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某広報官のスキャンダルに思うこと

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ゴシップ好きさん（ 30代 ♂ ）
21/03/02 23:33(最終更新日時)

数日前、たまたまテレビをつけると某広報官の国会答弁のニュースが流れていた。どうやら現首相の息子に高額接待を受けたエリート官僚がいるというきな臭い内容。

まずは当人の輝かしい経歴から始まり、しどろもどろの答弁に、強気に追及する国会議員。最後には「飲み会を断らない女」とイタい過去映像が流される有様。

コメンテーターも一様に「けしからん」というムード一色で、某広報官を擁護する人はいなかった。

そして今日、某広報官の辞任が発表されたようだが、冷静に考えてそこまで騒ぐ話なのか甚だ疑問である。

まず、接待を受けたことがある人ならわかるはずだが、「知らない人」が同席する事も珍しくはない。大抵、相手企業のお偉いさんの類だ。

有名人の息子と言われても「はーそうですか」ぐらいの話で、話が合えば話すし、そうでなければ話さない。

7万円を高額接待と言うが、女性のいる店に行けばその程度は軽くいく。

問題は利害関係があるかないかだが、線引きは難しいし、僕も厳密に言えば社内規定を犯している可能性は否定できない。

今回、某広報官のミスはその線引きを誤っただけで、接待を受けること自体ではない。そして、それがたまたま「高額」で「時の宰相の息子だった」というだけの話だ。

完全に政争のタネにされてしまっているが、結局エリートと金持ちへの嫉妬を煽って必要以上に大事にしているようにしか思えない。

政治家にしろ、役人にしろ、言いたいことも言えずメディアに揚げ足を取られる現状は、政権交代した10年前に酷似していて危うさを感じてしまうのだ。