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元旦勤行について

No.100　16/01/20 12:54
名無し1 あ+あ-

信心しているのに何故と思ってしまう事もありますが、法華経を信じるならば疑う心を起こさず、常日頃から精進する方法しかないです。

何故に自分だけと思わず、自分自身だからこそ、この困難にぶち当たったと思って乗り越えられる様に努力しなければ、報われない。

それが法華経です。

他力本願の南無阿弥陀仏とは違うところ。

報恩感謝に通じる様になります。

難にぶち当たって信心すると余計に悪くなったと錯覚してしまい、離れると楽になると思われてしまう傾向にあり、この信心は間違っているとされる。

日蓮もまたその事について過去世の罪が今世で軽く受けて消せる事を説いていますし、大難は喜ぶ出来事であります。

大悪来たれば、大善来ると言われています。

例えば甘い旨いは苦い不味いがあるから甘いもあるし、旨いもある。

旨い食べ物は一時の幸せを感じる事が出来るのは、不味い食べ物を知っているから起きる感覚。
大難や大悪はそれの因となり縁となり、乗り越えられた時は大歓喜となり、如何に今までが甘い考えであるかを知ることも出来る。

知らないからこそ、知って欲しいとの御本尊の願いであると確信する事が必要。

決して諦めず、最後までチャレンジしていく事が必要であり、もしも、疑いこの信心からかけ離れたとして精神的に楽になって、たとえ難が消えても達成感は味わないで終わるだけ。

何も得る事はなく、ただ辞めたから良くなったんだと錯覚するだけ。

良くなったのではなく、本尊自体がその人を見捨てた証。

文証、理証、現証とありますが、現証ほど確かな事はありません。

日蓮もこの法華経を信じるならばとても不幸な事だと諦めて励む様にと指南されています。

法華経は不幸になる事が必要不可欠であり、乗り越えた者だけが、本当の確信を得る事になります。

反対に諦めて離れていけば、確かに楽にはなりますが、ただ得るものはそれだけです。

寧ろ、本尊に逆恨みする人もいるでしょう。

苦味から旨味に変える信心と思えば理解しやすいかも知れないです。

信心をもって何も起きなければ、法華経の資格はありません。

難がある事、何が起きても信心を貫き通す事、御本尊を守る事。

この３つです。