風が吹く場所

なぜ私は人に見下されるのだろう？どうして魅力がないのだろう？

小さな頃は人を引き付ける魅力があった。誰とでも気構えしないで会話を楽しめた。人といるのが楽しかった。

今は人と一緒にいると息苦しい。何を話したらいいかわからない。顔色ばかり伺ってしまう。そんな自分が嫌で惨めで友達という存在を憎んでいた。

そんな私には友達がいなくなった。人は信じられない。親友なんてこの世にいない。結局は自分が大事なんだ。

これが私が出した答えだ。そんな生き物に気を遣って生きるのが馬鹿らしくなった。

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でも本当は信じたかった。それに友達が欲しかった。ずっと拒絶していたらどうやって接したらいいのかさえ、わからなくなっていた。

会社でも私は見下されるか全く無視されるかのどっちかだ。誰かに慕われたり仲良くなったことはない。

社会に出たら色々な人がいて自分に合う性格の人間もいると思ったけど大間違いだった。

それに見た目も肝心なんだ。小さな頃は誰とでも遊んだ。不細工だろうが、不潔だろうがデブだろうがそんなことどうでもよかった。
でもなんとなく今は違う。やっぱり自分とは違う種類の人間には距離を置いてしまう。

もちろん私はデブでブスでダサい女だ。だから高校の時も私には始め誰も話し掛けてくれなかった。見た目じゃないなんていうけど見た目ほど影響力のあるものはないと思った。

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見た目に苦しんだのは社会に出ても同じだった。いくら一生懸命やっても可愛い子にはかなわなかった。
上司は可愛い子と私に対する態度を変えていた。私が一生懸命仕事していても後ろで可愛い子にちやほやしていた。

可愛い子も先輩の私が一生懸命仕事しているのに会話を切ろうともしないで平気で話続けていた。

可愛い子は自分に自信があるから会話の仕方も堂々としているし非常に明るい。私なら仕事している最中にあんなに長時間話せない。周りの目も気になる。

美人は私と考えまで違うのだろうか？その子は特別なのだろうか？

でも、特別じゃないのがわかった。だって今の会社にも同じのがいるから。そして同じような上司も。

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馬鹿らしいと思いながらも気になるということは自分もそうやって扱ってほしいと思ってるのかもしれない。

ちやほやされたいって。あそこまで態度を変える上司は尊敬できない。むしろ嫌悪感さえあるのに。

見た目って大事なんだと改めて感じた。悔しくて悔しくて仕方ないのに私は太ったままだ。イライラしながらも結局はなんの努力もしないのは私のせいなんだ。
せめて痩せたい。痩せて一度でいいから人と対等に会話がしたい。もうこんな自分はうんざりなんだ。

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自分の生活を改めて考えてみた。

私は非常にめんどくさがりだ。何をするにも、「やりたくない」が始めにくる。
炊事洗濯掃除、できることなら何にもやりたくない。嫌で仕方ないからイライラしながらやる。

作るより食べる方が大好き。でも、食べ方も汚いんだよね…食べるとか味わうより、胃袋に詰める。これが私の食事だ。

本当に全てにおいて、だらしなくて汚くてみっともなくて。自分で自分が気持ち悪くなる。

まずは変えるとしたら生活からだと思う。それが変わらなきゃ何にも変わらないんだと思う。

この先ずっと自分を嫌ったままは嫌だ。

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>> 6 唯一の理解者の彼氏にも捨てられました。５年付き合ったのに。

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