蜆の脳内ノート①

レス57 HIT数 1025 あ+ あ-


2016/08/30 22:08(更新日時)






紙とペンがないから
ここに書く






16/03/29 19:07 追記
★蜆(しじみ)=主
★玉子=蜆の連れ
★チクワ=高校生
★海老=中学生



No.2317228 (スレ作成日時)

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No.1


昼食のウドン食べながら
FNSの春まつりの録画観てたら
武田鉄矢が『贈る言葉』を歌ってて


一緒に黙って観ていたチクワが一言


『スヌーピーみたい』なんて言うから



その一言で鼻からウドンが出てきた

No.2

だいたい
チェリッシュって誰?って話


1973年なんて
まだ種にもなっとりゃせんわ


No.3

うちの会社…
毎日、配送で佐川急便さんや、クロネコヤマトさんや日通さんなんかが頻繁に出入りするんだけど


先日、店のほうに手伝いに行った時に
いつもより早くに佐川急便さんが集荷に来たのね


だから『お疲れ様でーす』と元気に声をかけたら、おもいっきり睨まれた。


訳分かんないでしょ?


何こいつって思ったんだけど…


その人…
青と白のボーダーのシャツ着た一般のお客様だった。


紛らわしいから、そういう私服やめてほしい…


No.4

>> 3 もうね…

『横』なら佐川
『縦』ならローソン

赤白だったらウォーリーと呼ばせて貰うから。


No.5

まだチクワと海老が小学生だった頃、12畳の寝室にダブルベット2台を並べて4人で並んで寝てた。


チクワの歯軋りがとにかく酷くて
うるさいと海老が文句を言ったら

そう言う海老の寝言がでかくてうるさい!!とチクワが言い返した。

すると蜆にまで火の粉が飛んで
蜆の鼾が酷すぎる!!と言われたので…
玉子の寝ながらクチャクチャいう音が、すごく気になるって言った。


歯軋りに寝言に鼾、クチャクチャ音…


今ではチクワも海老も自分の部屋で寝てるから
歯軋りと寝言からは解放されたけど
蜆が一番嫌だと感じてる玉子のクチャクチャ音からは逃れられない。


最近の玉子にはクチャクチャ音だけじゃなくて
不快な臭いを発する『寝っ屁』が追加された。


いらんバージョンアップだな…


No.6

先日チクワに『俺のジャージかスウェットない?』と聞かれた時


1枚は洗濯前
1枚は洗濯機の中で洗濯中
1枚はまだ乾き途中

だから
『良かったら蜆のジャージを貸してあげるよ』と言ったら


『やだよ、蜆のジャージなんて俺が履いたらハーフパンツじゃん!恥ずかしい』と言われた…



せめて『七分丈』と言え。
(#`Д´)
そんなに短くないわい!


No.7

海老に頼まれていた物を買い忘れた。
「今日、必要なのに!!」と、メチャクチャ海老に怒られた。


「本当にごめんね…」って謝っていたら
チクワが「もう責めるのやめなよ…」と言って自分のを海老に貸してくれた。


「チクワありがとー」って感動してたのに


「それ以上責めたら泣くじゃん。小さいんだから…」と言った。


Σ(#=ω=)ムッ


No.8

そう言えば…
☆さんは背がスラッと高い人だったと玉子から聞いた事がある。


チクワは☆さんに似たのかな?


No.9

まだふわふわと柔らかく小さな海老をこの手に抱っこした時…


しっかりとお利口そうな顔立ちはしていても
寂しく不安気な眼をした、あどけないチクワをギュウッと抱き締めた時…


こんなにも頼りなく、愛しい存在を置いて逝かねばならなかった☆さんの気持ちを想い…
涙が止まらなかった。



だから


蜆はあの日…心から誓った。


自分の子は作らないと…


この子達が、いつか立派な大人になる日まで
絶対に寂しい思いはさせない


笑って泣いて、時にはがっつり叱って…
おもいっきり親バカになって、おもいっきり甘えさせやるんだ!!


と…


☆さん、見ていてね!!

蜆は貴女にはなれないけれど
この子達の母親として、これからも精一杯!頑張るから!!


