ラブメモリー3

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桜葉隼人( 30代 ♂ NTfW )
07/06/28 11:09(更新日時)

小さくなったスパークと子供たちを愛しているクイーン🎵病を完治できるのか❓スパークとクイーンの関係や如何に…

No.483073 07/05/04 04:03(スレ作成日時)

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No.1 07/05/04 06:34
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

『お帰りなさい』
13歳とは言っても
セオドアの時の様に、身長はクィーンより高かった為
胸に抱きついて
スパークを見上げて 笑顔を向けた。


『年齢なんて関係ない。視力が失われていても、貴方を愛してるわ』
と言い 感涙をして
口づけをした。


クィーンの持つ力は また進歩を遂げていた為に義眼でも
見抜けたのである


アボンリーの家の中に通し フォルではなくて、スパークだと伝えると
二人は喜んで抱きついてから


『じゃあ 今度は
一人ずつね。最初は シンシアから』
お姉ちゃんらしく
サラが、小さな妹を優先させて
シンシアがスパークの膝に よじ登り


『パパ お帰りなさい。皆で待ってたの』
と話して 額にキスをし暫く膝の上に座っていた。サラは
早く代わって欲しかったが

No.2 07/05/04 06:52
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 1 順番待ちが、出来る様になったので
辛抱強く待ち やっと妹が離れたので
サラは、スパーク
の膝に座り キスをして
ペラペラペラ…
とよく喋っていた。

話しが終わり 次は
クィーンの番になり スパークの隣に座って、もう一度口づけをして
レイモンド家で世話になった事


治療を受けた事


シンシアの力(目覚めるまで停止中)


…など ありとあらゆる事を簡潔に述べてから、
手を染めていた話しも切り出し それに関する事やルナの事も伝えて


『…好きでやったんじゃないわ。いつまでも野放しにしていれば、また犠牲者が出てしまうもの』
と言った。


勿論 ルーカスとの対話の内容も全て
伝えて 話す事が出来なかった理由も告げた。


全てを聞いた上で
スパークは・・・

No.3 07/05/04 07:13
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 2 スパークが クィーンに返事をした後

サラがまたやって来て


『パパ フォル王子様は?』
と訊ねた。クィーンは サラの頭を撫でて


『この子 フォルが
好きなのよ。フォルと言えば…』


スパークに“大河”で起きた話もした


大河と聞いただけで、恐怖心が募り
涙が出てきたので
クィーンは慌てて抱き上げて 落ち着かせた。


“待ち人来ず”
になり、その事で
今度は悲しくなりながらも サラはスパークに


『ママがパパに会えた様に、私も また
フォル王子に会える?』
とスパークに訊ねた。


娘に対し スパークは・・・


……………


その日の夜、夕食などを済まして
クィーンは、スパークと同じベットに入り


『再会出来て 本当に良かったと思っているわ』
と 囁いた

  • << 10 【サラの話に対して】 『フォルは、今セレナと、2人で、デルタで暮らしているよ💧もし、フォルを気になるなら、思念の力を与えるから、思念で話てみたら』

No.4 07/05/04 09:54
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 3 ※ 呼び鈴は修理中の為、高い所に上げられていた事にしておいて下さい。

クィーン・サラへの台詞も、お願いします。



*サラの打ち明け話*

翌日 クィーンがシンシアの髪を結ってる側で、マリーナは サラに訊ねた

『フォルの何処が好きなの?』


『分からない。
他の人は、どうなのか知らないけど
私は 人を好きになるのに理由なんて関係ないと思うの』


三歳のサラの発言に クィーンは笑いを噛みしめて、
…もし
フォルが聞いたら
どう思うかしら?…
と考えていた。


そして サラがマリーナと母 妹に


『フォル王子様には言わないでね!
(恥ずかしいから)』と約束をさせて

スパークの元にも
行き、同じ事を話してから


『私 フォル王子様とパパだったら…
パパの方がいい』
とも言って キスをして口達者なサラは アボンリーで出来た友達の話しなどを、機関銃の様に喋りまくっていたが

『サラ!少しは黙りなさい。』

とクィーンからの声を聞き 忽ち大人しくなった。

No.5 07/05/04 11:25
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 4 *クィーンの想い*


19歳であった時に
比べれば 身長も低くなり(クィーンよりは少し高いが)
まだ幼さが残る
顔立ちの姿を見て、最初はフォルかと思ったが 目の前にいる人こそ、待ちに待ち望んだスパークだと知り 何の躊躇いもなく受け入れた。

家族だけで過ごしたい思いがあったが、マリーナには子供まで何かと世話になっていた事、今では
友人の様にも
妹の様にも感じていた事も含めて

スパークが“クィーン以外の女性(ひと)を愛さない”との
言葉と気持ちを
心から信じている面もあったので、招き入れたのだ。


………


全部を残さず
話し終えて、スパークの言葉を待つ間


どんな返事が来ても 愛する想いは変わらない と強く思っていた

No.6 07/05/04 15:28
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

全ての話を聞いて、古い記憶の中から、アマリリスの記憶を引き出した、あの頃、自分の欲望の為に小さくなった人(小動物)を握り殺した。あの後あの感触に興奮して楽しそうに話ていたサクラを思い出していた。恋は盲目と言うが、今思えば、とても恐ろしいことだよな💧昔の事だからと言って、楽しんでいた事は、間違い。『条件をのんでくれるなら、今まで通り、君をあいそう🎵二度とどんな相手に対しても、命を奪うなどの行為をしない』と、クイーンに言って、クイーンの返事を待った。

