妊娠後期の体重増加は要注意

妊娠後期の体重増加はリスク大

妊娠後期の体重増加は妊娠中毒症、分娩時に難産になるなどリスクが大きいので注意が必要です。

目次

妊娠中毒症

妊娠後期に体重が増加すると妊娠中毒症になる恐れがあります。むくみ、高血圧、尿にタンパクなどが出るのが妊娠中毒症の症状です。妊娠中毒症は妊娠8ケ月以降に起こる確率が高く、妊娠中の女性の約1割が経験しています。 妊娠中毒症でむくみが酷くなると歩行困難になり場合によっては入院をしなくてはいけないケースも出て来ます。症状が進行することで分娩時のリスクが大きくなるので帝王切開での出産になる場合もあります。 妊娠中毒症は体重の増減に関係なく症状が起こり、極度に痩せてしまった、過度のストレス、腎臓病、高血圧症、糖尿病の持病がある、35歳以上の妊娠、15歳以下の妊娠、過去に妊娠中毒症を起こした経験がある、多胎妊娠などの場合、妊娠中毒症にかかりやすいと言われています。

胎児が圧迫される

妊娠後期に体重増加が起こることで脂肪が胎児の成長している空間を狭めてしまいます。ママが過剰に栄養摂取を行うと胎児も巨大化してしまい内臓の成長が遅れるので出産後に身体の弱い子供になる傾向があります。

骨盤が変形する

体重増加で骨盤の負担も大きくなり増加し過ぎると骨盤の歪みが大きくなってしまいます。出産後に下腹部をコルセットなどで締めるのは骨盤を正しい位置に戻すことで余分な脂肪がつかないようにする為です。これをしないと締まりのない下腹部になってしまいます。

体重が増加し過ぎると身体の動きが鈍くなります。とにかくマメに身体を動かすことと、必要以上に食事を口にしないことが大切です。

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