出産方法の一つ「リーブ法」とは

リーブについて

リラックス(Relaxation)、イメージ(Imagination)、身体を動かす(Exercize)、呼吸をする(Breathing)、これらの頭文字を取り、リーブと名付けられました。

リーブ法の呼吸法

出産にはとても呼吸法が大切です。呼吸法に集中することで痛みを逃し、気持ちを落ち着かせる事ができます。妊婦さんが陣痛の痛みやパニック、ストレスなどにより呼吸がままならなくなることでおなかの中の赤ちゃんにまで酸素が行き渡らなくなります。場合によっては赤ちゃんは命の危機的状況になることもあります。しっかりと呼吸をすることは、赤ちゃんを安全に産むためには必要不可欠です。

ラマーズ法やソフロロジー法のデメリット

お産の呼吸法と言えばラマーズ法やソフロロジー法ですが、これらの呼吸法の多くは分娩中に妊婦さんがリラックスすることが目的です。しかし、実際のお産の場面では、痛みに耐えるにの精一杯で、全くリラックスできなかった、予想以上の痛みでパニックに陥り、呼吸法も忘れてしまったという意見も多くあります。これらの呼吸法に対し、リーブ法はリラックスだけでなく医学的根拠が基になった呼吸法とともにエクササイズで痛みを和らげ、安全な出産、スムーズな出産へ促すことを目的としています。

実際、痛みで呼吸法どころではなかったという方が掲示板にもいらっしゃいました。呼吸法だけでお産の痛みや緊張を軽減するのは難しいようですね。

中国の民間療法を元に生まれた呼吸法

リーブ法は気候呼吸法とも言い、中国の民間療法である気候をヒントに生まれた呼吸法です。リーブ法は胸式呼吸ではなく腹式呼吸で行われます。東洋的なリラックスを目的としており、自分の状態を受け入れ、嫌なものも受け入れるという考えに基づいた呼吸法です。陣痛を嫌なものとせず、きちんと受け入れ赤ちゃんが下がってくるというイメージトレーニングをしてお産に備えます。

リーブ法のメリット

リーブ法を採用することにより、様々なメリットがあります。まず、日々のイメージトレーニングによってお産の時間を短くすることができます。本番の陣痛がきても、イメージトレーニングのお陰でリラックスして出産に望むことができます。また、赤ちゃんにもしっかりと酸素が行き渡るので安全です。また、リーブ法はリラックス効果がだけでなく、内臓が刺激されるのでマッサージ効果も期待できます。その結果、便秘も改善されるという嬉しいメリットがあります。

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出産でイメージトレーニングをしていても、初めての出産だと不安になってしまう方はいるようです。掲示板にリーブ法の経験者の方はいませんでしたが、こういった不安を解消できるならぜひ試してみたいですよね。

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