オーガニック化粧品とは?

オーガニック化粧品とは

「昔ながらの化粧品の製造」つまり、化学成分が含まれていない(またはごく微量)化粧品の事をオーガニック化粧品といいます。この「オーガニック」を訳すと「有機」。つまり植物で作られた化粧品という意味です。さらにいうとその植物の栽培法や育成法にもとことんこだわり「天然素材」にこだわり抜いた化粧品が「オーガニック化粧品」と呼ばれるのです。

化学成分におけるかぶれや副作用がないため、肌が弱い方やアトピー・アレルギー体質の方に好まれている化粧品です。

天然素材なので、使用されている植物にアレルギーがある場合はアレルギー反応を起こしてしまうことがあるのでご注意くださいね。

天然由来成分100パーセント?オーガニックの定義

「オーガニック化粧品?ああ無添加化粧品のことね」そんな会話をよく耳にしますが、これ、実は全くの別物なのです。

オーガニック化粧品の定義は「化学物質の使用ゼロ有機原料からのみ作られたもの」ですが、無添加化粧品は「石油由来の添加物・化合物を含まないもの」という定義があり、そもそも全くの別物なのです。

化粧品に使われている成分は約3000種類前後です。その中でも特に気をつけなければいけないとされる成分が102種類あり、それを含んだ化粧品には必ずその成分の表記が義務付けられているのですが、その「指定された102種類の化学成分が入っていない」というのが無添加化粧品です。

ですから、化学成分(添加物)の割合が90パーセントで、自然成分が10パーセントの化粧品でも、102種類の化学成分が入っていなければ「無添加化粧品」を名乗ることができるのです。

それに比べてオーガニック化粧品は、植物由来が鉄則。添加物は基本的に入っていない前提なので、無添加なのはもちろんです。しかし、無添加ゆえに保存期間があったり、変質に気をつけた保管方法が必要です。

オーガニック化粧品と化粧品の違い

オーガニック化粧品と市販の化粧品はそもそもコンセプトが違います。

市販の化粧品は、どちらかといえば有効成分を効率的に肌に取り入れ、化学の力を駆使してアンチエイジングやお肌のトラブルと戦うといったイメージですが、オーガニック化粧品が注目しているのは「人間本来の治癒力」。

天然成分でお肌に栄養を与え、人間本来の「治る力」を後押しすることによって内側から若返る、自分の力で綺麗になるというコンセプトがあります。漢方薬の考え方と同じですね。

ですから、効果の現れ方はじんわりゆっくりの場合が多いですが、お肌のトラブルが激減したという方が多いのです。

イタリアとオーガニック

イタリアでは自分の家庭に薬草を育てる習慣があり、薬草から様々な自分好みの化粧品を作る女性が多かったといいます。ですからイタリア製のオーガニック化粧品は天然由来成分100パーセントというものが珍しくない上に、日本では見られない様々な種類の化粧品があるそうですよ。

魔女伝説がある、神秘的な国イタリア。伝承によればその魔女も庭で育てた薬草で若返りの薬などを作っていたそう…!

オーガニック化粧品を手に入れるには

敏感肌の方やアトピーの方などは肌質に合えばとても良いスキンケアができるはず。ぜひ一度お試しくださいね。

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