アスペルガの少年と汚い僕

１番

僕は少年時代はごくごく普通の一般的な家庭で育ってきましたが
高校生の頃に親父は会社をリストラされ働かなくなり，おかんは同じ町内会の会長さんと不倫をし親は離婚
僕と弟，妹は母がたにつくことになりました

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２番
父親がいなくなり母子家庭となり母は生活保護を申請しました
具体的な支給額は忘れましたが15万円前後だと記憶しています
さらに母の不倫相手の町内会会長さん自分で会社を経営しているのかして母を自分の会社の事務に使い，申告なしで手取り20万円……ようは生活保護合わせ毎月少なくとも30万円の収入があったわけです
そして住まいは府営団地，六畳の部屋三つに台所で家賃が22000円でした

僕は高校は育英会（就職してから現在は自分で支払い済み）加入してました

母は毎週週末は男と旅行
平日は夜中男と電話

僕は高校卒業して家をすぐに出て就職先の社宅に住みました

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3番
僕が就職した会社は建築関連です
でも「学」がない僕は当然インテリアデザイナーでもなく設計士でもなく大工見習いでした
あの世界はとくに職人ってのは給料とは言っても手取りは六万円でした
社宅だったから本当によかった（笑）

僕は社内でも最も恐れられていた阪田さんのもとで三年修業し，阪田さんが定年になりようやく社内で一人前扱いしてくれるようになりました

21歳の頃でした

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４番
それからしばらくして阪神大震災があり建築業ということもあり忙しい毎日が続きあっという間に月日がたち26歳になったころ社長から携帯に電話があり仕事終わった夜に会社に呼び戻されました
そして社長が言いました
「お前部長になれ」
と。
驚きました
そして断りました
理由は部長になれと言われた部署の人は殆どが僕より年上で社歴でも僕より先輩が殆どでした

なんとか断ったつもりでしたが結果的には部長不在の部署で僕は「部長代理」の肩書で昇進しました

その半年後に僕は高校時代の一つ年上だった女性と結婚しました

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5番
妻と結婚したとき僕は貯金が六百万ありました
社長からも「お前建築業やってんだから一軒家を持て」と言われ嫁の蓄えも考え嫁も大賛成で安いなりに一軒家を持ちました

でも二つ悩みがありました

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（主）
もうこんな時間なのでそろそろ寝ます

明日（今日ですね）も仕事がありますので夕方から夜にかけて更新します

つまらない話しかもしれませんが今後ともお付き合いくだされば幸いです

• << 8 見てまぁす兊 楽しみにしてますねｯｯ坥 明日もぉ仕事頑張ってください淼

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>> 6 うん、頑張ってやり遂げてみせて

振り返って何か見つかるといいね

☺

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>> 6 （主） もうこんな時間なのでそろそろ寝ます 明日（今日ですね）も仕事がありますので夕方から夜にかけて更新します つまらない話しかもしれま… 見てまぁす兊
楽しみにしてますねｯｯ坥


明日もぉ仕事頑張ってください淼

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（主）
7，8さんレスありがとうございます。
読んで頂いてありがとうございます
幾分仕事がありますから一定のペースで更新が難しいかも知れませんがレスしていきますのでよろしくお願いいたします珵

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6番
悩みの一つは結婚前からの話しですが不倫した揚げ句に生活保護不正を受理していた母親のことです

結婚式となれば親族のことは無視したくても無視できません
その頃，母親はまた違う男と付き合ってました
ただその男は独身でしたので不倫にはなりませんが男はとてつもない飲んだくれで収入はほとんど酒代で僕によく「お金貸してくれ」と毎月だしんしてきました
一度も返してくれたことはありません
僕は結婚してから小遣いが月に三万円で毎月その範囲で貸していました
家計を握っている嫁にはとても言えませんでした

嫁の両親は僕に凄い優しい人でした
嫁からは毎回「私の親はいろいろしてくれる。貴方の親は何？どれだけ自分の親がクズかわかる？」
言われるたびに辛く反論できませんでした

