恋仲のこと、着物のこと。

レス0 HIT数 166 あ+ あ-

おしゃべり好きさん
2023/07/05 23:28(更新日時)

先日、旅行で着物どれにしよう～候補から選んでよ～な投稿をした者です。
何故か返事も細くもできずにいました。
緑で、羽織を黒にします。
忘れかけていた宝物をありがとうNo.1さん。
少し語らせて頂きます。
時ぞ平成　彼と僕が出会ったのは怪しい館でした。
館には着物の集団がおり、その中に彼がいました。
僕は緑の似合う儚いあの横顔に惚れました。
最初こそ降られてしまいましたが、彼も僕を好いてくれた優しい方でした。
「また明日」。
この言葉が彼の最後でした。
僕は今日も彼と話せるだろうと館に出向いたが、彼の姿も影もなく。
ただただ館の管理人代理に慰められ悟りました。
辛いのに自死が許されず食欲もない僕はご飯もろくに食えず、かなり体重が落ちました。
緑の似合う彼に近付きたくて
僕は彼にお茶と名付けていました。
お茶と僕は恋仲なのに何も知らなかったし何も知れなかった。
交際して日は浅くないのに、霧が邪魔して知ることを拒みました。
僕は後悔しています。
お茶にもっと愛を伝えたかった
もっと目を合わせたかった
綺麗だと言われた髪も　お茶との思い出が苦しくて切ってしまったよ
長髪だったのにね
きっと見えないけど見えるまで伝えるから
僕はお茶のことを世界で一番愛してる
僕の苗字を奪って　お茶の寺から駆け落ちしよう
病める時も健やかなる時も　僕はお茶に愛を誓うよ

p.s.お茶がいなくなって病弱になったんだから、責任取って僕に微笑んでね

くさい思い出を見させてごめんなさい

お茶の冥福を祈ってくれると嬉しいです。