No.7 07/05/04 16:44
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 6 『承知しましたわ。生命を奪う様な事は致しません。
サラやシンシアが
酷な目に遭わされた場合は、力を使うのではなくて注意を
口にするだけにします』
と答えて


『過去の私は、復讐心が気持ちの大半を占めて 気づいたら手を染めていたけど 今は…家庭が何より大切だと良く分かって、守る為に
もう過去の様な事はしない』
と言い 黒十字架を
取り出して その誓いを告げると自分の中に染み込ませた。 誓いを破り
手を下せない為に。

No.8 07/05/04 19:02
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

マリーナが『さぁ…お風呂ですよ🎵スパーク入りましょう🎵』と、スパークは、フォルの癖が抜けきれたくて、『はぁい🎵』と、つい返事をしてしまった。しかもクイーンを膝に乗せたままで、クイーンに睨まれた💧『大丈夫だよ💧冗談だから💧ね💧マリーナお姉ちゃん🎵』マリーナは『大丈夫なの❓お姉ちゃん手伝わなくて❓』『フォルじゃないからね』マリーナ『そう💧じゃあ寝る時添い寝してあげるね🎵』クイーンの目がますます怖くなった💧『大丈夫だよ。お姉ちゃん💧』『ほんと❓練れなかったり、寂しい時は、ちゃんとお姉ちゃんに言うのよ🎵クイーンさん、スパークを任せます。ちゃんとお世話してね🎵』と、家を出て聖霊界に帰った。帰ったあと、クイーンが…

No.9 07/05/04 20:57
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 8 『…マリーナは
この家に入り込む様な気がするの。
気のせいだといいけど……。
一つの家に、主婦は二人も要らないわ。(マリーナは主婦代わりの意)

私が話しても
スパークを大切に
思うあまりに、何度でも入ってくる予感がするの。そうなるとは 限らないけど
もし マリーナが
入り浸る日が増えたら 貴方 しっかりと注意して頂けますか?』

と話して、そのまま胸に寄り添う様にし 涙をこぼした。


※“No.3”のご返答お願いします。
返事によって
サラの行動を書きますので。

  • << 11 視力が、ままならないスパークの為に クィーンは真心込めて接していた。 入浴時、シンシアは まだ小さくて 一人で入る事は出来ないので 家族で 一緒に入り サラは自分の体を洗い終わったら 時々 父の背中を流したり、クィーンは滑りやすそうな所を教えたりして 着替え時は シンシアがボタン掛けを手伝う様にして 食事時は、スパーク自身も自分で出来る様に工夫した配膳にしてみたり 食べやすい物を出していた。 クィーンは、スパークが帰宅した事が 嬉しくて子供たちも同様だったのだ ***************** さて、サラは思念の力を父から与えられ 喜んでいたものの イザとなれば、何を話していいのか分からず 色々考えた結果 「フォル王子様。 お元気ですか? 私は元気です。 いつか、デルダに 行って またフォル王子様と会って 遊びたいです。 いいですか? サラより 」 …とまぁ 手紙みたいな心の声をフォルに送り届けた。

No.10 07/05/04 21:04
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

>> 3 スパークが クィーンに返事をした後 サラがまたやって来て 『パパ フォル王子様は?』 と訊ねた。クィーンは サラの頭を撫でて 『… 【サラの話に対して】 『フォルは、今セレナと、2人で、デルタで暮らしているよ💧もし、フォルを気になるなら、思念の力を与えるから、思念で話てみたら』

No.11 07/05/04 21:37
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 9 『…マリーナは この家に入り込む様な気がするの。 気のせいだといいけど……。 一つの家に、主婦は二人も要らないわ。(マリーナは主婦代わりの… 視力が、ままならないスパークの為に
クィーンは真心込めて接していた。
入浴時、シンシアは まだ小さくて
一人で入る事は出来ないので 家族で
一緒に入り サラは自分の体を洗い終わったら 時々 父の背中を流したり、クィーンは滑りやすそうな所を教えたりして 着替え時は シンシアがボタン掛けを手伝う様にして
食事時は、スパーク自身も自分で出来る様に工夫した配膳にしてみたり 食べやすい物を出していた。

クィーンは、スパークが帰宅した事が
嬉しくて子供たちも同様だったのだ


*****************


さて、サラは思念の力を父から与えられ 喜んでいたものの
イザとなれば、何を話していいのか分からず 色々考えた結果


「フォル王子様。
お元気ですか?
私は元気です。
いつか、デルダに
行って またフォル王子様と会って
遊びたいです。
いいですか?
サラより 」
…とまぁ 手紙みたいな心の声をフォルに送り届けた。

No.12 07/05/04 22:53
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 11 サラは、フォルからの返事を待ちながら

…もしフォル王子が私を忘れていたら…

…もし会いたくないって言われたら…


などと考え、自分の想像に悲しくなり
始めていた。


一瞬だけ 会いに行こう!と思ったが
勝手に行けば
母から相当のお怒りとお仕置きが有るのは当然で、今度は
大っ嫌い!な草むしりだけでは済まないだろう…。でも
誰かと一緒に行くのも嫌だった(反抗期
・自我の成長の為)


甘え と 反抗 が交差する
成長期(心)に入り 少々、おませなサラは 三歳なりに悩み始めていた。

No.13 07/05/04 23:26
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

フォルは『遊びに行きます。今度その時サラさんの近況をききたいな』 😺交通事故にあって入院しました。足を怪我しました。なかなか、打ち込み出来ないかもしれない。けど楽しみにしてます

No.14 07/05/05 00:12
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 13 ※ えーっっ!
ビックリしました! 大丈夫ですか?
レスの事は気にしないで ゆっくり治療に向けて下さいね お大事に👼


