ちびまる子ちゃん 富山敬に関するみんなの体験談や口コミ

富山敬

所属事務所は東宝児童劇団、劇団葦、河の会、青二プロダクションを経て、ぷろだくしょんバオバブ。

趣味は川釣り。

生涯

日本大学芸術学部演劇科中退。アニメや映画の吹き替えの分野で、1960年代から1990年代半ばまで活躍した。

1963年に『鉄人28号』にて、毎回役の違う脇役ではあるが初レギュラーを獲得。

1968年に『佐武と市捕物控』で主人公・佐武に抜擢され初主演を演じる。

1969年に『タイガーマスク』で主人公・伊達直人を演じ、人気を獲得。

『宇宙戦艦ヤマト』の古代進、劇場アニメ『銀河鉄道999』及び『わが青春のアルカディア』の大山トチローといった、松本零士作品に数多く出演。

永井豪原作の『UFOロボ グレンダイザー』では主人公の宇門大介(デューク・フリード)の声を担当。

少女向けアニメ『キャンディ・キャンディ』ではテリィの声を担当するなど、幅広いアニメジャンルで活躍をする。

1980年代に入っても、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男役、1990年代には『ちびまる子ちゃん』で、主人公のまる子の祖父・さくら友蔵の声を担当。

超長編SFアニメ『銀河英雄伝説』の主人公ヤン・ウェンリーを長年にわたり担当。主人公のヤンの死を演じる。

ほどなく富山も、1995年9月25日午前9時7分、膵臓癌のため東京都新宿区の東京医科大学病院にて死去。

『くまのプーさん』のラビット役が遺作になった。

2008年の第2回(2007年度)からは、新たに声優アワードの一部門として富山の名を冠した「富山敬賞」が設立された。

古代進は当たり役でした。

富山敬賞

「その年に声優という職業を最も世の中に浸透させた功労者」に対して贈られる。

第1回受賞者は古谷徹である。

声質

10代の少年から老人役、熱いヒーローから小悪党まで、幅広く演じることができる。

人物

声優業界きっての人格者であり、多くの後輩から尊敬され好かれていた。

『宇宙戦艦ヤマト』で共演したヒロインである森雪役の麻上洋子は、新人の頃から富山に面倒を見てもらいNGを出しても「大丈夫だよ」と慰められ、声優としてやっていくことができたと語っている。

仕事を常に優先した結果、癌の発見が遅れ、発見後、1カ月ほどで亡くなった。

トピック

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