No.10

意外とスレに毎日書き込むって、できないものだね…(@_@;)


自分には雑談とか向いてなさそう(;´Д`)


No.11

ズムサタ観ていて、ふと思い出したんだけど…


プロ野球選手とかスポーツ選手って普段は何の仕事してるの?と、ずっと思っていた時がある。


例えば日ハムの選手とかは、野球がない日は工場でハムとか作ってると思っていたし


ヤクルトの選手なんてヤクルトの宅配してると思っていた。


バカすぎて呆れる。


No.12

書きたい事はあるのに…(;ω;`)

書けば長くなりそうだし(;ω;`)


なんだか最近忙しくて
なかなか書く暇ないわぁ~


何なん?この慌ただしさは~
嘘でしょ?(;ω;`)


マジか?(;ω;`)


もう寝る時間だし(;ω;`)


No.13

新年度が始まって
今年度から朝のお弁当作りも1つ増えた。


冷食嫌いで味にうるさいチクワのお弁当作り…


ぶっちゃけ大変だけど、慣れない環境の中で「お弁当」を食べる時間くらいは少しでもホッとしてほしいなぁ(。´Д`)と思いながら
頑張って5時起き!!


彩りや栄養バランスを考えながら…
ふと「遊び心が足りない」と思って、卵焼きに少し手を加えた。


すると帰宅したチクワから
「あのさ俺・・・JCやJKじゃないんだから、ぐでたまの卵焼き入れるのやめてくんない?」とNGが出た(;´・ω・)


「海老だったら喜ぶよ?」と言うと

「いやいや海老はJCだから。俺はDKだし。」とチクワが言うので


「そか?チクワはドンキーコング(DK)だから,バナナが良かったんだね?(笑)」と笑ったら


「本当にアホ」と言われた。。。。

No.14

そう言えば…


玉子と初めて「まともに知り合った」のは今くらいの季節だった。

と、いうのも…
玉子は、気がつけばいつからか
ずっと以前から?
蜆の会社に出入りしている業者さんで
お互いに「お疲れ様でーす」と言いながら伝票にサラサラとサインして終わりって感じの人で
まさか将来、自分の旦那さんになるなんて、全く思ってもいなかった。


それが友人のMちゃんに
「そろそろ春だから、お鍋も食べおさめだよ~」って
自宅のお鍋パーティーに誘われてお邪魔したら…


そこにMちゃんの旦那さんの友人として玉子も来ていて


お互いに「あっ!?」(@ ̄□ ̄@;)!!ってビックリしたんだ。


No.15

当時の蜆は…
独りっ子のうえに、すでに両親は他界していて
まともに身内といえる親戚もなく
いわゆる「天涯孤独」なやつだったし…


玉子は玉子で…
小さなチクワと産まれたばかりの海老の二人をかかえて
仕事中は子供達を実家に預け
昼夜働きづくしの日々を送りながら
まだ、奥さんを亡くした哀しみから抜け出せていない状態だった


