夫婦のセックスレスが原因で離婚にまで至るケース

セックスレスが原因で離婚

セックスレスが原因で離婚というものはある。

ちなみに日本夫婦のセックス回数は、製薬メーカーのバイエル薬品のおこなった調査によりますと、夫婦の年間平均セックス回数は17回という結果があります。ただ、この調査の中で、1年以上セックスをしていないと答えたのが、全体の3分の1であり、セックスをする人はするが、しない人はしないという、二極化があります。

セックスをする理由

女性の場合、もともとセックスが嫌いならば、子供ができて以降は男性とするセックスする意味はなくなりますので、セックスを拒むということがあります。ただ、女性の場合は出産をする際に特殊なホルモンが分泌して、その結果、出産前よりも性欲がなくなるほか、性格もかわりますので、子供ができてしまうと、兄弟を考えないのならば、セックスを拒む傾向があります。

男性の場合、子供ができると、女性を異性として見られなくなり、たとえば「お母さん」という家族として認識するようになってしまいます。こうなりますと、男性は女性と好んで性交渉はしなくなります。

女性としても、自ら誘うこともできませんので、セックスレスとなります。

セックスレスの禁止の法的根拠

民法第770条5項の、その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき、これにセックスを意図的に続けると抵触します。

夫婦ならばパートナーがセックスをしたいと求めた場合、それに答える義務を有するのです。

意図的にセックスを拒み続けると、婚姻関係を破たんさせた有責配偶者となり、慰謝料が請求されます。

理由、たとえば勃起不全であったり、性病にかかっていたりしますと、セックスを拒む正当な理由となります。

セックスレスが原因で、離婚調停や離婚裁判となった場合に請求される慰謝料の相場は、100万円から300円手程度となる。

まとめ

正当な理由がなく、セックスを拒み続けると、夫婦関係を破たんした原因の責任があるとされています。

意図的にセックスを拒否し続けると、離婚をした際に高額な慰謝料を請求される可能性があります。

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