、女性は女の登場人物を出してSFを自分勝手に作りましょう。・…☆…ハジマリ…☆…・四月の新学期早々、遅刻は出来ないと修二は田んぼが広がる用水路の脇の道をひたすら自転車を走らせていた。 先に見える作業小屋のあるY字路を左に行けば、高校への近道だが、丘越えの急な登り坂で舗装されてない、修二は一年の時、下り坂でスリップして、谷底に落ちかけてケガをしたことがある、それから、その丘越えの道は通ってない、しかし五分ほど近くなる。修二はY字路を左に折れた。杉林の向こうから坂道になる。 杉林に入るとトンネルの入り口が見えた「トンネル?・いつ出来た?・聞いてないぞ…」不可思議に想いながらも、トンネルの出口が直接、高校に繋がってなくても、近道になるだろうと修二はトンネルの中に入った。入って見ると10㍍おきに仄かな灯りがついている。トンネルは先で右に曲がっていて出口は見えない。始業時間まで、10分、修二は立ちこぎになり自転車のスピードを上げた。→…→続きは自由に話を作って下さい。しかしSFという事で話を進めて下さい、最低誰か一人でもカキコなければ、このスレッドは終わります。 ※同じ人が連続でレスしないで下さい。最低でもワンレス挟んでレスして下さい。

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No.82377 (スレ作成日時)

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No.1

…………

…………

もうどれくらい走ったのだろう。
一向に出口が見える気配はない。

No.2

>> 1 >>さっそくのレスありがとうございます。 ※修二の通う高校での様子などオムニバス方式で作っても良いです。 →…→トンネルは右に曲がると次は左に…、一向に出口が見えない…、焦り始めた頃、微かな光がトンネルの左側面を照らしていた。

No.3

>> 2 …………?
これ…討論なの?

No.4

>> 3 3番さん、シスオペ様に移動をお願いしました。 失礼しました。

No.5

『時間ギリギリだな…』
このトンネルを抜けた所に、彼の目的地である高校があるはずである。
『おや?』
見るとトンネルを歩く人影。
『ちっょと君、すまないが道を聞きたいんだが…』

No.6

>> 5 ちょうど、その頃、高校では、修二の失踪の話題も無くなりつつあった。 当時、学校では大きな騒ぎだった、山中も街中も警察や学校関係者、地元の消防団がくまなく捜し回っても、なんの形跡もなく、またその日の足取りも掴めなかった。 ※トンネルの中での10分は、三ヶ月という時間を経ていた。

No.7

修二はトンネルの中いる。人影はゆらゆらとゆらめいてまるで本当の影のように掴みどころがない。
影だけがくっきりと人の形になってる感じ。人影は無言。
「ここどこなの?」修二は呑気に言う。
「やべ、高校いかないと…もう間に合わないかな」
修二は何か人影に違和感を感じた。

No.8

>> 7 修二は違和感を感じたものの、不思議と恐ろしさは感じなかった。 しかし、学校が気になり、再び自転車を漕ぎ始めた。出口は近いはず、白い光が明るさを増していった。 全力で自転車を漕いでいるにも関わらず、人影と修二の距離は2㍍程を保っていた。 そして、トンネルの壁面も道も先も上も真っ白に包まれて、修二は自転車を止めた…

No.9

>> 8 『トンネルの先を抜けるとそこは雪国だった』
そんな言葉もあったな…修二は一瞬だけそんなことを考えた。
目の前は真っ白だけど修二の頭の中も真っ白になっていた。

「……な…い」
声がする。
「行…な…い」
空耳?修二は自転車のハンドルを握る手が強まる。
「行きなさい」
こんどは、修二の耳に聞こえた。全身に届いた。2㍍先の人影が威厳がある感じに見えた。
「行きなさい」
修二は人影を見据える。

No.10

>> 9 伸子と彰は、期末テストを終えて、修二と最後に逢った日の事を話し合っていたが、失踪する原因が判らない。あの日、伸子は朝早く、登校して学校の屋上で、青く澄み渡る空にポツンとひとつだけ浮かぶ奇妙な雲を眺めていた事を想い出していた。

No.11

>> 10 あたりは真っ白い明りで包まれている。ここがトンネルなのかも修二の目にはわからない。どこが後ろか右か左か前も、わからない。ただ、人影はわかる。人影がトンネルの出口を示す眩い外の明りみたいに強く輝いている。
「いくしかないのか…」
修二は人影に言う。
「行きなさい。さすればあなたが何者なのかも、今みている現実のすべてが幼稚なことだと真にわかる」
人影は続ける。
「新たなる、啓示の道じゃ」

修二にはよく意味はわからないが、自転車のハンドルを握り直す。
「この先が高校へと続くなら文句は言わないんだけどな」

人影の明りは消える。
それと同時に修二は、おもいっきり自転車を走らせた。

No.12

>> 11 次第に明かりが大きくなる。
やっと、久しぶりに太陽の光を浴びる事ができるな…。
修二は思った。


『…?…
なんで入り口なんだ?』
トンネルに入って、不思議な体験はしたものの、それほど大きな方向転換などしてはいない。
『どういう事だ…』

近くでうるさい程にセミが鳴いている…。

No.13

>> 12 修二は自転車を止め、振り返った「トンネルがない!!」茫然とした。杉木立ちの中で立ちすくむ修二を、蝉時雨が包んでいた。

No.14

>> 13 どのくらいそこに立っていたのだろう。

自分の自転車が倒れている事に気づいた、いつ倒れたのかも解らない。

『なんで今頃 蝉が鳴いてるんだ…
この日差し、この暑さ、夏そのものじゃないか』

修二は携帯電話を取り出した、
が、電源が切れている。
『おかしい、朝フル充電してきたはずなのに、いつから切れてるんだ?』
携帯の電源を入れるが、一瞬ディスプレイを明るくさせるだけで起動する気配が無い。

ほんの僅かな近道にトンネルを選んだ自分を心の底でなじり、修二は自転車を起こした。
『とにかく学校へ行こう。』
修二は熱を帯びた自転車のハンドルを握りしめた。

No.15

>> 14 その頃、伸子と彰は学校の屋上にいた。伸子が「あの、雲…」彰も伸子が見上げる空を見た。 二人がその雲を、しばらく見ていると、カタチを変え、やがて雲が中心部分に収束し、やがて消えた。二人は不思議な光景を唖然と見つめていた。…とそこへ「彰!伸子!」と二人に声をかけながら歩みよる生徒がいた。二人は振り返った、「?…オダギリ君」(オダギリは新学期に転校して来て、初めて声を掛けてきた)…修二は「伸子!オダギリって誰だよ」と言って後ろを見たが、自分しかいない…彰が言った「オダギリ君?、どうしたっちゃ?、初めて声かけて、呼びすてだっちゃ」…修二は、苛立った「ふざけんなよ!彰も伸子も、オダギリって誰だよ!」彰と伸子は顔を見合わせた。声と喋り方は、修二そのものだった。

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