４０年前のイジメ

うんうん🐱吐き出して少しでも気持ちが楽になるなら書いてください😄

• << 3 レス ありがとうございます。 お返事いただけると思っていなかったので うれしいです。 ドラマチックな話しでは 無いですが お時間あれは読んで下さい。 よろしくお願いいたします。

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いろいろお話聞きますよ(^_^)少しでも力になれれば嬉しいです(^_^)私も学生時代のイヤな思ひ出など、時々夢に見たりして思い出したりします(^_^;)心のキズは何年経っても、変わらないですよね(^_^;)

• << 4 ありがとうございます。 読んでいただける事がわかっただけでうれしいです。 少しづつ更新します。 よろしくお願いいたします。

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>> 1 うんうん🐱吐き出して少しでも気持ちが楽になるなら書いてください😄 レス
ありがとうございます。

お返事いただけると思っていなかったので うれしいです。

ドラマチックな話しでは 無いですが お時間あれは読んで下さい。
よろしくお願いいたします。

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>> 2 いろいろお話聞きますよ(^_^)少しでも力になれれば嬉しいです(^_^)私も学生時代のイヤな思ひ出など、時々夢に見たりして思い出したりします… ありがとうございます。

読んでいただける事がわかっただけでうれしいです。

少しづつ更新します。

よろしくお願いいたします。

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はじめまして😃✨

もう一人居ますよ🙋

私も🏫の時
嫌な事がありました‼

未だに同窓会があっても
あの人が出席だったら…欠席するくらい
トラウマになってます😢

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>> 5 ありがとうございます。


心の傷って 本当に消えないものなのですね。



同じ思いを 分かち合える方がいてくださって うれしいです。



少しの間 よろしくお願いいたします。

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少し 緊張しておりますが 書き始めます。



細かい設定や 名称等は 少々変えますが 基本は事実を思い出せる限り 書こうと思います。




あの頃…
高度成長期が終わり 日本経済も落ち着きを取り戻したあの頃


若い方には 映画の２０世紀少年の主人公の子供の頃と言えばわかりやすいでしょうか？

私 深井もと子は 東京の下町に 両親と兄弟と住んでいました。


下町と言っても チャキチャキの江戸っ子達が 闊歩する粋な町では無く 工場の排気と サンマの焼けるにおいの 入り交じった煙が漂うような、労働者の町でした。



団地がたくさん 建ち並び 私が通っていた Ｍ小学校は そこから通ってくる子供が大半を占めていたように思います。



私の実家は そんな町の中で 商いをし 両親は毎日 忙しく働いていました。

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イジメと言うものは イジメる側にも問題が あるが イジメられる側にも 問題がある…と よく言われます。


私の場合の問題は何だろうか？ 原因は何だろうか？と 考えました。



私がイジメにあった ６年５組では私以外に二人の女の子が何となく疎外されていました。

一人は学校を休みがちだった角田みく子さん もう一人は おとなしい 佐水とめ子さんです。



私はおとなしくも無く学校も休まずに行っていたので 原因として 思いつくのは いわゆる 嫌われるタイプだったのかなと思います。



今の言葉で言うと うざかったのかもしれないし 空気が読めない感じだったのかもしれないし 浮いていたのかもしれません。



私の母は 実は 私がまだ幼児の頃に病気で亡くなり 後妻で来た母でした。

忙しい商売を 一生懸命に手伝って働いてくれた母でしたし 遠慮もあったので 心配をかけまいと いつも元気 いつも活発を演じていました。


学校で 周りから浮いているのも 気づかないくらい
必死でした。


そんなところが原因だったかもしれません。

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いつの頃からか クラスの女の子達が よそよそしい 話しかけても 無視されるような感じがするようになりました。