そんな
家族愛に全く縁のなかった蜆と


日々、仕事仕事で帰宅すれば子育てに終われている疲れきった玉子

なんとなーく友達になるのに時間はかからなかったんだ…


No.16

「友達」とは言っても
そんな一緒にどこかへ出かけるって訳ではなくて


相変わらず、会社に納品で玉子が来たら
「お疲れ様でーす」と言いながら伝票にサラサラとサインして
少しだけ言葉を交わしたり


メールで「今日こんな事があったよー」とか他愛もない話をしたり


数ヶ月もすると
「海老の夜泣きが酷くて困った」とか


「庭で焼肉するから蜆もおいで」と誘われたり


「チクワが熱を出して今から当番院に連れ行く」って玉子からメールがこれば
「その間、海老を蜆が預かるよー」とか


そんな感じ…


No.17

今にして思えばだけど


その頃の玉子には
蜆との再婚なんて望んでなかったし頭にもなかったと思う。


恋愛感情なんてもてる状況ではなかったし
毎日、子供達に寂しい思いをさせないよう必死に子育てしてる感じだったからね。

No.18

そう…
どちらかと言えば
蜆が玉子やチクワや海老をほっておけなくなってた。


天涯孤独の自分が「家族」ってものに人一倍飢えていたのもあるけれど


何より
一人で頑張る玉子を見ていると、支えたかったし
チクワや海老がとにかく可愛かったんだ。


No.19

そんな風に日々を過ごしていく中で
ある日、ふとチクワの事で気がついた事があった。


多分、蜆がいない時も?今までずっとそうだったのだろうけど…


その日は玉子が仕事で遠くに行っていなかったから
蜆が子供達を預かってみていたんだけど


救急車の音が遠くから聞こえてくるとね…
チクワがギュッと身を固くして、小さく震えてるの。
チックもあって、今にも泣きそうな顔になる。


ああ…きっと、チクワはお母さんの時の事を思い出して怖くなるんだなって気がついたら


妙に泣けてきて…
海老を膝に抱っこしたまま
チクワに「おいで!」って呼んだら、駆け寄ってしがみついてきた。

「大丈夫!怖くないよ!蜆がいるよ。大丈夫。大丈夫。」って、泣きながらギュッとしてたら


「私がこの子達の母親になろう!!」って気持ちが強くわいてきたんだ。


No.20

最初は、そんな私の意思を玉子は簡単には受け入れてはくれなかった。
玉子にしたら、そりゃそうだよね。


独身だった蜆が、いきなり二人の子持ちになるという事もだけど


まだ、お互いに再婚するという感情までいっていないんじゃないか?って…


でもね、蜆は絶対にそこは引かなかった。
引けなかったんだ。


私以外にチクワや海老を愛する女はいないよ?って妙な自信が
再婚するなら私以外にいないでしょ!?
するなら子供達が小さい【今】でしょ!?って…そう思わせていたから。




No.21

そう、できる限り子供達には
大きくなって「幼い日を振り返った時」に
そこに「母親のいる思い出」を持たせてあげたかった。


蜆には振り返ったそこには「家族のいない独りぼっちの思い出」ばかりだから…



No.22

あー…


色々と思い出したら
泣けてきたー





早くチクワや海老が学校から帰ってこないかなぁ~


休みの日は退屈…


No.23

今日のお昼休みに同僚達と「もう新学期は落ち着いた?」なんて話になって
携帯で撮った海老やチクワの卒業式や入学式の写真を見ていたら


Kちゃんに「うわっ!!お兄ちゃん、蜆ちゃんに似てきたね~」と言われて
Mさんも一緒に「本当だ。目元そっくりだわ~海老ちゃんも雰囲気が似てる」って…


あえて家庭の事情や否定はしなかった。


だって


海老やチクワと似てると言われたら
本当に本当になんだか、とても嬉しくて…
「え?!本当に?似てるかなぁ~」と素直に喜んだ私。


そしたらね…
横で聞いていたSさんが
「え~似てるとか言われて嬉しいの?蜆さん、子離れできてないんじゃない。子供にうざがられるよ?そういう親は・・・・」って…


?(-ω-)…………。


確かに私、子離れはしていない。だって海老やチクワは幾つになっても可愛いもの。


でも


子供なんて、黙っていても
いつかは親から離れていくんじゃないの…?
わざわざ親のほうから離れなくても、必ず巣立ちの日はやってくる。



だから急いだり焦らなくても
その時になったら、子供にしがみついたりせずに
その背中を「頑張れ!!」と、精一杯暖かく見送り出してやれば良いんじゃない?と…蜆はいつも思っている。



それとも…
蜆がやっぱり「親子」について分かってないのでしょうか…


少し今日は色々と考えちゃいました。

No.24

玉子が帰宅して晩酌に付き合いながら
いつものように1日の出来事を話した。


うんうんと蜆の話を聞きながら
玉子が…


「ずっと一緒に暮らしていると夫婦は似てくるっていうから、俺も蜆に似てきたりして(笑)それとも蜆が俺に似るのかなぁ(笑)」
と言った…


玉子に似るの!?


え~(@_@;)?


一瞬、濃い顔になって毛深くなった自分を想像した…
(;゚ω゚)



それは…



ヤダぁっ!!


