LDR出産 LaborDeliveryRecovery

LDRについて

医療設備が備わった入院室で、ベッドが分娩台にすぐ変わります。分娩が終わったら再びベッドに戻り、産後の回復もそのベッドで行います。分娩の場所から病院らしさを取り除くことによって産婦の精神的な緊張を和らげ、産婦がより分娩に集中することができるようにと公安されました。

LDRの部屋

実際、LDRの部屋は病院らしさを取り除いているので家具や内装が家庭的な雰囲気になっています。また、お産に感じる緊張感や不安感を光と音、映像によって和らげてくれます。優しい音楽や呼吸法を教えてくれる音など好きな音を流すことができます。心が休まる照明やアロマなども常備されています。また、DVDも好きなものを流すことができます。中には暖炉があるという部屋も。ホテルの部屋のような個室の場合もあるようです。

LDRのメリット

LDRのメリットは沢山あります。例えば、陣痛室から分娩室への移動が無く、個室なのでプライバシーを保つことができます。また、産婦さんが陣痛や分娩で苦しい時には家族がそばについて励ますことができ、一緒にお産を乗り切ることができます。また、分娩台が広いので自由な体位が取れたり、分娩後もリビングにいるような間隔でリラックスできるといったメリットがあります。さらに、家族だけでなく医師や看護師ともコミュニケーションも取りやすくなります。

LDRは好きな格好で産め、家族とも近くでコミュニケーションが取れるというメリットはやはり大きいようです。

LDRのデメリット

LDRのデメリットは、LDRを採用している施設自体が少ないので、予約している場合でもお産が重なると使えないことがあります。また、LDR利用料が別途加算されるので、費用が通常よりも割高になります。LDRは、一回の分娩で2万円から5万円ほど加算される施設が多いようですが、産院によっては違ってきます。事前によく確認してから決めましょう。

部屋

LDRでは、洋室だけでなく和室がある施設もあります。リラックスできる家庭的な家具だけでなく、冷蔵庫やトイレ、シャワーなどがついているので実際に家にいるような感覚でお産ができます。また、好きなCDやアロマグッズなどを持ち込むことが出来ます。快適なお産を望む方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

出産は母子ともに命にかかわることなので、産院選びは重要ですよね。様々な人の体験談を読んでおくことは重要です。

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