弟は僕の二つ下で弟も僕と同じく高校の時に育英会に入り学校通いながら毎日バイトで貯めたお金で高校卒業し妹を連れてアパート借りて出ていきました

母親が不正で受けた生活保護は打ち切られていました
理由は弟が市役所に行き全てを話しした為でした

僕は今でも後悔しています
僕が市役所に行くべきだったと

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7番

あとの一つの悩みは職場の事です
昇進して部長代理になったもののその部所には誰も言うこと聞いてくれません
「あの～明日残業お願いできますか？」
「今日堺市の建売の現場に柱の手直しお願いできますか？」


必ず返ってくる返事は
「なんて～？お前の言うことなんて聞けるか」

こんなやり取りがずっと続いていました

僕は耐えました
自分も役職つこうが現場に出て作業服を毎日汚して帰りました


でも今から思うと当時の僕には無意識に平気で耐えれました
なんだかんだ言ってもバブルも弾け不景気と言われつつも仕事があり年収もよく，小さいながらも20代後半で一軒家が持て自分の親はともかく嫁の親とは実の親子みたいに仲もよく…基本は僕は幸せ者だと常日頃思っていました

それは僕が30歳の頃までは

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８番

本当に全てが怖いくらい人生の壁というやつに縁がない生活でした

半年夜に学校通い建築二級も合格しました

そして………

ちょうど30歳の頃でした
確か服装からして夏でした
手直しで現場で作業していました

その日は天候が雨で現場での手直しが終わり，雨と泥に作業服を汚した僕は着替える為に現場と会社の間の位置にある自宅に戻りました

嫁は外出していたので代えの作業服がどこにあるかわからないのでタンスを開けたました

するとタンスの中には僕が着ているところを見たことがない派手な服で一式埋まってました

僕はア然としました

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9番

僕は仁王立ちで派手な衣装みたいな服を一枚一枚「なんだこれは…………ん？？？」
タンス空けた下の台に数枚写真がありました

どこかの飲み屋？
いやスナック？
でも働いて……いや…毎晩家にいる…
出かける時は聞いて知ってる限りでは習い事のジャズダンスしか……
なんかの飲み会かな……
でもそんな話し聞いてないし…
いろいろ考えたけれども僕は嫁を信じていたから不思議な程度しか思ってなかったのです

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10番

タンスの件はその夜に
「今日泥だらけになったから一度帰って着替えたんだけど沢山服持ってたんだ，あ～写真があったけど大勢で飲みに行ったの？」

「服はダンスの発表会に着て行く服であの写真は発表会の打ち上げだよ」

「あ～そうなんだ～そういえばダンスの姿みたことないから一度見せて」

と和やかに話ししていました

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11番

これもまた雨の日の出来事でした

車の運転が出来ない嫁に
「今日従姉妹とお茶飲みに行くので出かけるから会社行く時，駅まで送ってくれる？」
と言われ大阪狭山市駅まで嫁を送って出勤しました

その夕方，現場から会社帰りの運転中に嫁からメールがありました

内容は長文ですので一言一句覚えていないのですが最後の一節は今でも覚えています

【貴方に出会えてよかったです】

僕は（なんだあいつ（笑）たまたま雨だから駅送っていっただけなのに）

と照れ思いしつつメールを送り見て

【じゃあまたね，裕二炻】
その時冗談やギャグではなく本当に運転していた車が少し路肩に乗り上げてしまいました



皆さん申し遅れました
僕の名前は
草賀健司です

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（主）
すみません
もし閲覧して下さっているかたがおられたら，ちょっとだけ10分から15分ほど休憩させてください

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>> 16 はい 了解です‼

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>> 17 （主）
ありがとうございます珵
洗濯物取り込みましたので再開します濵

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12番

僕はその場で車を際に留め嫁に電話しました
嫁が電話に出ると
「裕二って誰なんだ！！」
「…………」
「今から帰る，悪いが義お母さんには言う」
「興信所でかなんかで調べたの？」
「俺は自分の目と耳で核心持つまで他人に何か吹き込まれたとしても影で調べる趣味はない，お前自分の携帯よく見てみろ，送り先間違えてるぞ」