「何かおかしいね」帰る道々 近所の幼なじみで同級生の鈴本ひとみさんが 言いました。




鈴本さんは 活発で背も高く、クラスのリーダー的存在のひとりです。




私も 気づいていたけれど それを認めるのが 怖くて 何事も無いようにふるまっていました。





その頃クラスの女の子達の間では アイドルグループの物まねをするのが流行っていました。


キャンディーズとフィンガー５のグループが いました。


休み時間になると 廊下で 歌い、踊り

目立っていたし 本人達も得意気だったと思います。




それまでで 自分が何をして遊んでいたか 覚えていても 他の子が何をしたかは 記憶に無いので
よっぽど まぶしくてうらやましかったのだと思います。




そのフィンガー５の スターのあきらくんの役をやっていたのが
堀川みさきさんです。


堀川みさきさんは 細身で小柄 ボーイッシｭで あきらくんの役には ぴったりです。

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いつものように

堀川みさきさん達を 見ていると 鈴本ひとみさんが 私に耳うちしました。



「ＨＳ共同組合って知ってる？」



「知らない。それなあに？」



「誰が作ったか知らないけれど６年５組の女子はみんな入っているみたい」




「Ｈは深井のＨ(みんなまだ“ふ”にはＦを使う事は知らなかった)Ｓは鈴本のＳだって」



「ふたりを仲間外れにする会だって」


「・・・・・・」

何も言えませんでした。



ただ 怖かった

泣きたかった

でも キャラでは無いし

やめてもらう方法も 戦う方法も 何もわからなかった。

子供でした。



ひとつの救いは 鈴本ひとみさんも一緒だと言う事




私達は 「ＨＳ共同組合」があるのを しりながら

毎日 学校に行きました。


学校を休む知恵もありませんでした。

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毎日 つらかった…



話しかけても 顔を見合わせ

「しらな～い」
「さあ～」
「わかんな～い」


と 言いながら離れて行ってしまいます。



塾が一緒で仲良くしていた
重田千夏さんも
幼稚園の頃からお互いの家を行き来していた金川冬代さんも
目が合うとさっとそらし
逃げるように離れて行きます。




「ＨＳ共同組合って知ってるか？」
いじわるな男子が ニヤニヤしながら
からかうように 私に言います。



ついに 男の子にも知れわたったようです。


絶望的な気持になりました。

でも
悲しい顔はしませんでした。
できませんでした。

どうして良いかわからない。

担任の大山ミサ先生にも 言いませんでした。
ミサ先生はあたたかみのある
教育熱心な先生で
私は大好きでした。

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６年生になると 子供達は男女を意識し始め 時には 対立したりします。


６年５組でも 男子と女子が徹底的に 対立した事がありました。


大山先生は 静かに 男女の違い 役割を話し 「後は 自分達で話し合いなさい」と 男子 女子を分けて 話し合いをさせました。

女子は教室の後ろに車座になり 話し合いを始めました。


子供なりに 先生の話してくださった事を理解しようと 意見を出し合いました。

話しを続けるうちに
友達とは？と言う話しに
なって行きました。


「ＨＳ共同組合」の事ではなかったけれど
私はつらくなり
こらえていた涙があふれそうになって 抱えていたひざに 顔をうずめてしまいました。


堀川みさきさんが声をかけます。
「顔あげなよ」
「わかったから」

堀川みさきさんは外見もボーイッシュですが 声も低めで小学生の女の子なのに落ち着きのある声です。


いじめている子達をいさめているように聞こえました。


これで 解放されるんだと ほっとしてうれしかった。



すぐに 第二幕がはじまるのに…

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何日経ったか 数週間だったか 記憶が定かではありませんが