No.25

中学と高校へ入学して
海老もチクワも、それぞれとある運動部に入部したのだけど


持ち前の柔軟性で飄々と過ごしている海老に比べ
チクワは予想通り、生真面目な不器用さが見え隠れ…


人当たりは良い子なので、クラスでの友達はすぐに沢山できたけれど
部活の新入部員でただ1人…
何やら重た~い責任感を背負ってる模様。


No.26

>> 25 その事が最近、実は蜆の頭の中でぐるぐる(@_@)回っている。


すごく大事な事だから
蜆はそのチクワの生真面目さには、むしろ好感を持っているし


「人の生真面目さというものは、けしてバカにするものではない。生真面目である事は恥ずかしい事ではないし、もしそれをバカにするような人がいたら、その人こそ自分を恥じるべきだ」と…

昔から思ってる。



そう!!


蜆が何を言いたいか?と言うとね。

ぶっちゃけ、チクワと同じ男子新入部員達に腹が立っている。


No.27

>> 26 先日のPTA総会と部活動総会で
同じ運動部の女子部のお母さんから聞いた話。


いつも部活が終わった後…
チクワは必ず先輩達に「お疲れ様でした。ありがとうございました。」ときちんと挨拶をして後片付けを始めるらしい。


でも、他の男子新入部員達は
先輩達に挨拶もしなければ
「終わった終わった~帰ろ~」と
後片付けもせずに、さっさと帰る。


活動場所が移動になった場合は
部活動の道具を学校まで持ち帰らなければならないし
それは新入部員の仕事。


しかも
学校から自転車で10~20分圏内が多い新入部員達の中で
唯一チクワ1人だけが家が遠く
部活動での突然の場所移動に備えて
片道30分かかっていたバス通学を
今は自転車で1時間かけて通っている。



なのに!!
チクワ1人がそれを毎日のようにやっているというじゃないか?



ねぇ?
おかしくないっすか????

  • << 31 そうそう…この件 親が口を挟まずにどうにかならないもんかな?と、ずっとモヤモヤイライラしていたけれど ずっと1人で頑張るチクワに、ふと気がついてくれた先輩がいた。 部活の終了後にまたチクワが1人で片付けをしていたら 「気づくの遅くてごめんな…」と言って 『明日、俺からずっと忘れてたけど、今まで代々荷物は1年の当番制だから、不公平ないように俺が順番決めるからと言うから』と言ってくれたみたい。 本当に良かった~(ノд<。)゜。

No.28

>> 27 頭にきた蜆は、「本当なの?」とチクワに聞いた。



「でも、あいつらに悪気はないから…」とチクワは笑う。
実際に仲は良いらしく、楽しそうにLINEなんかもしてる。



チクワは別に良い子ぶりたい訳ではない。
誰もそれに気がつかなくても
たとえ「人知れず」な行いでも
「誰かがやらないといけないこと」があれば
その「誰か」がチクワの場合は「自分」なんだ。



でも、どうなんだい?
おい、男子新入部員の君達???
若者が馬鹿者になっとりゃせんか?
それがスポーツマンのする事か?


ここに、自転車で毎日片道1時間の通学だけでもクタクタに疲れてるというのに…
テーピングやサポーターや湿布を貼った痛々しい身体で
たった1人で後片付けをして、重たい荷物を学校まで運んでるやつがいるというのに


なぜ気がつかない?


ねぇ?


バカなの?


自分さえ良ければ良いの?


蜆は君達の親の顔が見てみたい。

もし、気づいてるのにやらないとしたら



(汚い言葉は使いたくないけど)
君達は大馬鹿野郎の糞野郎だわ。

No.29

>> 28 これがもし海老なら


海老の場合は絶対に黙ってはいない。
「人知れず」なんて冗談じゃない。

「ねーねー、みんな同じ新入部員なんだからさ~当番制でちゃんとやろうよ!さっさと帰るなんてせこすぎ!!」と…キッパリ言うだろう。


もし、それで「仕切り屋」だと誰かに反感を持たれたとしても
「やらないやつが悪い!!」と平然としている。


それが海老。


生真面目さはチクワと同じでも
海老の場合は不器用ではなくて
かなりハッキリとしている。



強いなぁ「女の子」って…(@_@)


No.30

しばらく書き込みできないまま
忙しさの荒波にもまれて
すっかり「生き」の下がった蜆です(@_@)
みなさんいかがお過ごしだったでしょうか?


