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盲導犬廃止を主張したデヴィ夫人

No.83　14/09/09 23:03
匿名 ( UMP01b ) あ+あ-

産まれた仔犬は、識別用のリボンを、それぞれ色違いでつけられます

パピーウォーカーに引き取られ、そこで名前を授かります

それから一年間、基本的な躾をしながらも、人との信頼関係を築きながら育てます
(シット、ダウン、ヒール、シート、テイク、アウト等の用語も含む)

訓練所に戻り、訓練所で基本的な躾を受けます

適正検査を受け、合格した犬が盲導犬として認められます

アイメイトと面談し、訓練施設内で一定期間、生活を共にしながら信頼関係を築いたり、適正を見ます

問題がなければ卒業し、アイメイトとの自宅での生活が始まります。

盲導犬になる為の躾は、産まれた時からというよりは、躾が可能な時期になったらすぐに始まります。
なので、犬にとってはそれが《当たり前》の事になります。

盲導犬廃止賛成派の方々は、白杖(はくじょう)で歩いてる方に対して、何かしら手を差し伸べた事がありますか？

アイマスクをして歩いた(過ごした)事がありますか？

盲導犬は、アイメイトと歩く事を《仕事》としているのではなく《好きだから》アイメイトと歩いています。

それは、尻尾を見れば一目瞭然です。

デヴィ夫人の発言は知りませんでしたが、盲導犬を廃止すれば、目の見えない方々の行動範囲を狭めるだけで、杖を改良したところで改善もされません。

また、杖で歩けるなら盲導犬は要らないみたいな発言をされた方もいましたが、杖で歩いてる方は、それしか策がないから杖で歩いてるだけです。

中には必要としない方もいるかと思いますが、多くの方は盲導犬を必要としています。

理由は二つです。

盲導犬の貸与年齢が18歳以上である事と、目の見えない人の数に対して、盲導犬の数が極端に少ない事。

あと、角膜手術にしても、ドナー数も少なく、登録してからどれだけ待たされるか。

廃止賛成派の方は、盲導犬や目の見えない方々に対しての理解力を、もう少し身に付けた方がよろしいかと。