******************

フォルから声が届き、早速 返事を送った。おませな一面があっても
やっぱり、そこはマダ年相応の喜びが伝わる様な 言葉であった


「本当? 本当に遊びに来てくれるの?
やったぁ! 嬉しいな。楽しみにしてるからね 」


サラは、両親にも
妹にも すず ケネス そして マリーナにも(この人には心の声で)
喜びの気持ちを
話していた。


夜になり、寝静まった後 クィーンは
スパークに サラが以前 嘘をついてまでフォルに会いに行った話しをして

No.15 07/05/05 00:38
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 14 その時に、注意とお仕置きをした為
もう、そういう行動はしないと思うが
やっぱり心配なので、あの時サラが使った魔の力を軽減させると言った。
もし 力を駆使して会いに行ったとしても、必ず親の元に着く様にする為に。


サラの魔の力は
目覚めてしまっているので、シンシアの様に停止は出来ない。また 魔力や闇の力を使って、誰かを痛めつけ様としても 実はそれ程、強いものでは無くて
これ以上 進化する事もないとも話した。


力の事は、それとして…母・クィーンは 結婚前も結婚後も
暫くの間、奥手過ぎる程 奥手であったのだが サラは祖母であるローズの血も継いでいるせいか


“好きな人には積極的”
だった。
とは言っても まだ三つだから…と少し甘く見ていた結果
一人(と一匹)で
勝手に フォルに会いに行ってしまい
クィーンは 心配と悩みが出て来ていた。


もしも、サラが年頃で 好きになった人が、ロクで無しで手が早ければ………
とんでも無い事になる

No.16 07/05/05 01:03
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 15 幸いと言うべきか…サラは
“大きくなりたくない・このままが良い!”
と心から断言し
クィーンも、それでいいと思っている為 お年頃の心配までする必要は無いのだが。


そして…シンシア。 あの鳥事件をケネスの記憶を辿り
分かった事は、
クィーンが持つ史上最大の 魔・闇・悪魔…今も尚 進歩をしている全ての力を そっくり そのまま継げるのは シンシアしか居ないと言う事だ。


シンシアなら、今すぐに力を全部 譲渡しても 何の影響もなく吸収出来るが
それを操れる事は
まだ無理である旨も クィーンは スパークに伝えてから


『私の力を、シンシアに与えたりはしません。勿論 取られる事も無いわ。
譲渡なんかしたら最後。この子は
私やアマリリス以上の虐殺性を持つから』
と話して シンシアに渡さないと スパーク そして又 黒十字架に誓いを立てた

No.17 07/05/05 02:40
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

フォルは、デルタでラサへのプレゼントを買いに行った。3歳と言っても、フォルと年は、本来なら変わらないのだが、永遠に妹として付き合うしかない、と、考えていた。さて、妹となると、指輪は変だし、ふと、置物を見た、カモメが四羽飛んでいるバランサーのような置物が、目にとまった。それを買い、マリーナに、クイーンの所に行ってくる。と、時空ゲートを開き、入り閉じて、クイーンの家の前に降り立ち、呼び鈴を鳴らし、サラが出て来るのを待って、サラにプレゼントをした。        😺打撲ですんだみたいだけど、たぶん10日はトイレに苦戦しそう

No.18 07/05/05 07:09
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 17 最初に出たのは、クィーンで


『まぁ フォルいらっしゃい』
と笑顔で話しかけた声を聞きつけて、
サラは駆け寄ってきた。
ー母親が日増しに美しくなるなら サラ(とシンシアも)
は 可愛らしい顔立ちになっていたー


『フォル王子様
いらっしゃい!遊びに来てくれたんだね。嬉しい!』
と言い 抱きついてから、手を引いて
中に通しながら


『私ね、一人部屋を貰ったのよ。入ってね』
サラは さっさと二階に上がり 自分の部屋にフォルを連れ込み
母が持って来た
お茶とお菓子を二人は口にして、色々と会話をした後で
フォルは カモメの置物を手渡した。


『わあ!可愛い!
どうも有り難う。
早速 飾らせて貰うね』
と話し 喜びながら
カモメを置き飾った後 フォルにサラは訊ねた

No.19 07/05/05 07:51
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 18 『毎日は無理でも
時々 会ってくれる?』


フォルは・・・


………


帰る時間になり、
階段を降りた時に
スパークとフォルは会って サラが


『パパ!私が直ぐに お部屋に王子様を
連れてったから
挨拶が出来なかっただけよ。悪いのは私。フォル王子を叱らないでね』
と、 フォルがアボンリーの家に来た時 スパークにも挨拶をしょうとしていたのに関わらず 先に部屋へ招待した為
それが、出来ずにいてた事を思い出してそう話したのだ。

別れ際になり、フォルが家を出ようと
すると サラは
やっぱりフォルと
もう少し一緒にいたくなってきて、だだをこねはじめて
フォルは困惑していた。


『サラ!!何ですか!
ワガママばっかり』と クィーンは鋭い視線で、サラを見下ろしたので 直ぐ黙り 涙を拭って
挨拶をし フォルを見送った。

No.20 07/05/05 08:21
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 19 サラは、通常に成長していれば フォルと同年令位になるが 知能的には 三歳~九歳程度。


先天性のものであり 本来なら サラが、三歳までで生涯を閉じるのも この事を含めた脳障害(腫瘍が出来るなど)
が原因であった。


色々な 手法で腫瘍など 生命を脅かすものは除かれた健康な身体となり 誕生したのだが
その方面は残されたままで、治そうとすれば歪みが生じてしまい 状態は悪化する事は間違いないのだ。