蜆一家は最近ずっと、家族団欒がままならず
なんだか個々バラバラに1つ屋根の下で生活してる感じ。


玉子は出張やら残業で薫製玉子になってるし


チクワは新人戦に向けて部活!部活!に燃え盛り、日に焼けてるあたりが…カラリと揚げたチクワの磯辺揚げ(ちょっと苦しいかな?)

海老はテストだろうが部活だろうが遊びだろうが
あっちへ~こっちへ~と飛び回り…ピチピチとした伊勢海老の生き造りそのもの
とにかく元気いっぱい!!
後々に戻ってくるテストの成績がかなり不安なとこだけど
若いって良いよね~


蜆は最近ずっと体調悪くて「歳とったなぁ~(@_@)」と感じる事が本当に増えた。


風邪もひきやすいし治りにくいし
万年寝不足か?というくらい寝ても寝ても疲れがとれない感じ。


最近あまりチクワや海老ともゆっくりと話ができてないけど
そんな中でも二人から『学校でこんな事があったよ』っていう楽しそうに話してくれる笑い話を聞くのが


蜆の何よりの癒し


No.31

>> 27 先日のPTA総会と部活動総会で 同じ運動部の女子部のお母さんから聞いた話。 いつも部活が終わった後… チクワは必ず先輩達に「お… そうそう…この件

親が口を挟まずにどうにかならないもんかな?と、ずっとモヤモヤイライラしていたけれど


ずっと1人で頑張るチクワに、ふと気がついてくれた先輩がいた。

部活の終了後にまたチクワが1人で片付けをしていたら
「気づくの遅くてごめんな…」と言って
『明日、俺からずっと忘れてたけど、今まで代々荷物は1年の当番制だから、不公平ないように俺が順番決めるからと言うから』と言ってくれたみたい。


本当に良かった~(ノд<。)゜。

No.32

なんとなく、チクワの中学卒業文集を手にとって
1度読み終えていたチクワの作文に再度目を通した。


沢山の友達との想い出や、部活での苦楽、先生達への感謝の気持ちなんかが書かれている。



本当に色々あったチクワの中学校生活の3年間



最初はチクワの極度な人見知りで始まって、かなり心配していた事も多々あったけれど
こうして文集を読んでいると
人見知りを自力で克服した後のチクワは
沢山の友達に囲まれて充実した毎日を過ごせていたんだな~としみじみ


No.33

>> 32 そして…文集の後ろのほうに、まだ蜆が目を通していなかった「おまけ」みたいなページがあって…

そこに『あなたの宝物は?』や『尊敬する人物は?』と
クラスみんながそれぞれ自由に『宝物』や『尊敬する人物』について書いてある。


宝物にはペットだったり、好きなアーティストのDVDや「友達」なんてものもあるし
尊敬する人物には「聖徳太子」とか「○○先生」や、ふざけて「ニート」なんて書いてる子もいる。



「へぇ~チクワは何て書いたかな?」と、ワクワクしながら探してみたら…



そこには
チクワらしく丁寧でシッカリとしたキレイな文字で


宝物は【家族】
尊敬する人物は【両親】


そう書いてあった。





はい(ノд<。)゜。
またまた…涙腺ゆるんで泣けました~


もう親バカとでも何とでも思って~


No.34

あ~(ノд<。)゜。


泣けた後の海老の小学校卒業文集には、思わず「微笑み」がでるほど元気がでる~


文字の「正確さ」や誤字脱字を気にしない海老らしさ



修学旅行…
蜆には「二日目になると早く家に帰りたかった」なんて言っていたけど


ほんっと!に楽しかったんだなぁ~とよく分かる。


これからも
延び延びとおおらかに
天真爛漫な海老でいてほしいよ


蜆はせつに願う


No.35

お久しぶりの蜆です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
最近、本格的な夏の暑さの中
いたみにくいお弁当のオカズに毎日、頭を悩ませてるけれど


