塾の先生との恋 〜3年前の実体験〜

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私が塾に通い出したきっかけは、
親友の栗原さとみ(仮名)に誘われてからだった。

さ「ねー、せり！！あたし塾行きだしたんだ。授業全然ついてけなくてさ。」

せ「塾？」

さ「せりも行かない？親に月謝出してもらってさ〜。こないだのテスト、せり、赤点ばっかりだったし(笑)」

せ「うるさいわ(笑)
でもバイトもあるし…塾とか面倒くさそう」

さ「バイトの回数減らしてさ！
一緒に行けば楽しいじゃん？」

せ「ん〜、じゃあ親に相談して考えてみるよ」


私は塾という所に1度も通った事がなかった。
今の高校も中の下くらいの高校で自力で勉強して入った。
でもなんとなく大学は行きたいと思ってたから、塾に行くのも手かなぁ、なんて思い始めていた。

さとみと一緒なら不安もないし。

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レスありがとうございます( ; _ ; )

今、少しづつ思い出しながら
書いているので、ポンポン投稿は出来ないと思いますが宜しくお願いします。

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親に相談して塾の月謝を出してもらえる事になった。ただ、「ちゃんと続けなさいよ！」と念を押された。
それだけが自分でも心配だった。

さ「今日から一緒に塾行く事にしてくれて本当にありがと！
てかね、言ってなかったけど同い年の塾の生徒ですっごいイケメン居るんだ\(//∇//)」

せ「またいつもの始まった(笑)
てかさ、さとみ、それ目的で行ってるんじゃないでしょうね？？」

さ「違うよ！ちゃんと成績上げる為です！
でも恋愛に発展したら良いなって少し思ってる(笑)」

せ「まぁいいけど(苦笑)
じゃあ、放課後、セブンの前ね！」


私は今日から行き始める塾で
何が起こるか、まだこの時は 想像もつかなかった。

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さ「せり、お待たせ！行こっか」

さとみは学校に居る時より
バッチリメイクしてた。

せ「気合い入ってるねぇ！！
恋愛しに行くんだもんね(笑)」

さ「からかわないでよ〜
でもさ、せりも、もしかしたら塾で出会いあるかもよ」

せ「ないない！笑」




私はさとみに案内されて電車で4つ先の
塾に辿り着いた。

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私は未知の世界に少し緊張してた。

さとみに促されて塾の中に入ると、
女の先生がこちらにやって来た。

先「初めまして。栗原さんの紹介の
飯島さんだよね？
色々と説明とか記入してもらうものがあるから、こっちに座ってくれる？」

この塾は個別指導塾で、だいたいマンツーマンか生徒2人に対して先生が1人だった。
私は最も苦手な英語と数学を取った。

先「今日は数学の枠があるから
栗原さんと一緒に受けて行ってね」

せ「はい。分かりました。」

始まるまでに後15分くらいあるらしく、
教室に入って私とさとみはガールズトークに花を咲かせていた。

せ「さとみの気になってる人は？」

さ「今日世界史で一緒のはずだったんだけど、せりの初日だから今日は一緒に数学に付き合うよ！！」

せ「えぇ、、何かゴメンね」





そんな話をしてたら先生が部屋に入って来た。
細身の体型にワイシャツとネクタイ姿のスーツがすごく似合ってる。
黒髪で目が大きい。

私は一瞬で恋に落ちていた。

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>> 6 おはようございます😃
一目惚れですね❗
若い女の子が指導者に恋をするのは、よくある事です。

• << 9 レスありがとうございます（；＿；） 先生とか指導者って何故か かっこよく見えますよね…笑

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(やば…超タイプ…)

私は元々、年上の男性が好きだった。

先生がホワイトボードの前まで来た。

「数学担当の鈴木たつや(仮名)です。
これから宜しくね！！！」

ニッコリ笑ってくれた。

すごい明るい先生。




帰り際、

さ「ねー！せり、あの数学の先生
タイプでしょ？笑」

せ「な、なんで分かった！？」

さ「長い付き合いだもん。分かるよ〜。
これから塾行くの楽しみになるね♩笑」

せ「まあね。はは！！」



私はさとみの前で気丈にしてたけど、
頭の中は数学の先生の事でいっぱいになってた。

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>> 7 おはようございます😃 一目惚れですね❗ 若い女の子が指導者に恋をするのは、よくある事です。 レスありがとうございます（；＿；）

先生とか指導者って何故か
かっこよく見えますよね…笑

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次の塾の日がやって来た。

今日は残念な事に英語だった。

さとみとビルのエレベーターに乗って
塾の階で扉が開くと、
なんと！！！！丁度あの数学の鈴木先生が
前に立っていた。

さとみが私の顔を見て、にやけた。

先「あ、こんばんみー！！！笑」

せ「こ、こんばんは」

それしか喋れなかった。

先生はエレベーターに乗って行った。

さ「挨拶できて良かったね！
てか、こんばんみーって古くない？笑」

せ「確かに。笑
でもすごい面白い先生みたいだよね。
すごい生徒に人気ありそう。。」





今日はそれ以降、鈴木先生には会えなかった。

次の数学の日が楽しみで仕方なかった。

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待ちに待った数学の日。

いつも通り、さとみと塾に入った。

さ「せり、じゃあね！また後で。」

せ「え！？一緒に数学じゃないの？」

さ「こないだは初日だったから特別だよ。あたし本当は世界史だもん。」

せ「そういう事か。。不安だな。。」

さ「なーに言ってんの！
本当は鈴木先生と2人きりになれるから
嬉しいくせに。笑」

せ「もー！！さとみのバカ！！笑」


すると後ろから鈴木先生が歩いて来た。

(あ、今日もかっこいい…)

先「こんばんみ〜！！もう始めるから
教室入ってね。」

せ「はぁい」



私はさとみと別れて小さい教室の
1番後ろの席に座った。

先生が後から入って来た。

先「飯島さん
何でそんな後ろ座ってんの？笑
遠慮しないで前に座りなよ！」

せ「あ、はい…笑」

私は前の方に座り直した。

授業が始まっても私は先生の事ばかり
見てて、全然授業が頭に入って来なかった。

そりゃあ個室に好きな先生と
2人きりなんてドキドキしないわけない。

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先「ここ、何が入るか分かる？」

(ヤバ！先生に見とれてて全然聞いてなかった。。適当に言おう。)

せ「えっと、、3？」

先「おぉ！すごいじゃん！！
何で分かった？」

せ「え？いや、、、」

先「お前適当に言ったべ〜？笑」

きゅんきゅんした。先生にお前って言われた。。。

先「説明わかりづらかった？
何か質問ある？」

私はとっさに授業と関係のない事を聞いてしまった。

せ「あの、、先生って何歳なんですか？」

先「俺？29だよ。 って、授業と関係無いじゃん！！笑」

(変な事聞いちゃった。。)

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続きみたい！

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