「…………」

そして嫁への電話を切りすぐにお義母さんに電話しました

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12番

嫁の実家に電話しました
「あら，健司くんどうしたの？」

「実は〇〇〇〇〇〇〇」

「本当にごめんなさい！今夜ここで話ししない？私たちはこの家留守にしておくから，ここで二人で話ししたほうが……そしてこれからどうするのかは私達は一切口出さないから…そして申し訳ないけど健司君が話しあいしてから離婚を決心するまでお父さんにはしばらく伏せていてもいい？」

と言われました

僕は賛成しました
賛成した理由は二つありました

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13番

賛成した理由の二つ

一つは嫁実家での嫁と二人だけでの話しあいと言うのは，もし自分達の家で話しあいしたとしても当時の僕は感情が高ぶりすぎで嫁に何をしでかすかわからない
でも嫁の実家だと人の家ということで感情高ぶったとしても行き着くとこまではいかないと思ったこと


二つ目のお義父さんにはっきりするまで伏せておくというのは
お義父さんはその時期体調の具合が良くなく病院通いしていたこと
今は自分の中で今後どうするかはっきりしていないこと
お義父さんは僕や嫁が幼い時代に人に騙され保証人になり借金地獄のなか泥水すすってでも努力し責任持って家族を守り抜いた経験をされたこと
家庭を放棄した父親を持った僕にとっては義理の父親でもあり家庭を持った同じ立場として尊敬にあたる人であったこと
だから余計に還暦前後の体調悪いお義父さんには今は伏せておこうと思いました

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14番

実家に行きました

嫁両親は言ってくれたように留守にしてくれてました

家に入ると妻がそこにいました
正座してました
僕は妻の前に座り初めて…初めて女性に手を出してしまいました

平手打ちを一発

嫁は頬を押さえ下を向いていました

※ここでお詫びしておきます
もしこのスレを見て下さっている人の中で男性に暴力を受けたことのあるかた嫌な事を思い出されたり不愉快になられたかたがおられましたら深くお詫びいたします

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15番

僕は自分の携帯を取り出し
「お前が間違えて俺に送ったメール，今ここで言って見ろ」

「……」

「ほら，なら俺が読もうか」

「やめて…」

「何故不倫をした？夫婦間の喧嘩やいざこざにどちらかが全て悪いってことはないことはわかる。だから理由を聞かせてくれ。こういうところがついていけなくて不倫をしたんだと」

「その人は同じダンス教室の生徒…ダンスという共通の話題があってダンスの話しをしているうちに…」

「寝たのか？」

「二回…」

「今，男の電話番号教えろ，電話する」

「やめて，それだけは」

「お前はよくもまぁそんなことを」

「私はその人に独身だと嘘ついていた」

「お前はまわりを騙してまで…なら自分で今俺の目の前でそいつに電話しろ，結婚していることなど俺の目の前で言え」

そして僕の目の前で嫁は男に電話して話ししました

それからやり取り会話しました

印象に残っていたのが
「どうせ私は鬼畜だから親や貴方に捨てられても覚悟している」
と

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僕は惨めでした
不倫をされたからではなく追求している自分の姿を振り返ると惨めでした
嫁から何を聞いたところで本当に男が嫁を独身だと思っていたのか

僕は明日休みということもあり
「お前は今日ここに残れ，俺は帰る。明日一日今後のこと考えさせてくれ」

といい帰りました

翌日いろいろと考えました
僕の結論は
【もう一度やり直してみよう】

自分はよく考えるといくら仕事が忙しいとはいえ不倫をしていたのに気付かない（レスし忘れましたが不倫交際期間一年二ヶ月）
ダンス発表会も行ったことはない
どんなところで練習しているかもわからない
この前みたいにタンス開けるまで嫁が持っていた服すら知らなかった
俺は嫁とコミュニケーション忙しい中でもとれていると自分で錯覚していたのかもしれない
お義母さんも今回の件は知っている
離婚はいつでもできる
でも自分も出来るかぎりのことはしよう
そして最終結果はそれからにしようと結論を出した…つもりでした…

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16番

僕はまずお義母さんに手紙を書きました

不倫がわかった直後になりふり構わずお義母さんに電話したこと
お義父さんを尊敬していること
支えたお義母さんも尊敬していること
だから今回の件があっても嫁両親に一片の恨みや腹立つ気持ちは僕にはないこと
そして今はとりあえずやり直してみよう

