加害者から逃げたいと思えるうちに逃げる

ドメスティックバイオレンスから逃げる

命の危機にあったとしても、加害者の更生や加害者に対する罪悪感があり、逃げずに甘んじて暴力を受けてしまうというところです。

さらに、一度逃げてしまったら、加害者からの暴力的な制裁があるとして、逃げることができなくなるということもあります。

また、ドメスティックバイオレンスの手段の1つに周囲の人々からの関係を断ち切られるというものがあります。親類に頼ることができない、友人に頼ることができない、このような場合は、市区町村の役場や警察、女性センターという公的な機関の他に、ドメスティックバイオレンスの相談に乗るNPO団体がありますので、積極的に利用して行くのが有効です。

逃げるメリット

離婚後の問題を考えて、逃げることができない場合、自立支援の相談センターがたくさんありますので、逃げた後にその後の状況を考えるのがいいかもしれません。

互いに距離をとって、頭を冷やす期間というのが必要になります。モラルハラスメントにて自分が無能な人物であるという洗脳を受けた場合、自立をすることが困難であると思うようになります。

このような自立支援のセンターは、ドメスティックバイオレンスの被害者が自立して生活することができるような支援を多く実施しています。

いったん、距離をとってお互いに考える期間があるということは、冷静に話し合うことができるようになる重要な期間であり、逃げることは悪いことではありません。

更生の機会

逃げるというアクションを起こした後に、加害者に対して不満があることを伝えて、冷静に話し合う機会が必要となります。

冷静に話し合うことができないような相手ならば、縁きればいいわけです。冷静に話し合い、加害者が非を認めた場合は、更生のためにカウンセリングを受けさせるのがいいでしょう。

互いに言い分があり、その落としどころが決まらない場合、調停離婚をはじめとする離婚の手続きを始めればいいのです。

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