ついにレパートリーに飽きがきて「1年中使える おべんとう おまかせBOOK」に助けを求めました。

好き嫌いが多い玉子や海老に比べて
チクワは何でも「うまい!!うまい!!」とモリモリ食べてくれるから
大助かり(人-ω-)♪
さすが食欲旺盛な男子高校生ですな~


お弁当と言えば…


チクワが幼稚園の卒園を目前に控えた最後のお弁当の日のこと…


いつものように「おべんとう、おいしかったよ」とキッチンへ自分で空になったお弁当箱を渡しにきたチクワ


「おいしかった?ありがとう~」とチクワから受け取ったお弁当箱を洗おうと蓋をパカッと開けたらね…



そこに
その頃のチクワが好きだった
トミカの小さなメモが入っていて

『おかあさん、にねんかん、おいしいおべんとうをありがとう。』と…書いてあったの…
(´;ω;`)


もうね…
洗い物どころではなくなって
チクワに気づかれないように
声を殺して号泣しました。


改めてチクワに『お母さん』と認めてもらえたような…
チクワに『母親が作るお弁当』を持たせて幼稚園に通わせる事ができた達成感のような…


ただもう嬉しくて…


ひとしきり泣いたあと
お絵描きしてるチクワを後ろから、これでもか!!ってくらいギューゥッッと抱き締めて
「チクワありがとうねーっ」と言ったら


ポツリとチクワが
「泣き虫…」って…言ったの。


ほーんと!!
可愛かったなぁ~(´Д`。)



はいはい。またまた親バカですけどね。


今、小さなお子さんのいるお母さん達には
小さい頃の「可愛いさ」を存分に満喫しながら子育て頑張ってほしいなぁ~と思う今日この頃です。

No.36

遠い遠い過去の話をしようと思う。
これは思い出す度に辛かった事のひとつだ。


まだ当時の蜆は今のチクワや海老よりも歳下で…
あまりよく分かっていなかった部分も多く記憶は曖昧なのだけれど

両親を早くに亡くした蜆には
親戚とも呼べる親戚はいなく
兄弟も姉妹もいない独りっ子だと以前に書き込みした通り…


両親を亡くした後…
蜆は親戚とも呼べないくらい遠い遠縁?のお宅に預けられた。


と言うのも…
そこは近隣の大学生や専門学生が住む下宿屋を営んでいる夫婦のお宅だったので…


蜆も『それらの学生さん』と同じように有料で
住居宅とは別の下宿棟の一室に住ませてもらっていた。


両親の残してくれた僅かな遺産と…足りない分は蜆が成人になってから返済するという約束で
毎日は学校と下宿屋の手伝い。
高校生になると、そこにアルバイトも加わってバイト代から月に3万円を下宿先に支払うのが『預かる時』の先方との取り決めで


全金額の返済に関しては
誓約書みたいなものも書かされた覚えがある。


No.37

そこに暮らし始めた頃は
なぜ自分が施設からそんなところに移されたのかが
蜆には全く分からなかった。


ただひたすらに
『なぜ自分だけが追い出され、こんな寂しい場所に追い込まれたのだろう?』と…毎日ように考えていた。


施設にいれば歳の近いお友達もいたし、お母さん代わりの優しい『お母さん』もいた。


何か悪いことをしただろうか?
自分より大きな子もまだいたのに…順番を間違えたのかな?と…






No.38

食事もお風呂も『学生さん達』とは別の時間にいつも独りぼっち…

たまーに他の人より遅い学生さんと一緒の時もあったけれど
テーブルは別だったし
会話する事は殆どなかった。



『早く食べてしまいなさい』
『食べて早く片付けてしまいなさい』
『早くお風呂に入りなさい』
『部屋に戻ったら自分の洗濯物を洗いなさい』
『部屋はきちんと綺麗に使わないと追い出すからね!』と…
そんな感じが毎日毎日…