また クィーンやサラ自身も成長と同じく“このままでいい”と 本心から思っており、それを
スパークにも伝えた

No.21 07/05/05 08:31
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 20 一方 シンシアは
虚弱体質が元で
僅か一歳で世を去る運命ではあったが
サラの様な事は無い。
ただ 内に秘めている力などの関連から 知的な部分は、非常にユックリと年数をかけて一歩ずつしか成長しておらず
1歳であるが
2歳程度のものとなっている。末娘も同様で このままが良いと望んでいるのだ


※ サラ シンシアの成長(色んな面を含め)は、そのままの状態にしておいて
下さいませ。

No.22 07/05/05 10:29
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

スパークが戻ってから、数週間が経ち
クィーンやサラ
シンシアの愛情と協力で
全てでは無くとも
大方の事は、視力を煩っていても一人で出来る様にはなっていき、難しい所は必ずサポートをしていた。


また 家族で過ごす時間や 二人の時間
または 父と子と過ごす時が以前に比べて増え‥ そんな中で、クィーンの病も少しずつ緩やかでありながらも回復の兆しを見せ始めて、二人でいる時 ルーカスの事を
自ら話す様になった。


………


『ルーカスと、真っ向から話しをし合って お互い どう仕様もない運命の元に誕生した事を知ったわ。私は家庭環境に
ルーカスは
お母様との兼ね合いでね。
どうしても仕方が無い事を、がんじがらめに縛るのはやめ様と思うの。
だから
お兄…ルーカスに対して 過去の比較は もうしない。


でも、あのカウンセリングの中

No.23 07/05/05 10:50
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 22 子供の為でもあるけど、私自身の気持ちで お兄‥ルーカス
夫婦と歩み寄れたら…と思うけど、どうすれば良いのか分からない』
と、本質的にある
気位で なかなか
“お兄様”とさえ
言い出せずにいた


『貴方さえ良ければだけど、いつでも構わない。お兄‥ルーカスとの 歩み寄りに協力をお願いしたいの』
と話し、口づけをした。


スパークは・・・・

  • << 29 クイーンが変わったような気がした、成長してきている。間違いなく🎵『君がその気になったのなら、私はいつでも、協力しよう。まず、君の為に、そして子供たちの教育の一環として、兄妹とは🎵を教えなければね🎵』

No.24 07/05/05 17:52
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

*忘れ物と届け物*


その日の入浴後、
サラは自分の部屋に行き フォルの忘れ物に気が付いた。 カモメを持って来てくれた時、フォルのカバンについてあったキーホルダー(
男の子が好きそうなデザイン)だった。
きっと知らない間に、カバンから取れたのだろう。


サラは それを手にして届けに行こうと思い、すずを連れて 魔を使い デルダまで行こうとして歩いたが、必ず元に戻り 辿り着く事が出来なかった。
何度か繰り返してる内に疲れてきて、
ベットに倒れ込み
そのまま寝てしまった。

夜中に目が覚め
キーホルダーを思い出して、もう一度 挑戦したが無理だったので、色々 考えて捻りだした結果
カーテンを開けて
ベランダに通ずる
ガラス戸へ出せるだけの魔の力を吹き付け、その中へ無理矢理 足を踏み入れると 体中に刺さる様な痛みを感じたが
それでも 前に進むと フォルがいる部屋の中に出た。

No.25 07/05/05 18:14
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 24 お勉強をしていて机に向かっていたが
サラが声を掛けると、驚いて振り返った。

『フォル王子様
忘れ物だよ。』
と言いキーホルダーを差し出して手渡した後


『忘れ物を届けたかったのもあるけど、本当は また王子様に会いたかったんだ』
そう 笑顔で話し
勉強机のイスに
座っているフォルの膝の上に登ったのだが、サラの脳裏に
クィーンから目が覚める程の声が響き渡った為 慌てて飛び降りて


『じゃあ フォル王子様。お休みなさい! 私の方から、魔力を使って王子様の所に行くのは今日で 終わり( 多分 )になると思う』

その言葉を言い終わるか 終わらない内に、サラは クィーンの力で元いた場所に 引き戻されたのだ。

No.26 07/05/05 18:58
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 25 部屋に戻るなり
クィーンから即
一生忘れる事のない様な恐ろし気な
声と口調で怒鳴られ お説教も付いてきたが、それらには
心配してた言葉が混じっていたのだ。


『明日から暫くの間は、外出は禁止します!庭に出るのも駄目ですからね。休憩時 以外は
“パッチワーク”を部屋でやって貰います』
今度のお仕置きは
二つもあった。

パッチワークは、草むしりよりマシだと言っても 苦手だ。


しかも その苦手な事を、外出禁止で
部屋に籠もって
やり続けなくてはならない。


サラは、スパークに助けを求めに行ったが 期待外れに終わり 翌日から 告げ口(特に姉に対しては)の天才・妹シンシアの側で パッチワークを泣く泣くする事になり

サラの魔力は
クィーンが取り上げ(預かって)た

No.27 07/05/05 20:08
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 26 パッチワークに使う様々な布の山から
一枚ずつ取り出し
一つ つぎおえると また次 それが終わっても又 次…で
堂々めぐりの様な作業を、時々針で指を突きながらもやっていた。休憩と称して 少し手抜きしょうとすれば シンシアが言いつけに行くから 出来ずじまいだった為、諦め
大人しく罰を受ける事になり パッチワークが仕上がったのは一週間が過ぎた辺りで、その時に
罰は解除されて
サラも反省をしていた。


