ドメスティックバイオレンスの後遺症はこんなに残酷

子供への影響

ドメスティックバイオレンスによる後遺症に悩まされるのは、配偶者よりも子供です。

子供が目の前で、父親(母親)の暴力により母親(父親)がいたぶられたりする姿を見て育つのですから、情緒不安定となります。また自身もいつそのような暴力の被害者になるのかということに対しておびえて育つわけですから、その影響をもっとも受けてしまいます。このような子供は、人間関係を築くことが難しくなります。

そのため、不登校になってしまったり、引きこもりという、人間関係を築かず自身の殻に閉じこもったり、他者に対して攻撃的な性格となり、いじめをおこなう可能性もあります。

また、この子供が成長し、結婚をすると自身がドメスティックバイオレンスの加害者となりやすくなります。

また、モラルハラスメントのような精神的にいたぶるドメスティックバイオレンスを受けて育つ子供は、自分が無力な存在であると思い込み自信喪失状態なり、無気力な子供となります。

また、知らず知らずのうちに、相手へモラルハラスメント的な振舞いをするような、精神的に未発達な大人になりかねません。

もっとも参考にすべき親が、人間的に最低な振舞いをすると子供も似たような振舞いをします。

ドメスティックバイオレンスの後遺症

長期間ドメスティックバイオレンスの被害に遭い続けると、ストレス障害となりかねません。フラッシュバック的に暴力を振るわれた記憶がよみがえり、悩まされそれが悪夢となり不眠症となるケースもあります。

さらにドメスティックバイオレンスの加害者と同性と話すだけでパニック状態となったり、無気力になったり、自信を喪失した状態となります。

無気力くになりますので、積極的にドメスティックバイオレンスの加害者から逃げるという選択肢がなくなり、悪化するドメスティックバイオレンスを受け続けることになり、最終的には心身を壊すことになります。

モラルハラスメントを主体とするドメスティックバイオレンスの場合、加害者には全くの悪意がありませんので、なぜ配偶者の心身が壊れたのか理解することがでない可能性があります。

まとめ

ドメスティックバイオレンスは、誰にもプラスの働きを与えることができませんので、兆候があるならば、すぐに適切な相談所に相談をしましょう。

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