そんな手紙でした

後でわかったことですが義母さんは泣きながら嫁に平手打ちをしたらしいです

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17番

とりあえず形上もとに戻った…つもりでしたが僕が今度は今までに有り得ない異常な行動が現れるようになりました

携帯電話がトラウマになり自分の携帯を解約しました
そして嫁も承諾して自分の携帯を解約したのです


それから
嫁が風呂に入ったり留守しているとき家捜しみたいなことをしてしまう僕

嫁の使う食器に盛られたおかずが食べられない

同じベットに寝られない

だから嫁と夜の生活も全く受け付けられない体になってしまったこと

これではいけないと思い悩む一方，僕が会社をクビになる日が一日一日と迫ってきたのです

クーデター未遂事件がきたのです

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18番

僕は当時勤めていた会社に同期入社した高校時代からの友人である田中（仮名）がいました
高校の頃クラブが同じ拳法部で仲がよかったのです

常日頃コンビみたいで僕はどちらかというと家庭環境の憂さ晴らしにやんちゃで田中は優等生的，人望も厚いやつでした

そんな田中と同じ会社に就職しました
田中は営業でしたが社内で上司を抜く優秀な営業成績を収めていたのです

ある日，田中と仕事帰りに居酒屋に誘われてある一言を僕に言いました

「俺は自分の得意先を引っ張り独立するで」

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19番

僕は驚きました
田中は僕より先に結婚していて一軒家と二人の娘と息子に可愛い奥さんがいて今の時代にそんな…と思いました

窘めましたが田中の決心は相当なものでした
そして
「社内で賛同してくれる人が何人かいる，お前の部署にもだ，草賀…お前も来ないか？」
と言われましたが僕は断りました
でも
「今の得意先を引っ張ったり社員の引き抜きに手伝いはしないが他の相談には乗る」
と言いました

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20番

そしていろいろと話しした結果僕が聞いたのは僕の部署では四人（19から23歳）と七ヶ月後で退社独立するということでした

僕は立場的に自分の部下には説得をしました
でも若いせいか僕が嫌われていたのか聞く耳を持ってくれませんでした

その二週間程先に会社に出勤すると偉い騒ぎになっていました
突然田中だけ先に会社へ辞表を提出したのです

僕は社長に呼び出されました
社長室には社長と田中が座っていました
社長から
「田中が今辞表を提出したのだがお前は知っていたのか？」
「はい」
「社員を引き抜く話しもか？」
「はい，ですが立場上彼らには説得はしました」
「田中の話しだとお前が仲がいい取引先まで引き抜く話しがあるらしいが」
「具体的にどこの取引先かは把握していませんが…」

すると田中は
「社長，僕は会社に不満があるんです。なんで社長の義理の弟だからと言って仕事も出来ない人の下で俺が使われないといけないんですか！だから退社して取引先から社員を引き抜く行為は悪いとは思いません」

そして社長は田中の辞表を受理しました

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21番

田中の退社騒ぎの数日後田中に呼び出されました

「俺なんか怖くなってきた」

「しかたないだろ，辞表も出したんだし」

「なぁ…俺，社長に頼んでみようかな…辞表を取り消してほしいって」

「お前！もうすでに社長は社員の誰を引き抜いてお前についてくるやつがいるか名前もわかってんだぞ！そいつらはどうなるんだ！」

「皆，まだ若い。今なら社長も許してくれるかも知れない」

「なぁ…もう一度聞くけど奥さんは本当に理解してるのか？」

「実は嫁には黙っていた」

「はぁ！！？なんで！？普通こんな話し奥さんに相談して決めるだろ！」

「俺，離婚したかった。急に会社退社して独立すると知ったら反対するのはわかっている。反対されるのを理由に離婚したかった」

「お前はそんなことの為に引き抜きまでして独立を」

「あと黙っていたけど会社の金を横領した…」

「どうやって！！！？」

「会社がストックしている建築資材を横流しして金を貰っていた。横流しした相手はお前の担当の取引先だ。」

「今から社長に二人で会おう。全てを話せ」

と言い社長と僕と田中と三人で話しすることになりました

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22番

田中は全てを話し横領したお金を返しました

社長は

「わかった。全てを話してくれたお前の今の気持ちが本心だと思う。辞表は撤回する」

複雑な心境でしたが安心しました
でも社長から次に出た言葉が
「だが草賀には失望した。もしこのまま退職者が続出したらどうなるか，お前はわかっていた癖に説得しても説得に応じた社員がいなかった結果を出した。お前すぐに引継用意するから役職を取り上げる」
と言われました