クィーンから魔力を返して貰ったが
力は 一段と軽減されていて、鏡や水面 ガラスなど入り込める場所に吹き付けても跳ね返り抜けられなくなっていた。

『フォルに会うなと言ってるんじゃないのよ。サラの持つ力は、精霊達に比べたら強い方だけどね、 魔族の中としては 大した魔力ではないの。
それなのに、無理矢理使うと 何処かの
空間に閉じ込められたり…言いたくないけど“大河”の様な所に落とされる時があるのよ』
と話してきかせた。

大河の一言で、身震いをして 母に抱きつき


『分かった。もう
絶対にしないって
誓うよ!約束する』
と決意を伝えた。


…………


その日から サラは
フォルに心の声を
届ける事が増えていった。

No.28 07/05/05 20:31
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 27 余り 迷惑にならない程度のもので
友達や妹の話し
嬉しかった事 悲しかった事などを送ったりしているのだが、必ず最後には


「フォル王子様に
会いたい」
と告げていた。

No.29 07/05/06 03:12
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

>> 23 子供の為でもあるけど、私自身の気持ちで お兄‥ルーカス 夫婦と歩み寄れたら…と思うけど、どうすれば良いのか分からない』 と、本質的にある 気… クイーンが変わったような気がした、成長してきている。間違いなく🎵『君がその気になったのなら、私はいつでも、協力しよう。まず、君の為に、そして子供たちの教育の一環として、兄妹とは🎵を教えなければね🎵』

No.30 07/05/06 03:34
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

夜中に、サラがやって来た、突然の訪問に、少々ビックリしたが、無くしたと思っていた。ホルダー(白い狼)をサラが届けて来た。『ありがとう🎵サラさん🎵』と、膝に登ってきたサラの額にキスをした、妹だし、額でも近づき過ぎだと思った。サラが帰ってから0しばらくは、静かな時が流れて、あの賑やかさを思い出していた頃、サラの声(心)が届けられた。毎回会いたいと、付け足され、また、なにかしてくるかもと思い、先手を打った、以前スパークがサクラにしたように、兄としての思いを染み込ませた。桜の花を模した、ヘアピン(フォルの為に、魔力を使えないようにする。魔法をかけ、更に、大河など危険地帯には、絶対近づけない力(創造主の力)をヘアピンに宿した)を土産に会いに行った。

  • << 38 アボンリーは小さな村。隅々まで探して居ないと言う事は 違う場所にいてるんだ…と思い、汽車に一人で乗ろうと考えた。三歳なら料金は要らないのだから 何処へだって行ける。待合室に入ると 朝 早いせいか誰もおらず 椅子に座った。途中で幾度となく、スパークから 心配と帰って来る様にとの声がサラに届いていたが 『ママを見つけるまで絶対 帰らない!』と言い張っていたのだ。 汽車が到着をして 乗り込み、一時間程経ってから シャーロットタウン と言う場所に着いた。ここも サラの好きな“赤毛のアン”の舞台になった所。スパークが まだ帰宅していない頃 時々 母に連れて行って貰っていたのだ。 雨で ずり落ちそうになったヘアピンを付け直しながら フォルに

No.31 07/05/06 03:44
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

呼び鈴を鳴らして、クイーンが出て来るのを待ち、スパークにあいさつをして、居間で、サラの登場を待った。サラは、行儀よく、入って来て、来訪者に丁寧に挨拶をした。フォルも妹に対して挨拶をした。サラに近づきサラを軽く抱き上げて『プレゼントだよ🎵』とヘアピンを柔らかで、美しい髪につけて、『とても似合っているよ、シャンプーの時以外は、つけていて欲しいな🎵』              その後、フォルはお昼ご飯をご馳走になり、デルタに帰って行った。今回は、すんなりサラは、フォルを帰した。

No.32 07/05/06 04:05
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

フォルと入れ違いに、マリーナがスパークを訪れた。『大切な弟の健康チェックにきたの🎵』クイーンは、怪訝そうになっていたが、スパークに限って、と、言う考えもあり、マリーナの来訪を歓迎した。マリーナの声にスパークは、『お姉さま🎵お久しぶり🎵』マリーナが心配そうに近づき、『目は、大丈夫❓義眼ちゃんと消毒してる❓』と、手を瞼の上から撫でるようにして、義眼を取り出して『ちょっと💧どういうこと❓クイーンさん❗義眼まで洗ってキチンと消毒してくれないと、ここから、ばい菌が入っちゃうでしょ❗だから、あなたには、任せられないのよ❗私の可愛いスパークの面倒は私がみます。❗あなた少し反省なさい。おおかた、子供に気が行き過ぎて、ここまで気が回らなかったんでしょ❗スパークは、まだ普通の状態に戻ってないですよ❗』スパーク『お姉さま❗言い過ぎです。妻は、精一杯やってくれています。私の体のことです。私がやらなければならないことです。妻には、責任はありません。』マリーナは『目の見えないあなたに何が出来ますの❓義眼の洗浄など、あなたに出来るわけないでしょスパーク』

No.33 07/05/06 04:20
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

『今夜から、私がスパークのお世話を3日間します。寝室は、クイーンさんとスパーク、これまで通りにします。私は、スパークが寝た後神界に戻ります。翌朝また来ます。3日間の間クイーンさんのスパークへのお世話は、全て禁止します。サラちゃんとシンシアちゃんには、罪はないから、サラちゃんとシンシアちゃんがお世話をするのは、許可します。最高神として、クイーンさんに与える罰です。スパークは、あなたの夫であるだけでは、ないのです。いずれは、最高大神に復帰して貰わなければならない大切な御方なのです。そのことを踏まえて、お世話をして貰わなければ困ります。私は、クイーンさんの味方として、忠告と罰を与えに来たのです。確かにスパークに対する私情が入っている事は、認めます。スパークを愛する姉として💧この3日間は、私の今言った事に服従してもらいます。私は姉として、あなたを認めていますのよ🎵ですから、もう少しだけ、気を使って下さいね』

