50代、恋愛中の妊娠とその後

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50代で妊娠出産

50代で妊娠し、出産する事を「超高齢出産」と呼びます。35歳の初産を「高齢出産」というのに対し、「超」がつくのが50代での出産。(初産も含む)ほとんどは自然受精が難しく、人工授精などを経て妊娠につながっているとの事です。

閉経を間近に控えた50代での妊娠出産。果たしてその育児の全貌と出産はどのように進んでいくのでしょうか。スポットライトを当ててみましょう。

50代での妊娠は奇跡

ある医師は「50代での妊娠出産は奇跡」と語ります。まさに生命の神秘。まず妊娠する確立が一桁になるだけでなく、何かしらの障害を持って生まれてくる子供が多いのだそうです。更に母体自身も何か疾病を持っている事がある年齢ですから、妊娠しても出産を決める夫婦も少なく圧倒的に中絶の率が多くなってくるとか。

そして子供が20歳になると自身の年齢が70代になるという事も、積極的に子供を作らない要因とも言えるかもしれませんね。

超高齢出産のメリット

デメリットは数え切れないほどあるので、今回はメリットについて目を向けましょう。超高齢出産のメリットは、やはりその後の人生が充実し、生きがいを得る事ができるという点でしょうか。人生の後半で授かった宝物は夫婦の絆を深め、「もっと生きよう」という活力にもなるでしょう。

また、無事妊娠出産できたという事実はあなたの生命力の強さの証明のようなもの。まだまだ健康だという自信にもつながるでしょう。また、年金の支給ももうすぐですから、子供をしっかりと見る事ができるというのも超高齢出産のメリットです。

出生前検査

出生前検診というものがあります。妊娠9~22週頃に行われる「胎児に奇形や病気、染色体異常がないかどうか」を調べる検査の事ですが、高精度で子供に染色体異常がないかという点を事前にチェックする事ができるという事で取り入れている妊婦さんも多いとか。

羊水を採取して検査をする方法が一般的でかなりの精度で障害の有無がわかるものですが、その他にも超音波で診る方法、血清マーカー、絨毛検査など様々な方法があります。しかしもしその検査で異常が出ると最終的にたどり着くのは羊水検査となるようです。

出産する前に「子供の選別」をするという意味に捉えた人々が「人権的、倫理的にどうなのか」と問題にした時期もありましたが、それが良いことなのか悪い事なのかは誰にも判断できませんでした。

羊水検査は母体にも負担をかけてしまう事、早産の誘発などリスクがつきものですからよく考えたほうが良いでしょう。そして出生前検診ができる時期は決まっていますから、受けようという気持ちが少しでも出てきたら早めに医師に相談してみましょうね。

50代の妊娠は染色体異常の可能性がかなり高まります。さまざまな方法をチョイスし、あなたのライフスタイルをしっかり考えてみることが肝心です

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