カンブリア宮殿に関するみんなの体験談や口コミ
テレビ東京 『カンブリア宮殿』について
- 放送局:テレビ東京
- ジャンル:報道・トーク番組
- 放送日時 2006年~ 毎週木曜日22:00~22:54
日本経済新聞社と芥川賞作家 村上龍の両冠番組。成功している経営者をスタジオに招いて、職業的に経営者と接点が薄いと思われる作家が、インタビュー形式でその成功の秘訣に迫る。文学者と経営者の取り合わせは新鮮。
概要
- スポンサーであり番組制作にも深く関与する日経新聞が、創立130周年を迎えた2006年に、その記念企画及び『ガイアの夜明け』に続く『日経スペシャル』第2弾としてスタート
- 特徴は、日本経済を支える経営者や現代の業界で偉業を成し遂げた偉人や政財界人を毎回1名(内容により複数)スタジオに招き、一般市民らの観客を前に、ホストの村上、アシスタントを務める女優・タレントの小池栄子との対談を繰り広げる、というもの
- 不定期のコーナーとして「ミクロの決死件」があり、視聴者から送られた仕事・お金などに関する悩みをゲストが答えていく、という内容
- テーマの「カンブリア」の由来は、古生代の区分の1つ・カンブリア紀を指し、進化により突如一斉に多種多様な形態の生物が登場し、将来への模索が行われた「カンブリア爆発」の起きた時期になぞらえて、多様な経済人が誕生し、未来への道を模索する現代の日本を、未来への進化が爆発的に起こったカンブリア紀にダブらせている。番組のキャラクターはこのカンブリア紀の進化の象徴アノマロカリス
常勤の出演者
見どころ
- 作家・村上 龍をインタビュアーに起用したのが、成功している。村上 龍は時代に敏感な作家であり現代の状況を憂い、鋭い発言や小説化によって人の感性の視点から時代を問い続けてきた。だから、この番組でもその視点が斬新で鋭い
- 経営者は一瞬たじろぐような本質に迫る質問や普通に聞いていたら失礼にあたるような質問を平気で言えるのも、一般に財界人とは利害関係が薄い作家という職業がなせる業である
- 女優・小池栄子の名アシスタント役も堂に入っている。男臭い番組をやわらかく少し艶やかにしているのに貢献している
- 「経営者」VS「作家・女優」、この対立軸がこの番組の大きな魅力
- 番組最後にテロップが流れる中、村上龍が番組を振り返り、原稿用紙と万年筆を使って短い文章にまとめる場面は作家の顔を垣間見るようで魅力的
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