テレビ ニュースに関するみんなの体験談や口コミ

概要

報道番組の内容には、憶測などは一切含まず(稀にキャスター個人の感想や、専門家からの意見も入る事がある)事実だけを伝える事を主としてあり、世界の情勢や国内の動向を知るには一番適しているという側面を持つ。

報道番組のなりたち

報道番組を初めて行ったのはアメリカのテレビ局だが、運営しているのは新聞社だ。ここまでの道のりはラジオ社との戦いがあり、一筋縄ではいかないものだった。発足当時、「報道番組」の製作権はラジオ社が持っていたのである。

ラジオ社がラジオにて報道番組を始めた頃、そのラジオ放送により新聞の発行部数の激減を新聞社は危惧し、ラジオ社が報道をするのではなく、新聞社がキャスターを起用し、「報道」を取り仕切るという形に変更された。ただし、ニュース速報などの突発的なニュースは、ラジオ社が取り仕切る事に決まった。

日本ではその流れを受け、戦争が始まった頃にテレビでの報道番組が始まり、終戦を機会に数々の民放番組が結成された。

しかし当初の放送は目もあてられないようなものだったらしく、漢字の読み間違えや意味の取り違え、単語をうまく発音できなかったりと、「お詫び」が目立つものだったそう。

そして歴史を重ねているうちに、技術も向上し、現在の報道番組の形式がとられるようになったそうだ。

報道番組の魅力

それは何より、素早く、正確に最新のニュースを知る事ができるという事が魅力として大きい傾向がある。

また、番組によって特色があり、スタイリッシュなイメージや、透明感溢れるイメージなど、セットの違いも幅があり、またキャスターの人選にも面白みがある。独自の視点を持つ男性キャスターを添え、彼自身の意見を取り入れながら進行していく番組もあれば、美しい女性キャスターをメインに、華のある番組を作り人気を博すところもある。

しかしあくまでも「報道」番組。その域を超える発言・行動があると、たちまち視聴者からバッシングをうけるようだ。

報道番組の今

自由度が増している現代では、報道番組も多種多様な演出を見せている。彼ら独自の視点や、局のテーマが様々で、その特色によって視聴者は番組を選んでいるようだ。

しかし、キャスター個人のいきすぎた言動や、あまりにも無遠慮な態度も問題視されつつあり、それも時代を反映しているようで面白みがある一方、少々困った事態となる事が多いようだ。あまりにも挙動が目立ったキャスターは「降板」という形をとらされることも珍しくはない。

おわりに

報道番組はほとんど同じ内容を報道していますが、その中でも「視聴者に選んでもらうための努力」を各局いろいろな工夫をこらし、しているようです。その違いや工夫に目を凝らして観てみるのもおもしろいのかもしれませんね。

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