嬉しい話しではありません
でも言われるとそうかも知れません
これで白紙になるなら…今までみたいに会社泊まり込むこともなくなる。嫁とも時間が取れる

僕は逆に安堵感さえありました

その夜田中から電話がありました

とりあえずがんばろうと言っているうちに
電話の先にカチッカチッて音がしたので気になり
「なぁ，この音ライター？お前禁煙してなかった？」
「今日から吸い出してん，なぁお前のこと俺に任せてくれないか？」
「どういう意味？」
「まぁ任せろ」
突然電話が切れました

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23番

携帯が電池切れました
会社支給の携帯なので普段は切れたらすぐ仕事の事も考え
【必ず充電して電源を入れ直す】
のですがその日は疲れそのまま寝てしまいました
翌日会社に来てみるといつまでたっても田中は出社しません

何回も携帯に電話するのですがコールは鳴るのですがなかなか田中はでません

なぜか胸騒ぎしました

昼に田中の家に行ってみることにしました

その途中に会社から電話がありました
妹から電話がありました
折り返し電話をしてほしいとのことでした
妹に電話しました
「お兄ちゃん！！？田中さん会社に今いるよね！いるよね！！？」

田中と妹は学生の頃から家に来たり僕の結婚式でも話ししたりして顔見知りでした
今現在でも妹に
「なんであの電話の時，お兄ちゃんあんな言葉が出たの？」
と聞かれます

「お兄ちゃん！！？田中さん会社に今いるよね！いるよね！！？」

覇気のない声で
「田中がどうした？あいつ死んだのか？」

何故か死んだと思いましたが妹の次に出た言葉は想像できない言葉でした


「違う！人を殺したって！！！」

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（主）
もうこんな時間です
レス下さった三人のかたありがとうございます珵
僕は土曜日も仕事なのでまた夜に更新していきますので珵



【読んで下さったかたへ】

文章が下手くそで理解しにくいかと思います
申し訳ありません珵

ひょっとして「なんだ？タイトルとこの内容，関係ないじゃん」と思っているかたもおられるのではないかと思いますがゆっくり待ってて下さればと思います

あと今後今みたいに有りのまま書けば多少ひょっとして過激な表現があるかも知れません
僕は学力や文章力がいまいちですがなるべく抑えた表現にするよう努力します。また普段では有り得ないと思うことも数回は思われるかたもいますといるかとは思いますが有りのままの事実なのでご理解頂きたく思います

では僕はそろそろ寝ます
皆さんおやすみなさい溿

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（主）

今仕事より帰りました焄
ご飯を食べてからレスしていきますのであと少しお待ち下さい淸

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>> 34 はつﾚｽです❤!

楽しみ(❓)に待っております☺毎日お仕事お疲れ様です🐤!

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>> 35 （主）

ありがとうございます珵
その言葉光栄に思いつつ…今からレスします溿

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24番

「頭が真っ白になる」
というのはこういうことを言うのだな…と今でも思うくらい妹の言葉に衝撃を受けました

赤信号の時，車の中で妹から田中が人を殺したことをことを知り青信号になっても身体全体が動かず当然車を発進できず後ろからクラクション鳴らされても，まず自分の足のふくらはぎの部分が動かないし震えが伝わります

