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『年下の彼氏②』

No.376　14/03/29 01:14
M ( 40代 ♀ WXb11b ) あ+あ-

主です。

ちょっと独り言。
時事ネタ。

先日の袴田事件についてですが…。
私がこの事件を知ったのは、そんなに昔ではありません。
10年ほど前…だったでしょうか。
インターネットで調べた記憶があります。

この度の再審決定は、本当に待ち焦がれたニュースでした。

に、しても、
48年という歳月はどう償えるのか。
30歳？で拘束されて、無実の罪で死刑判決を受け、半世紀近くを拘置所の中で死刑の恐怖と向き合い生きてこられた袴田さんを思うと、
胸が詰まる思いです。

この先、晴れて無罪となり自由の身を手に入れられたとして、
袴田さんは78歳。
決して長くはない余生を、どう過ごされるのでしょう。

人が人を裁くという難しさ。
司法の在り方。
そして冤罪という、あってはならない事実。

これまでにいったい何人の方が、
無実の罪でその尊い命を奪われたのでしょう…。　
最高国家権力という名の、殺人。

私は、死刑反対論者ではありません。
むしろ、極悪非道な罪人には妥当な刑だとすら思います。　

でも、それと隣り合わせで冤罪問題もなくなりません。
悲しいけれどそれが事実です。

袴田さんの無実を訴えながら、亡くなられたお兄さま初めご家族の方の無念は、いかほどでしょうか。

本当に悲しく、胸が張り裂けそうな事件ですね。
己のメンツの為、何の罪もないひとりの善良な市民を死刑判決に追いやった警察や裁判官に、強い憤りを感じます。
証拠品ねつ造だなんて…。
私達が暮らす現代社会で、そんな非道徳なことが行われているだなんて信じたくありません。

そして何よりも、袴田さんが冤罪であるなら確実に他に存在する真犯人に、言いしれぬ怒りを感じます。

本当に、悲しかったです。
真実は神様のみぞ知る…ということなんでしょうね…。
48年…、私の今日迄の人生よりも長い月日。
決してお金には代えられない、大切で貴重な時間。

この世の中から、冤罪という悪夢が亡くなることを切に願います。

独り言オワリ(_ _)