No.34 07/05/06 06:38
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 33 『御免なさい。私
消毒の事 知らなかったのよ』
と言い、三日間は
マリーナの言いつけを よく守った。


所が 三日経っても
四日 五日…マリーナは帰らない。
それ所か、子供まで見ると言い 何だかんだと家事のみをクィーンにさせて
一つ屋根の下で
彼女だけ追い払う様な形になった。
サラとシンシアは
マリーナと遊んでいたが、


『ママの所に行く』と言っても 引き留められたりしていたのだ。


一週間以上は、それで辛抱していたが
一ヶ月が終わろうとした時 寝室で
クィーンは スパークに


『マリーナは 友人でもあって
妹の様にも思ってる。だけど“親しき仲にも礼儀あり”でしょう。私は、この家の掃除婦でも飯炊き女でも無い 』
と言って スパークに訴えた。


嫉妬を遙かに通り越して、胸の痛みと苦しみがうずき出し
打ちひしがれ、涙がこぼれた。


…………


マリーナは、家事は一切やらず(手伝わず)朝も起きてくるのが 遅い日なんて しょっ中だった。

この日は たまたま
早起く目が覚めて
朝食を作ってる
クィーンの側に行き 見ているだけで
お喋りを始め

No.35 07/05/06 07:00
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 34 出した。


ー当初の約束は、三日間で スパークが眠ったら帰るとの事。
マリーナも それは
守っていたが
四日目以降になると 宿泊する事が増えだしていたのだー


クィーンは、早朝に教えられた消毒も
する様にしていた(この頃あたりになると マリーナが やらなくなってしまったから)


クィーンは マリーナへ何度も、家庭生活と程良い距離の話しをしていたのだが

『それは クィーンが思ってるだけでしょう。スパークは
何も言わないもん』と答えていたのだ。

…………


クィーンは、夜に
その事も伝えた上で 夕べスパークに訴えた話を また口にして 眠りに落ちた。


…… 深夜 ……


『サラ 起きて』
クィーンの声にサラは目を覚ました。
サラを抱き締めて

『ママはいつでも
貴女を愛しているわ。例え 離れていてもね』
と言い、キスをして部屋を出た後
次は 二人の寝室に行き

No.36 07/05/06 07:16
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 35 シンシアを起こし 抱き締めて キスをしてから
サラと同じ事を言った。最後は スパーク。


『マリーナからの
“親切心”が大き過ぎて 疲れてしまったわ。でも 私 貴方を愛しているのよ』と話して 口づけをし
翌朝 いつもより早く目を覚まして
綺麗に消毒を済ませ 手早く 朝食や洗濯も施した。


****************


サラは、珍しく早起きをして真夜中の事は夢かと思っていたが どうしても気になり 素早く着替えてキッチンや色んな部屋を覗いて回りつづけてから
スパークとシンシアが寝ている部屋に
飛び込み


『パパ!シンシア起きてよ! ママが…
ママが居ないの!!』
その言葉にシンシアが泣きだし、サラは
『私 探してくる!』
と言い出し 家を飛び出そうとして
ダイニングを横切ろうとした時
マリーナが悠々と
クィーンの用意した朝食を口にしていた

No.37 07/05/06 07:44
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 36 シンシアは 泣きながらも、父の手を引き 階下に降りて
姉の声がする所へ連れて行った。


サラがマリーナに


『マリーナちゃんのせいよ! ママは あんなに家族だけで
暮らす事を幸せに思っていたのに!
マリーナちゃんとのお約束だって
しっかり守ってた!
貴女が それを破った上に ママを追い出したんだよ!
折角…折角
お病気が治りかけてきたのに!』
と言い放ち、スパークを見て


『私 謝らないからね』
そう話して 母を探しに 大雨にも構わず外に飛び出して行った。


シンシアは スパークに抱き上げられ
『ママとお姉ちゃんは何処に行ったの?……パパまで離れて行かないでね』
と泣きじゃくりながら 話してしがみついていた。


マリーナは
『直ぐ帰って来るわよ。さぁ スパーク
食事しましょう』
と言い 手を引こうとした。


******************

雨は強さを増していたが、サラはフォルからの贈り物を心強いお守りとしても
捉えて 母を探し続けていた。
心の声を送ると
返事は来る。しかし 何処にいるかは教えてくれないのだ

No.38 07/05/06 08:05
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 30 夜中に、サラがやって来た、突然の訪問に、少々ビックリしたが、無くしたと思っていた。ホルダー(白い狼)をサラが届けて来た。『ありがとう🎵サラさ… アボンリーは小さな村。隅々まで探して居ないと言う事は 違う場所にいてるんだ…と思い、汽車に一人で乗ろうと考えた。三歳なら料金は要らないのだから
何処へだって行ける。待合室に入ると 朝 早いせいか誰もおらず 椅子に座った。途中で幾度となく、スパークから
心配と帰って来る様にとの声がサラに届いていたが


『ママを見つけるまで絶対 帰らない!』と言い張っていたのだ。


汽車が到着をして
乗り込み、一時間程経ってから
シャーロットタウン と言う場所に着いた。ここも サラの好きな“赤毛のアン”の舞台になった所。スパークが まだ帰宅していない頃 時々 母に連れて行って貰っていたのだ。

雨で ずり落ちそうになったヘアピンを付け直しながら
フォルに

No.39 07/05/06 08:27
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 38 「フォル王子様。
ヘアピン本当に有り難う。迷路で手を繋いでくれた時の様に とても安心するのよ。今…シャーロットタウンまで一人で来てるの。何でも
やろうと思えば、自分で出来るんだね」
と話している途中で 何回か 可愛らしいくしゃみをしていた。