頭が呆然というのを色で例えるとまさしく白いわけです

僕は田中の自宅に行くのをやめ会社にも戻らずやっとの思いで自宅に戻り机にただただ呆然と座っていました

おそらく会社にはなんらかの形で殺人事件の連絡があったのでしょう

部下が自宅まできて
「今日は仕事のことは任せて落ち着いて下さい」
と言ってくれました

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25番

僕が呆然として自宅部屋にいたときテレビが視界に入りました

妻は【外出】していました

僕はすぐにテレビのコンセントが外れているか確認しました

外れていました

するとテレビ事態が怖くなりました

コンセント外れているのに突然テレビが映るのではないか？と

普通小学生でもわかることなのに…


そして僕はまた家を飛び出しました

そして…会社には連絡して無理矢理休暇をとり嫁に電話しました
「一週間かかるかも知れないが一人にしてほしい」

嫁は
「一週間ゆっくり落ち着いて」

と言ってくれて電話を切り宛もなくただ車を走らせていました

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26番

一週間の間に兵庫県の神戸から京都，そして和歌山…車で徘徊していました

その間，会社の仲良しだった人からも心配してくれて電話もくれました

その徘徊していた一週間の間のある日ふと…
（そういえば仕入先の住設機器のメーカーの新崎さんと田中とは家族くるみの付き合いしていた…新崎さんは何か田中の件で俺の知らない何かを知っているのかも知れない）
と思い新崎さんに電話してみました

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27番

「もしもし…草賀です」

「草賀さん…田中さんがあんなことになって…しかも全く面識のない人に殺人だなんて…」

「新崎さん…俺は怖くて新聞も見ていない。記事にはなんて書いてあったの？」

「横領をしてしまった罪悪感から自殺をしたいと思っていた。でも自殺が出来ずその時通り掛かりの人を…刑務所に入りたかったって書いてました」

「じゃあ殺されて亡くなった人は全く知らない人…新崎さん，ここ最近田中と飲みに言ったりなかった？」

「実は事件の二日前に僕の家に田中さんを招待したんです」

「その時あいつなんか言ってた？」

「僕も思い出すけどこれと言ったことは…ただ田中さんが突然「新崎さん俺に彼女いたら驚く？」と聞かれたけどすぐに「冗談冗談」と笑って話ししていたくらいで…」

「そっかぁ」

その時は何もわからず電話を切りました

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28番

それから２時間もしないうちに携帯に一本の見慣れない電話の着信がありました

会社の携帯だからしかたないと思い電話に出ると会社のパート事務員の女性からでした

僕は
「田中があんなことになったけど…」
と言って彼女から
「私…田中さんとは何回か仕事終わってから会ってたんです」

僕はすぐに思いました
田中が新崎さんに言ってたことは冗談ではなかったんだ
付き合っている彼女は多分この事務員だろうと

僕はそれからすぐに彼女の家に行きました
彼女は子供はいませんが既に結婚していました

彼女の家に着いて目の中に入った光景は嵐が去った後のような足の踏み場もない荒れた部屋でした

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（主）
昨日は気がついたら深い眠りに入ってました炅
用事すませて後ほど再開します珵

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29番

「な…何この部屋…」

「旦那が暴れて…」

「旦那は？」

「暴れた後で飛び出して…」

「俺，お前からの電話でピンときたんだけど田中と不倫していたんだな」

「はい…」

「田中があんな事件起こしてしまったしお前自分から旦那に不倫していたこと言ったの？」

「いえ…警察から家に電話があったんです，たまたま旦那が電話に出て（なんでうちの家内だけが警察まで話し受けなくてはいけないんですか）と聞いたみたいで警察が旦那に（奥さん田中容疑者と深い関係があるみたいなので）と言われたみたいで…」

僕は人の不倫にそれどころではなかった
聞きたいことはただ一点だけでした

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30番

彼女にいろいろと聞きわかったこと

田中と彼女とは事件を起こす一年前から不倫関係にあった

田中は会社独立するのと同時に離婚を…彼女もまた今の旦那と離婚するつもりで二人で約束をし一緒に暮らすつもりでいたこと

田中が初めて僕に独立を打ち明けた時期彼女から田中へ【私はやっぱり旦那と離婚するのは難しい】と言ってたこと

それを聞いた田中は無理に独立話しを進める一方で彼女にストーカーや嫌がらせ行為をしたこと

等がわかりました

僕はそれを聞き彼女に「君にアドバイスはできないけど警察に行った後からこの先どんなことになるかわからないけど自分のした行為のツケだと思って…とにかくこれからは馬鹿なことはしてはいけない」

