人間はそんなに変わりませんね

レス2 HIT数 591 あ+ あ-

主婦
2019/04/29 09:27(更新日時)

長編になります。お時間あるかたは読んでいってください。レスは話の途中で書いてくださって構いません。

私は節約が好きです。
誰に似たのか、小さい頃からもらったお小遣いを少しずつ貯めて毎月重くなる貯金箱に「これがいっぱいになったらどれだけ貯まっているのだろう」とわくわくしていました。
そんな私を姉はバカにしていました。
母も一緒になって「子供らしくない」とまで。

ある時学校から帰っていつものように宿題を終わらせてから遊びに行こうとしていると机の上の貯金箱の位置が違うことに気付いたんです。
持ち上げるとあきらかに軽くなっていて
「うちに泥棒が入った！」とパニック

すぐ母に警察を呼んでほしいと泣いて頼みましたがリビングに預金通帳、カード、置いていた現金があることを確認すると
「子供の貯金箱を、さらに全部持っていかない泥棒がどこにいるの。あんたの勘違いでしょ」と。

いくら貯まっていたの？と聞かれましたが入れる金額も100円～10円とバラバラでしたし、いっぱいになってから数えようと考えていたので「わからない」と答えました。
でも100円玉が少ない！と訴えました。

母は「わかった。じゃあお姉ちゃんが帰ってきたらお母さんが何か知らないか聞いてあげるから、お姉ちゃんが「知らない」と答えたらこの話は終わりね」と

私は納得して宿題を終わらせ、友達と遊びにいきました。

夕方、遊びを終わらせて帰ると姉の泣き声が。
それといつもその時間にいるはずのない父の声。

恐る恐るリビングに入ると母が「部屋で話そう」と私をリビングから出るように言いました。
自室で母に聞いた話は

お金を取ったのはお姉ちゃん。
お母さんが帰ってきたお姉ちゃんに聞いたら「知らない」と答えたけど手にマンガが数冊入った袋を持っていた。
「自分で買った」と言ったがは姉はもらったお小遣いをその月にすべて使いきってしまう。

新しいマンガを何冊も買えるお金を姉が持っているはずがないのだ。

それを突っ込んだ母。
すると次は違う言い訳をしたらしく(聞いたのですが忘れました)、そこへ父が帰宅。
母が父に説明してる間に姉が自供。
それから姉はずっと父から怒られている、ということでした。

リビングに戻ると姉が泣きながら謝ってきました。

しかし盗られた私もいくらあったのかもわからず。
買ったマンガ本の代金全てが私のお金である証拠もなく。

父が決めたのは買った本の代金分は親が預かっている姉のお年玉から引いて私に返すということ。
マンガ本を買ったお金の中には姉のお金もあったかもしれないがいくらかわからないので罰だと思って諦めること。

私は父と話して父に貯金箱を預けることにしました。

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No.2839905　2019/04/29 08:03(スレ作成日時)

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No.1 2019/04/29 09:09
主婦0

その②

私と姉は1歳差。
自宅近くにはお互い友達もたくさんいましたし、普段からあまり一緒に遊ぶことはしませんでしたが私が姉にお金を盗られて以降、家でも挨拶くらいしか話さなくなりました。

姉も私に話しかけてきません。

次に起きた事件は姉の万引きです。
姉が中学生1年の時だと思います。
友達とコンビニで盗んだらしく、当時はとても修羅場でした。
自宅があったのは最寄り駅まで歩いたら一時間と少しかかる場所で電車も本数は少なく、ちょっとした風で遅れ、運休が発生。

コンビニはありましたが最寄りのスーパーも駅付近まで行かないとないため基本大人１人につき車一台。

お年寄りや車が一台しかなく、父親が通勤に使っている家庭は生協の宅配を頼んでいました。それでも足りなくなるものはコンビニで調達。

姉達が盗みをしたのはまさにそのコンビニでした。
入れば顔見知りがいる確率も高く、店員も常連さんは名前までわかるほど。

中学生になると自転車での通学が許可されます。
盗むことは許されないものの、自転車があるのだから駅近くのコンビニに行くこともできるのにわざわざ自宅付近の、顔見知りが多くいる可能性があるコンビニにての犯行。

親が学校に行っている間は私は留守番か伯母の家に預けられていました。

詳しくはわかりませんが停学にも退学にもなってません。

私が中学に入るとき少なからず戸惑いましたが先生の態度が違うということはなく、安心した覚えがあります。

むしろ「本当に妹か。似てないな！」と言われることもあり、友達に「お姉ちゃんとそんなに似てないの？」とびっくりされたり。

高校は姉は電車通学。
私は自転車で行ける地元の高校へ。

そこからは本当に私と姉はただの同居人でした。

朝早くから父に乗せられて駅まで向かい、帰りは駅かバイト先まで父か母に迎えにきてもらう姉。

姉が出ていく時間に起きて自転車で通学。天気が悪いと母に送り迎えをしてもらう私。
バイトもしていましたが自宅近くのラーメン屋さんでしたので自転車や歩きで通いました。

No.2 2019/04/29 09:27
主婦

その③

姉は高校卒業後、県外の寮がある専門学校へ。(県内にも専門がありましたが偏差値が足りず断念)

私は姉と同じ道にすすみました。
が、先に志したのは私です。その職業についての資料や学校のパンフレットを読まれていました。
親に話したのも私が先でした。

違うのは私がいった専門学校は姉が断念せざる終えなかった所。

どちらも卒業後、学校が指定する場所に3年働けば学費を返さなくて良いという制度がありましたが姉は卒業後、地元の隣県にて就職。
学費を返しながら働いていました。その県に恋人がいたらしいです。

対して私は卒業後3年勤めあげました。が、先輩や同僚に恵まれ夫が転勤になりまで同じ場所にいました。

転職しても再就職先が見つかりやすい職業とはいえ同じ職場に最長でも2年ほどしかいない姉。

母から姉が転職したらしいと聞くたびにまたかと呆れました

次なる事件は私が30歳のときです。