…………


時を同じくして
アボンリーの家では、シンシアはマリーナに
『ママから、出て行く様にしていたの?』と涙ながらに言い
スパークは考え込んでいて マリーナが
包容しようとした瞬間 シンシアが大声を上げた。


『ママ!!』


でも 何処を見渡してもいなかったが
シンシアは、一点を見つめて


『お姉ちゃんの所へ!』と言い 鋭く目を光らせて 何かに取り憑かれたかの様に 体を震わせ それはスパークにも伝わり シンシアを引き寄せ…数分後 震えも止まった

No.40 07/05/06 09:01
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 39 同じ頃、まだ サラは喋っていたが
雨に打たれ 段々寒くなってきて

「じゃあ またね!」
と言い 再び母を探し始めた時、前方を見て 歓喜の声を上げた。


『ママ!』

サラは、駆け寄り 抱き締めて喜びの余り声が出なかったが 立ち上がり


「パパ ママを見つけたよ。これから帰るね」
と 声を送り元きた道を歩きかけた時
そこには フォルもいた。

やっと声も出せる様になり

『ママを探しに来たの。でも やっと会えたのよ』
と ずぶ濡れになりながら 笑顔で答えたのだが、あの美しいクィーンの姿は
見あたらず 代わりに 美しい毛並みの
上品そうな猫がサラの腕の中にいた。


フォルは、とにかく サラと猫を包み込み
アボンリーの家に連れ帰り

中に入るとシンシアの導き(?)で スパークはサラに触れて抱き締めて シンシアも普段は喧嘩していても 姉が帰ってきた事に喜び
サラは バスルームに向かい まだ家にいたマリーナを睨みつけた。


…………


ようやく 皆が落ち着いた頃、シンシアは猫の頭を撫でて
言葉を出せる様にした。すると 上品そうな猫の口から
クィーンの透明感あふれる声がこぼれだした。

No.41 07/05/06 09:19
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 40 マリーナを招きたくない訳じゃない。だけど、家庭に入り込み過ぎられていて
それが辛かった事 本気で出て行く気など全くなかったのだが、ふと気が付くとシャーロットタウンの郊外にいて 自分の姿が変わってる事に気付き、皆の所へ戻れないと感じた。

クィーンの病は
確かに回復傾向にあったのだが、マリーナの行き過ぎた恩により 心のバランスが崩れ 深夜の発言・家出も全て“病”による現象の一つで
猫になったのは
それと力の歪みが生じて起こった事だと説明をした。


シンシアの方は
突然 目の前に母親だと分かる猫を見て 必死に探している姉の元へ送ったのだ。
末娘の力が目覚め始めた証でもあり
クィーンは軽やかに膝に乗り
残虐な事をしない様にその部分だけ
封じ出せない様に
闇の力を吹き入れた。

No.42 07/05/06 09:46
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 41 次に スパークの側に行き、擦り寄ると クィーンの心地よい香りが漂い
しなやかな身のこなしで 胸に手🐾を当てながら立ち上がり 耳元で


『スパークの事は
信じているの。
でもね いくら
姉妹代わりで友人であっても、一つの家庭に こんなに足を踏み込んで来られるのは嫌なの』
と囁き…

『元に戻りたい』
とも話した。


猫から元の姿に戻るのは、スパークからの暖かい包容。


心のバランスを取り戻すのは、スパークからマリーナへ
はっきりと家庭に、踏み込ませない様に断言し
クィーンを安心させる事だけで済む。

マリーナは、後ろめたさを感じながらも 猫じゃ何も出来ないと思い また 家庭に入り込む様な態度を取り始めた時

  • << 51 『力が無くても ケネスは格好いい 小鳥さんだからね。捨てないよ』 と言い、キスをすると ケネスが親愛の情を羽根で表し シンシアが肩に乗せ近くにいた、すずを抱き上げて 父の所へ戻り 『パパ このままでいいの? 』 グレーの毛並みが 波立つ様に綺麗な 母猫・クィーンを見て そう訊ねた。

No.43 07/05/06 10:06
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 42 『もう ママを苦しめないでよ!
私達が何も出来ないと思ってるの?
掃除も洗濯も、お料理だって私とシンシアが二人で協力すれば出来るわ!』
と言い出して
シンシアも

『マリーナちゃんより ママの方が良いよ。シンシアは
お姉ちゃんのお手伝いをする』
そう話して 姉妹は手を繋ぎ 早速
マリーナがシンクに投げ込んだだけのお皿を 二人で洗ったり 拭いたりした後 スパークの側に行き


『パパ ママが好きなんでしょう?
だったら 元に戻して 前みたいに家族で暮らそうよ』
と サラは訴えて
シンシアも泣いていた。


スパークは・・・

  • << 48 スパークは、手をケネスに伸ばして、念を込めて、手の中にケネスを呼び出して、ケネスの中の魔の力と闇の力を浄化した。ケネスは、赤いだけの鳥になった、次にまた力を持つようになった時は、消滅する魔法を付加した。

No.44 07/05/06 10:40
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

シンシアの力が目覚めた共に 停止されていたケネスの力も動き出したが、シンシア自身の虐殺の力が強力に封じられている為 ケネスも
それが出来ずにいた。だが 心に残る程、突き刺す様な目でマリーナを見ていた(見てるだけで何もしない)


*****************


『フォル王子様。
はい どうぞ 』

サラは あの後
フォルの手を引き
自分の部屋に連れて 暖かい飲み物を入れ直し 持ってきて
こう話した

『シャーロットタウンで、フォル王子様に会った時 びっくりしたよ。でも嬉しかった!会えたんだから』
また
家に連れ帰ってくれた事の御礼も再度した(クィーンからも
アボンリーに着き話せた時に フォルへ述べていた)

No.45 07/05/06 11:17
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 44 『デルダには可愛い女の子が一杯いるんだよね。 ルナお姉ちゃんが、前に言ってたの(呪われる前)“可愛らしい子が
沢山いるけど、私
負けてないわ”って。それを思い出してから、ずっと気になってたけど
フォル王子様は
好きな子いてるの?