と言い出て行きました

数年後にわかったことですがこの夫妻は結局離婚をし彼女の実家の個人でやっていた飲食店を売り払いその一部のお金を旦那への慰謝料として渡したみたいです

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31番

僕は一週間たち会社に戻りました

社長と二人で話ししました
社長は
「警察にいろいろと田中の勤務態度や素行をいろいろ聞かれたよ。その後新聞社もきて（ここの会社は社員を犯罪者に追い込むくらい怖い会社なのか？）と聞かれたよ。警察がお前捜しているから明日にでも行ったほうがいい」

「はい。警察に電話して富田林警察行ってきます」

と言いました。

その後警察に電話して指定された日に警察に行きました

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毎回楽しみにしています…

という表現があってるのかどうか…

興味深く読ませて頂いています。

お仕事もあり、大変だとは存じ上げますが、頑張ってください。

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>> 46 （主）
レスありがとうございます珵
そう言って頂けると嬉しいです

小説でなく事実を掲載しています
僕がこの掲示板で伝えたいこと最後に語らせて頂きます。賛否両論あるかっは思いますが，かけらでもわかって貰えたら嬉しいと思ってます珵

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32番

僕は富田林警察に行き担当刑事と会いました
そして取調室みたいな部屋に入りました

「やっと会えたわ～あんた事件の後で一週間も姿消したから大変やったわ」

「すみません」

「で，早速なんやけど田中とは高校の頃から友達なんだって。田中は学生の頃どんな人物やった？」

「とくに…普通に…クラブも一緒でしたが普通の学生でした」

「ん～実は皆そういうから困ってんや。一度でもいいからキレて喧嘩したり人を殴った事実がほしいんや」

「あれば答えます。ただ本当に田中が人と殴り合いの喧嘩どころか指一本危害加えた姿も見たことありません」

「草賀君，田中がどんな殺害したか知っているか」

「いえ…」

「撲殺や。しかも凶器なしでな。被害者の頭から脳みそ出ていてな，俺は刑事してこんな残酷な現場初めてや。あっ…」

と言いつつ一瞬犯行現場の写真が貼ったファイルをまるで見せつけるような感じで落としたふりをしたような感じで僕の視界に飛び込んできました

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33番

僕は
「す…すみません…トイレ行っていいですか？」

と言いトイレで嘔吐してしまいました
血の海でした
そして血の海の中に肉らしきものが見えてしまったのです

それから刑事さんとの話しが再開しました

「田中は拳法はどんな腕前や」

「四段です」

「大会の成績は？」

「あの…拳法していた頃は喧嘩なんて禁止されてい……」

「聞かれたことだけ答えろや！！！耳聞こえんのか！！！」

「すみません」

なんか僕も容疑者みたいな………

「草賀君，事件の前に田中を罵ったらしいな」

「えっ！？罵った覚えはありませんよ」

「田中に対して妬みはなかったの？例えば，同い年でかたや独立，結婚しているのに不倫するくらい女にモテるしな。男たるもの一度は経験したいやろ。だから妬みもあり田中を追い詰めたんじゃないか？」

「僕は田中の独立話しの誘いは断ってます。不倫話しも僕が知ったの最近，事件後です」

「田中の携帯発信記録見て，事件を起こしたのは早朝のこのあたり。その前の６時間前から早朝まで見てみ」


衝撃が走りました

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34番

23時2分草賀
23時6分草賀
23時10分草賀
23時14分草賀
23時19分草賀
23時……………………………………………………………


「事件を起こす前に君に97回も電話かけてたんや。最初の電話だけは会話してるな。だけどそれ以降は君電話に出てないな」

「一回目の電話の時に途中携帯の電池がキレて明日どうせ会社で会うと思ってたし。独立の件やらで凄く疲れ田中と話す気にならなくて…そのまま充電せずに寝てしまいました」



結局僕はほぼ一日富田林警察でいろいろと聞かれました

帰り僕は
あの時なんで携帯を充電し田中と話ししてやることが出来なかったんだろう……俺が田中を追い詰めた…あの時電話に出ていたら田中の手によって関係ない人を亡くすことはなかったのかも知れない……
俺も加害者だ……

とそれは今でも思うのです

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