自然と自分の事は自分でできるようになった事は本当に感謝する。


ただ…
基本、住居のほうへは行かないようにきつく言われていたので
『普通の家庭の暮らし』というものを蜆は殆ど知らないまま…大人になった。


No.39

>> 38 時折、学校の先生が様子を見にきた。
そんな時だけは住居のリビングにいる事を許されて
おばさんも機嫌が良かった。


そう…まるで…『お母さん』のような感じでね。


蜆は先生が、そんな風に私の様子を見にきてくれる事が嬉しくて
いつも近くの公園の所まで先生を見送っていたんだけど


先生は二人になると必ず
ちゃんと食事は食べてるか?お風呂には入ってるか?を聞いてきた。


そう聞かれる度に、少し寂しくなるのが何故なのか自分でも分からなかったけれど
『大丈夫!!』と笑顔で答え


何か不自由はしてないか?と聞かれた時には
少し考えた後…
『お母さんがいないのが不自由です。』と言ったら…
先生が泣いた。


No.40

当時は、そのお宅のおばさんが優しいのか意地悪なのかが分からなかったけれど


有料とはいえ、よく知りもしない遠い遠い遠縁の子供を預かってくれたのだから
親切な人だったのだろうと今は思う。
なかなかできる事ではないし、とても感謝している。


ただ…
『社会人になって下宿屋を出た後は返済は銀行振り込みで…連絡とかはしなくて良いから自分で生きていきなさい。』と言われ…


蜆は真面目にコツコツと完済し
一度だけちょっとしたプレゼントと一緒にお礼の手紙を添えたけれど返事は何もなかった。


No.41

なんだか、とてもミクルがお久しぶりになっていた蜆です。


最近なんとなーく
夕焼空の雲もすっかり秋雲になり
夕闇がせまる時間には、鮮やかなピンクオレンジの夕日と、遠い山あいのシルエットが何層にも重なった美味しそうなカクテルみたいで(笑)『なんて綺麗なんだろぉ~~~』(-ω-。)ウットリ
なんて・・・・
アホゥのように黄昏れてます。


皆さん、この夏はどんな夏だったでしょう?
良い想いではできたでしょうか?

我が家は…
チクワや海老の夏休みも、病院通いの毎日で「あっ!!」という間に終わりました(-ω-Ⅲ)


No.42

まず一番に体調を崩したのはチクワ・・・・
炎天下の部活動で本人は充分に水分補給も休憩もとっていたつもりが、熱中症に加え肺炎を併発していたようで・・・


その日も(後から気付けば)39℃の熱があったのに、いつも通りに部活に行ってたチクワ。


帰宅後
「今日のコンディションは最高に良かった」なんて、チクワの話を聞きながら一緒に夕食をとっていると、なーんか様子がおかしい。

いつもより食が進まないし、目が潤んでる。
顔色は日焼けで元から真っ黒なのと、今日の新たな日焼けで赤いから、よく分からないけれど


「ねぇ?体調悪くない?」と蜆…


「別に…疲れただけだよ?」と笑うチクワ。


いやいや!!絶対になんか変だよ!!と、チクワの手を握ってみた。
小さい頃から熱があるとオデコより手が熱くなるチクワ・・・・


「ほらぁ!!絶対に熱があるよ!!計ってみて!!」と、その熱さにビックリして慌てた。


「いやいや、ないから絶対・・・」と笑いながらピピッと計ったチクワ

「39.2!!( ̄△ ̄;)ヤバッ!!マジカ!?」なんてチクワ本人もビックリ!!



No.43

うわぁ~!どどどどうしよう?!
\(>ロ<\)(/>ロ<)/
時間外だし、最近大きくなってからは病気知らずで、あまり「内科」のかかりつけなんてないチクワ。

とりあえず近くの病院に診てもらえるか電話したら「すぐに来てください」と言われた。


『どこ行くのぉ~?TSUTAYAなら私も行く~』なんて、先に夕食を済ませて昼寝していた海老が呑気に2階から降りてきた。


『チクワの病院!海老は留守番よろしくね!玉子が帰ってくるまで戸締まりしっかりね!病院だから携帯使えないけど、合間にメール見るから何かあったら連絡して!』と飛び出した。


診察してレントゲンも撮ってもらったら…
チクワの肺は真っ白だった。
『今、紹介状を書いて先方に連絡も入れましたので、このレントゲン写真とカルテを持って、このまますぐに向かって下さい。』と市内でも一番大きな病院を紹介された。


