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日本テレビ 『NNN ドキュメント』について

  • 放送局:日本テレビ
  • ジャンル:ドキュメンタリー番組
  • 放送日時 1970年1月4日~ 毎週月曜日00:55~01:25(または01:50)[30分または55分]
  • NNN ドキュメント

概要

ドキュメンタリー深夜番組。日本のドキュメンタリー番組としては長寿を誇る。日本テレビの番組では『キユーピー3分クッキング』、『笑点』に次いで放送期間の長さで歴代第3位。進行役はいないでナレーターのみ。放送で取り上げるテーマは、平和・福祉・環境・教育・雇用など、総じて硬派のテーマが多い。ほのぼのとした話題もあるが、その場合も地域が抱える問題を浮き彫りにしたり、それに対する新たな取り組みなどを紹介する場合が多い。特に7・8月には広島テレビ制作による原爆後遺症問題など、太平洋戦争を扱った企画が毎年同じように放送される傾向。2011年3月以降は「東日本大震災」や「福島第一原子力発電所」に関する話題が多い。「3・11大震災シリーズ」といったサブタイトルが付く。なお、不定期だが内容の一部を再編集したものが夕方のニュース番組などでも特集されることがある。

出演者

当初は『山口崇』が進行役だったが、今は置かれず、ナレーターのみとなっている。

見どころ

  • 全国ネットの番組であるが、制作がキー局のみでないことが特徴。つまり毎週各地域の局が制作し、現在注目されている諸問題から地域の暮らしにまで至る幅広い分野について地域の視点を交えるなど、制作局の特性を生かした内容を特集(ただし「持ち回り」という形ではない)
  • 共同制作の形を取ることもあり、例えば、2006年10月2日未明(1日深夜)に放送した「震度7を待つ」は、「日本テレビ・読売テレビ・静岡第一テレビ」の3社共同制作。通常は30分番組。月に1回の割合で55分枠の拡大放送がある
  • スクープや速報性を追わずに派手さを極力排除。大事件・事故でも一定の評価が固まるまで、じっくりと取材を重ねてから放送。このため放送時間帯も相まって番組自体は非常に地味だが、内容は一般に良質的。しかも報道被害に関する問題など、自戒の念をこめた内容の番組が放送されることがあることも特色
  • 第三者による評価は良好で、1980年代には『NHK特集』・『JNN報道特集』と並んで「ドキュメンタリー御三家」と言われたり、『JNN報道特集』と共に「民放の良心」とも呼ばれた。豊富な受賞歴を誇り、ギャラクシー賞を連続受賞、文化庁芸術祭大賞、日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞などを受賞。海外でも評価が高く、エミー賞国際賞を日本の番組で初受賞(1975年)
  • ナレーションは基本的に声優やタレント。他に制作局のアナウンサーや解説委員もナレーションを務めることがある
  • 現行の『NNNドキュメント'15』のオープニング曲は、クリス・デ・バー作曲の"スペースマン・ケイム・トラヴェリング"(1975年)のサビの部分をアレンジしたもの
  • これが現実なんでしょうか?

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