国語好きの方へ

レス6 HIT数 1538 あ+ あ-


2010/01/03 10:46(更新日時)

「適当」という言葉がありますよね?
この言葉には2~3つ程意味があるのですが、その中に、
①ほどよいさま。
②おおざっぱ。いいかげん。
の2つの意味があります。

どうして、1つの言葉に正反対の意味があるのでしょうか?
国語に詳しい方、お答えお願いします。

また、他にも似たような言葉があれば教えてください。

No.1210158 (スレ作成日時)

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No.1

いい加減

No.2

『結構』はどうでしょう?
イエスとノー、両方の意味があります。

No.3

1さんも2さんもレスありがとうごさいます。

「いい加減」も「結構」も、正反対の意味を持っていますね。

何故なんでしょうか?

No.4

言葉は生き物です。
時代と共に、変遷します。

本来は1つの意味しか持っていませんでした。

「適当」は、「ふさわしく、適度に」。
「いい加減」は、「良い加減、ちょうど良く」。

それが、日常会話に揉まれる中で、いつのまにか、複数の意味が(場合によっては正反対の意味が)後付けされるようになりました。

その変遷が起きるのは、あくまでも「日常会話の中で」なので、過去のどの瞬間に、新たな意味が付随するようになったのかを特定するのは、砂漠の中で米粒を探すような作業になるかと思います。(でも研究するのは面白いと思います)。


昔々、紫式部の時代には「あはれ」という言葉は「しみじみとした」という意味がありましたが、現代では「可哀想、みじめな」という意味に変わっていますよね。


私が子供の頃、「ヤバイ」はかなり下品な言葉遣いで親から怒られましたが、今は普通にみんな使いますよね。「すごい、かわいいetc」の意味で。

No.5

>> 4 丁寧なお答えありがとうございます。

言葉の歴史、奥深さを改めて知ったような気がします。

No.6

昨年テレビで静岡の地震の報道の際、関東大震災を報じた当時の新聞には「すばらしい地震」と表現したものがあると画面に紹介してました。
今と正反対の意味で、コメンテーターもビックリしてました。

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