No.44

運転しながら2~3日前のチクワとの会話を思い返した。


ちょっと咳をしていたチクワ。


『あれ?風邪ひいた?』と聞くと
『う…ん。なのかなぁ~たぶん、すぐ治るよ』とチクワ。

『病院行こうよ。』と言うと
『部活と勉強で行く暇ないし、蜆も忙しいのに病院の送り迎え大変じゃん。市販の風邪薬で良いよ』


そんな会話…


あの時に無理矢理にでも連れて行けば良かった。
もっと早くに気がついてあげれば良かった。
後悔ばかりだ…

No.45

『チクワごめんね。本当は身体、辛かったんじゃない?蜆が仕事でバタバタしてたから、気を使ったんじゃない?』と言うと


チクワは笑いながら
『ううん。むしろ、なんか身体の調子がいつもより良い!!と思ってた(笑)』と言う…


(-ω-)。。。。
高熱でhighになっていたんだろうなぁ~



No.46

病院の救急外来に着くと、すぐに診察室に通されて、チクワは再度レントゲン写真と血液検査の為に血を抜かれ~検尿と痰も採られた。


血液検査の結果は直ぐには出ないけれど、レントゲン写真と診察だけで「肺炎です。たぶんマイコプラズマ肺炎ですね。」と言われ
肺の状態や高熱から即入院になった。


マイコプラズマ肺炎といえば…
確か普通の肺炎とは違って感染する筈…
そう言えば、2週間前くらい?に同じ部活の子が肺炎で休んだとチクワが言っていた事を思い出した。

医師に『確か感染する肺炎ですよね?』と尋ねると
『そうですが(笑)意外とそんな滅多な事ではうつりませんよ?』と言う。』


う……ん。(-ω-;)滅多に??


でも…
もしかして、やばい…?


直ぐに海老の顔が浮かんだ…


嫌な予感がする。


No.47

それからの蜆は、朝は仕事へ行き
帰宅すれば、やたらと海老の体調を気にかけ~

早めに夕食の支度をしてからチクワの様子を見に手土産を持って病室通いの毎日だ。


チクワは順調に回復していた。
が!
ちょっと海老が咳をすれば『風邪?』『熱は?』『喉は?』『呼吸は苦しくない?』なんて聞いて


『ポテチ食べながら笑ったら咳出ただけだよ~』とか
『今のは屁!!』なんて…
海老からいちいちうるさいなぁ~と嫌がられていた。


No.48

チクワが入院して2~3日した時には、チクワの彼女のハンペンちゃんから『蜆ちゃん、チクワのお見舞いに行きたいんだけど、まだ無理そう?』と連絡がきた。


『ハンペンちゃん、チクワの肺炎はうつる肺炎でね、熱がある時は感染力も強いから、ハンペンちゃんにうつると大変だし、元気になったらいっぱい構ってやって~』と言ったら

『うん。分かった。蜆ちゃんも身体気を付けてね。』と言ってくれた。


ハンペンちゃんは本当に優しくて良い子だなぁ~


No.49

チクワの回復は早かった。
熱もすっかり平熱に戻り入院10日目が過ぎた頃には
マイコプラズマ肺炎特有のしつこい咳は少し残るものの
肺の影も範囲がかなり小さくなった。
退院後しばらくの部活は禁止だけれど通院で薬を服用すれば大丈夫だろうと…退院の目処もついた。

海老はいつも通りに元気そうだし問題はないだろう。




と…思っていたら
最初の【嫌な予感】が当たったのだ。


「なんか朝起きたら喉がおかしい」そう言いながら「これはただの風邪だよね?」と不安になってたその日の夜…
身体の異常なダルさで倒れた。
ぐんぐん上がり続ける高熱。




蜆(私)が!!である。



No.50

蜆の仕事は幸い少しだけ早くに長いお盆休みに入ったばかりだ。
明日のチクワの退院に関しても、たぶん玉子がどうにかできるだろう。


が…!
問題はその後だ。


玉子のお盆休みは通常より短いので玉子にあれこれと頼めないのだ。
子供達は夏休みとはいえ、世の中はお盆休みが開ければ平日なのだ。
自分の仕事は勿論、子供達のお昼ご飯とか家事はどうしよう…
チクワの通院はどうしよう…
入院になんてなったらどうしよう…
困った…
困った…


頭が回らなかった。


キッチンの床に倒れ込んで寒気とダルさで動けなくなった蜆を、『何かないかなぁ~』なんて冷蔵庫を覗きにきた海老が見つけて、玉子に『助けて~蜆がぁ蜆がぁ~』と泣きながら助けを求めた。


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