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北緯43℃と54℃の差

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匿名さん（ 20代 ♀ ）
23/07/28 02:51(更新日時)

北緯43℃と北緯54℃ってだいぶ違うんですかね。

北緯43℃（札幌市）は連日、最高気温30℃超え、最低気温も25℃近くある暑さなのに、北緯54℃（サハリン、最北の町オハ。日本名・樺太、北海道の真上の細長い島）は連日、最高気温が15〜19℃くらいで、最低気温が10〜12℃とかなり涼しいのです。涼しいというより肌寒い気温ですよね。

オハは札幌市より1200kmくらい北に位置しているのですが、サハリンは北海道のすぐ真上の島なのにこんなにも気温が違うのがね。

でも、サハリン南部にあるユジノサハリンスクだと最高気温が25〜29℃くらいになるので、サハリンは南部と北部でかなり気候が違うって事なのかな。

北海道は南部の函館と北部の稚内でさほど気温は変わらないけれども、サハリンは南北に細長い島で、最南端から最北端まで950kmくらいの距離があるから気候が違うんだろうね。

北海道とだいたい同面積だけれども、人口が50万人くらいしかいないから人口密度が低い。その為、無人地域が多く、また開発もすすんでないのでちょっと街を離れると国道も舗装されておらず、道路自体も日本のように作られてない。

舗装されていない道路の両サイドは森で、どこまでも続く深い森。未開の地って感じで、怖かったよね。日本ではあまり見た事が無い景色というか…。カナダとかの深い森、大自然の森みいな景色で、建物も街灯も電柱も無く人もいない完全な無人地域。
サハリン北部は原油や天然ガスが採れるんだよね。資源があるんだよ。北海道は無いのに。サハリンと北海道は僅かな距離の海峡を挟んで南北に連なってる島だけど、片方は資源ゼロで片方は資源豊富。どこまでも天然資源はロシアの味方をするのだなって。
1945年8月まではサハリンの北緯50℃以南は日本領だったのにね。千島列島も。アメ公のせいで露に根こそぎ持って行かれた。