ある日の休み時間に廊下に出ると 歌声が聞こえてきました。


それは フィンガー５では無く キャンディーズでもありませんでした。



近づいて見ると たくさんの女の子が 歌っています。

八人か十人でした。


ボーカルは二人

一人は 大柄な子で激しくダンスしてます。


鈴本ひとみさんでした。



足が止まりました。




歌声と映像は ４０年経った今でも 忘れません。



🎵おとこ～しだい～
恋の～チャンス～
バ バ バ バン🎵


グループは 八人か十人で 女性だけです。

アイドル系と言うより 少し大人でセクシー系のグループでした。


クラスの女の子がほとんど
参加していました。



おとなしい 佐水とめこさんも いました。

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人気があったグループでは 無いと思います。



人数が多いグループを無理矢理作ったのは 明らかでした。


でも それに気づいたのは ずっと後で 小学生だった私は ただただ疎外感と 一人ぼっちになった 悲しさでいっぱいでした。



堀川みさきさんが
シャウトするように歌うあきらくんと

鈴本ひとみさんが
大きな体で 足踏みしながら 歌う姿は今でも鮮明に覚えています。

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名前は本名ですか…？

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すみません。
ばたばたして 更新が遅くなりました。



名前は 仮名です。

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続きを 書きます。



廊下での 彼女達の歌を見て以来 私は 自分をどうやって保ったらいいか わからなくなっていました。



もし 今のように自殺と言う言葉が氾濫していたら 私もそうしていたかもしれません。


鈴本ひとみの得意気な顔と 堀川みさきさんの ニヤニヤした顔は 一生忘れる事はないでしょう。



心が壊れていく感覚がありました。



笑いたくないのに 笑っている自分がいました。




誰とも 話せないはずなのに へらへらしている 自分がいました。




笑う 泣く 怒る

どれが自分の感情かわかりませんでした。



多分 精神をおかしくしていたと思います。



堀川みさきさん

１０年程前に聞いたのは
あなたは看護師をしているとの事でしたが

最近 知ったのですが
あなたはその後 精神病の研究をされ 著書もたくさんあり 大学で 教鞭もとっておられるそうですね。




著作物を読んだわけではありませんので 詳しくは存じませんが 同級生に 読んでと宣伝しているので 知りました。

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その後 どれくらいの時間が 過ぎたのか



いつも いつも一人だったようでもあり

塾に行く時には 鈴本ひとみさんと 待ち合わせして行った事もありました。



寂しい時に 寂しい顔

辛い時に辛い顔が出来なかったと思います。

鈴本ひとみさんに
聞きたいと思いましたが
口にする事も出来ず

相変わらず
元気な自分を演じていました。



又
「共同組合」が 出来る日まで…

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ある日の 午後


６時間目の授業が終わり 帰りのホームルームでの事です。



ホームルームでは １日の出来事を 各班毎に 日誌を読み上げる事に なっていました。


１班
「今日の算数の時間はおしゃべりが多くて先生に何度も注意されました。以後気をつけます！」


２班
「今日の給食のおかずはおいしかったです！」


３班…

堀川みさきさんが 立ちます。

３班は 教壇の前 真ん中の位置です。

私５班 ３班の隣で 堀川みさきさんの席は 斜め後ろの すぐ近くの席です。


堀川みさきさんは 立ち 私は座っていたので 堀川みさきさんを見上げるような 感じでした。


堀川みさきさんが
読み上げます。

「今日、ＨＳＴＫ共同組合を作った！」


大きな声でした。

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鈴本ひとみさんの顔色が 変わりました。



私も 凍りつきました。



みんなは ざわつき

堀川みさきさんは ニヤニヤしながら 着席しました。


大山ミサ先生は 何の事やら わかりません。

子供達の楽しい 秘密の遊びと思ったようです。



新しい「ＨＳＴＫ共同組合」が 何かわかっている子達は 一様に ニヤニヤ


わからない子達は 「又作ったのかよ」と言っている子も いたと思います。



誰にかが 「Ｈは堀川みさきのＨか？」と言いました。



そうだ
私は 絶望の中で 必死に
「Ｈは堀川みさきさんだし
Ｓは砂原友彦くんだし
Ｔは千葉良美さんだし
Ｋは黒石善次くんだし」

と たまたま３班にいた子達の名前を叫び
自分に言い聞かせ…
教室中にも言い聞かせました。



堀川みさきさんは いっそうニヤニヤ・・・

私の中では 教室が ぐるぐるとまわりはじめたようです・・・


今 思えば 倒れる寸前だったのかもしれません。

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帰り道
鈴本ひとみさんが
「又… 作ったんだね… 」
力無く言いました。



「そうだね… 」
私も言いました。



それっきり何も話しませんでした。



私の頭の中では
教室での出来事が繰り返し 繰り返し映画のように 廻ってます。



堀川みさきさんの男の子のようなしぐさ…


少し乱暴に 日誌を開き 読み上げ 軽く投げるように ノートを机に放り出し 椅子を引
小柄な身体でどかっと座った… 一連の動きが今でも 手にとる様に 頭から離れてくれません。




秘密ではなくなったのです。

「ＨＳＴＫ共同組合」は
クラスの公然の事実になりました。

先生も知っていて

誰もが会員で・・・

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怖かった…


ただ 怖くて
怖くて 怖くて 怖くて…



堀川みさきさんは
なぜ ホームルームで発表したのか…


今でも わかりませんが


当時の 私は 今までとは スケールが違う 段階に 入ったのだなと言う 漠然とした
恐ろしさでいっぱいでした。



今日から ６年５組は 「ＨＳＴＫ共同組合」なんだと 思いしらせたかったのでしょうか…



あなた達の居場所は無いよと 追い詰めたかったのでしょうか…



深井もと子 鈴本ひとみ 高杉茂男 小池和隆の 四名は 堀川みさきさん達に 嫌われていると 言う事が公になりました。

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　こんばんは　

40年前の出来事とは思えないリアルさで、ドキドキしながら読んでます。　

それだけ心の傷が深かったのですね。　

その後癒される人との出会いがありましたように…。　

子供の頃いじめられた記憶はないけど、はやしたてられたりしてる人を見たことはある。
可哀相とは思ったけど、私もあんまり近づきたくなかった。


今なら全然違う感じ方、接し方もできるのに…。


その頃の未熟さを思い知らされます。　

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