もしも 私が大きくなったら(…ならないけど聞いてるだけ)王子様と 同い年になるの。そうしたら恋人みたいに 付き合ってくれる?』
と、おませなサラは 単刀直入で その二つの質問をフォルに投げかけた。

  • << 47 サラの質問攻めに、フォルは『好きな子は、いないけど、セレナお姉ちゃんがいるよ🎵あ、それと、サラさんからは、妹でいいと聞いているから、いつまでも、妹として、付き合っていこうと、考えています。サラさんも気がついて、いると思いますが、スパークとぼくは、同じ体から別れた者、もしも、恋人になってしまったら、結婚は出来ないよ。サラさんにしてみたら、お父様と結婚する事になるんだからね、だから、いつまでも、妹として…』

No.46 07/05/06 12:22
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

※ 補足

マリーナの意図(大神としての復活)の事は、重々承知で
決められた日数は
罰として受け止めて過ごしていたが
その期間を、遙かに過ぎてるのに関わらず マリーナが入り浸ってきたので
クィーンは精神のバランスに支障をきたしてはいたものの、誠心誠意 気持ちを込めて
スパークや子供に
出来る限りの事はしていた。

No.47 07/05/06 18:16
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

>> 45 『デルダには可愛い女の子が一杯いるんだよね。 ルナお姉ちゃんが、前に言ってたの(呪われる前)“可愛らしい子が 沢山いるけど、私 負けてないわ… サラの質問攻めに、フォルは『好きな子は、いないけど、セレナお姉ちゃんがいるよ🎵あ、それと、サラさんからは、妹でいいと聞いているから、いつまでも、妹として、付き合っていこうと、考えています。サラさんも気がついて、いると思いますが、スパークとぼくは、同じ体から別れた者、もしも、恋人になってしまったら、結婚は出来ないよ。サラさんにしてみたら、お父様と結婚する事になるんだからね、だから、いつまでも、妹として…』

  • << 49 フォルからの答えに『そうよ。最初は そう思ってたの。 フォル王子様が お兄ちゃん代わりになってくれたらって。でも 一緒に遊んで貰ってる内に、 貴方の事を お兄ちゃん でも パパから分離した片割れだとか思わなくなってきたの! “フォル王子様” として見てるのよ。 私は これ以上 大きくならないし、なろうとも思って無いから どちらにしても 恋人にも結婚も出来ないけど、それでもいいの。 私は フォル王子様が好きだから。 もしも それが原因で、離れて行かれても絶対 諦めないわ。ママはパパをずっと待ち続けていたけど、私は待たない。会いに行くわよ』 と話した。 サラは 父とフォルが元は同じだと頭では理解していたが 感情は着いて行けてなかった(ここら辺が まだ幼い) 『……ママが、私の魔力を少なくしたのと、フォル王子様からの贈り物

No.48 07/05/06 18:29
桜葉隼人 ( 30代 ♂ NTfW )

>> 43 『もう ママを苦しめないでよ! 私達が何も出来ないと思ってるの? 掃除も洗濯も、お料理だって私とシンシアが二人で協力すれば出来るわ!』 と… スパークは、手をケネスに伸ばして、念を込めて、手の中にケネスを呼び出して、ケネスの中の魔の力と闇の力を浄化した。ケネスは、赤いだけの鳥になった、次にまた力を持つようになった時は、消滅する魔法を付加した。

No.49 07/05/06 19:57
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 47 サラの質問攻めに、フォルは『好きな子は、いないけど、セレナお姉ちゃんがいるよ🎵あ、それと、サラさんからは、妹でいいと聞いているから、いつまで… フォルからの答えに『そうよ。最初は
そう思ってたの。
フォル王子様が
お兄ちゃん代わりになってくれたらって。でも 一緒に遊んで貰ってる内に、
貴方の事を
お兄ちゃん でも
パパから分離した片割れだとか思わなくなってきたの!
“フォル王子様”
として見てるのよ。

私は これ以上 大きくならないし、なろうとも思って無いから どちらにしても
恋人にも結婚も出来ないけど、それでもいいの。
私は フォル王子様が好きだから。
もしも それが原因で、離れて行かれても絶対 諦めないわ。ママはパパをずっと待ち続けていたけど、私は待たない。会いに行くわよ』

と話した。
サラは 父とフォルが元は同じだと頭では理解していたが
感情は着いて行けてなかった(ここら辺が まだ幼い)


『……ママが、私の魔力を少なくしたのと、フォル王子様からの贈り物

No.50 07/05/06 20:15
おしゃべり好き1 ( 20代 ♀ )

>> 49 で、力を使って会いに行くのは出来なくなったんだよね…』と その事を思い出してフォルに言った後、こう続けた。


『…私を“サラ”として見てくれなくてもいいよ。妹と思ってても良いから、
嫌いにならないで欲しい』
そう話しながら
フォルの膝の上に座り、朝早くから一人で遠出をした疲れもあり 甘える様にして眠ってしまった。

******************

その頃、シンシアは 父が母を元の姿に
戻して、心の病気を治してくれる様に
願いながら ケネスが入ってる鳥かごに向かい ケネスを取り出して

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