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総務省が「生活保護」入院患者の実態調査を厚労省に報告

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14/08/03 13:34(更新日時)

総務省は、生活保護の実態調査の結果を公表した。病院をたらい回し＝「ぐるぐる病院」といわれる、生活保護を受けている人が短期間で頻繁に入退院を繰り返すケースが見つかったとして、厚生労働省に実態把握とチェック体制の整備を勧告した。

なぜ、ぐるぐる病院にされるのかと言うと、生活保護受給者は医療費の全額が保護費から支払われるため、患者負担は無く、実質タダ!!入退院しても金銭負担は生じない。一方、病院は入院が長期化すると診療報酬が下がる仕組みで、利益が減るために病院側が転院を繰り返させた可能性がある。

総務省は生活保護の申請窓口の約１割の102カ所を調査、3年2カ月の間に34回も転院し、2012年度だけで724万円の医療扶助費がかかった例が判明。総務省は厚労省に全国的な実態調査を求めた。

厚労省では「早急に調査して件数を把握し、転院の理由を医療機関に確認する対応ルールを徹底したい」としている。

儲からない病人は退院させるシステムは、高齢者を長期入院させない理由と同じですね。